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中国ドラマ「風中の縁」第20話 あらすじ

2015年09月12日 10時15分07秒 | 風中の縁(中)

「鴛鴦藤の誓い」


【登場人物】
莘月 …狼に育てられた娘
衛無忌 …皇帝の妃の甥
九爺 …医学の知識も高い御曹司
石謹言 …九爺(莫循)の側近



「建安を離れない?北の地でも砂漠でも気ままに旅をするの」と言う莘月。莘月が建安に帰りたくないから言っていると分かった衛無忌は「傷ついたんだな。以前は何事にも勇敢に向き合っていたのに、逃げたくなったか?」と言う。少し疲れてしまっただけ、と莘月は答える。衛無忌は、父親がいない自分は皇后の力がなければ、今頃、公主府の使用人になっていただろう、もしくは生きるために馬の世話をしていたかもしれない、万家の計らいなしなしに若くして兵を統率するなど無理だ、万家から受けた恩に報いたい、幼い頃から抱いてきたこの夢を果たせたら君と一緒に建安を離れると約束すると話す。莘月は大きくうなずく。


莘月は衛無忌と幕営に入る。食事が将軍の犬より祖末だと兵の不満を聞いていた莘月は、陛下から賜った食糧を「皆に分け与えたら…」と言う。しかし衛無忌は、配下が陛下より忠誠を誓っていた韓信や周亜夫の末路を例に挙げ「人心は陛下ただ1人のものだ。私たち将軍は決して得てはならぬ」と話す。莘月は衛無忌がわざと兵から恨みを買うよう仕向けていたことを知る。

「無鉄砲な私が建安で無事に過ごせたのは、幸運だったと言えるわね」と言う莘月。衛無忌は「無事だったのは石舫が守ってくれたからだ」と返す。君に害を与えるものを、陰で排除したはずだと。そして、自分が砂漠で君に救われたことを公主に話たのは、万一の時、守ってもらうためだと言う衛無忌。
“建安に戻れば彼に会う事もある。今も竹林の中に座って鳩を眺めているかしら”と莘月は思う。


1人たたずむ李佶に莘月は話しかける。「私は帰らずに砂漠で戦を続けていたい」と莘月に言う李佶。寝ても覚めても彼女のことが頭から離れられない、今は彼女を忘れるために命の駆け引きに没頭していたいと。出陣前には会ったの?と莘月が聞くと、李佶は太液池で秦湘と会った時のことを思い出す。「戦場は危険です。どうか気をつけて、無事にお戻りください」と李佶に言った秦湘。李佶はその言葉が嬉しかった。
「一生思い続けるの?無理にでも忘れられない?」と言う莘月。李佶は「自分でもどうしたらいいのか分からない」と言う。そこに蹴鞠をしている皆が待っていると、兵が李佶を呼びに来る。李佶は「君も来ないか?」と莘月を誘う。


莘月が衛無忌と李佶の蹴鞠を見ていると司馬烈が来る。「規律を重視する万将軍は、この光景をどう思うかな」と莘月に司馬烈が言う。さらに「俗に“賢妻あれば災いなし”と言う。君も衛将軍とは釣り合わぬ身分の低い女子とはいえ…」と言い始める司馬烈。その時、飛んで来た蹴鞠の球が司馬烈にあたる。「蹴る方向を謝った。申し訳ない」と謝る衛無忌。衛無忌は兵や李佶たちと無理やり司馬烈を蹴鞠へ誘い「次は李佶と組んで、司馬烈を負かしてやる」と莘月に言う。
衛無忌の蹴鞠をする姿を見ながら、莘月は“今日、ここで見た彼の姿を、きっと一生忘れることはないわ。髪が白くなり目がかすんでも、細かいしぐさまで思い出せるはず”と思う。


羯族が大敗し、合黎山を明け渡したと九爺に話す石風。九爺も衛無忌が単独で羯族と戦ったことを知っていた。
九爺は莘月の消息を石風に聞くが、石風は「分かりません」と首を横に振る。
石風を下がらせた九爺は、莘月の残していった箱を開く。“衛無忌も私と同じように莘月を捜しているはず。ひと足先に見つけたかもしれない”と思う九爺。突然の風で箱に入っていた葉が舞い床に落ちる。


