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中国ドラマ「風中の縁」第26話 あらすじ

2015年09月30日 20時52分07秒 | 風中の縁(中)

「夫婦の契り」


【登場人物】
莘月 …狼に育てられた娘
衛無忌 …皇帝の妃の甥
九爺 …医学の知識も高い御曹司
石謹言 …九爺(莫循)の側近
黒石 …漠北王の息子



秦湘に声をかけた李佶は「衛無忌を追及できませんでした」と言う。「いいのです。陛下が衛無忌を甘やかすのなら、いっそ彼を出世させてやればいい。そうすれば彼と万謙は敵になり、私たちは漁夫の利を得られる。少し煽ってやるだけで、衛無忌と万家の絆は壊れます」と話す秦湘。李佶は「内輪もめを狙うのか。大物の万謙と陛下の寵臣・衛無忌なら、おそらく共倒れになるでしょう」と返す。「その時こそ攻撃の好機です」と秦湘は言う。


莘月のために陛下に背いた衛無忌を叱る昭陽公主。陛下は許しても大臣ちはどう思うか、万家に迷惑をかけないで、と。そばにいた皇后が、病み上がりの無忌をかばってくれる。


衛無忌は一品居で莘月の好物を買い持ち帰る。莘月の喜ぶ顔を見たかった衛無忌だったが、衛府に莘月はいなかった。落玉坊へ戻ったと陳から聞き、衛無忌は自ら迎えに行く。


莘月は献身的に九爺の看病をしていた。付き添ってくれて助かったと感謝する石謹言。そんな中、石風の報告で衛無忌が石舫に人をやり、莘月を捜させていることを謹言は知る。夜中なのに自らも足を運んだと。そのことを莘月に話した謹言は「帰りたいなら送らせるが、どうする?」と聞く。寝台にいる九爺を見た莘月は、小さく溜め息をつくと「ここにいる。彼が目覚めるまで」と返事をする。


落玉坊で待っていた衛無忌に石風が「九爺様はあなたを治したあと力尽きてお倒れに。昨夜から莘月さんが看病してくれています」と伝えに来る。九爺様は昏睡していると。
石風が帰り「莘月は九爺様にお世話になったから、恐らくは恩を感じて付き添っているだけかと。彼が目覚めたら戻ってくるはず」と衛無忌に言う紅姑。衛無忌はお茶を一口飲んだあと、卓の上にあった茶器を払い落としてしまう。


九爺は熱も下がり脈も正常に戻る。しかし目覚めた九爺は莘月のことが分からない。侍医は「まだ完全に覚醒していないだけです。よく休めばすぐに治ります。だが刺激することは言わぬように」と言って帰って行く。

体を起こした九爺は、莘月だと分からないまま、そばにいる娘が外の廊下を見ていると思い「“頻頻廊”と言う」と話し始める。祖父と祖母は仲睦まじかった、ある日、祖母が琴を弾いていたが、祖父は外出せねばならず、頻繁に祖母の部屋を振り返りながらあの廊下を歩いた、使用人たちは祖父を陰で笑い、あの廊下を頻頻廊と呼んだ、祖父はそれを知っても怒らず正式に頻頻廊と改名した、祖父の半分でも愛する人を慈しめれば私の人生も無駄ではない、今さらこの話を莘月に伝えても手遅れだろうか、と言う九爺。

「彼女は私と花を愛でてくれるだろうか」と言う九爺に、莘月は「もちろんよ。回復後は雪蓮花を見に天山山脈へ行くといい」と答える。「そうだな。天は私を見捨てはしないはず。莘月は必ず戻る」と九爺が言い、莘月は涙が溢れて来る。“なんて哀れな人なの。家族もいないし体も弱い。莫大な財産も自由を求めるあなたを縛り付ける鎖でしかない”と思う莘月。莘月の涙を見て「お嬢さん、なぜ悲しむ」と九爺が言い、莘月は笑顔を作ると「私は喜んでいるのよ。侍医が言ってた。心を落ち着けて養生するようにと。眠るといわ」と言って九爺を横にする。

九爺はずっと医者になりたかったと言う。そして、何もかも捨てて診療所を開くんだ、私が診療をして莘月が薬を調合する、莘月と過ごす時間を作るため患者は1日20人まで、莘月に雪山も見せてあげたい、月亮湖の魚も食べさせてやりたい、莘月は他にどこへ行きたいだろう、と言いながら九爺は笑みを浮かべ眠てしまう。涙を流して聞いていた莘月は、天に“どうかお願い。彼を救ってほしい。明日になれば私との思い出が記憶から消えていますように”と願い「私のことは忘れて」とつぶやく。


落玉坊に戻ってきた莘月は、昨日、衛無忌がここで激怒したことを知る。すぐに衛府へ向かった莘月は、衛無忌の行方が分からなくなっている事を知る。
莘月も心当たりの場所をあちこち捜すが見つからない。最後に衛無忌の植えた鴛鴦藤の場所にも行くが衛無忌の姿はなかった。「返事をして。いないの?姿を見せてよ」と叫ぶ莘月。
泣き出した莘月はその場に座り込み、無忌、一体どこにいるの、私と別れる気なの?最近ずっと私は張りつめた弦のようで心休まる時がないの、私はまるで石臼でひかれる豆だわ、2つの石に挟まれて身を砕かれているの、石もつらいだろうけど間に挟まれる私の苦しみが分かる?と言って両手で顔を覆う。その時、衛無忌が現れる。

衛無忌は莘月のもとへ行き抱き締め「もう会えないかと。以前君に言った、絶対に君を手放さないと。今はなおさらだ」と言う。「嫌われたかと思った。私、もう疲れちゃったわ」と言う莘月。


