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中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第26話

2013年07月25日 16時18分07秒 | 宮廷の諍い女(中)

せめて、あなたの子は無事に生まれてほしい、と甄嬛に言う端妃。そして曹貴人は華妃以上にくせ者だと忠告をする。華妃が虎ならば、曹貴人はその爪だと。しかし、爪の主さえ分かれば攻撃をかわせると話す。


富察貴人が流産したことは、すでに皇后が雍正帝に報告していた。
「今回の件は不問に付す」と皇后に告げる皇太后。「でも莞貴人(甄嬛)の子は、絶対に守りなさい」と命じる。

皇后は「はい」と言ったあと「華妃が外部の医者を召したいそうです」と皇太后に相談。自分がずっと身ごもらないのは宮中の侍医が無能だからと主張していると話す。しかし、外部から侍医を召せば侍医院の面目は丸つぶれになってしまう。皇太后は華妃のことだから何度でも掛け合ってくるはずだと、仕方なく許可することに。


甄嬛のいる碎玉軒からつらそうに自分の宮へ戻ってきた端妃を侍女・吉祥が心配する。そんな吉祥に「積年の恨みを晴らさなければ、生きながらえて何になるの」と言う端妃。


頌芝が翊坤宮に戻ってくると、華妃が酢漬けを口いっぱいに頬張っていた。胃を痛めるためやめるように頌芝は言うが華妃はやめない。とうとう吐いてしまう華妃。それを涙を浮かべながら「つわりよ」と華妃は言う。そこまで追いつめられていた華妃は「皆に子が授かるのに、なぜ、こなたは無理なの」と涙を流す。
以前、華妃が身ごもった時に授かった子は男の子だった。「なのに、あの女が…」と恨みを込めて言う華妃。


端妃の宮に華妃が来る。端妃は就寝中で「用なら明日に」とひざまずく吉祥。しかし周寧海が吉祥を蹴飛ばし、華妃は中へ入ってしまう。

しばらく睨みつけていた華妃は端妃の頬をを叩く。端妃はうろたえず「かんしゃくを起こす度に私の宮へ乗り込む」と言う。「産まれてこなかった我が子を思うにつけ、切り刻んでやりたくなる」と怒る華妃。「それにも劣らぬ苦しみを受けてきたわ」と端妃は返す。そして病に苦しむ端妃は、生き地獄も同然だと言い「簡単に殺すより痛快ではないの?」と言う。

「でも子を失った苦しみは埋められない」と言う華妃。「あの薬はお前の差し金よ」と。そんな華妃に「すべて私のせいにして。夜中に忍び込み、私に紅花を飲ませた。おかげで子の産めぬ体になったのよ」と端妃は言い返す。「お前が生きている限り許すつもりはない」と華妃が言うと端妃は「どうでもいい。この命はあなたが握る。運命だと諦めるわ」と言う。

陛下がこの騒ぎを知れば、富察貴人の流産と甄嬛の傷が誰の仕業か疑うと言う端妃。私のせいではない、と華妃は返すが、そんなことは無関係で「あなたが私を恨むのと同じ。事実は関係なく私を許そうとはしない」と端妃は言う。これからも、じわじわといたぶってやると言い、華妃は帰って行く。


外部の医者、陳殿が宮中へ。青海では華妃の兄・年羹堯に仕えていた陳殿。
陳殿に診てもらいながら、華妃は「身ごもらずとも1万両は与える」と言う。お前の葬式費用にね、と。
陳殿の診断は、子は焦るほど授からないものだと話し、広い心を持てばすぐに授かるというものだった。まだ子を授かる可能性があると分かり、華妃は喜ぶ。


陳殿は皇太后の侍女も診ることに。「私の病はよくなるのでしょうか?」と聞く竹息。健康な竹息が病と言うことに驚く陳殿。「侍医の診断によれば、私の病は時間をかけてこそよくなるそうです」と言う。そして、健康な者を周囲が病だと診断している場合、陳殿のみ真実を話したところで支障はない、だが、反対に病であるのに誰も真実を話さず陳殿のみが真実を語れば名声が一瞬にして崩れる、侍医院の口はたった1つだと教える。話を聞いた陳殿は「私も従いましょう」と言う。


甄嬛が目を覚ますと、寝床に座ってうたた寝をしている雍正帝の姿が。そっと起こすと雍正帝は、富察貴人と甄嬛の話を聞き、気になって公務後、戻ってきたと言う。富察貴人の流産に心を痛める雍正帝は「必ず産んでくれ。朕がきっと大切にする」と甄嬛に。そして富察貴人を助けようとしたと聞いた雍正帝は「無棒だぞ」と言う。富察貴人も身重だが、そなたへの愛のほうがはるかに勝る、と。
雍正帝は甄嬛と甄嬛の父に肩身の狭い思いをさせたが、二度と傷つけないことを約束。敬妃の冊封の日、甄嬛を嬪にすると告げる。


