FENDER TWEED BASSMAN を傾けられ、かつ軽量小型で持ち運びが楽なアンプスタンドを当ブログでも紹介しました。記事名「"目から鱗"おもしろアンプスタンド紹介」
https://blog.goo.ne.jp/the_cool_beats/e/903a740595f8dd85ee92e3b81cca18da?fm=entry_awp
そこで紹介した STANDBACK(TRIAD PRODUCTS 製)という製品(写真1)、プラスティック・プレートと紐でアンプを支えるアイデアは素晴らしいのですが、アンプを一旦セッティングした位置から動かそうとすると、これがうまくいかない!動かした途端、スタンドがパタンと倒れるのです(写真2)。ステージでアンプ位置を微妙に動かしたい時ってよくありますよね。本番間際で舞い上がっている時など「シャキッとしろ」と言いたくなります。これがこの製品の欠点で不満な点でした。
まぁ、構造上しょうがないかと諦めていたところ、ネットで「TWEED BASSMAN の音をモニター」に関する記事を見て、今回紹介する ULTIMATE AMP-150 のことを知りました。ムッムッこれは救世主か・・・、例によってサウンドハウスのボタンをポチッ、早速購入し試してみましたのでご紹介しましょう。果たして不満は解消されるのか♬
写真1 小型軽量でベースマンもドンと来いの STANDBACK(TRIAD PRODUCTS製)
写真2 アンプを動かすとご覧のようにヘナヘナと倒れてしまう!根性なし、しっかりしろ!
🌏 ULTIMATE AMP-150
サウンドハウスで 2,246円(税・送料込)で購入しました。
(http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/80347/)
アンプスタンドというより、携帯型ギタースタンドのような雰囲気(写真3)。STANDBACK と比較しながら詳細を見ていきましょう。
・全長: 40cm(STANDBACK 49cm)どちらもアンプに収納可(写真4)
・重量:1,314g(STANDBACK 376g) STANDBACK の3.5 倍の重さ
・値段:2,246円(STANDBACK 8,000円以上、品薄) STANDBACK より格段に入手しやすい
写真3 ULTIMATE AMP-150 を折りたたんだ状態(40cm)、STANDBACK より 9cm(2割)程短い
写真4 二つともアンプにすっぽりと収まるコンパクトサイズ、重量は断然 STANDBACK の方が軽い
写真5 脚を広げた状態、自立して形がカチッと決まる。これが良い、これが欲しかった!
🌏 FENDER TWEED BASSMAN を載せる
何の問題もなく傾けることができました。グラグラすることもなく安定します。設置位置の微調整も簡単!アンプとスタンドを両手で押さえて簡単に動かすことが可能。STANDBACK の不満を見事に解消。う〜ン、大満足!細かい点は、以下の写真と説明をご覧下さい。
写真6 BASSMANを安定して傾けることができた。間に挟んだ木材はバックパネル保護用の自作品
写真7 後ろ脚の伸縮で傾き角度を変えられる。写真は足を最も伸ばし、アンプを一番起こした状態にしたところ
写真8 アンプは床から 10cm 程浮き上がるが、上からだと床の上で傾いているように見える。アンプ底面を支える2本のベース(16cm、ビニールクッションカバー付き)は底面奥行幅(27cm)の約60%をカバーする
写真9 アンプの2m位前に立って、顔面の位置(約160cm高)から撮った写真。アンプとほぼ真正面から向き合う状態になる。これでアンプ音をモニターできなかったらどうするって感じ!
写真10 チルトスタンドのないデラリバでもやってみた。デラリバでも大いに活用できそう
写真11 アンプのサイズに合わせて、アンプ背面を支える支柱の長さを変えられる。大きさの異なるデラリバも、ベースマンも、これで大丈夫だ!
🌏 まとめ
以上のように、ULTIMATE AMP-150 は、持ち運びのしやすさ(大きさ・重さ)、セッティングや位置微調整のしやすさ(自立型)において大変満足しました。総合的には STANDBACK 以上の期待をしています。今後はバンド練習やライブなどで使用し、実践的な使い勝手を確かめる必要があります。頭の中で、ああだ、こうだろうと推測を巡らせるのではなく、実際に使ってみて、どう納得するかということですね。しばらくは新人のAMP-150 の方を使うことにします♬