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中国歴史ドラマ「宮廷の泪・山河の恋」第23話 あらすじ

2014年05月01日 16時16分51秒 | 宮廷の泪・山河の恋(中)

蛇に襲われそうになり、とっさに玉児は落ちていた木の棒でやっつける。玉児の手が棒で傷つき血が出ていることに気付く蘇瑪。その手を見た海蘭珠は駆け寄り、自分の手巾で玉児の傷口に巻く。昔と変らない海蘭珠の姿に頬笑む玉児。「子供の頃、泣き虫な私に姉さんは包帯で蝶々結びを作ってくれたわ」と玉児が言うと、海蘭珠も懐かしそうに「ケガをしていない時も私に包帯を巻かせたわよね」と返す。

玉児は「ほどくことができない私に、ほどけない結び目はないと言ってくれた。姉さんにも心の結び目をほどいてほしい」と言う。吹雪のような日々が続き私たちは道を見失った、心が晴れ渡れば、また昔の姉妹に戻れると。そして玉児は来月母上をホルチン部へ連れて帰り、姉さんには近付かせない、だから姉さんも母上を許し憎しみに終止符を打ってほしいと頼む。何も言わずに玉児の手を取り、頬笑む海蘭珠。


寝宮に戻った海蘭珠に「本気で許すのか?」と阿古拉は聞く。海蘭珠は「ええ」と答える。もう十分苦しめた、母さんの魂も報われたし、もう疲れたと。十分苦しめたのなら賽琦雅が必ず仕返しに出る、そう思った阿古拉は、帰郷する道中の賽琦雅を襲撃すると告げる。


宮殿の掃除をする玉児と賽琦雅に目を潤ませる蘇瑪。蘇瑪は「盛京に来てからこんなに楽しそうなお二人を初めて見ました」と言う。

蘇瑪の持ってきた食事を食べる時、賽琦雅は「陛下(ホンタイジ)は回復してから訪ねてきた?」と玉児に聞く。玉児の代わりに、海蘭珠の寝宮ばかり、海蘭珠も陛下を離さないようだと話す蘇瑪。「早く陛下の心を取り戻すのよ」と賽琦雅は言う。私に策があると。

玉児は話をそらすように夕日が綺麗だと言う。賽琦雅は「夕日は美しくとも暗い夜が訪れるわ」と返す。それでも美しさを心に刻んでおけば、暗い夜が来ても幸せでいられると言う玉児。「首長の妻である私の娘なのに、あまりに人がよすぎるわ」と賽琦雅は言う。玉児は来世でも母上の娘でいたい、もし母上が普通の男性の妻なら来世でも一緒にお掃除が出来ると楽しそうに話す。「夜が明ければ希望が持てる。この夜さえ乗り切れたら明日は良くなるわ」と言う賽琦雅。玉児は不安そうな顔で「母上どうしたの?」と言う。

賽琦雅は描き直した絵を見せてほしいと言い出す。自分は城楼で待つと。蘇瑪と一緒に取りに行こうとする玉児を呼び止め「気をつけて」と言う賽琦雅。いつもと違う母に玉児は違和感を感じる。


賽琦雅は海蘭珠を城楼に呼び出す。恨みを水に流すと言った海蘭珠の言葉を信じられないと言う賽琦雅。少なくともあなたの弟は私を許さない、私が帰郷する道中、殺すはずだと。海蘭珠は殺すより生き地獄を味わわせるほうが痛快、あなたの上京を禁じると陛下は命令を下した、あなたは愛娘に会うこともできない、残りの人生を愛娘が毒牙にかからぬか案じて過ごす、それがあなたにとって生き地獄となると返す。「ようやく復讐の日々も終わる」と言う海蘭珠に「いいえ終わらないわ。私がそうはさせない」と賽琦雅は言う。「どうする気?」と海蘭珠が聞くと、賽琦雅は笑いながら心の中で「"私を"殺させるのよ」と思う。

