二人の王女 第4話

感業寺を訪ねた武媚娘は、縁静師太が死んだ赤子を盗み、太平公主の棺の中に入れたことを知る。昭娘と公主を追っている高侃将軍を心配する武媚娘だが、公主はさるお方に助けられ、いずれ戻ると縁静師太は言う。
赤子の泣き声を聞いた者が確かにいるため、長孫無忌は何者かが偽の遺体を棺に入れたのではないかと考える。そして先回りし、遺体を棺に入れたのは縁静師太ではないかと大臣たちに話す。ただちに縁静師太を捕らえ問い質すべきだと意見が出るが、長孫無忌は仏門の聖地でみだりに捕らえることはできず、縁静師太だけが白状してもダメだと言う。昭娘を捕らえ公主を取り戻し、武媚娘が刺客として放った高岐将軍にも証言させなければいけないと。長孫無忌は昭娘の人相書きを描かせ各地に貼り出すことに。
昭娘は公主を抱き感業寺へ逃げてくる。縁静師太に子供を引き取ってほしいと頼む昭娘。しかし縁静師太は間もなく見張りの兵が来ることを話し、すぐに発つように言う。そして、見せればどこの尼寺でも受け入れてくれるという札を手渡す縁静師太。縁静師太は必ず公主は宮中へ戻るが、それは20年ののちだと言う。
縁静師太に言われた寺へ向かおうとしていた昭娘は、途中、人福旅籠へ泊まることに。そこで盗賊に襲われる。馮小宝の師匠が助けようとするが、盗賊の1人に昭娘は連れ去られてしまう。後から来た高岐将軍と共に盗賊を片づけた後、昭娘を追いかけ連れ戻す馮小宝の師匠。戻ってきた昭娘は高岐将軍に殺されそうになるが、馮小宝の師匠にまたも助けられ、逃げることができる。
高侃将軍の追手が来たため、高岐将軍も馮小宝の師匠も旅籠を後にする。しかし昭娘の落とした宮中で使われる札を高侃将軍は見つけてしまう。それにより、長孫無忌は昭娘の行きそうな四ヵ所を特定する。
農家に逃げてきた昭娘は、主婦・石蘭の世話になる。しかし貼り出された人相書きを見た石蘭は驚いてしまい、その様子を見ていた男が高侃将軍に怪しい者がいると告げてしまう。
家に戻った石蘭は、昭娘たちを自分の里へ逃がそうとするが、高侃将軍に追いつかれ石蘭は殺される。昭娘も殺されそうになるが、そこに高岐将軍が現れる。崖に追いつめられた昭娘は、公主を置き崖から川へ飛び込む。それを見た高岐将軍も川へ。置き去りにされた公主は高侃将軍が連れて行く。
公主だけではただの赤子にすぎないと、必死で昭娘を捜す高侃将軍。そんな高侃将軍から公主を取り戻した高岐将軍は、公主を昭娘の元へ連れて行く。長安に戻らないように言い、高岐将軍は去って行く。
昭娘は残された石蘭の息子・石蛋も連れて行くことに。
王皇后は失脚し、蕭淑妃も退位。武媚娘が皇后となる。


ーつづくー


高岐将軍は実はいい人?
公主を抱いた時、優しい顔をしてました。
でも甥(?)の高侃将軍は殺したんだよね?
それにしても、高岐将軍と高侃将軍て書く時ややこしかったー(￣▽￣；)

皇后となった明玉…じゃなく武媚娘は綺麗だけど何となく怖い(;´д｀)ノ
だんだん発言も怖くなってきたかも…。

ほんの少しだけしか出なかったけど、石蘭はとてもいい人でした。
理由も分らないのに昭娘を信じてくれ、助けてくれようとして…(；_；)
昭娘は石蘭の息子・石蛋を置いていくわけにはいかなかったと思うけど、石蛋には父親がいるのよね…。父親は妻は亡くなり、子は行方不明でちょっと可哀想かも"(ノ_・、)"



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