【登場人物】
白浅(はくせん)/司音(しいん)/素素(そそ)…楊冪
夜華(やか)/墨淵(ぼくえん)…趙又廷
白鳳九(はくほうきゅう)…迪麗熱巴
東華帝君(とうかていくん)…高偉光
司命星君(しめいせいくん)…王骁
素錦(そきん )…黃夢瑩
折顔(せつがん)…張智堯
白真(はくしん)…于朦朧
迷谷(めいこく)…張宥浩
「三生石の悲劇」
数珠を見ながら絶対に他の女子を娶っちゃだめよ、また会いに来ると言っていた白浅の言葉を思い返す照歌。
照歌が勉学を終えて帰る時、人間界に来ていた素錦が背後から声をかける。白浅だと思い照歌は振り返るが、期待が外れがっかりしてしまう。何者か聞く照歌。素錦が私を忘れたの?と言い照歌は何も言わず行ってしまう。
素素も白浅もいなかった日々を思い出した素錦は、私はずっと夜華のそばにいた、自分の命より大切にしてきた、あの女どもの比じゃないわと怒りを滲ませる。
夜。父が照歌の寝所に従姉の素錦を連れて来る。数日、泊まるため一緒に遊ぶがよいと言われるが、照歌は素錦に興味がない。
白浅が埃のたまった酒蔵を掃除していると墨淵がくる。離鏡に裏切られた時、ここで師匠は寄り添ってくれたと話す白浅。白浅が当時、自分が女だと気づいたのか尋ねると、墨淵は初めて見た瞬間に狐帝の娘だと分かったと答える。女の弟子は取らないため、白浅はなぜ私を弟子に?と聞く。墨淵が、なぜだと思う、と返すが、白浅は拒めば折顔に絡まれるからだと思ってしまう。
墨淵がもし私が東皇鐘の生贄にならなかったら、まだ崑崙虚にいたか聞く。もちろんです、ずっといるつもりでしたと答える白浅。女子はいずれ嫁がねば、と墨淵が話すと、白浅は当時まだ夜華がいなくて誰かと添い遂げたいとも思わなかったと言う。7万年もの間、己の元神を修復させていたのはなぜだと思うか聞く墨淵。白浅は弟子たちを失望させないためだと言い、墨淵はそのとおり、確かに弟子のためだ、と返す。
墨淵が白浅を抱きしめる。翼界に救いに来てくれた時もこうしてくれたと言う白浅。そこに司音に賓客だと子闌が呼びに来る。
白浅と墨淵が行くと阿離が来ていた。母上と言いながら白浅に抱きつく阿離。阿離は夜華の代わりに帝君と来るはずだったが、帝君が仙力を失ったので1人で来たと言う。阿離が夜華の子だと分かり、嫁入り前から子がいるとは恐れ入ったと子闌や他の兄弟子たちにからかわれる白浅。
雪の降る中、照歌の寝所に素錦が来る。素錦は嬉しそうに私たちの縁談が決まったと話す。怒った照歌が断りに行こうとし素錦が引き止めよう左手をつかむ。その時、数珠が外れ素錦の手に。誰からもらったのよ、と怒る素錦。返せと言う照歌といやだと言う素錦は数珠の取り合いになる。使用人が来て数珠を取り返した照歌は部屋を出て行く。夜華待ってよ、と素錦が言う。
使用人は夜華とは誰のことかを聞くと、あの若様の命も同然の数珠に触れるとは、と言う。誰からの贈り物かは分からないが、青丘と関係があり必死で探していると。素錦は青丘は知っているが一生、教えないと言って泣きながら行ってしまう。
天宮。木彫りで素素に似た人形を作り始める素錦。辛奴は2日も彫り続けている素錦に休むよう言うが、素錦は早く作り終えないと間に合わない、9割方は似てないと夜華は欺けないとまた掘り始める。
迷谷は飲まず食わずで泣いてばかりいる鳳九を心配する。誰に恋するかはご自分次第、女帝になることと何の関係が?と迷谷が言うと、鳳九は女帝になったら青丘を離れられないと言う。叔母上が退位するのは九天に嫁ぐからだと。迷谷は白浅様のお相手は将来天君に即位する皇太子、白浅様はいずれ天后になるから青丘を離れる、帝君は四海八荒の主をとうに退位した、どこへ行こうと文句を言われない、むしろ女帝になったほうが九天の朝議に出る機会が多く見つめ合える、やがて恋も実ると話す。急に元気になった鳳九は、女帝の礼法の書物を持ってきてと言う。
鳳九が書物を読んでいると、女帝になる祝いとして史籍を持った司命星君が現れる。その史籍には帝君が四海八荒を治めていた頃の記録が書かれていた。そして三生石のことも。白浅まで諦めろと言った理由が分かる鳳九。
司命星君は帝君は決して冷酷なわけではなく鳳九さまへの情もある、人間界の修練は鳳九様の願いをかなえるため、天宮では天命に縛られ鳳九様と結ばれない、ただ人間界では修練の名目で天に逆らえると話す。