母の待つ城楼へ向かっていた玉児は、城楼の近くでホンタイジと会う。

賽琦雅はわざと塔娜を侮辱する。怒った海蘭珠は、賽琦雅の胸ぐらに手を持って行く。"罠にはまったわね"と思う賽琦雅。賽琦雅が「陛下は帰郷を許されたのになぜ私を殺そうとするの」と声を張り上げると、ホンタイジも玉児もその声のする方を見る。そして賽琦雅は「陛下、私は無実です。もう玉児のことは許してあげて」と言い、海蘭珠が落としたように見せかけ、自ら身を投げてしまう。

母の元へ駆け寄り、抱きかかえる玉児。涙を流した玉児は海蘭珠を睨みつけると気を失う。


玉児を心配していたドルゴンの元に賽琦雅の逝去の知らせが。玉児の元へ向かおうとしたドルゴンだったが、偶然、聞いてしまった小玉児がその衝撃でお腹が痛くなってしまう。


塔娜の自画像を前に"母さん、敵の賽琦雅が死んだのに、なぜ、こんなに心が不安なの?"思う海蘭珠。海蘭珠はどうして自分が殺したかのように賽琦雅が見せかけたのか理由が分からない。そこに酔った阿古拉が来る。

俺たちの敵が死んだと喜ぶ阿古拉。「姉さん、呉克善のことも殺してくれよ。そして俺を首長にしてくれ」と言う。「無理よ」と返す海蘭珠。呉克善との関係をこれ以上悪化させぬよう陛下も命令を下された、下手なことをすると罪に問われると。昔と変らず姉さんは気弱なままだと阿古拉は言う。あなたのためなのよ、と海蘭珠は言い返す。そんな海蘭珠に阿古拉は「今は我慢するさ。だけど妃に封じられたら都で要職につけるよう陛下に取り成せるか?」と聞く。海蘭珠は鼻で笑うと「都にいたい魂胆は知ってる。娜木鐘のせいね?」と言う。

海蘭珠は火遊びは命取り、私と都を離れ静かに暮らそうと話す。阿古拉は陛下の恩情だけでなく、子の幸せも捨ててしまうのかと言う。生まれる前から父親のいない子になると。そして自分たちが父親の愛情を受けなかったから、こんな境遇にいると言う阿古拉。


目を覚ました玉児は悪夢を見ていたと思う。しかし、総てが現実だったと分かり動揺する。玉児と一緒に涙を流す蘇瑪。

母と一緒の絵を見る玉児。蘇瑪は絵の中に賽琦雅の手紙が残っていたと渡す。手紙には"あなたがこれを見ている頃、私はもう死んでいる。母の頬の傷を忘れないで。これもあなたが海蘭珠を信じすぎたためよ。後宮では誰も信じてはならない。哲哲とて同じよ。私が死んだら、母のためにもあなたは生き続けなさい。陛下への寵愛を得ることが私への供養となる。女の涙は男にだけ向ける武器なのよ。敵には決して涙を見せてはならない。そしてドルゴンがあなたを守ってくれる。天から見守っているわ"と書かれていた。玉児は泣きながら「海蘭珠、なんて残酷なの。天が私に代わり罰を下すわ。絶対に天が許さない」と叫ぶ。


寝宮の外に出た海蘭珠は、夜空に浮かぶ灯籠を見て"天よ、私と玉児はもとには戻れないの?"と
思う。
同じ頃、灯籠を上げていたドルゴンは"玉児、耐えるのだ。そばにはいられないが私がついている。天よ、彼女を守ってくれ"と思っていた。


明の使者が弔問に訪れたが、呉克善が面会を断ったとホンタイジに報告が。ただ我らの使者にも病だと称していると。ドルゴンは明に寝返らせぬために示しをつけるべきだとホンタイジに話し「夫人が無実であったならば、陥れた者を罰して名誉を回復させましょう」と言う。しかしホンタイジは「後宮の件は朕が管理する。口を出すな」と叱責する。


ドルゴンを叱責したホンタイジだったが"明に寝返らせぬために示しをつけるべき"だと言っていたドルゴンの言葉が頭をよぎる。"どんな事情があれど国の安定を第一にせねばならぬ"と考えるホンタイジ。


