「愛と死の狭間で」
本来の計画を聞く莘月に「あの日、衛将軍は言った。権力争いが激しいゆえ、どれほど国に忠誠を尽くしても自分の家族すら守ることができぬ、だから良策はないかと」と話す九爺。辞任は陛下が許さぬから不可能だ、だが彼は死を偽装する計画も拒否したと。莘月が「なぜ黙ってたの?」と言うと、九爺は「反対するからだ」と言う。
九爺は無忌と砂漠で会った時、衛無忌から、私と莘月は一族の情と権力の板挟みになっています、今のままでは家族で平穏に過ごすことすらできない、だから辺境の地へ身を移すしかない、ただ純粋に国を守りたいだけなのに無理だ、と聞かされていた。“太平の世がくるまで、独り身で”とかつて南朝に誓っていた、宮中の権力争いから身を遠ざけ、悠都の守りに就けば莘月と穏やかに暮らせる、と。
あの日、衛無忌と九爺は議論を続けたが、無忌は最後まで死の偽装には反対していた。しかし莘月がようやく得た幸せが権力争いの中で壊されのを見たくなかった九爺は、莘月を幸せにできるのは無忌だけだと思い、無忌に恨まれるのを承知で危険だと知りながら賭けにでることにした。九爺は無忌とそっくりな羯族の囚人の遺体に処理を施し、無忌の顔にできたただれもつけ用意。本来は無忌の体に毒が回るのを待ち、2人をすり替える計画を立てていたと莘月に話す。「左遷が決まった時から計画してたのね」と莘月は言う。
「万昂も来ると知り、好機だと思った?」と言う莘月。九爺は「だが思わぬ事態が起こり、彼らの陰謀を成就させることに」と話す。
万昂から毒消しを、と言って莘月は行こうとするが、重臣を殺したと認めることになり、一族全員が罪に問われることにもなる、それに衛将軍の命を狙っていた万昂が毒消しなど持っていないと九爺たちは止める。ありかを知ってても口を割らないと。さらに、軍営にいる兵の半分は万昂の手下、強硬手段に出れば兵が反旗を翻す、面倒は避けたい、あと6日しかないのだ、と九爺は言う。
九爺は涙を流す莘月に「必ず衛将軍を治そう」と言い、部屋を用意させる。
無忌が横たわる寝台に座った莘月は、無忌を見つめながら“きっと大丈夫よ。無忌は助かるはず。私と子供を守るって言ってくれたもの。九爺様も彼を助けると約束してくれた。2人とも嘘は言わない”と思いながら涙を流す。
莘月は九爺たちが解毒薬を作る部屋へ行く。「君がここにいても、できることはない。安心しろ。解毒のために全力を尽くす。君も私の計画どおり準備を進めてくれ。彼の生死に関わらず、必ず君を朝廷の支配から脱却させる。子供のために、万一、衛将軍が死んでもしっかり生きるんだ」と話す九爺。そして九爺は「集中したいから、呼ぶまで外へ出ていてくれ」と莘月に言う。
謹言に連れられ莘月が出ていくと、九爺は石風に「残りの数日間、莘月を部屋に入れるな」と命じる。
謹言に連れてこられ、莘月は九爺たちが用意した羯族の囚人の遺体を見る。その遺体は無忌にそっくりだった。「衣を替えれば、ほぼ見分けがつかなくなる」と言う莘月に「では、あとは君に任せる」と謹言が返す。
謹言は莘月に背を向けて行こうとしたが、立ち止まると「九爺様は君のために誰にも真似できぬことをなされている」と言う。「よく分かってる。彼を失望させぬよう、指示どおりに動くわ」と言う莘月。莘月は感謝を九爺に伝えてほしいと頼む。借りを返しきれそうにないと。
毎刻、数十種類もの毒を試し続けている九爺を心配する石風。謹言はこのまま続ければ九爺が倒れてしまうと止める。しかし、やめようとしない九爺。見兼ねた謹言が「私が代わりに」と毒を飲む。苦しみながら「胸が焼けるように熱くなってきました。ですが、腹はだんだんと冷たくなっています」と言う謹言。
