湯川先生が主催者のおひとりに名前を連ねていおいでの「第10回全音楽界による音楽会」に参加してきました。
Kiinaは2017年の第5回からご出演。去年は声帯ポリープ手術のために急遽欠席。今年のコンサートには初めからお名前がありませんでしたが、毎年ご一緒しているくるみさんと「行きましょうね」と約束していました。
活動をお休みしていなければ、Kiinaは絶対に出ていたはずという確信があったのと、震災の遺児たちに進学のサポートをするというこのチャリティーの趣旨が、貧しい中で東京の私大に進学させてもらったことを何より両親に感謝している私には心底共鳴できることだったので。
ただし、Kiinaが出るのと出ないのとではチケット獲得にかける気合いが違いますσ(^_^;)。今回初めて2階席になりました。
このコンサートは、チケットは無料。入場時に1万円以上(上限は問いません)を寄付するシステムで、会場入り口に代表の方々がバケツを持ってお迎えしてくださいます。今年は林真理子さん、アナウンサーの安藤優子さん、三枝成彰先生、山田美保子さんなど6人の方が並んでらっしゃいました。
私は真っ直ぐに美保子さんの所へ。ニコニコ迎えてくださった美保子さんと「Kiinaを応援していきましょうね〜♬」と固く約束しました。
本当は林さんにも安藤さんにも三枝先生にも、並んでらっしゃった全員の方にご挨拶したかったのですが、あいにく1万円札を6枚持っていませんでしたσ^_^;
右端から林真理子さん、安藤優子さん、三枝先生、ブルーの服が山田美保子さんです。
コンサートは本当に素晴らしかったです。特にクラシックは、世界的に活躍されている錚々たる演奏家の方々が、チャリティーに賛同して心のこもった演奏を披露してくださいました。
2階レフト席しか取れなかったのが怪我の功名で、横山幸雄さんや仲道郁代さんの神技のような指運びに目が釘付けになりました。大谷康子さんの「ツィゴイネルワイゼン」も感動的でした。
坂本冬美さんは、オーケストラがパッヘルベルのカノンを延々演奏する中で「大阪で生まれた女」を歌われました。マーメイドラインのドレス姿も美しかったです。挙げていくとキリがない…
くるみさんと「これで1万円では申し訳ないね」と何度もささやき合いつつ、「来年は1階センター席でKiinaの歌を聴きましょうね!」と誓ったのでした。
ホールは2階奥までほぼ満席でした。集まった寄付金も昨年より150万円多かったそうです。
「素晴らしいホールと聞いていたので一度来てみたかった」と、地方のKii友さんが泊まりがけで参加されました。音の響きはいかがだったでしょうか。
オープニングとエンディングでご挨拶に立たれた湯川先生は、今日も溌剌としてらっしゃって、とてもお若かったです。