皇后が安陵容と話していると、蘇培盛が来る。今日は15日。毎月15日は雍正帝と皇后が一緒に過ごすことになっていた。しかし政務後は身重の甄嬛の元へ雍正帝は向かうと伝えにきた蘇培盛。皇后は顔をこわばらせる。

一緒に寝ていた甄嬛は「まだ間に合います」と皇后のところへ行くよう雍正帝に言う。「娘娘との夜に私めの元にいては問題かと」と。「好きな女子といるのに、時など関係ない」と返す雍正帝。娘娘を傷つけたくない、と甄嬛に言われ、雍正帝は明日、皇后の元で食事をすることにする。
その頃、隣に寝ているはずの雍正帝を思い、皇后は涙を流していた。


沈眉荘に与えたかんざしは陛下が投げ捨てたため角が欠けてしまっていた。その場所に宝石を埋めて直し、皇太后は甄嬛に下賜する。

甄嬛が宮に戻ってくると、雍正帝から猫に引っかかれた傷跡に塗る薬が届いていた。そこに安陵容が来る。
安陵容は届いていた薬が体質に合うとは限らないと話し、家伝の舒痕膠を甄嬛に渡す。高価すぎてもらえない、と甄嬛は言うが「私の物は嬛さんの物」と言う安陵容。甄嬛は嬉しいと素直に喜ぶ。


出産前、実家の母親が付き添えると聞き、淳常在は両親が恋しくなる。そんな淳常在を甄嬛は蒸したてのお菓子で慰める。
甄嬛のお腹を触る淳常在に「好きになったのなら叔母になる?」と聞く甄嬛。淳常在は喜び、自分の腕輪を外すと「では、これが叔母になる誓いの品です」と言う。「ならば約束は破れない」と淳常在に言った後「優しい叔母上ね。今からお礼の品をくれたわ」とお腹の子に甄嬛は話しかける。


妊婦は伽が出来ないのに陛下は通っている、江侍医に陛下が行かないよう助言しろと言う華妃。頌芝は「でも碎玉軒には淳常在という幼い女狐もおります」と返す。おこぼれですよ、と。そして淳常在が無垢を装い陛下を誘惑していると思った華妃に「理由を並べて始末するのは簡単なことですよ」と言う。


冊封の日。甄嬛は敬妃と一緒に位を授かる。


ーつづくー


酢漬けを食べていた華妃がちょっと哀れに思ったけど…華妃が先に端妃に紅花を飲ませたんですよね?
華妃は端妃のせいで流産したと思っているけど、端妃の「あなたが私を恨むのと同じ。事実は関係なく私を許そうとはしない」と言っていた言葉が引っかかりました…。
"事実とは関係なく"ってどういうこと?
先に端妃の子を殺したのに自分だけ被害者ぶっているということ?
それとも端妃が流産させたわけではないということ?

皇后は甄嬛が妊娠したことで、甄嬛に対しての感情が変わるかも…。
今回も毎月一緒にいる日を邪魔されたと感じたと思うし"(ノ_・、)"

それから安陵容の持ってきた薬は大丈夫!?
何だかこの薬、すごく怖いー。
怪しいと思うのは私だけ?
甄嬛は安陵容を信じているけど、安陵容はもう違うよね(TωT)

相変わらず淳常在が可愛い(*´∇`*)
でも、"叔母"になったことを安陵容が知ったら…と思うと怖い。
あと、華妃たちも淳常在に何かしそう…危険!!
逃げてぇぇぇぇって感じだよぉ(;△;)




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8 コメント

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こんばんは~ (Apple)
2013-07-25 23:49:08
端妃が、曹貴人は華妃以上にくせ者だと忠告しましたね~
私もそうだと思います。頭も華妃よりうんと賢そう!
爪がわかっているなら…そうですよね~甄嬛なら上手くかわせそうだけど、わからない爪もあるよね( ; ; )

端妃の、「事実とは関係なく」は端妃が流産させたわけではないって事かな~と理解しましたが…
何か手違いがあって~華妃が勝手に恨んでいるのかな?
吉祥が周寧海に蹴飛ばされて可哀想( ; ; )周寧海って顔も怖いし、やることが凄く嫌!
華妃の周りの人ってみんな怖い!酷い事を簡単にするのね( ; ; )

皇后も甄嬛が邪魔をしたって顔をしていましたね~( ; ; )
皇后が虎なら爪は安陵容かな~?なら安陵容の持って来た薬は危ないですよね!絶対危ない!
甄嬛の赤ちゃんが心配です。

皇太后の竹息は侍医をかばったのかな??