その後も謹言は、九爺とともに毒を飲み続ける。
雁光が止めるのも聞かず、無忌の寝所に入ってしまう万昂。莘月は「衛将軍は就寝中です。お帰りを」と言う。しかし「私を従兄上に近づけぬつもりだろうが、容体が分からず心配なのだ」と言い、万昂は引き下がらない。砂漠各地であらぬウワサが流れ出した、静養するにしても理由が必要だと。そして、万昂は「羯族に知られたら反乱につながる」と無理に寝台に近づこうとする。その行く手を片手を上げて止めた莘月は「それ以上進めば、万謙将軍の子でも許さない」と告げる。そんな莘月に「正妻でもないお前に我々が譲歩してやってるのは、従兄上がお前を愛してるからだ。だが私を阻むなら容赦せぬぞ」と万昂は言い返す。そこに司馬烈が来る。
司馬烈は陛下が衛将軍の治療のために遣わしたという、建安から来た侍医を連れていた。「拒否できるか?」と万昂は莘月に詰め寄る。
無忌を診た侍医2人は、顔を見合わせたあと「もう脈がありません。蘇生は不可能かと」と告げる。「嘘よ。そんなの信じないわ」と取り乱し、泣きながら無忌に駆け寄る莘月。
部屋を出ていく万昂はニヤリと笑う。
“無忌、必ず意識を取り戻して。私と子供を置いていかないで”と心の中で莘月は思う。
建安に戻った侍医は、無忌はすでに脈はなく蘇生できないと陛下に報告する。
無忌がわずか26歳の若さで亡くなったと知り、そちがいなくなってしまった今、誰にあとを任せれば?一体誰が朕の国を守ってくれるのだ、と絶望する陛下。
陛下は無忌の遺体を建安まで運ばせ、忠臣として手厚く葬ることにする。そして無忌の亡くなる原因となった猛毒・七日瘟の出どころを、絶対に突き止めてやると言う。
李佶の墓にもたれながら、愛する人と一緒になれた莘月に嫉妬したわ、私はただ復讐のために生きてきたんだもの、なぜ彼女だけがあんなに自由奔放に生きられるの?、私は勝ったけど愛する人はもうこの世にいない、この勝負に本当の勝者はいないのね、と秦湘はつぶやく。
建安へ戻るため、無忌の遺体の入ったひつぎと一緒に“衛無忌の霊位”を持った莘月が荷馬車に乗る。しかし本当の無忌は、解毒を急ぐ九爺と同じ部屋にいた。
毒のせいで吐血を繰り返していた九爺が、まだ毒を飲もうとし、謹言と石風が止める。「莘月さんのために毒を試しても、彼女はあなたを愛さないのですよ」と言う石風。「分かってる」とだけ言うと、九爺はそれでも無理やり毒を飲んでしまう。急いで毒消しを持ってくる謹言。しかし表情を変えた九爺は「見つけたぞ。これだ」と自分の飲んだ毒の入った器を指差す。
九爺は処方箋を石風に渡そうとするが、足が動かず倒れ込んでしまう。慌てて駆け寄る謹言と石風。足をさする九爺を見た謹言が衣の裾を上げると、九爺の足は毒を試し続けたせいで色が変わっていた。
それでも時間がないと、九爺は処方箋を探し石風に渡す。
建安へ急ぐ中、万昂が突然ここで休憩をすると言い出す。雁光と孟山は莘月を気遣い、水と食べ物を差し出すが、莘月は見向きもしない。雁光と孟山が「どうする?」と話し合っていると「お二方」と言って荷馬車から莘月が降りて来る。
莘月は2人にひざまずき「建安に戻ったら、陛下に請うてほしい。私の代わりに子を育ててくださるようにと」と頼む。そして川辺まで歩いて行き「私は愛する人を追い、この世を去ります」と言って小刀で自分の腹を刺し「あとは頼みます」と莘月は川へ身を投げてしまう。
