台ドラ+韓ドラで探せ!

台湾ドラマや中国ドラマ、韓国ドラマ、海外ドラマのあらすじなどが中心です。

中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第61話 あらすじ

2019年11月22日 16時10分37秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)
扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)…イーサン・ルアン
江楓(こうふう)… ガオ・ハンユー
長孫迥(ちょうそんけい)/皇帝…ワン・ジンソン



「復讐の時」


ひと気のない場所で馬から降りた平戎と徐来。徐来が「どこへ行くのです?」と聞くと、平戎は「帰る」と答える。皇城に、と。「今、帰れば自ら網にかかるようなもの。まさか他に何か計算が?」と徐来が言う。平戎は密かに調べていた、徳王の兵力の配置が最後の手だと話す。徐来が「ご英明です」と言う。「人というのは己に逃げ道を残さねば破滅への道を歩むまで」と言う平戎。徐来が「皇城に戻ったら皇帝にこう申し上げては?国のため恥を忍び、敵陣へ投じ戦法を探ったと」と提案する。

平戎は笑い「そうだ。どんな処罰を下されようと、生きていられれば最高じゃないか」と言う。そして「徐来、私が何を間違えた?私の間違いは帝王の家に生まれ、寵愛を受けられなかったことだ」と言う平戎。そんな平戎を後ろから徐来が刺してしまう。「私を恨まないでください。恨むべきは世の不公平。殿下に長く仕えたのは前途のため。殿下に大勢がなき今、私は逃げ道を探さねば。徳王が殿下は信用できぬ、逃げたら殺せと言った。私はこだわりなどなき者。立場のためなら善悪など関係ない。これもあなたの教えです」と言う徐来。平戎はその場に倒れる。


鎖で繋がれた扶揺が、あの人とは一体誰なのか皇后に尋ねる。「誰だと思う?」と言う皇后。扶揺は「まさか、あの人では。なぜ、あの人が。何のために?誰に対してこんなことを?徳王に対して?それとも、あなた?まさか無極に対して?」と混乱する。皇后は「当然、分からぬはず。全ては過去のことを1つ1つ話さねばならぬ」と言う。

「あの年、私はまだ16歳だった。でも心の中にはすでに愛する人がいた。私たちは生涯を共にしたいと思った。その方との縁談が始まろうとした時、即位したばかりの皇帝が私を娶ると言った。私は嫁ぎたくなく逃げたかった。でも私たちには大勢の親族がいる。結局、私はためらい、あの方は諦めた。でも入宮してから知った。皇帝は私のことなど興味がなかったの。皇帝の行いはすべて、私とあの方を離すためのもの。無極のためでなければ、無極がいつの日か皇帝になるためでなければ、私はすべてを捨てあの方の元へ行っていた」と話す皇后。その時「行きたいか。やつと共に悠々と過ごしたいか」と言いながら皇帝が入ってくる。


徳王は皇帝が皇后を監禁していると報告を受ける。その直後、無極が南から迫っていると聞く徳王。徳王は「申し付けろ。明日、戦闘開始と」と告げる。


軒轅暁の元へ行った徳王は「帰れ。私の使いが見送る。私はお前を裏切った。過ちを犯した者が報いを受けるのは当然だ。私はお前たちを見捨てた。これから先、償える機会はないだろう。唯一、私にできることは、今、お前を逃すこと。お前を生かすこと」と言う。「なぜ聞かないの?あの時、私と漣が突然去った理由を。その後、私がどこでどんな日々を送っていたかを」と言う軒轅暁。徳王は「私は裏切り者だ。恨んでいるだろう。お前を捜さなかったのは無情ではない。私から離れたほうがお前たちは幸せだと思った」と返す。軒轅暁が「よく言うわね。あの時、何があったかも知らずに」と言う。


皇后は「一体、どうしたいの?」と皇帝に聞く。皇帝が「無極の兵はどこへ?」と問う。慌てて「だめです。無極は皇太子、あなたの息子よ。そんなまねは許されぬ」と言う皇后。私と長孫迦の命で満足せず無極まで巻き込むつもり?あの子に過ちはないと。皇帝は座ると「お前たちに1つ話をしてやろう。今日を最後に、このことの顛末を知る者はいなくなる」と言う。

