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中国時代劇「蘭陵王」第12話 あらすじ

2014年02月23日 15時29分37秒 | 蘭陵王(中)

蘭陵王府に蘭陵王と高延宗が帰って来る。屋敷の中には蘭陵王が側室を迎えたことと正妃を迎えるということで祝いの赤い布がかかっていた。

雪舞を部屋に案内した王家令は、側室の住まいの外には花園を作るしきたりがあるが急なことで間に合わなかったと雪舞に話す。仕上がりが半年ののちになると言われ「駄目よ、私のための花園だなんて。長くはいないの、無駄になってしまう」と雪舞は言う。きょとんとした顔になる王家令。それを雪舞の部屋の前で蘭陵王は聞いてしまう。雪舞は花は好きではないとごまかす。

王家令が行ってしまい、蘭陵王が部屋に入る。「なぜ、かように嫌がる」と雪舞に言う蘭陵王。雪舞は蘭陵王に振り向くが、何も答えず片付けを始める。蘭陵王は雪舞の隣まで歩いて行くと「妃選びを行なうといえども屋敷を出て行かせるつもりはない。側室として気兼ねなどせずに堂々としておればいいのだ」と焦ったように言う。しかし雪舞は「定めには決して逆らえないわ。殿下は賭けに負ける。すぐに出て行く私のために、いらぬ散財をしないでちょうだい」と返す。

どうしていいのかわからなくなった蘭陵王は「よかろう。この部屋が気に入らぬのなら薪小屋へ参れ。ただちにだ」と言う。雪舞が黙って荷物の方へ歩き出すと、今度は慌てて「本意からではない。頭に血が上りつい」と止める蘭陵王。「分かってるわ。荷物を取るだけ」と雪舞は言う。

「いずれにせよ賭けは賭けだ。わからぬぞ、鄭妃とやらが現れぬことにはな。決着がつかぬ、喜ぶのは早い」と言い蘭陵王は部屋を出て行く。ため息をついた雪舞は「鈍い人。私が喜ぶと?」とつぶやく。


蘭陵王は、高延宗に「私は今、複雑な立場だ。芒山での勝利の後、皇太子の取り巻きどもにとっては、いっそう目障りとなった。殺すならばまだしも妃を選べというには何やら裏があろう」と話す。「さよう。この話しはどうも腑に落ちなぬ」と言う高延宗。蘭陵王は、雪舞のことが気にかかる、おぬしが頼りだ、蘭陵王府と雪舞を頼む、と言う。上手くあしらってやる、と高延宗は返す。


妃選びは陛下のお褒めにあずかり、長恭と天女を引き離すことも出来る一石二鳥の妙計だと胡皇后は祖珽太卜を褒める。力をつけ始めた長恭の元へ耳目となる者を送り込よき機会だと。しかし祖珽太卜は、かたぶつの蘭陵王が色事を好まないため、たやすくはないと考える。それを聞いた胡皇后は「私が推挙する娘を使わせば話は異なろう」と笑う。

胡皇后は蘭陵王の妃候補として、側仕えで亡き英国公の忘れ形見でもある"鄭児"を選ぶ。高緯は鄭児に想いを寄せていたため「まだ幼すぎる」と反対しようとする。しかし高緯の気持ちを知っている胡皇后は「女性は他にもおろう。位を追われてもよいのか」と言う。何も言い返せない高緯。


部屋にいる鄭児は簪を手に持ち蘭陵王と初めて出会った時の事を思い返す。

宮中を抜け出しサンザシの飴がけを買いに行った鄭児。戻る途中、兵がいることに気づき慌てて物陰に隠れたが、その時、簪を落としてしまう。その簪を兵が手に取れば隠れていることが分かってしまうが、先に蘭陵王が拾い「私の侍女のものだ」と兵に言ってかばってくれた。兵がいなくなり隠れていた鄭児に「たまの息抜きも大切だな」と言うと蘭陵王は簪を返す。鄭児は蘭陵王の名を尋ね「今日のご恩はまたいつの日にかお返し致します」と言う。蘭陵王は「恩返しならばこれで十分だ」と言い、鄭児の持っていたサンザシの飴がけを取って去って行く。そんな蘭陵王に鄭児は恋してしまう。

簪を握りしめながら「殿下。お妃選びに加わります。覚えておいでかしら」と嬉しそうにつぶやく。


街で食事をしようとしていた韓曉冬。そこに鳥かごを持った楊林氏が近付いて来る。楊林氏は「楊雪舞を知っておろう」と韓曉冬に言い、雪舞に渡してくれと五色簽を手渡す。


雪舞が部屋にいると、福というおばあさんが来る。雪舞様のお世話をしにきたと頭を下げる福。お世話はいらないと断る雪舞だが、年寄りを無下にすることができず、結局、側にいてほしいと言う。
福はお妃選びのために五人の娘が屋敷に来て、しばらくの間、お住まいになると話す。はやくも?、と雪舞は複雑な気持ちになる。