うんうん、淳常在が心配~

二部スタートですね~これからも宜しくお願いします(o^^o)
返信する
こんばんは(^-^)/ (time)
2013-07-26 01:44:23
今回は、
端妃と華妃の関係がイタかったですね。

そして、15日なのに一人の皇后。
先日、皇太后に釘を刺されたばかりなので
大丈夫だとは思いますが、切ない感じでした。
ちょっと前の韓国歴史ドラマのセリフで
一人寝が寂しい・・・をよく聞きましたが
正しくそれでした。。。

皇太后の采配は素晴らしいですね。
華妃を立てながらも、
全体の規律を崩さず、
陳大人も傷つかず、流石でした。

安陵容の薬は本当に心配。。。
つかわないでほしいですね。
とにかく元気な赤ちゃんが生まれてくるためにも。
返信する
こんばんは。 (メーア)
2013-07-26 02:48:52
華妃の子供を失った悲しみ、子供が欲しいという思いに関しては凄く可哀想でした・・・酢漬を食べて「つわりよ」は・・・でも端妃にしたことは・・・。(--;)
華妃と華妃の話、「事実とは関係なく」は・・・あの・・・私・・・もしやと思うのですが・・・華妃と端妃の流産に皇后が絡んでるんじゃあないかと・・・。(--;)
前回の猫とおしろいの件は皇后が黒幕ですよね・・・(そんな人じゃないと思ってたのに・・・)だとしたら皇后ってものすごく怖い人ですよね・・・。(--;)
華妃が先に端妃を流産させた時というか、その前というか華妃の性格からして何かするかも知れないということを皇后が予測して、なんで警戒とかしなかったんだろうと思いまして・・・もしや何かするとわかっていて、させたんじゃあないかと・・・。(--;)
華妃が端妃を流産させた後に、皇后が華妃を流産させて、それを端妃がやったように(端妃のせいで流産したと華妃が思うように)仕組んだんじゃあと思いまして・・・。(--;)
端妃と華妃がが子供を産んでいたら・・・それが男の子だったら・・・その当時、皇后の皇子が存命中なら皇后にとっては自分の子の将来にとっての不安材料に・・・。(--;)
皇后の皇子が亡くなってたら、華妃と端妃のどちらかが雍正帝の皇太子(まだ雍正帝が皇帝になってなかったら後継ぎ?)
になる可能性も、そうなると皇后の立場が弱く・・・。(--;)
ご免なさい・・・ご免なさい・・・そんな怖い考えしか思い浮かびません、皇后がもう、怖くて怖くて・・・。(Τ_Τ;)

怖いといえば、安陵容も・・・安陵容の薬は・・・いやもう出てきた瞬間に使っちゃダメと思いました・・・。(--;)
使う前に温実初に調べてもらった方がいいと思います・・・。(--;)
うさ娘娘の、"叔母"になったことを安陵容が知ったらは・・・もう怖いです・・・甄ケイと赤ちゃん、淳常在に安陵容が何かしそうで怖い・・・怖いです・・・。(Τ_Τ;)

雍正帝・・・
「好きな女子と~~」はジャクギの四爺だったら(すいませんしつこくて)素敵ってなるんですが・・・。
雍正帝!あなたはよくても、甄ケイが色んな人に嫉妬されたり、恨まれちゃうんだってば!お願いだからそれに気づいて!と心の中で雍正帝に突っ込みました・・・。(--;)

淳常在・・・
彼女が出てくるとほっとします・・・ずっとこのままでいて欲しいです。(*´ー`*)
でも・・・うさ娘娘の仰る通り、華妃たちに・・・それに安陵容も・・・心配です・・・。(;_;)


すいません、最後にどーしても我慢できない突っ込みを・・・25話でも思ったんですが・・・甄ケイの首の引っ掻き傷なんですが、猫の大きさと傷の大きさが合ってないと思うんですが・・・気のせいでしょうか・・・。
返信する
おはようございます (naa)
2013-07-26 09:52:11
ひどいことばかりしている華妃なのに嫌いになりきれないのは、この子供を授かることのできない悲しみにあるのかなぁと思っています(;;)
いつ寵愛を失っても不思議はない後宮、華妃とて必死、雍正帝といる時は可愛いんだけど、他ではね・・・(ーー;)