「昔、同じ母から生まれ共に育った兄弟がいた。2人は仲がよかった。弟は幼い頃から利発で誰からも好かれた。兄は口下手で若いのに年寄りじみていた。父親は息子のそんな性格を凡庸で朴訥だとした。兄は違うとも言い出せず、ただ勉学にいそしんだ。もう分かっただろう?その弟とは長孫迦。そして父から朴訥だと言われた兄が私だ。それからの日々、父は長孫迦に対する厚い信頼を隠さなかった。私を皇太子に立てると反対の声が上がった。長孫迦を皇太子に立てろと。だが父はそうしなかった」と話す皇帝。

父が自分を気にかけていたと思った皇帝だったが、先帝が皆40歳前に崩御し、偏愛する長孫迦を皇位の呪いにかけたくなかったからだと知る。扶揺が「分かっていながら、なぜ他の道を選ばずに?権力を握りたいから?」と聞く。皇帝は「考えたさ。皇位につけば天寿を全うできないだろう。だが己の命の他に、すべての者の命を握れる。お前たちの生死を支配できるのだ」と言いながら立つ。

「あなたはこんなに長い間、皇帝の座についています。短命の噂は明らかに嘘です」と言う皇后。皇帝は「嘘などではない。私が数十年をかけ呪いを破り、代償として一生の苦しみをまとった。代償などはいい。長孫氏族の子孫が永遠に呪いから逃れられるなら。私の皇位を継いでいく後継が皆、長生きできれば代償など安いものだ」と言う。「では、なぜ陛下は今、こんなことを?」と扶揺が尋ねる。皇帝が「裏切り者のせいだ。そいつは君主に辱めを受けさせた」と言って、皇后を指差す。

驚いた皇后が「あなたはずっと知っていたのですか」と言う。「皇后よ。自分の口で告げるがいい。無極は誰の子だ?」と言う皇帝。扶揺がハッとする。「それは…無極は…あの子は…」と言い、皇后は俯く。


あの年の桃の花はきれいで、漣を連れ宮中へ花を見に行った軒轅暁。その時、道に迷い、皇帝と平戎の母との会話で無極が皇帝の子ではないという秘密を知ってしまう。そして聞かれたことを知った皇帝から追われることに。森へ逃げた軒轅暁たちは、放たれた火に囲まれる。そんな軒轅暁を救ってくれたのが非煙だった。
軒轅暁は「殿主は同情で人を助けはしない。代償を求める」と徳王に話す。「代償とは?」と聞く徳王。軒轅暁は「私の寿命を奪い、意識を混沌とさせた。私は正気を失った女になった。だけど漣は…私の漣はもう見つからない」と涙を流す。

二度と娘に会えなくなり「助けを必要とした時、あなたはどこにいた?あなたたちの喜びの裏には、私たちの苦難がある。私を殺そうとしたのは、あなたの兄・長孫迥。でも本当に私を殺したのはあなた」と言う軒轅暁。徳王は「何を説明しようが無駄だ。許せなどと言わぬ。だが当時は他に選択がなかった」と言う。軒轅暁は「選択がない?初めから皇后との関係を持たなければ、すべては違った。あなたが漣を奪った。あなたを恨んでる。心の底から憎んでる」と言い返す。「それで長孫迥に利用され、私を殺しに?」と聞く徳王。

軒轅暁は「あなたの命に価値などない。長孫迥の目的はあなたに真相を告げること。私が真相を告げれば、漣の居場所を教えてくれる。それが本当かは分からないけど、娘に会えるなら何でもする」と言う。そして「長孫無極は、あなたと元清旖の実の息子」と話す軒轅暁。徳王が「何を言い出すんだ」と言う。


「無極は長孫の子孫の中で最も優秀な者。だが、あの男の血筋だ。私は君主として無極のことを好み、重視している。しかし男としては憎んでいるのだ。無極は私の後継ぎではない。無極に父上と呼ばれるたびに、私の心の中で憎しみが増す」と言う皇帝。扶揺が「無極に罪はない」と言うと、皇帝が「罪なき者はいない」と返す。長孫皇族の子孫ならば弱肉強食の道理を知らねばならぬ、血にまみれた罪は血で洗うしかない、と。

皇后が「もうやめて。長孫迦を殺す他にあなたは何を望むの」と言う皇后。皇帝は毒薬を取り出すと「飲んだ者は体も心も裂けるようにもがき苦しみ死ぬ」と言う。皇后が「なぜ無極をそんな目に?」と聞く。「お前と弟の子にどう向き合えと?」と言う皇帝。皇后は泣き崩れる。