雪舞は福と一緒にお妃候補をこっそり見に行く。そこでは四人の娘が蘭陵王に挨拶をしていた。美人でよい家の息女ばかり、と部屋の外から見ていた雪舞は落ち込む。そんな雪舞をわざと杖で部屋の中へ押す福。突然押された雪舞は体勢を崩し、蘭陵王とお妃候補の前でぶざまに転んでしまう。雪舞は振り返るが、福はどこにもいない。雪舞は妃候補たちに"盗み聞きをしていた侍女"だと思われる。

「こちらは侍女ではござらぬ」と候補たちに言い、蘭陵王は雪舞に候補たちの紹介を始める。「よく聞くのだ。こちらは婁大将軍のご令嬢で"婁殿"、こちらは劉太傅のご令嬢で"劉殿"、それにこちらは李太尉のご令嬢だ。"鄭殿"は来ておらん」と強調する蘭陵王。しかし蘭陵王が雪舞を皆に紹介しようとした時、五人目の候補"鄭殿"の令嬢が到着する。顔を見合わせる蘭陵王と雪舞。

鄭児を見て「この人だわ、鄭妃。とても綺麗」と言う雪舞。部屋に入ってきた鄭児は「殿下にはお久しゅう」と言うと簪を外し蘭陵王へ渡す。鄭児に見覚えがなかったが、簪を見て思い出す蘭陵王。「殿下は天女様を側室になさったとか」と鄭児に言われ、ようやく蘭陵王はみんなに雪舞を紹介する。

侍女とばかり思っていた雪舞が側室だったと知り、妃候補たちは口々に見下した言葉をささやく。そんな中、鄭児だけは雪舞の前まで行き「殿下がお選びなら側室の雪舞様はさぞかし非凡なお方でしょう。どうぞよしなに」と言う。その時、高延宗が皇太后旨を持って来る。

「皇太后より仰せつかった。こたび集まりし者たちに皇太后の考えしお題を申し渡す。勝ち抜いた娘が蘭陵王の妃となる」と告げる高延宗。最初のお題は"各々酉の刻までに皇太后の食膳を支度せよ"というものだった。「蚊帳の外でよかったわ」とほっとしたように言う雪舞。しかし雪舞も共に競えと皇太后は命じていた。料理が苦手な雪舞は「私は降りるわ。今すぐ出ていけばよいのでしょう」と言うが、高延宗から「出ていくだけではすまぬ。負ければ尻たたき百回だ」と告げられてしまう。


誰が勝つかはわかってる、だけど恥をさらしたくないと思う雪舞。雪舞は何を作るか考えているうちに額に墨がついてしまう。その時、蘭陵王や高延宗、妃候補たちの話声が聞こえてくる。雪舞は気になり様子を見に行く。

妃たちは皇太后のお気に入りである蘭陵王に、皇太后の好きなものを聞こうとしていた。蘭陵王は銘々努力を、と言い、それには答えない。
鄭児は覗いていた雪舞に気づき「雪舞様」と呼びかける。みんなは雪舞の額の墨を見て笑うが、雪舞にはなぜ笑われているのか分からない。

蘭陵王は雪舞の元へ歩いて行き「私のために随分と必死なのだな。額に墨までつけて」と言う。雪舞は自分で拭こうとするが、蘭陵王は自分に引寄せると手で拭ってしまう。そして「祖母の好物を教えてほしいか」と言う蘭陵王。雪舞は慌てて耳をふさぎ「やめてやめて」と言う。さらに蘭陵王は「教えるぞ、教えるぞ」とふざけ、高延宗は妃たちに「兄上の態度で分かったであろう。姉上だけは特別扱いなのだ。ご令嬢方、努力めされい」と告げる。

雪舞も妃候補たちも行った後「兄上はご命に背いて妃を選ばぬつもりなのか?」と高延宗は蘭陵王に聞く。「さようだ」と答えた蘭陵王は、鄭児だけは胡皇后の侍女で下手に断れば角が立つやも、やっかいだと話す。


雪舞が部屋に戻ってくるのを福が待っていた。
「殿下が分からないわ。私を特別扱いして」と言う雪舞。福は殿下の心を独り占めしているということでよいことだと返す。しかし「だめよ。あの人は鄭という名の女性と結ばれる定めなの」と雪舞は言う。それならばお題に悩まなくても良い、ここを去ればしまいだと言う福。しかし雪舞は「お妃は無理よ。なれど証しを立てたいの。"私が蘭陵王に相応しい"って」と言う。

