スポーツ報知「氷川きよし『27歳w』の誕生日迎える『愛と平和 希望と勇気を持ち歌い続けます』」
https://hochi.news/articles/20240906-OHT1T51215.html?page=1
短い記事ですが、少なくとも間違いは書いていないので。
KIINA.のインスタを見て「黒のドレス」と書いたメディアが幾つか見受けられますが、大阪でKIINA.はドレスは着ていません。あれはパンツです。
キイナメールにあったKIINA.からのメッセージ。
「"氷川きよし号”という船にKIINAというアイデンティティを持ちながら」
この言葉が全てを語っていると思いました。
「『氷川きよしを辞める』ことを辞める」という結論を出すために、KIINA.が自分自身で納得してその道を選ぶために、色んな国を回って色んな人と会いじっくり考える1年8か月という時間が必要だったのでしょう。
世界的な音楽界の流れを考えれば、「KIINA.」に振り切ってポップス歌手一本で進んでいくのが、本当は正しい道なのかもしれません。
でも、「誰のために、何のために自分は歌うのか」を考えた先にあったのは「KIINA.というアイデンティティが動かす"氷川きよし号"」という、振り切るよりもっとずっと困難な道だったのではないのかな?と。
この先KIINA.がこれまでどおり氷川きよしとして演歌や歌謡曲も歌ってくれたとしても、それは、KIINA.が23年間葛藤し続けてきた「お客さまが求める氷川きよし像を演じる」こととは、全く違う意味を持っているのだと私は思っています。