万昂たちが建安へ向い、その場を立ち去ったあと、川から這い出て来る莘月。莘月は残されていた荷台まで来ると“慕容峰からの贈り物が再び私の手に戻り役に立ってくれるとは。慕容峰、ありがとう”と七首を見ながら思う。
無忌に解毒薬を飲ませた謹言は、九爺に「あなたの足は回復するのでしょうか?」と聞く。九爺は「足はもう死んでる。徐々に腐ってくるだろう。もう手遅れだ」と答える。解毒さえできれば問題ないと思っていた、だが連日の服毒で毒素が足に蓄積された、もう立つことはできないだろう、と。つらい気持ちで「ここまで莘月さんのために力を尽くされるとは」と言う謹言。しかし「足を犠牲にしても、莘月を幸せにできる人を救えるなら満足だ」と九爺は言う。
砂漠の衣装に着替えた莘月は、急いで九爺のいる部屋へ向かう。
莘月が部屋の前に来る頃には夜になっていた。部屋の前で「今、九爺様が解毒を」と石風が言うと、莘月はホッとし部屋へ入ろうとする。それを慌てて止める石風。中から九爺の「入ってはいけない」という声も聞こえてくる。気が散るから将軍が目覚めるまで外に、と。それでも無忌のそばについていたい莘月は部屋の中へ入ろうとするが、石風が「駄目だ」と言って入れてくれない。あまりにも皆が止めるため、かえって無忌が心配になった莘月は振り切って部屋へ入ってしまう。
九爺は自分の周りを暗くしようとしたが、あと1つロウソクが消せない。それを見た莘月が「どうしたの?」と聞くと、さっと莘月の横にきた謹言が、薬を含ませた手巾で莘月の鼻と口を覆う。振り向いた九爺を見ながら、意識を失う莘月。
無忌の隣に寝かせた莘月を見つめる九爺。九爺は出会った時や耳に薬をつけた時、笛を一緒に吹いた時の莘月を思い返す。「莘月、力になれるのも、これが最後だ。君の性格なら私の足のことを知れば、安心して衛将軍と幸せに暮らせない。きっと、そうであろう?私が望むのは砂漠の中を自由気ままに駆け回る莘月だ。決して罪悪感に縛られてほしくない」と話す九爺。
九爺は莘月の頬に手をやり、別れの口づけをする。そして泣きながら莘月の手に無忌の手を重ねると、九爺はもう一度寝台に横たわる2人を見て部屋を出ていく。
九爺は「お前ももう、独り立ちしてもいい頃だ」と言い、石風とは別れる。
目覚めた莘月は、隣で寝ている無忌を見て安心する。目をつぶり、無忌を抱き締めた莘月の頭に、ふと、薄暗い中で振り向いた九爺がよぎる。ハッとし「九爺様」と体を起こすが、部屋の中に九爺の姿はない。寝台から離れた莘月は、机の上に、九爺が書き残した“衛将軍。我々は共に願いをかなえた。白雲が流れるように、時も移り変わる。広い砂漠でお互い自由に生きるのだ。再会の約束はせぬまま別れよう”という手紙を見つける。読み終わった時、衛無忌が意識を取り戻す。
体を起こした無忌に気づき、駆け寄り抱きしめる莘月。無忌は「本当にすまない。不意の事故だった。心配させたな」と莘月に謝る。涙が止らない莘月に「私は元気だ。もう泣くな」と言う無忌。九爺のおかげだと思った無忌が「彼はどこだ?」と聞き、莘月は九爺の手紙を見せ「去ったわ。もう、いないのよ」と悲しそうに言う。手紙を読んだ無忌は「気に病むな。君を諦めなければ、彼は幸せになれない」と莘月を慰める。
馬に乗り、九爺と行動を共にしてきた謹言は、服毒のせいで体を壊していた。「九爺様、申し訳ありません。これから先はお供できません。どうか、お元気で」と言うと、謹言は背を向け九爺から離れていく。しかし、すぐに吐血し、馬から転げ落ちると、じきに亡くなってしまう。全てを馬上から見ていた九爺は激しく泣き出す。そして、近くにいた砂漠の民が目に入る。