福は仕事に戻ると言い、布団を動かす。その途端に咳をし、雪舞は駆け寄る。もう帰る家がないと言う福は、殿下がお許しならここで一生を終えたいと言う。なら仕事を続けていくためにもこれを使って、と雪舞は手巾を渡す。綿ぼこりは肺によくない、この布を使えば鼻や口からほこりを吸い込まないと。

「こんな風に年寄りを思いやれる方が御膳の支度に悩むことなどありますまい。年寄りにはいかなる美食よりも、よいお薬や細やかな心配りがありがたいもの。この布のような、さりげない思いやりですわ」と福は雪舞に言う。


鄭は滋養のあるお粥を作り、他の妃候補たちは豪華なご馳走を用意する。鄭児の指に傷があるのを見た蘭陵王は、戦場で使っていた切り傷に効く薬を渡す。

福の話を聞いた雪舞は皇太后のために、目眩をしたり、胸が苦しくなった時に飲む芹菜湯、喉の痛みに効く苹果湯、腸の働きによい香蕉湯をそれぞれ別々の器に入れた養生湯を用意する。
少し困りながら「実に非凡だ。何をもってして、かような思いつきを?」と雪舞に聞く高延宗。雪舞は「殿下のおかげよ。福さんと話たの」と答え、蘭陵王と高延宗は驚く。そして「(福は)三年前に身罷った」と蘭陵王は言う。そんな、まさか、と今度は雪舞が驚く。


部屋に戻った雪舞は福を捜すが、福の姿はなかった。一緒に部屋にきた蘭陵王は「君を引き留めようとして姿を見せたのであろう」と言う。「されどあの福が手助けに現れずとも、君は残ったに違いない」と。随分とおごっていらっしゃいますこと、と雪舞は言い返す。そして「あなたは鄭妃を迎えて私は村へ帰る定めなの」と言う。そんな雪舞の手を取り「信じるものか。夫のために必死で料理をした妻が離れるなど」と言う蘭陵王。それでも、うぬぼれだわ。私は百叩きの刑が嫌なだけ、と雪舞は強がる。

白山村の女子は素直にものが言えぬのか、と蘭陵王から言われ「よそ者の男がだらしないだけよ。お嬢様たちにお世辞ばっかり言って、見た目も中身も娘子みたい」と怒る雪舞。蘭陵王は笑いながら「雪舞、やきもちか」と言う。
雪舞が行こうとする前を手で阻み「妃選びは取りやめだ。皇帝のご命に背いても構わぬ。私のそばにいると約束してほしい」と真剣な面持ちで言う蘭陵王。それでも雪舞は「忘れないで。あなたの妻は鄭妃と言うの。それがあなたの定め」と言う。しかし蘭陵王は「皇后の意思でも、あの娘を選ぶつもりはない」と返す。それを外にいた鄭児は聞いてしまう。涙を流し、鄭児はその場を後にする。


蘭陵王が出て行った後、入れ違いに韓曉冬が来る。韓曉冬は預かってきた五色簽を雪舞に渡す。五色簽を見て驚く雪舞。韓曉冬は街中でおばあさんに頼まれたと言う。

五色簽を見ると"山蘄"と書かれていた。「この意味は帰村の時」と韓曉冬に雪舞は話す。「おばあさまが迎えにくるわ」と。明日もう一度会う約束していた韓曉冬は、おばあさんと話て、時と所を決めたら引き合わせると言う。「やっぱり私、殿下と別れるのね」と悲しそうに言う雪舞。その様子に「そういうふうに言うってことは殿下と別れたくはないんだろ?だったら残れよ」と韓曉冬は言う。しかし雪舞は「鄭妃が現れた以上、もう残る意味はないわ」と返す。


ーつづくー


Σ(T▽T;)
二日(土日)も見れないのに宇文邕(小馬ちゃん)が出て来なかった(;_;)  ←初めに書くこと!?