凱旋する衛無忌と一緒に建安に戻った莘月は、建安城の前で「落玉坊に戻るわ。覚悟を決めたの」と言い、衛無忌と別れる。


文だけ残して去った莘月に、泣きながら怒る紅姑。莘月は気ままにやりすぎたと謝り、甘えたような態度で「大目に見てくれない?」と機嫌を取る。
衛無忌が帰還した日に莘月が戻り、紅姑は2人の関係に気づき喜ぶ。


陛下は建西侯と衛無忌には俸禄を大将軍と等しくし、鷹撃司馬と趙孟山は従票侯に。さらに李佶には500戸を与える。そして司馬烈と張朔は庶民に格下げとした。


秦湘に会いたい李佶は、湖心亭へ向かう。そこに秦湘はいた。あの日の言葉がなければ私は砂漠で果てていたかもしれない、命を救っていただいた感謝を伝えるために来たと話す李佶。秦湘は「無事に帰還されて、安心しました」と言う。
お腹の子のために戻ることにした秦湘を李佶が呼び止める。「私はあなたのおかげで生き延びた。だから、あなたの頼みなら何でも聞きたい」と李佶は言う。どんなことでも力になる覚悟だと。


衛無忌は皇后に会いに行く。しばらく話をしていると陛下が。「褒美は足りたか」と衛無忌に聞く陛下。衛無忌は「もし可能なら1つお願いを。砂漠の品をいただきたい」と頼む。「よかろう。好きなだけ与える」と陛下は言う。


九爺に戻ったとを知られたくない莘月は、落玉坊の皆に口止めするよう紅姑に頼む。「分かったわ」と返した紅姑は、しばらく休んだあと、皇宮へ行き湘夫人(秦湘)にお礼を言うよう莘月に話す。秦楽師にうちで演奏をするよう湘夫人が頼んでくれた、そのおかげでずいぶん面倒事を避けられたと。
“秦湘、あなたの復讐心は、まだ消えていないかしら。どうか思いとどまって”と思う莘月。


宮中で行なわれていた宴で、衛将軍の代わりは誰にもできぬ、人々の尊敬を集め、人心をよくつかんでいると言う声が上がる。陛下を気にした衛無忌は、陛下に頼み退席することに。


こっそり衛府へ行った莘月は、衛無忌の部屋でぶどうを見つけ食べ始める。

その頃、衛無忌は落玉坊へ忍び込んでいた。しかし莘月はいない。
雨の降る中、ある場所へ行った衛無忌は、九爺殿のところへ?いまだに彼が忘れられないのか、君がどこへ逃げても捕まえることはできる、だが心に彼がいたらどうすることもできない、と心配になる。
咲いている金銀花に触れながら“今の私はこの花を、金銀花と呼ぶべきか。それとも鴛鴦藤と?”と思う衛無忌。


ぶどうを食べながら寝台で寝ていた莘月は、部屋の外で衛無忌と侍女が話している声で目が覚める。慌てた莘月はぶどうの入っていた器を落とし、ぶどうが部屋中に散らばる。ぶどうはそのままにし、隠れる莘月。
衛無忌と一緒に入ってきた侍女は、床に落ちているぶどうを見るとひざまずき「掃除が行き届かず申し訳ありません」と言う。「構わぬ、下がれ」と言う衛無忌。侍女が部屋を出ていくと「侍女は去った。出てこい」と衛無忌は言い、莘月がひょっこり顔を出す。

自分の隣に莘月を座られた衛無忌は、莘月を自分の膝に寝かせると「酒宴の間もずっと君のことが気になり途中で出て来たのだ。落玉坊へ行ったが君はいなかった。その後、ある場所で長い間思い悩んでいた。だから遅くなった」と話す。だが杞憂だったようだと。さらに、君のこととなると不安になると衛無忌は言う。衛無忌の手を握りながら“彼は私が建安で傷ついたと言う。でも彼だって同じはず”と莘月は思う。
衛無忌についた芸妓のおしろいの香りにやきもちを焼く莘月。「怒ってる君も好きだ」と衛無忌は言う。「何かの病かしら」と莘月が言い、衛無忌は「これが病なら、ずっとかかっていたい」と笑う。
莘月は衛無忌に寄りかかりながら眠り、その晩を一緒に過ごす。


