16/01/30 即死

今回のブログ、題名候補はいろいろあった。

「ヨン・・・・・・・ジュダイの帰還」これは秀逸だと思ったんだが

「馴染みの女」これは前振りあったから

「THE HOME」ま、まともにいけばこれかな

が、残念ながら「即死」に決定してしまった。





先週、Homeに行けばよかったと思った。金曜の夜データでは降らない感じだったけど、蓋を開ければ40センチ。現場に行かなきゃわからない、改めて感じた。だから、今週はデータ関係なく行こうと決めてた。

木曜、金曜、風が強かったらしく、第3や第4は運休してた。金曜の夜、雪雲はない。ちょっと悩んだけど、行くよ！ リフトチケットのチャージも確認したいしね。

フローター、マジック、6時半、ソロ。


道中快晴！ 尻別岳クッキリ！ 羊蹄先生もクッキリ！ 朝日を浴びた両山が同時に視界に。

今日は、これだけでも来た甲斐がある。上から羊蹄先生バッチリかも。そして、もしかしたら当たり？

板はどっちかなー。固い中で林の中とか考えると融通の利くフローターかな。

8時半にゴンドラ駅、人がいっぱい。外人ばっかつーか、日本人俺だけ。

ゴンドラ乗車、下はトラックばっか。上は、薄い。滑ってくる人は、ガリガリ。ま、そうだべな。

とりあえず、トップリフト。

快晴。そして、風リセット。YES!!! やった！ とりあえず、まんぷくコース、ノーだ。上はちょっと薄いみたい。ま、毎度の事。信じれば、斜度変わりから底つき無し

あれ？ ゲートも開いてる。悩んだけど、最初はまんぷくでしょ。

やっぱ緊張。何度でも緊張。でも、ファーストじゃないから即発進！

最初から雄叫び！ 風でカッチリ締まってる雪面。大きいパウダーターン。やっぱ、最高だ。最高にアガる。が、チョイと違和感。このコンデションなのにスピードの乗りが足りない。キャンバーのせいか、感覚がおかしいのか・・・・・

次はゲート。オープンから時間が経っているのでイキナリ院心狙い。ま、少しは残ってるだろ。


ところが、行ったらノーです。院心がノーですよ。下は抜けれるだろうか。今日の下はトラックあるし、雪は締まってるから大丈夫だろうけど、一応ね。しばらく待つと人影が。オッケー。オールクリア。

まあね、言うことないさ。ここはさ、何言っても安っぽく聞こえる。一言最高だね。

次も院心。なんと、トラックは俺のだけ。ジンガイが躊躇してるので、行っていいか？確認の上いただく。直下ってオーリー、スピードついたとこで、ターン。いやー、いやー、なまらなまら。さらに加速すべく左脚荷重・・・・・

あ・・・・・




刺さった。舞った。もう一回刺さった、ブーツの中の左足に衝撃・・・「やったな。」木が迫る。避けて・・・・・態勢なおした。が、左足は違和感。多分骨折だ。ブーツ履いてるのでなんとか、滑る。コースまで戻れるか。

激痛。休み休みすすむ。パウダーのノーなら大丈夫。ボトムまでなんとか。

コースまでは到底無理だ。ヘルプを出そう。

・スキー場に電話、多分10時くらい
・場所と金額確認。最低五万円、多分そこなら五万で大丈夫との事
・待つ、ひたすら待つ
・嫁に謝りの連絡
・ジンガイしか来ない
・みんな、ok？と聞いてくる。優しい
・ものすごい青空。無風。天気が良くて良かった。
・院心ライン見える。今日はTHEだったんだな
・40分くらいでレスキュー登場、身体が冷えてきた。
・ブーツを脱ぎ、固定具装着。ブーツは思ったより痛くなく脱げた
・レスキューボートで下山。揺れる、痛い
・救急車にバトンタッチ
・約20分、病院に到着
・他にもスキー骨折の人いてレントゲン待ち
・次々スキー場から骨折が運ばれてくる
・警察から電話で事情聴取
・診察結果、踵骨折。詳しくは地元でCTとってからの判断
・ひたすら嫁を待つ
・落ち着いてきたら、激しい痛み。鎮痛剤効き目なし
・痛い。ひたすら痛い
・17時過ぎ、嫁と三男登場
・子供がいると多少気がまぎれる
・タクシーでゲレンデにもどり、五万払って板とか回収
・車で病院に戻り、保険証提示、支払い
・帰路、ひたすら痛い
・もう、何やっても痛いので、小樽から運転
・21時半帰宅
・何やっても痛い、ひたすら痛い

そんな、最高で最低な1日。
いろんな人に迷惑かけました。ごめんなさい。そして、ありがとうございます。



今回感じた事

・いっつもＨＲＮにマージンとって滑れって言ってるくせに、今回の俺、全開だった
・携帯充電は満タンで良かったが、保険証、クレカ、できれば5.6万持っとく事
・1人は特に注意が必要
・ＧＴだったら大丈夫だったのか？ 長さあるし、フラットだからスピード出るし
・痛い

全治何日かなー。ま、スノーシーズンは棒に振ったわな。
次のブログはいつ更新かな。サーフィンかな