でもでもでもでもでも、雪舞を好きすぎる蘭陵王が可愛くて可愛くて(///∇//)
いつも冷静な蘭陵王が、雪舞にはあたふた。
そして雪舞の気持ちに気づかない"鈍感な人"
きゃっ(*´艸`*)

雪舞が福に押されたのもおかしかったー。
転びっぷりもよかったけど、蘭陵王の顔がまたいい!!
そして「堂々と入ってまいれ。立ち聞きをするならもっと静かに聞け」って。
もう可笑しくて可笑しくて(≧∇≦)ノ彡
あと、皇太后の好きな食べ物を「教えるぞ」も可笑しかったー。

可笑しいといえば高延宗も今回もいい仕事してくれました。
あの読み方(*≧ω≦*)ノ"

"鄭児"が…出てきました。
簪は覚えててほしくなかったな(;△;)
鄭児が雪舞を見る目がちょっと恐かったけど…大丈夫かな。



小翠の声が丹娘の声と似てる…。



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6 コメント

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ご令嬢方はイマイチ (サボン)
2014-02-23 20:43:57
宇文ヨウには立派な正妻が。蘭陵王は・・・・・・雪舞でいいんじゃない?鄭児はいい子そうだけど。
雪舞にはちょっと不思議なところがありそうだけど、皇帝のお許しがあって天女の君とでも呼ぶべき人だし、王府で二人でお幸せに~。あ、でも予言がありましたね・・・・・・。
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福姥登場 (time)
2014-02-23 23:05:01
福姥(lao)はいいキャラですよね。
姐姐仰るように、杖で押すところも!
雪舞のこけっぷりも最高でした。

福姥は四爺と雪舞二人の気持ちをお見通しのよう。
サボンさん仰るように、
お嬢さま方よりもやっぱり雪舞ですよね。
鄭児は自分が側室では行けないのかしら???
命を受けているから仕方ないのでしょうか。

ラストのNainaiからの手紙、気になりますね。


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サボンさんへ (うさ)
2014-02-24 04:56:13
いつもコメントを書いてくださるのに、
なかなかお返事が書けなくてごめんなさい(;_;)
今、毎日のあらすじだけで1日が過ぎていく状態で…。
申し訳ないです。

ご令嬢方は…しゃべり方が(吹き替えの)面白かったですよね。
私も蘭陵王には雪舞が一番だと思います!(*⌒―⌒*)
鄭児は蘭陵王に一途だったので、雪舞に対しては
私はちょっと恐く感じてしまって…。
予言もすごく気になっています。
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おはようございます~ (Apple)
2014-02-24 07:02:32
やっと12話を寝る前に見れました~12時をまわっちゃってた…

お~!そう言えば、小馬ちゃん出てきませんでしたね( ; ; )
寂しい…(o^^o)

蘭陵王の女の子の扱いが慣れていないのか?(≧∇≦)
ほんと、可愛い~でも一途でステキ~

福はいい人なんですよね??雪舞を後押ししてくれるのかな~
面白そうな人!!

雪舞のおばあさまも出てきましたね、お手紙どんな内容なのかな?
暁冬ってわかったのかな?

鄭児は蘭陵王を前から好きだったのね~好きな人だから理解して欲しいけど…
多分、無理なのかな( ; ; )うん!怖い感じがするね~

続きが気になりますね~
ありがとうございます(o^^o)
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うささん (サボン)
2014-02-24 10:17:59
いえいえ。お忙しそうですので、お気づかい無く。
蘭陵王と雪舞の「禁断の恋」が気になって、こちらに遊びに来ています。私の知人は「二人の恋は悲恋になりそうで心配」と言っていました。
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こんにちは(*^^*) (naa)
2014-02-24 12:55:45
今回も雪舞大好きだけど応えてもらえない蘭陵王と、自分の気持ちを抑えている雪舞の掛け合いがとっても楽しかったです(*^^*)
もし雪舞が自分の気持ちに素直になったらすごいラブラブなんでしょうねぇ(≧∇≦)
そんな時はくるのかなぁ、来て欲しいなぁ(≧∇≦)

そして予言の女性!?鄭児。
皇后の薦めだけでも面倒なのに、蘭陵王と過去に関わりがあっておまけに蘭陵王まで覚えていたなんて・・・皇太子も好きみたいだし、色々簡単には拒めそうになくて心配(;;)

他の令嬢方は吹き替えが極端すぎて笑っちゃいましたが、問題なさそうですね(≧∇≦)

五爺ほんと今回もいい仕事でしたね(≧∇≦)
中国語の台詞回しも気になって探しに行きました。意味は分かりませんが話し方は同じ感じ(≧∇≦)
恋愛には詳しそうなので蘭陵王と雪舞をしっかりフォローしてあげて欲しいなぁ(*^▽^*)

福ばあやにおばあ様、それぞれ気になりますね。

うささん、コメントありがとうございました(*^^*)
今回のお茶会はやっぱり酔っ払いで参加できませんでしたが次回は参加したいです♪
今日は月曜日、TVの前で見られそうです。
いつもありがとうございますm(__)m


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