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テラノバ(13話/最終話)

2012年03月31日 10時45分37秒 | 海外ドラマ
【登場人物】
ジム・シャノン……シャノン家の父親。元警察官。
エリザベス・シャノン……ジムの妻。外傷外科医。
ジョシュ・シャノン……シャノン家の長男。17歳。父親に反発している。
マディ・シャノン……シャノン家の長女。16歳。妹思いで優しい。
ゾーイ・シャノン……シャノン家の末娘。5歳。
スカイ……幼い頃にテラノバに移住して来た娘。ジョシュと仲良くなる。
テイラー司令官……テラノバの開拓者。テラノバのリーダー。
ミラ……テラノバの反乱軍のリーダー。テイラー司令官と対立し、テラノバの外で仲間と住んでいる。




捕らえられてしまったジムとジョシュ。ジョシュはジムに「ごめんなさい」と謝る。しかしジムは「皆がやりたくてもできなかったことをした」と怒っていなかった。叱られると思っていたジョシュは「今日分かったよ。父さんが人口管理局に殴りかかったこと、ずっとしつこく恨んできたけど、我慢できない気持ちがね」と言う。そこにルーカスが来る。

ルーカスは「息子は釈放する」と言う。スカイが頼み込んだからだった。ジムと一緒にいたかったジョシュは、無理矢理連れて行かれる。

残ったジムに「オヤジはどこにいる?」とルーカスは問い詰める。


ウィーバーは虫に刺され医療センターへ。かゆみ止めの薬を打たれたと思っていたが、エリザベスは脳まで侵入し、穴を開ける寄生虫を注射したと言う。そして監禁されているジムを助けるために手を貸してくれたらあげると3本の治療薬を見せる。このうちの1本が治療薬で残り2本は毒が入っていると。

ジムはルーカスの拷問に耐えていた。痛みに耐えながら、ソマリアで何があったか聞くジム。テイラーは母親をテイラーが助けられなかったのではなく"助けなかった"と言う。ただ母さんが死ぬのを見てたと…。

反乱軍が街を占拠した時、軍人の家族は一列に並ばされた。そしてテイラーや部下の兵士に、兵士1人につき1人だけ助けてやるから自分で選べと言われたとルーカスは話す。僕が死ねば良かったのに、母親がじわじわと殴り殺されたと…。「それはオヤジさんのせいじゃない。選ばざるをえなかった。オヤジさんを責めるのは間違いだ」とジムが言うと「違う。責められたのは僕だ」と返すルーカス。目を見て分かったと言うルーカスは、それ以来、毎回ガッカリさせるたびに同じ目で責められたと感じていた。

「誤解だ」と言うジムを、バカにされたと思いまた痛めつけるルーカス。そこに「オヤジさんの居場所が分かった。突撃隊が出発する」とウィーバーが入ってくる。ルーカスも「一緒に行く」と部屋を出て行くと、ウィーバーはジムを連れシャノン家へ。

すぐにウィーバーへ薬を打つエリザベス。寄生虫の治療薬だと思ったが、エリザベスは寄生虫など注射していなかった。そして、今打ったのは鎮静剤でウィーバーは寝てしまう。

家族を連れエリザベスは家を出る。スカイがテイラーのキャンプに伝え、近くまで迎えが来ていた。しかし、そこに行くためにはゲートを抜けなければいけない。探知機を遮断できるリモコンを持ったワシントンが合流してくるが、誰かが警備兵の気を引く必要があった。
ワシントンは「チュウラオチャムを思い出して」とテイラーに伝えるように言い、みんなに森へ走るように言う。

テラノバ内で爆発が起きる。兵が爆発に気を取られているうちに森へ駆け出すジムたち。森で待機していたテイラーは、ジムの家族がゲートをくぐるのを確認する。ジムたち家族は逃げることができたが、ワシントンは捕まってしまった。

ワシントンはルーカスの前まで連れてこられ命と引き換えにジムたちの居場所を教えるように言われる。しかしワシントンは話さなかった。テイラーが森から見ている中、ワシントンはルーカスに撃たれその場に倒れる。


バッドランドから戻ったミラ。ミラは子供が待つ2149年に早く戻りたかった。ウィーバーは固定装置の修理が済んだら戻っていいと話す。


ワシントンが目の前で殺され、テイラーも傷ついていた。そんなテイラーに話かけるゾーイ。ゾーイはサバイバル訓練でワシントンからいろいろ教えてもらったことを話し、寂しそうなテイラーに抱きつく。「ありがとう」と言うテイラー。ゾーイは「またしてほしかったら、そう言ってね」と言う。


敵はこれからも増え続ける。「これが終わるまでに何人犠牲になるのか」と話すジムに、希望を捨ててはダメだと話すエリザベス。私たちの希望は誰にも奪わせやしないと。

ジムはワシントンから頼まれた言葉をテイラーに。
"チュウラオチャム"はかつて追いつめられたことがある島の名前だった。頭数は敵の半分で、唯一の逃げ道は1本の橋。その橋を敵兵が増えないためにあえて爆破したと話すテイラー。生残ったのが結果だと。テイラーはポータルがその橋だと言う。そしてワシントンが言いたかったのもそれだった。

ホーププラザを破壊すれば、薬品や技術、移住者も来なくなる。
不安に思ったジムだが、テラノバを故郷だと思うジムは、故郷を守るために未来と決別しなければいけないと決意する。


