中津出身のサッカー選手がJ１に挑戦します

こんばんは。


新年早々、またまたトリニータネタで申し訳ないのですが・・

１月５日に、松本昌也選手が中津市長を表敬訪問したんです。
その時の写真です。



なんで彼のことを書くかというと、
松本昌也選手は中津市出身。和田小学校の出身です。

とっても優秀だったので、
中学生の時に、日本サッカー協会主導の選手育成期間JFA アカデミー福島に入団。
大分トリニータに４年間在籍して、今２１歳。

U-16、U-17、U-19の日本代表選手をつとめ、
U-17代表の時はワールドカップにも出場しました。

大分トリニータに入団して４年。
２０１６年は、サッカー選手の司令塔ナンバー、背番号１０を背負うまでに成長しました。

背番号１０は、サッカーチームでは重責の番号で、
トリニータでは、これまでずっと外国人に背負ってもらってました。
つまり、「トリニータ初の１０番を背負った日本人選手」。
それだけ将来の大分を背負う選手として期待が高かったわけですが、
今オフ、J１のジュビロ磐田に移籍が決まってしまいました。

トリサポ的にはショックでショックでたまらない出来事。
実は、1年前、当時J２だったトリニータがJ３に落ちた時、
昌也くんには上のカテゴリーのクラブからオファーがきて、サポーターたちは、彼の移籍を覚悟したんだけど、
責任感の強い彼は、条件のいいオファーを断り、一番先に大分残留を宣言してくれたんです。
「J3に落とした責任をとって、絶対1年でJ２に復帰する！」って。
本当に本当にうれしかったけど
でも、案の定、J３に落ちた選手は代表に呼ばれることはなく、
彼と一緒にかつて代表選手をつとめた選手たちは活躍して・・

だから、今回の移籍は、「もういいよ。自分のためにがんばって」って誰もが思う移籍でした。

トリニータはJ２にあがったけれど、彼が決めたのはJ１への移籍。
それなら応援するしかない。


１月５日、昌也くんが市役所にきて、
運良く会うことができて、
「1年前、大分に残ってくれて、あれでどんなに救われたか。
だから、大分のサポーターはみんな今回の移籍、納得してる。みんな応援しているよ。
日本代表になるのを楽しみにしてます。」って伝えることができました。
声震えちゃって（T＿T）

私の机の上には、トリニータのカレンダー。
１月は偶然にも昌也くんの写真が。
お願いして、トリニータ最後のサインをいただきました。

（カレンダー作成時期の都合上、写真の背番号は１４だけど）


昌也くんは中津をたち、そのまま静岡県に旅立ちました。

２０１６年には、トリニータの有料サイトで、母校の和田小学校の紹介をしてくれてました。
オフには中津の海岸線をランニングしていました。
唐揚げが大好物で、「一番好きなのは中津のフジヤ」って公言してました。

ジュビロ磐田はJ１で、すごい選手がいっぱいいます。
大分にいたころのようにはならないかもしれません。
でも今度、マリノスから中村俊輔選手が加入します。
どんどん吸収して大きくなってほしいです。

大分は田舎の貧乏クラブだけど、
J１、J２、J３を経験した選手は磐田にはいないはず。
そんな苦労もきっとなにかの糧になる。


同窓会ブログに思いっきりサポーター目線のこと書いてごめんなさい。
だけど、松本昌也選手のこと、覚えていてください。

大分トリニータでプロデビューした
西川選手も、清武選手も、金崎選手も、森重選手も今バリバリの日本代表。

昌也くんも、いつかきっと、日本代表になる。
テレビで活躍する彼が「大分県中津市出身」と紹介される日がきっと来る。
テレビで言ったりして。「中津の唐揚げが大好きです！」って。
その時、「あ。あの時、同窓会ブログで書いてた選手かあ」って思い出してくださいね＾＾



うう・・・書きながら、泣く〜〜