茶髪でピアスの男の子に股旅演歌を歌わせる。「大当たりするか大コケするかのどっちか」という大博打に出た長良会長とコロムビアは、まだ勝利が確実なものとは言えない6月に、早くもミニアルバム「股旅演歌名曲選」を出しました。
6曲のうちオリジナルは1曲、5曲はカバー曲です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCP-30920.html
「箱根八里の半次郎〜風雲編〜」は、メロディーとアレンジはオリジナル曲そのまま。歌詞だけが松井先生のまったく新しい書き下ろしになりました。「股旅ものなら松井先生に」と言われた言葉遊びの達人の先生が、存分に筆を振るって東海道を行く渡世人の姿を描いてくださいました。https://www.joysound.com/web/search/song/25223
「廻し(まわし)合羽も三年がらす」から「いつか流れて ひと昔」へ。
半次郎さん、親不孝の倍返しも出来ないまま、股旅暮らしが10年経ってしまったんですね。片手拝みをしたのは駿河の久能山東照宮でしょうか。
この曲もなかなか生で聴く機会はありませんが、2015年のスペシャルコンサート、Kiinaのこの時の年齢と同じ38曲を歌ってくれた特別なコンサートで、「箱根八里の半次郎」に続けて「〜風雲編〜」を歌ってくれましたね。
久しぶりにDVDを観たら、大ぶりの菊をあしらった紫の着流しで歌った「〜風雲編〜」が、とても大人っぽくて色っぽくて、ふるいつきたくなるほどのいい男っぷりでした。
めったにステージで歌わないので、西さんのイントロナレーションもレアものです(*^o^*)