“君が好きだ。私と一緒にいてくれるか。無言は了解と取る”と言う衛無忌。“もしも子供ができたら君はどうしたい?”と聞く衛無忌に、莘月は“できたら生んで育てるまでよ”と答える。“でも私は君を娶れない。妊娠した君を世間はどう見る?”と衛無忌が言うと“分かってる。他の人なら恐れるかもね。でも私とあなたなら平気だわ。子供ができたら生む。衛将軍なら守ってくれるはずだもの”と返す莘月。
衛無忌は「天地と太陽と月の前で君に願おう。私の女になってくれ。私の子を産んでくれ」と言う。莘月は「正妻でなくてもいい。あなたの女になる」と返事をする。


陳が九爺の容体が安定したことを莘月に伝える。「様子を見に行っては?」と陳から言われるが、莘月は「必要ないわ」と言う。


九爺は莘月が来たか謹言に聞く。「ええ」と謹言が答えると、さらに今どこにいるのか聞く九爺。謹言は言いにくそうに「ひと晩看病したあと、衛府に戻りました」と言う。衛無忌も無事目覚めたと。「莘月さんはひどい」と石風は言うが、九爺は「悪いのは私だ。彼女を大事にせず、傷つけた。だから潔く諦める。彼女が幸せになれば、私の行いはすべて報われるのだ」と話す。


衛無忌は莘月を妻だと思っていたが、世間は莘月のことをいずれ捨てられると見ていた。しかし莘月は人の目など気にしない、と紅姑に話す。紅姑は「覚えておいて。あなたの実家はここなんだからね。何かあれば、いつでも帰ってきなさい」と言う。


皇后の誕生祝いに莘月も招待される。
莘月はいつもより着飾り、衛無忌と宮中の宴へ。衛無忌は莘月と2人で皇后に挨拶をしようと考えていたが、莘月は「2人そろってご挨拶すれば、皇后様を困らせることに」と遠慮する。莘月は衛無忌から離れると座り、衛無忌は皇后に挨拶したあと、莘月とは反対側の李佶の隣に座る。
秦湘が到着し、莘月は“万家と秦湘は敵対してる。秦湘は野心をあらわにし始めているわ。陛下の寵愛が誰のものか、ここで知らしめるつもりね。祝われてる立場の皇后様は脇役に追いやられてる”と思う。

元超は砂漠の踊り子9名を連れてきていた。陛下の許可を得て、踊り始める踊り子たち。
踊りが終わると、陛下が褒美を与えると言う。「皆、砂漠からはるばるやってきた建安に身寄りのない者ばかりです。最大の褒美は“家族”かと。若く有能な殿方が集まるこの場で、どうか夫を探す機会を与えてやってください」と言う秦湘。毎年、砂漠で行なわれる競馬祭りでは、女子が好きな男に愛を伝えることを知っていた陛下は「ぜひその風習を真似てみよう。目にかなう男を探すがよい」と言う。

踊りながら“夫”を探し始める踊り子たち。莘月はだんだん、もし踊り子の誰かが無忌を選んだらどうしようと思い始める。この間は正式に“妻を娶れ”と陛下から命令されたわけではなかった。今日、大臣や砂漠からの賓客がいる前でまた固辞すれば…と。
黒石と莘月は互いに合図をする。そして黒石が笛を吹き踊り始める莘月。莘月と1人の踊り子は衛無忌を取り合うように踊るが、踊り子が最後に選んだのは黒石だった。“あの踊り子は最後に賢明な判断をした。駒となる運命から、うまく逃れたようね”と莘月は思う。

思惑どおりにいかず、秦湘は「なんてお似合いの2人なのかしら。でも何の断りもなく舞に参加するなんて、ここをどこだと?」と莘月に言う。莘月は陛下や皇后、秦湘の前にひざまずき「湘夫人、ここは皇后様の誕生日をお祝いする場です。主役は皇后様ですから出過ぎた真似などできません」と返す。“皇后の名で私を牽制する気?どうやら皇后側に立ったようね”と思う秦湘。莘月も“あなたはただの側室よ。後宮の主は皇后様よ。偉そうにしないで”と思う。


ーつづくー


衛無忌と蹴鞠をした李佶はどこ!?どこに行ってしまったの!?(;д;)
李佶はずっとこのままなのかな…。

黒石はすごくいい人だから、黒石を選んだ踊り子もいい人だといいな。
衛無忌のあと、黒石を選ぶなんて男を見る目がある踊り子さん(*´艸`*)
踊り子さんたちの衣装もきれいでした♪

九爺はもう本当に諦めたの?
そうだといいんだけど…。
このままでは九爺が自分を傷つけることになるから…"(ノ_・、)"

莘月と衛無忌もこれでようやく落ち着くの!?




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2 コメント

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ここが実家~ (time)
2015-10-01 20:47:40
紅姑の一言、流石ですよね。
Xin月は本当にいい人たちと巡り合っています!

黒石もナイス助け舟。
詩爺は踊りが上手なので、舞も本当にステキでした。

无忌との関係も雨降って地固まる感じで、
九爺との関係も、友情まで
ひと山乗り越えてくれるといいと願っています。
返信する
無忌に決まり? (naa)
2016-04-01 11:27:34
九爺の語った『頻頻廊』のお話素敵ですね。
でも目の前にいるシン月が分からないのにシン月との未来を語る九爺は切なくて…(;△;)
シン月は無忌に心を決めたようだし、本当にシン月を思いきらないと九爺がもっともっと辛くなりそうで見てるこちらも辛いです…
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