中国時代劇「傾城の雪」第47話 あらすじ

景珍は嘉沅が父を殺し放火したとして役所に訴える。
嘉沅は競技会で優勝したが、上納品を縫うほどの腕はなく、それを朝廷に追及されることを恐れ放火したと言う景珍。そして嘉沅が花瓶で敬亭を殴った時の話をし、以前から父に殺意があった証拠だと言う。さらに夫が死んだと噓をついて方家に嫁いだのは、方殿を利用するため、江家の再興と敵討ちを狙っていたからだと話す。

でたらめだと嘉沅が言い返すと、婚儀の日、徐恨が嘉沅と駆け落ちしようと輿の行く手を阻んだことまで持ち出す景珍。徐恨に対する彼女の仕打ちを見かねた父は子を取り返しに行った、しかし嘉沅は杭家の繍荘を差し出せば子供を渡すと脅した、父は嘉沅に会いに行く前に私と母に全部話してくれた、まさか嘉沅に無惨に殺されるとはと。
知県の王殿は、なぜ敬亭が徐恨のために子を取り返そうとしたのかを景珍に聞く。景珍は世間には隠してきたが、徐恨は父の子だと答える。
取り調べのため、嘉沅は投獄されることになってしまう。


徐恨は苗玉鳳から嘉沅が杭家に訴えられた事を聞く。


投獄された嘉沅に会いに行った天羽と学敏。天羽はあの晩のことを詳しく教えてくれと嘉沅に言う。


王殿は好色だったが、明娟は嘉沅のために妓楼に招こうとしていた。その話しを偶然聞いた寧王は、王殿を寒天峰へ行かせる。しかし、それを知った明娟が寒天峰へ行くと言い出す。危険な寒天峰へ行かせたくない寧王は、とうとう自分が寧王だと名乗ってしまう。そんな寧王の頬を叩く明娟。その時、学敏を連れた尹剣飛が来る。尹剣飛からも寧王だと聞き、驚く明娟。


学敏は競技会で優勝した嘉沅が訴えられた、寧王に公正に裁いてほしいと頼む。尹剣飛も頼むが、世間の冤罪は1つではない、ここで私が疑いを晴らせば皆から助けを請われ身動きが取れなくなると寧王は断わる。そんな寧王に嘉沅は私の命の恩人、今は寧王しか彼女を救えないと明娟はひざまずく。


明娟の頼みを断りきれなかった寧王は、監査となる。
方家はあの晩に帳場に侵入した盗人を証人として出す。盗人が話すことは嘉沅の供述と一致していた。しかし、その盗人は天羽が金を渡して偽証をさせた者だと寧王は見抜き、金を渡していた現場で天羽は捕らえられてしまう。
天羽は20回の杖刑となる。それでも天羽は嘉沅の無実を信じていると寧王に言う。


嘉沅を疑う心寧に、念粗のために敬亭が来た事は絶対に口外するなと天羽は口止めする。"嘉沅を方家に迎えたのは間違いなの?"と思う心寧。


敬亭の初七日。白玉琴に縁談を断わるように言う景珍。しかし寧王まで出て来る騒ぎとなり、景珍に疑いの目が向けられることを恐れた白玉琴は婚儀を早めていた。明後日、嫁がせると言う白玉琴に「嫌よ」と景珍は言う。そんな景珍に「だったら放火したと自首するのね」と言う白玉琴。景珍は白玉琴が自分を邪魔だと思っていると感じる。そんな話をしている時「杭夫人」と訪ねて来た江福に声をかけられ、白玉琴と景珍は驚く。

白玉琴は景珍を繍荘の外へ。話を聞かれたかもしれないと思った景珍は、江福をこのまま返すわけにはいかないと考える。
江福は放火も杭殿を殺したのも私、お嬢様を救ってほしいと泣きながら白玉琴に頼む。主のために罪を被る江福に「嘉沅が本当に無実なら疑いは晴れるはず。主人も嘉沅が冤罪で死ぬのは望まない」と言う白玉琴。そんな白玉琴が何か知っていると江福は感じる。

「真実を隠すことも罪です。寧王の追及から、あなたも逃れられませんよ」と江福から言われ、白玉琴は「とにかく罪をかぶっては駄目。方法を考えてみるわ」と返す。それを盗み聞きしていた景珍は"保身のために娘を裏切るつもり?我が身は自分で守るわ"と思う。
白玉琴が本当はいい人だと思った江福は、以前拾った銭入れを返そうとする。しかし「あげるわ。杭家からの償いとして」と言って白玉琴は受け取らない。その時、扉に鍵がかけられた音がする。そして入ってきた煙を吸い、白玉琴も江福も意識を失ってしまう。


上着を脱いだ白玉琴と江福が寝台で寝ている姿を目にする景風と景珍。2人はすぐに起こされるが、何が起きたのか自分達にも分からなかった。しかし2人が淫らなことをしていたと疑った景風は、白玉琴の言うことを信じない。さらに景珍が以前から母さんと江福の中は知っていたと言い出し、江福の持っていた白玉琴の銭入れを見せ「以前母さんに言われたわ。江福に銭入れを渡すのを佩芸に見られたと。母さんは口封じのため佩芸を…」と話す。すっかり景珍の言う事を信じた景風は、景珍を湖南に嫁がせるのも口封じだと思い「母親でも杭家の夫人でもない。二度と杭家に足を踏み入れるな」と白玉琴に言い放ち、景珍にお前の結婚は破談だと告げると部屋を出て行ってしまう。


景珍が母親を陥れたことを江福から聞いた学敏は、放火は景珍が関係しているのかも、と天羽に話す。そこに「役所に自首した者がいるそうです」と大有が知らせに来る。

役所に自首したのは徐恨だった。私の実父である彼は母を捨てた、おかげで私は苦しみ妻子を失った、彼は私の人生を壊した、嘉沅に会いに方家の繍荘へ行った時、敬亭がやってきた、姿を見たら怒りが込み上げ許しを請う彼ともみ合いに、そして明かりが倒れたと話す徐恨。徐恨は証拠として、許しを請うために敬亭が渡したという、敬亭の玉佩を出す。それはたしかに敬亭が肌身離さず持っていた玉佩で、遺体にはなかった物だった。

「そなたは江嘉沅のことを愛しているのだろう?早く自首すれば彼女は投獄されなかった。そなたも命が惜しくて今になって自首したのか?」と徐恨に聞く寧王。徐恨は「愛している反面、憎んでもいます。彼女は心変わりをして私を拒んだ。だから彼女を投獄して苦しめたかった。方天羽もです」と徐恨は答える。さらに調べが必要だと思った寧王は「徐恨を牢に入れ取り調べろ」と命じる。


ーつづくー


景珍が怖すぎ!!!（０д０∥）
敬亭だけでなく、実の母親まで陥れるなんて。
いくら結婚したくないからといって…。
それにしても…どうして景風が景珍の言う事ばかりを信じてしまうのか(o´д`o)=３
たしかに母親が男と寝台で寝ていたらショックだとは思うけど…。

徐恨が嘉沅のために(；_；)
嘉沅だけじゃなく、念粗のことも考えてだよね。
証言を人に頼んだ天羽は、嘉沅を思って罪を被った徐恨を見て何か感じるかも。

嘉沅を疑っている心寧が気になる。
天羽に口止めされていたけど大丈夫かな?

徐恨もどうなってしまうのー?ヾ(・ω・`;)ノ



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
　よろしくお願いします

にほんブログ村