ホンタイジが玉児の元へ向かうと、玉児は賽琦雅の供養をしていた。罪人の母のために鳩を放し、徳を積んだと話す玉児。「今回は蘭児(海蘭珠)がやりすぎた。もっと早く朕が赦免していれば結果も違った」とホンタイジは言う。玉児は「いいのです。ただ母は幸が薄かったのでしょう。運命です。姉さんのことも恨みません。兄にも忠誠を誓い続けるよう伝えましょう」と話す。ホンタイジは玉児に近付き「それでよいのだ。もう朕も冷たく接しはしない。お母君は死んだが、朕がこれから守ってやる」と言う。

「優しいお言葉は久しぶりです。陛下は姉さんばかり大切にすると私は意固地になっていました。でも陛下は私が意固地だから冷たくしたのですね」と言う玉児。ホンタイジは自分も悪かったと謝る。そして総て水に流そうと言うホンタイジ。「分かりました」と言い玉児は笑顔でホンタイジの胸の中へ。しかしすぐにその顔から笑顔は消える。


ホンタイジと床を共にした玉児は、夜中、寝台から抜け出し扉を開ける。外は雪が吹雪いていた。"母上、喪中に夜伽をすることを許して。でも、すべては母上の敵を討つためなのよ。母上のためにも男の子を産んで栄華を勝ち取り、母上が誇れる娘になるわ"と思う玉児。
玉児は空に灯籠が浮かんでいることに気付く。"ドルゴンね"と思った玉児は、後ろめたさで灯籠から目をそらす。


散歩をしていた海蘭珠は哲哲と偶然会う。二人きりになり「復讐が果たせておめでとう」と言う哲哲。そして「後宮にいるのは復讐するのが目的よね。だから私もあなたに手を貸した。どうやって恩を返してくれるの?」と言う。笑みを浮かべながら「そうでしたね。叔母上が賽琦雅の処遇を私に委ねてくださった。でも、叔母上も助かったはず。私たちに貸し借りはないはずですよ」と言う海蘭珠。

ふんっと笑い「恩を仇で返すの?」と哲哲は海蘭珠が首にかけている卓凛からの首飾りを引っぱり出す。そして「これを忘れたとは言わせないわよ。あなたに協力した理由を忘れた?復讐が終わったら陛下のもとを離れる約束よね。陛下を愛してしまったなんて言わせないわ」と言うと哲哲は行ってしまう。"そうよ、復讐が終わったのに、なぜホンタイジにこだわるの"と思う海蘭珠。


賽琦雅の葬儀が行なわれる。隣に座る呉克善に向かい「兄上の希望通り手厚く葬ってくれてるのよ。早くお礼を言って」と言う玉児。呉克善はうなずく。ホンタイジは呉克善に近付き「お悔やみ申す。ホルチン部は清の一番の盟友である」と言う。礼を言う呉克善。玉児は"母上。すべて指示どおりにやったわ"と思う。


4ヶ月後。ホーゲが期待に応え勝利したとホンタイジは喜ぶ。祖大寿を敗走させたと。そして范文程に祖大寿への書状を書くように命じる。

ホンタイジは妃を封じる件で悩んでいた。女たちが相手では気を使うことも多く、煩わしく思っていたホンタイジ。ホンタイジは范文程に策が有るかを尋ねる。「朝廷も後宮も序列を決める考え方は同じ。論功行賞です。女の功績は子を産むことに他なりません」と答える范文程。そこに海蘭珠が産気づいたという知らせが。


海蘭珠の寝宮に駆けつけたホンタイジは、外で待っていることが出来ず中へ入ってしまう。海蘭珠の手を握り、出産に立ち会うホンタイジ。じきに子供が生まれ、産声を聞きながら海蘭珠は意識を失う。


海蘭珠が目を覚ます。傍らにいたホンタイジは、生まれた子が男の子だと海蘭珠に告げる。

哲哲もお祝いに来る。そんな哲哲に海蘭珠を妃に封じると話すホンタイジ。「喜びも倍だわね」と哲哲が言うと「お二人のご恩に報いるためにも、また男の子を生みます」と海蘭珠は言う。その時、娜木鐘も身ごもったと言う連絡が来る。