秦湘は「莘月。まさか、あなたが私より先に逝くなんて。私はずっと復讐のためだけに生きてきた。全力を尽くしたわ。もう限界よ。決着は着いたけど私の望んだ形ではなかった。何もかも失ったわ。李佶に先立たれ、あなたも死んだ。生きていたって、もはや何の意味もないわ」と言うと“湘”と書かれた手巾を取り出す。その手巾が風で手から離れ、秦湘は飛び降りて亡くなる。
無忌と馬車に乗っていた莘月は「これからどこへ行くの?」と聞く。「まずは厚墨に子を迎えに。それから悠都に戻り、民のためだけに尽力する」と答える無忌。無忌と莘月は強く手を握る。
厚墨に子を迎えに行った莘月と衛無忌は、親子3人で馬車に乗っていた。息子が「父上、母上。あちらを見て、大きな山だよ」と言うと、無忌は「父があの山まで連れて行ってやろう」と話す。幸せそうに笑う莘月。
砂漠に座わっていた九爺は“麗しくともはかなく消える虹や月下美人。世にある美しいものは皆同じだ。だが、わずかな間でも、すばらしい感動を与えてくれるのだ”と思う。
ーおわりー
陳雁光と趙孟山には衛無忌が生きていることを教えてあげたかった。
でも、この計画を完全なものにするには、誰にも知られてはいけなかったんだよね(;_;)
そして莘月が亡くなったと見せなくてはいけないということも。
秦湘にも生きてほしかったな。
幼い息子のためにも生きててほしかった。
そして、何もなくなったのではなく、家族(兄たち)がいることに気づいてほしかった。
九爺は結局1人になってしまったけど、でも可哀想だと思うほうが可哀想なのかな?
自分を犠牲にしても1人の人を愛し、それを貫いたのだから、それが彼の幸せなんだと信じたい。
それに九爺が必死で守りたかった莘月の幸せを守り切れたのだから、よかったね、と思ってあげないと報われないとも思う。
でも、九爺が今までの莘月との思い出を振り返った時はつらかった(;△;)
切なくて悲しくて…そこに幸せがあったのに手に入れられなくて。
お別れの口づけも胸が苦しくて"(ノ_・、)"
最終話をなかなか見る気になれなかったの…。
ようやくあらすじを書き終えて、ホッとした気持ち。
最後まで読んでくださった皆さん、コメントをくれた皆さん、有り難うございました!!
みなさんのおかげで最後までドラマも楽しめたし、あらすじを書けました。
引き続き、他のあらすじを頑張りますので、よろしくお願いします(*´ー`*人)
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衛無忌・九爺・シンゲツ・・・誰の視点で物語を観るかでまったく印象が違ってきますもんね。
わたしは狼に育てられたシンゲツの自由奔放さが好きだったのに、衛無忌と結婚してからのシンゲツの狡猾さがあまり好きではありませんでした。
特に自分の子供を守る為に、別の子供を身代わりにした事・・・これはダメでしょ?あと、九爺の好意を利用したりした事もすっきりしません。
やはり都に住めば、人は変わってしまうモノなのでしょうか?残念です。
九爺はたぶん沢山の方が自業自得だと切り捨てるかも知れませんが、わたしは彼を庇いたい!
寄り添うのではなく、互いに傷つけない距離をおく愛情があってもいいのではないでしょうか?
なのに、シンゲツを失って初めてそれでは辛い事をしった九爺。出来れは一生気づかずに、穏やかに過ごしてほしかったです。
衛無忌・・・うん。一番己に素直だったね。最初から最後まで(笑)
シンゲツとの酔った勢いでの契りと、九爺への暴言(九爺より幸せだ)がなければ、心からの祝福を述べたかったです(いや、本当に)
将軍としての能力の高さも、ポイントアップ!