華妃の流産は・・・端妃ではなさそうですよね。だとしたら皇后?う~ん、違うような(@@)

一人の皇后も可哀想でしたね(;;)
“なぜ朕の子は無事に生まれない?”って雍正帝が言ってましたが、ドラマを見ている限り雍正帝にも原因はあるような。
今回の皇后への扱い一つとってもねぇ、陛下も人間だし皇帝なんだけどもう少し配慮があれば余計な嫉妬は減りそうなんだけどなぁ(--;)

安陵容の薬は絶対危険!!!
「私の物は嬛さんの物」の後に“嬛さんの物は私の物”って突っ込んじゃいました(TT)

身重なのに敵ばかりで甄ケイが心配ですね。
そんな中で淳常在、うん、毎回ほっとさせられます(*´ー`*)
天真爛漫で裏表がなくてお菓子を食べる姿も可愛くて(≧∇≦)
その分、心配ですね(;;)

長くなりましたが、メーアさんに一言失礼します。
甄ケイの傷、確かにそうですね!猫と言うより虎サイズは大きすぎ!?(≧∇≦)

うささん、みなさん、第二部もよろしくお願いします(*^_^*)
返信する
すみません (naa)
2013-07-26 09:55:50
文字化け忘れてました(;△;)
「私の物はケイさんの物」の後に“ケイさんの物は私の物”です。
返信する
だんだんと・・・ (sima)
2013-07-26 19:48:03
うささん、こんばんは。

娘娘らの腹黒さが色濃くなってきましたね。
華妃の極悪ぶりには引いてしまいますが、
”なんちゃってつわり”は可愛らしくみえる。
子供が授からない事は最大の弱点なんでしょうね。

うささん、この場を借ります。
メーアさん、naaさん、
甄ケイの首の傷ですが、猫が興奮して走って逃げた際の勢いもあったかと思いますので、許容範囲内だと思いますよ。
登場した猫はペルシャという種類でして、ずんぐりむっくりで重量感のある骨太な体型をしてるので、意外と足先(人間でいうと手のひら)はしっかりとしています。
身体の重みと瞬発力で、足指はしっかりと地を掴み蹴って走っていったので、あの傷は有りかなと思いました。
我が家の猫の大運動会中の被害&職業柄の経験から理屈っぽくなりましてすいません。
猫は今でも野性味が残る、とっても身近な猛獣なんですよ。
虎だったら、頸動脈がぁ・・・てとこでしょうね。

このドラマ、人間の姿をした虎がいっぱいいそうですね。

うささん、ありがとうございました。
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こんばんは (naa)
2013-07-26 21:40:38
うささん、simaさんにお返事させて下さい(*^_^*)

甄ケイの首の傷、有りなサイズなんですねぇ。
確かにペルシャ猫ってフサフサどっしりしているイメージあります。
猫飼ったことはないですが近所を走り回っているような猫もケンカしてフ~ッて唸ってる姿は凶暴ですもんね。
頚動脈がぁ・・・は怖すぎです~(;△;)
人間の姿をした虎はもっと怖そうですが・・・

コメントありがとうございました(*^_^*)


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こんばんは。 (メーア)
2013-07-26 23:28:23
うささん、すみませんnaaさんとsimaさんへコメントさせてください。(*^▽^*)

naaさんへ・・・
『虎サイズ』を見て虎・・・華妃が虎なら・・・華妃に引っ掻かれたみたいだなーなんて思っちゃいました。(^-^;)
それと、「私の物はケイさんの物」にたいしてのnaaさんの突っ込み”ケイさんの物は私の物”を見て・・・ゴメンなさい・・・ジャ○○ンを思い出してしまいました・・・。f(^-^;)

simaさんへ・・・
言われてみると、松子は結構大きかったですよね・・・私、今までに間近で見た猫がすべて日本の猫だったので、そのサイズで想像しちゃいまして・・・昔、祖母の家にいた10キロぐらいありそうな猫でも足はわりと小さかったので傷が大きいな~と思いました。f(^-^;)
体の大きさと、とっさの力が加わればsimaさんの仰っる通りアリですよね、お恥ずかしい限りです・・・。(^-^;)
simaさんの、『頸動脈がぁ』と『人間の姿をした虎がいっぱい』を見て私も怖くなりました。(;_;)

naa娘娘、sima娘娘、私の早とちり(?)にお付き合いくださりありがとうございました。(*^▽^*)

うさ娘娘、二回も長々と失礼いいたしました。m(__)m
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