食欲のない玉児に「汁物でも作りましょうか」と言う蘇瑪。「食べずにいるわ。でも、お腹の息子が空腹よね」と玉児は返す。蘇瑪は「女の子でもいいのでは?小玉児様にも娘が生まれ、とても喜んでいますよ」と言う。初めて小玉児が子を産んだことを知り「彼と会わせないためね。バカな子」と言う玉児。

玉児が小玉児に玉と滋養に効く薬を送るように頼み、蘇瑪は部屋を出て行く。
「娜木鐘も身ごもった。赤ちゃん、絶対に負けては駄目よ」とお腹にいる子に話す玉児。不安な玉児は外に出ると、夜空を見上げながら"今夜、私に灯籠を放つ暇はないわよね"と思う。


哲哲は薬の飲み過ぎで手が震える。心配した阿納日は「懐妊できないなら、もう…」と言うが、それをさえぎるように「産めないと?」と怖い顔で言う哲哲。そして哲哲は「希望がある限り諦めるものですか」とつぶやくように言うと、薬を飲み干す。


ーつづくー


賽琦雅も亡くなってしまいました…。
ホンタイジは賽琦雅の死を自害したということにしてしまったのかな?
でも、玉児への負い目は感じるよね。
呉克善のことに対しても恩に感じると思うし…。
ホンタイジの「それでよいのだ」が何か嫌だったー(;´д`)ノ

海蘭珠はホンタイジを好きになったの?
情なのかな?
海蘭珠の子供は男の子でしたねー。
最愛の人が男の子を産んでくれてホンタイジは嬉しかったと思う。

小玉児が本当にお腹が痛くなったのかも気になる。
ドルゴンを行かせたくなくてってこともあるのかな?
小玉児の子供は女の子でしたねー。

そして玉児。
とうとう玉児も復讐を決めたのね…(;_;)




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
また、亡くなりましたね。 (Berry)
2014-05-02 02:26:37
残念です、玉児の立場がもっと強くなるよう賽琦雅の活躍を期待していたのに、、、。
自分の命を犠牲にしなくてもいいのに、、。
このお母さんは行動がはっきりしていて好きでした。
ホンタイジは、みていたのにハイランチュウを全然責めたり、罰もないの!?しかもかばってるの?やりすぎたって玉児にいうのは、、。
玉児は、笑ってないのは、うささんがいうように復讐のためにホンタイジの子供を考えはじめたの…ね。
うーん
ドルゴン、ドドはドロドロしないで、お願い。
返信する
ユアル。母が、 (靖子)
2014-05-02 09:28:14
悪事を重ねた母でしたが根は、子供を守るため。
後宮というところは、恐ろしいところ、我命をかけて、娘への寵愛を得るなんて、あり得ません。
親子仲良くお掃除している姿が良かったなぁ~。
ドルゴン様は、
ユアル一筋だけど。
小ユアル無事に、出産。ほっとしました。
15爺。~。泣。私が、いるわぁ…←要りません。(笑)
うささんいつもありがとうございます。
返信する
守るということ (time)
2014-05-03 22:21:16
お亡くなりになりました。
夕陽のシーンは美しく、最期に愛娘と過ごした
良い思い出になったのでしょうね。

身を呈して我が子の行く末を。。。
今回もインサートで出ていましたが、
塔娜の最期も同じように子どもたちにメッセージを残していました。
こんなことが続いていくのですね。。。
そして子どもに継がれていく。。。

赤ちゃんが無事に生まれたことは本当によかったです。
復讐が思わず、一つの成果を成した形になり、
海蘭珠の何かが変化していそうですね。
返信する
こちらも~ (Apple)
2014-05-04 22:37:49
賽琦雅が凄いですね~
子供を守る為には、何でも出来るんですね!
自分勝手だって思っていましたが…

海蘭珠がちょっと大丈夫でしょうか?
ユアルとの間も~心配
子供は産まれて来てくれて良かったけれど…

ユアルの復讐がどうなるのかな?

ホンタイジもどう動くか心配ですね~

うささん、ありがとうございます~
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