帝君が自分のために修練をしたと知り、鳳九は泣きながら飛び出して行く。
太晨宮。夜華が人間界へ行く前、若水を見張らせたと天枢から聞く帝君。天枢を下がらせた帝君は墨淵が戻るなり翼界が荒れ始め、もしや何か起こるのか、と考える。その時、入り口にしゃがみこんでいる鳳九に気づく。
帝君はもう来るなと言って門を閉めようとする。鳳九は九尾狐の姿になって帝君に飛びつく。帝君は転び、本当に仙力を失っていると分かった鳳九は、なぜ秘密にしていたのか聞く。大したことではない、60年と定めた修練を最後まで終えなかったゆえ失ったと言う帝君。この私でさえ天に逆らえないと。
行こうとする帝君を後ろから抱きしめる鳳九。鳳九は私を拒むのは三生石に私たちの名がないからなのか尋ねる。なぜそれを?と帝君が言う。鳳九は司命が天族の史籍を届けてくれたと話し本当に三生石から己の名を自ら削ったのか聞く。帝君は三生石に私の名は現れない、私は誰とも結ばれないと言う。
鳳九は置かれていた帝君の剣を引き寄せ手に取ると自ら1尾を切り落とす。そして青丘の狐の尾は執念を神器にできる、三生石に帝君の名を刻みます、と言うと尾から変わった小刀を持って駆け出す。
誅仙台にある三生石まで何度も倒れながら来た鳳九。司命星君は、当時、戦が絶えず主として天地を治めていた帝君が己の弱みを無くそうと三生石から自分の名を削った、三生石は婚姻の縁を定める、そこに名がなければ今生誰とも結ばれない、誰を愛しても悪縁にしかならないと話していた。
鳳九は三生石を調べるが帝君の名はどこにもない。自分の名を見るとその横には文昌帝君の名が。泣きながら鳳九は名を削ろうとするが削ることができない。何度も何度も削ろうとした鳳九は意識を失ってしまう。その姿を見ていた帝君が駆け寄る。
鳳九を抱きかかえて運んだ帝君は、司命星君に渡しながら直ちに青丘へ送るように言う。自ら狐の尾を断ったと。
司命星君が鳳九を青丘へ運び迷谷に説明する。迷谷は心の臓をえぐるほどの痛みだと、折顔のいる崑崙虚へ連れて行く。
寝所に寝かせた鳳九のもとに急いで折顔や白浅たちが来る。狐の尾を切ったと話す迷谷。折顔が鳳九に痛み止めを飲ませ1人で休ませることに。
皆で部屋を出ると墨淵と一緒に帝君が来る。帝君に怒っている白浅は、あなたはもっと早く鳳九を拒むべきだった、私たち狐族は一度心に決めた相手を永遠に愛する、鳳九を深みにはめたくせに拒むだなんて何のお遊びかしら、と言う。帝君は謝るが怒りが収まらない白浅。墨淵から帝君もつらいのだと言われ、白浅は仕方なく鳳九のいる部屋に戻る。
鳳九の休んでいる部屋に帝君が入ってくる。私は今、誰を見たと?と弱々しく鳳九が白浅に聞く。あなたの愛しい帝君ね、と白浅が言い、皆は部屋を出て行く。
自分のそばへ来た帝君の腕の中へ行く鳳九。
ーつづくー
墨淵は自分の気持ちと葛藤している感じ(;_;)
白浅の夜華への想いの深さを知るたび、つらい気持ちになっていると思う。
素錦が声をかけてきて振り返った時の照歌のがっかりした顔(๑>◡<๑)
天宮のことを覚えていない夜華に私を忘れたの?と言っても…。
それに素素や白浅より夜華のそばに長くいても夜華に全然相手にされていなかったじゃない!!
人間界の子供の素錦も同じ(;´д`)ノ
素素に似せた木彫りの人形も気になる。
鳳九(;д;)
大事な尾を切ってしまうなんて(∩˃o˂∩)
そして三生石がまさか、あの、あの、あの、誅仙台にあったとは!!
全然、名を削れなかった鳳九。
帝君は自分の名をどうやって削ったんだろう?
最後に帝君が来てくれたけど、どうなるのかな…。
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#ヤンミー #マークチャオ #三生三世十里桃花 #あらすじ
大丈夫なのか本当に心配ですし、折顔上神がここでも活躍して、
やっぱり、帝君、来ましたね。。。
ほっておけないはずですし。
帝君なりに突き放していたつもりでしょうが、
始めの頃の、なでなでとかは
白浅が言う通り、罪作りだったように思います。
墨淵が思わずフォローしたのも、大人通し気持ちが分かりますよね。。。
最後、帝君の胸に飛び込む場面、
本当に切なかったです。。。