今年も桜が見事に咲き、そうしてこれから散っていきますね。
さて、
「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき」
という歌がありますね。
(確か、伊勢物語 第82段 「渚の院」≪作者≫不明だったかな。)
意味は『『桜は惜しまれて散るからこそ素晴らしい、世に永遠なる物はない』という有名なこの和歌 。
人の命のはかなさ、また、この世の無常性を桜を譬えて、比喩しているんでしょうね。
この、『この世の無常』というところがポイント!
確か、4月10日はお釈迦様の命日だったかな?
お釈迦様は何を80年以上の生涯で諭したかというと
行きつくところは『この世に執着してはならない。譬え、肉親でも
執着してはいけない。』
『流転する世の中に執着すると、そこには苦しみが生じるから』
ということを『悟り』という名で説いているんでしょうね。
そう言えば、『この世は実際にあるようで、常に変化しており、まるで夢の様な世界であり、あの世は夢のような世界で実際には無い様で存在し続ける
世界。』これを言いかえると『この世は夢の世界であり、あの世は実存の世界』である。
ということー
別の表現をすると『色即是空・空即是四色』といことになります。
これは確か、般若心経に書かれていることと全く同じことを意味している様です。
つまり、『人間はあの世からこの世に魂修行を目的として生まれ、生老病死を経てあの世に帰って心のレベルアップを図る為に永遠に心を磨き続け、魂=人柄が段々向上していくのですよ!』というたったそれだけの人生が目的だということでしょう』。
それはさておき、はい!今日も穏やかな天気に恵まれました。
ちょっと気温が高すぎ!
でも、『一日を終えて、健やかに健やかに過ごさせて頂きありがとう!』
神仏への感謝の気持ちは大切にし、そうして一日を振り返って反省し、瞑想し眠りにつきたいものです。
その眠りは、
『明日また目が覚めて元気いっぱいの一日を過ごせるように』と
熟睡ができたらどんなにいいでしょうね!
はい、ここで動画のプレゼントです。
今日は『熟睡ができ心地よい眠りにつける様に…』との感謝の想いを込めて、皆様に指揮の動画のプレゼントを用意しましたのでご覧ください。
Mozart アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク 指揮