今日は環状線に乗って
降りた駅は
そこから
大阪城を右手に坂道をとぼとぼ
行ったところに目的地があります。
とある高齢者が集う場所に出向いて「文章表現を楽しむ科」で勉強中です
今日のテ-マは「翻訳で味わう日本語」
明治期から始まる翻訳の歴史、また当たり前のように使っている「哲学」「芸術」「権利」・・・
という言葉も翻訳から生まれた言葉で、かつ西周という人物によって作られたということ、
映画などの字幕においては1秒で4字という制約の中で作品の雰囲気を損なうことなく必要な
情報を盛り込むという至難の業であること・・・等々、教えていただきました。
翻訳とは単に言葉を別の国の言語に置き換えるという表面的な行為ではなく、原語をその国の
背景を含めて読み解きさらに自国の文化や思想とすり合わせるという深遠な行為だと、言う
ことだそうです。
高齢者のいささか弱まった知的好奇心をもくすぐってくれる素晴らしい講義でした
立っている若いお嬢さんが講師、奈良女子大学から来ていただいてます。
今日はよく歩いて、また新しい知識にも巡り合えて有意義な一日でした