でも戦場以外では子供っぽいから、やっぱりちょっと苦手かも(笑)
ながながと書きましたが、やっぱりすっきりしないこのドラマ(笑)
きっとぶつぶつ言いながらも、何度も見返す事でしょう!素敵なあらすじをありがとうございました。
最後、石謹言が亡くなった直後、砂漠の民を見ていますが、あれは何を暗示するシーンなのでしょうか…胡夫人の復讐とは、何をするつもりだったんでしょうか…うーん、すっきりしない事が多くて、どなたか解る人、教えて頂けませんか?
このドラマは日本での放映を楽しみにしていたので
そのあらすじを姐姐が書いてくださって
とても嬉しかったです。
やっぱりBSで放映してくださると、みんなで
お話ししながら観れるのでより楽しそうですよねー
それぞれが自分の考えを貫いたストーリーだったのではないかと思っています。
いろいろと見所があって衣装も挿入歌も本当にステキで、
見るたびにいろいろな見方ができそうで、
BSに降りてきた時もまた見たいドラマです。
本当にお疲れさまでした!
うささん、遅ればせながらあらすじありがとうございました。
シン月と衛無忌のラブラブぷりに至るまでとしばらくは楽しくって。だから、ずっと衛無忌派でした。
九爺の報われない無償の愛について、九爺のような人もいるんだな~と思うだけで
九爺派にもなれませんでした。
石謹言も亡くなり、最後は九爺はひとりぼっちでになったけど、彼は強く生きていけるんだろうな。
本当に強い人なんでしょうね。
シン月と衛無忌の幸せも九爺のおかげなんだと分かった時点で、純粋な衛無忌派でもないなあ~と思ってしまいました。
結局、天国でも地獄でもなかったです。
私も、いろいろ疑問が残って今ひとつすっきりしませんでした。
お茶会で、狼兄さんが原因のようなお話があったように思うのですがよく分からなくて・・狼兄さんじゃなくて秦湘が全ての原因だったのかな。そうかも。違ってたらすみません。
「ろうやぼう」でまた違った胡歌さんを見たいけど、残念ながら見られないので
雲中歌、楽しみにしてます。
最後までシン月の幸せのために尽くし切った九爺。
無忌とシン月は幸せになったけれど二度と歩けなくなりずっと側にいてくれた石謹言も失って砂漠にただ一人…
確かにシン月を拒絶し続けた結果だし、シン月の幸せが自分の幸せとは言っていたけれどあまりにも虚しいような。
シン月への口づけが切ないし…
せめて石謹言が側にいてくれてたら…
シン月と衛無忌が自分たちの幸せは九爺の犠牲の上にあるともう少し感じさせてくれてたら…これだと九爺の意に反するけど、衛無忌とシン月の最後の印象が私には明る過ぎでした…
とにかくもう少し九爺に救いが欲しかったです。
衛無忌も素敵だったけど子どもっぽさが残ってたし、ど真ん中ではなかったけどやっぱり私は大人な九爺派かな(*≧∀≦*)
視聴の時期はずれてましたがうささんのあらすじのお陰でこのドラマも楽しく見ることができました。
機会があればまた見たいドラマの一つですね。
うささん、ありがとうございましたm(__)m
一度目は、九爺→衛ぶき→九爺でしたが、二度目は、衛ぶき→九爺→九爺です。身分や立ち場やライバル心があるにしても、落馬の昏睡から助けてもらい、留守中や早産後の命も助けてもらった恩人の九爺にもう少し感謝や敬う事は出来ないのか!衛府や万府は、、!と思います。
秦湘や、九爺は二人とも母親や、祖父の願望にとらわれて責任から人生に足かせがあるから幸せになれないのですね、、九爺は性格が人の為に、、が基本なのでしょうが、、。本来は砂漠の王様の血筋である九爺は砂漠で生きて行ったのでしょうか、、、。石風よ、、カムバック!たぶん大善人に気づいた砂漠の民に囲まれて穏やかに生きていってほしいです。
衛青や、霍去病の事は知っていたのでその辺りは面白かったですが、、最後はプチハッピーでした。雲中歌もみたのですが、、こちらは続編と思わず別のお話の印象でした。
遅いコメントですが、、、なぜか、BS.無料放送じゃないからですよねー