翌朝。衛無忌は莘月をある場所へ連れて行く。そこには鴛鴦藤がたくさん咲いていた。莘月は昨夜、衛無忌が来ていた場所がここだと気づく。
全部、自分が植えた事を話し「十分、償いになっただろ」と言う衛無忌。感動した莘月は笑顔で「もちろんよ、うれしいわ」と言う。莘月を抱き締めた衛無忌も「私もうれしい」と言うと「最高に嬉しいぞ」と山に向かって叫ぶ。


ーつづくー


あれ?
李佶の莘月に対するわだかまりは無くなったの?という展開でちょっと混乱(;´д`)ノ
逆に司馬烈が嫌な感じで“( ̄ω ̄;)

韓信の例えを出した衛無忌の言葉に、項羽と劉邦を思い出したの。
たしかに韓信そうだった(o´д`o)=3
それで衛無忌が兵に嫌われるようにしていることも納得。

秦湘に「あなたの頼みなら何でも聞きたい」と言った李佶が心配。
好きな人の頼みを聞く事も大切だけど、好きな人に間違った道を進ませないことも大事。
それを李佶が分かっているといいんだけど(;д;)

衛無忌がやばすぎる。
素敵すぎてやばすぎる(*´艸`*)
あの蹴鞠の技!!…じゃなくて、わざと司馬烈に蹴鞠をぶつけるところがいい!!
李佶もいい感じだった。
床にぶどうが散らばっているのを見た時の衛無忌をリピしたり、芸妓につけられたおしろいだと言う衛無忌をリピしたり、腰紐?をひっぱる衛無忌をリピしたり、もちろん何度もリピするから、ちっともお話がすすまない(≧∇≦)ノ彡



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3 コメント

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大人の顔と、 (time)
2015-09-22 16:34:32
无忌はあの時代(行程中心)という中でどう振る舞えばいいのか
よく分かっていますね。
その上で、自由人の月兒の気持ちも理解して。
本当にできてますねー

李将軍は、複雑ですね、、、
秦湘以外でいい人はいっぱいいることを誰か教えてあげて欲しいです~
この場合は无忌は不適切な感じがしますけど(笑)

今回は、无忌も月兒も忍びこんで
一瞬どうなるかと思いきや、葡萄が繋いでくれましたねー
このあたりからのラブラブ場面の連続は前に進まないですね、リピしてしまうと、確かに^^
返信する
Unknown (naa)
2016-03-15 18:05:07
そうそう、うささん、李将軍がシン月と仲良し?
秦湘への想いまで語ってるし…
秦湘を忘れてって言っても忘れられそうにないですね…

無忌ってやっぱり優秀…
「人心は陛下一人のもの」に納得。
韓信と周亜夫~懐かしい名前も出てましたが…
シン月の「名将は多くいたけど無事に隠居できた人はわずかよ」…は岳飛を思い出しちゃった(TT)

お互いの部屋に忍び込み合う二人って(*≧∀≦*)
勝手に忍び込んで葡萄を食べて眠ってしまうシン月が可愛い♪
けど心までは捕まえられないと思う無忌は切ない…
結婚の約束してもシン月を疑ってしまうのはずっと九爺を見続けてたシン月を見てたからかな(TT)
確かに今回はリピリピリピ~お話もコメントも進みませんね~(*≧∀≦*)
満開の金銀花は鴛鴦藤になれるかな。

そろそろ九爺にも会って欲しいな。
きっと辛いけど…
返信する
爽やかイケメン二人 (ねこ)
2016-03-21 13:47:50
李佶はシン月のこと恨んでいたはずなのに、普通に話してましたよね。
韓信と周亜夫・・・・・私も思い出しました。岳飛もね。

紅姑とシン月のやりとりもまた見られて良かったです。
シン月は甘え上手ね。

衛無忌は名家の苦労知らずのただのおぼっちゃまでは、なかったんですね。
蹴鞠って平安時代の貴族の蹴鞠をイメージしてたら、今のサッカーみたいなもんでした。
かっこよかったです!衛無忌はもちろん、李佶も!
爽やかイケメン二人、仲良しいいです。
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