指令棟にいるルーカスに会いにきたスカイ。
「尽くす相手を変えようかな」とスカイは話す。

ホーププラザの破壊は、誰よりもホーププラザを知ってるジムがすることに。テイラーはルーカスたちのコンテナと同じモノを手に入れていた。

コンテナを運ぶルーカスの横に座ったスカイ。スカイはルーカスをじっと見つめる。その視線に気づいたルーカスが「どうした?」と聞くと、スカイは「あなたのお父さんと連絡を取る方法を知りたくない?」と言う。ルーカスは車を止めた。

車から降りたルーカスは、荷物は誰かに届けさせる、と固定装置にいる兵士に連絡する。
ルーカスはスカイの言葉を信じていたが、それはスカイの仕掛けたワナだった。ルーカスを捕らえると、取り替えたコンテナ車がポータルへ向かう。


取り替えたコンテナにはジムが乗っていた。そして固定装置からコンテナは2149年へ。


ルーカスはスカイの目を盗み、縛っていたものを切ってしまう。そしてスカイを襲うと逃げてしまった。


客を連れ、バッドランドから持ち帰ったものを見せるため、ジムの乗ったコンテナの前に来たウィーバー。
コンテナを開けられる前に、ジムは一緒に乗ってきたものに注射を打つ。それは恐竜だった。
コンテナが開けられ、目覚めた恐竜がウィーバーの連れてきた客を襲い始める。その隙にジムはコンテナから下りた。


目の覚めたスカイは、テイラーにルーカスが逃げたことを連絡。たぶん固定装置の方へ向かったと話す。

捜索したテイラーはルーカスを見つけた。ルーカスを殴りつけ「母さんがいなくてよかったと初めて思った。今のお前を見たらどんなに恥ずかしく思うか」と言うテイラー。「母さんが死んだのは僕のせいじゃない」と泣き出したルーカス。テイラーは息子がそんなふうに思っていたことを初めて知る。

泣きながら助けを求めるルーカス。そして「ごめんなさい、ごめんなさい」とルーカスはテイラーに抱きついてくる。テイラーはそんな息子を抱きしめたが、それはルーカスの演技だった。ルーカスは持っていたナイフでテイラーを刺してしまう。

座り込んだテイラーに「傲慢なマヌケだな」と言うルーカス。あんたに許されなくたって、そっちが許しを請うべきなんだと。そこに銃声が。それはスカイだった。それでもテイラーにとどめを刺そうとするルーカスにまたスカイは弾を撃つ。

テイラーに駆け寄るスカイ。テイラーは撃たれて倒れた息子を気にかける。スカイは「ごめんなさい」と謝った。


爆弾を起動させたジム。爆発が起きはじめ、敵の攻撃をかわしながら逃げるジムの前に、銃を持ったウィーバーが。しかし、恐竜が現れ、ウィーバーはやられてしまう。再びジムは逃げ出すが、恐竜がジムを追いかけ始める。

ポータルに駆け出すジム。それを追いかける恐竜。周りはあちこちで爆発が起きていた。そして恐竜が背後に迫った時、ジムはポータルの中へ。


刺されたテイラーを支え立ち上がったスカイ。2人がもう一度ルーカスを見ると、ルーカスの姿はそこにはなかった。


ジムは家族の元へ戻って来る。
夜。テイラーにコロニーにいたボイランから無線が。ボイランは皆いなくなったと言う。フェニックスたちは北へ向かったと。

ジムたちはコロニーに戻ってくる。フェニックスたちと戦ったテイラーやジムはコロニーで温かく迎えられた。


指令棟に戻ったテイラーに会いに行くジム。傷だらけになったコロニー。でも「故郷はいい」とテイラーは話す。そこに北方の境界線の監視兵がフェニックスの車列を発見したと報告が入る。バッドランドへ向かったと。テイラーたちはなぜ何もないバッドランドへ向かったのか分からなかったが、ジムの乗ったコンテナと取り替えたコンテナにはバッドランドで見つけたものが入っていた。ジムとテイラーはコンテナを調べることにする。

コンテナを開くと、中から出て来たものは女性が掘られた船の舳先だった。「見た所18世紀のものだ」と話すマルコム。そんな未来の物がバッドランドになぜあるのか謎だった。そして2149年と遮断されたとたん、なぜフェニックスがバッドランドへ向かったのかも分からない。


ジムとエリザベスが帰ってくると、家の前には空を見る子供達がいた。何をしているのかジムが聞くと「マディが今夜、流星群が見えるって」と答えるジョシュ。しかし、なかなか流れない。計算を間違えたのかマディは心配するが「きっと今夜よ。分かるの」と言うゾーイ。そして皆が見つめる中、流星が流れ始める。



ーおわりー




終わってしまいました…

ミラは好きじゃなかったけど、子供のためにやっていたことだったから、2149年に戻れなくなってちょっと可哀想だったかな?それが罪を犯した罰なの?

ワシントンが亡くなったことより、ゾーイが寂しそうなテイラーを抱きしめた時が悲しくて切なかったなテイラーもワシントンを助けたかったけど、目の前で亡くすことになってつらかったと思う。だからきっとゾーイに救われたよね。

シーズン2が作られていないので、どうしてバッドランドへ向かったのか、そして舳先のことも謎のまま…。さらにルーカスの行方もどうなったのか分からない。
できたらルーカスとテイラーには和解してもらいたかったな。
とにかく面白かったのに、続きも気になるのに、このままだなんてもったいない。続きを作ってほしい。そして謎も解いてほしいな




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