軒轅暁が「皇后と関係を続けていたのに、自分の子だと考えなかったの?」と徳王に言う。徳王は「あり得ぬ。そんなことは決してあり得ぬ」と信じられない。「長孫迥も辛抱強いものね。この日のために長年、皇太子をかわいがって、あなたの反逆を待ち実の親子同士で一戦を交えさせる。あの女に痛みを味わわせるために」と言う軒轅暁。徳王は皇帝が20年をかけ計略をめぐらせていたと知る。

無極と戦うことを決める徳王。軒轅暁が「あなたは生き延びるために、自分の権力のために実の子まで殺すのですか」と言う。徳王は笑うと「私は今、五州天権の逆臣で殺されるべき者だ。私を殺せば無極は人心も天下も得られる。私が死ぬことで無極の後継ぎの座が守られ、長孫迥に致命的な一撃を与えられる」と話す。そして「私に野心などなかった。だが今、兄上が私をこうさせているのだ。実の息子と知った今、無極に敵対できるはずがない。皇帝につく道で無極は私の屍を超えていかねばならぬ。王座はいつも身内の血にまみれている」と徳王は言う。


「常人にはない痛みと傷をやつに味わわせる。そうだ、お前たち2人を無極は最も大切にしている。どちらか1人が自らの手でもう1人を殺せば無極はどう処するのか」と言って毒を手から落とす皇帝。出て行く皇帝に扶揺が「無極はいつでもあなたを父と思い、心から尊敬し、支持し、大切に思っていた。太淵からずっと少しも気を緩めず、期待を裏切らぬよう慎重に動いていた。あなたは無極が最も尊敬する人。今になり無極に対し自分の血筋ではないからと、こんなひどい仕打ちを?」と聞く。

皇帝は「無極はいい息子だ。私を失望させたことはない。私が無極に説く皇帝になるための教えは、今日が最後の1課だ。孤立無援になろうと、鉄のように硬い心を持ち一人で進まねばならぬ」と答える。そして「香が燃え尽きると、ここには有毒な霧が充満することになる。毒薬で相手を殺して自分が逃げるか、または2人ともここで死ぬか勝手に決めろ」と言う皇帝。


無極たちの大軍が戦場に入る。1人で勝負を担うことを決めた徳王に「かつてあなたが出征する時はいつも私が鎧を着せ帯剣を。今日、もう一度私に」と言って微笑む軒轅暁。

徳王に鎧を着せた軒轅暁は「これからは夫婦の縁を切り自分の道を選ぶ。あなたはもう誰にも気を配らなくていい。あなたの徳王妃はもう死んだの」と話す。軒轅暁を抱きしめ「阿融、私は信じる。私たちの漣は生きている。お前が捜すんだ。必ず捜し出して、2人でしっかり生きるのだ」と言うと出て行く徳王。軒轅暁は涙を流して見送る。


ーつづくー


徐来が平戎を裏切るとは!!
平戎を殺すなんて思わなかったなヾ(・ω・`;)ノ

弟ばかりが可愛がられ、さらに父から駒にされていたのは可哀想だと思うけど、皇帝自身がつらい気持ちを味わって来たのなら、平戎のことももっと可愛がってあげたらよかったのに。
そしたら平戎もまた違ったかも。(“かも”だけど)

徳王自身も無極が自分の子だと知らなかったのね(✽ ゚д゚ ✽)
突然、行方不明だった軒轅暁が現れたのもびっくりしたと思うけど、考えたこともなかった無極が息子だったのは驚いたと思う。
扶揺も“まさか”だったよね(@_@;)
いつか軒轅暁が娘と会えるといいな…。


ようやく穴埋めも終わり。
私にとっては、今回のあらすじが本当の意味での最終回という気持ちです。
穴埋めのあらすじを読んでくださった皆さん、コメントをくれた皆さん、ポチッとしてくれた皆さん、Twitterでいいねなどしてくださった皆さん、有り難うございましたm(。>__<。)m
今年中に終わらせることができてよかったー。
もっと早くに書き上げて何かのドラマの感想でも書こうと思っていたのに甘かったですね(;´д`)ノ
とにかく来年も別のあらすじなどで頑張りますので、よろしくお願いします!!



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
 よろしくお願いします。
にほんブログ村 テレビブログ 華流・アジアドラマ(韓国以外)へ
にほんブログ村



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
感謝 (ユキ)
2020-03-22 05:55:48
有難うございます
返信する
ユキさんへ (うさ)
2020-05-25 22:23:35
コメント、ありがとうございました(*´◡`*)
返信する

コメントを投稿