アンダー・ザ・ドーム #1

小さな田舎町チェスターズミルの薄暗い森の中、謎の男バービーは掘った穴の中に男の遺体を投げ入れ埋める。


寝ていた署長のデュークを起こした警察官のリンダは、近所で"バン"という音がしたというサムからの通報を告げる。他の通報者はいなかったが、2人は向かうことに。


さっきまでジュニアとベッドにいたアンジーは、2人の関係を夏だけのことと思っていた。しかしアンジーに本気になってしまったジュニアは、学校には戻らず退学すると言い出す。3年の頃から好きだった、君だけが僕を分かってくれた、と言うジュニアに「だからダメなの」と冷たく言うアンジー。行こうとしたアンジーの腕をジュニアが引っぱり、怒ったアンジーはジュニアの頬を叩いて出て行ってしまう。


グリンネルに呼ばれた新聞記者のジュリア。ある情報があると、走るトラックを指差しながらグリンネルは「またプロパンガスを運んでる」と言う。先週だけでも6回だと。グリンネルは署長にもこのことを話していた。署長からは、何も問題ない、町庁舎が緊急用に備蓄しているだけだと言われたが、グリンネルはその時の声が上ずっていたと話す。調べてみると返すジュリアに、グリンネルは「決して私の名前は出さないで」と言う。


バービーが遺体を埋めた穴を隠し終わる頃、辺りはすっかり明るくなっていた。急いで車に乗り、その場から離れるバービー。
道路を走りながら「面倒なことが起きた。ヤツは金も持たずに来て再交渉を持ちかけてきた。しかも強引に」とバービーは誰かに電話で話す。その時、前方からリンダと署長の乗ったパトカーが。電話を切ったバービーは、拳銃をすぐ手にとれるよう準備する。

バービーの乗った車は前ナンバーがなかった。ナンバーの確認を求めるため、リンダは無線で連絡。バービーの車とリンダたちの車はそのまますれ違う。

警察の車が気になるバービーは、バックミラーでパトカーが遠ざかって行くのを見つめる。しかし、バックミラーばかり見ていたバービーは、道路にいた牛に気付くのが遅かった。慌ててハンドルを切り、車は牧場の柵を壊し急停車する。

車の外に出たバービーは、タイヤがパンクしてしまい立ち尽くす。その時、地鳴りのような音とともに地面が揺れ出す。そして空から突然何かが落ちて来た衝撃が。牛が半分に切断され倒れて行くのを目の当たりにするバービー。

何が起きたのが分からず、バービーはゆっくりと切断された牛に近付いていく。そして牛の半分が透明な壁の向こう側にある事が分かる。そこにアンジーの弟(高校生)が。


地が揺れていた時、ペースメーカーに異常を感じ、署長は車を止めていた。そんな署長に固定電話が不通になったことやあちこちで停電が起きているという無線で報告が。


パービーとジョーの頭上から死んだ鳥がポタポタと落ちて来る。「かなりの高さらしい」と透明の壁を見上げるジョー。そこにセスナの音が聞こえてくる。2人がセスナを目で追っていると、セスナは透明な壁にぶつかり炎上してバラバラに。残骸がバービーたちの上から降り注ぐ。

駆けつけてきた壁の向こうから来ようとする消防車を慌てて止めるバービー。壁の向こう側のサイレンや声はいっさい聞こえない。逆に自分たちの声も壁の向こうには届いていなかった。バービーは連邦航空局にこの空域を閉鎖するよう紙に書いて伝える。
セスナが落ちた場所に署長やリンダ、そしてジュニアの父レニーも駆けつけ、3人も透明な壁があることを知る。あちこちの道でも事故が多発していた。

ジュリアが車で来ると、署長はリンダにジュリアの車で別の現場へ行くように命じてしまう。バービーとジュリアだけがその場に残され、2人は透明な壁づたいに歩き出す。そして民家で手が切断された女性を発見。バービーとジュリアは病院へ運ぶ。


レニーは町のラジオ局へ。緊急放送を流す。

キャロラインはパートナーのアリスとアリスの娘ノリーと旅行中だった。緊急放送を聞いた直後、対向車の車が透明な壁に激突。キャロラインたちの車はギリギリで車を止めることが出来る。3人は車から降りるが、ノリーは倒れてしまい「ピンクの星たちが…降る。降って来る、筋になって…」と口走る。


家に帰ってきたジョー。家には姉のアンジーがいた。そして書き置きから両親が壁の向こう側にいる事を知る。

病院はけが人でいっぱいだった。ジュリアの夫が日曜日は病院にいるはずだったが、同僚から最近は来ていないと言われてしまう。

病院の外でタバコを吸っていたバービーに「1本くれる?」とアンジーが声をかけてくる。ボランティアで看護師をしていたアンジー。楽しそうに話すバービーとアンジーをイラだちながらジュニアが見ていた。

パレードのせいで警察は手薄になっていた。町政委員をしているレニーは、町政委員の権限で非常時には警官を増員できると署長に話すが「あんたに権限はない」と署長はつっぱねる。「分かった」と返しながらも「プロパンのことを聞かれたら?」と言うレニー。「何の関係が?」と署長が言い返すと「災難直前の燃料備蓄を不審に思う者がいるかも。真実を話すべき?」とうっすらとレニーは笑いを浮かべる。署長はレニーの前まで来ると「この町を破産させたくないからだ」と言うが、我々の状況を確認してるだけだ「運命共同体だろ」と言うとレニーは行ってしまう。


普通の受信機では壁に阻まれてしまうが、ラジオ局エンジニアのドディーは不安定ながらも電波塔をアンテナ代わりにし「チェスターズミルのドームは上空6000メートル…」という壁の外の声をDJのフィルと共に聞く。


ジュリアの夫は家にもいなかった。野宿をするつもりだと話すバービーを、ジュリアは自宅へ連れて行く。


"バリアのスイッチ"を探そうとするジョーにベンが声をかけて来る。発生源があるはずだとジョーは考えていた。しかしジョーは突然倒れ、ノリーと同じように「ピンクの星が…ピンクの星が降る。筋になって降ってくる」と痙攣しながら口にする。


アンジーは真っ暗な家に帰ってくる。誰もいないと思っていたが、暗闇にジュニアが潜んでいた。突然教われ、アンジーは意識を失う。

アンジーが目を覚ますと、そこはジュニアの家の地下にある核シェルターの中だった。「君もここなら安全だ」と頬笑むジュニア。泣き叫ぶアンジーをジュニアは閉じ込め、外に出て行く。
地下への入り口に鍵を閉めていたジュ二アをレニーが見かける。ラジオを聞いてシェルターを点検したが、水浸しだとジュニアは嘘をつく。


ジュリアの家に来たバービーは、写真立てに入ったジュリアの夫の写真を見て驚く。その男は自分が森に埋めた男だった。


署長とリンダは再びセスナの残骸が落ちている現場へ。「なぜ、この町が?なぜ私たちが?」とリンダが言うと「罰かもな」と答える署長。「この町には秘密がたくさんある」と言った署長は、透明な壁を触りながら「1年ほど前、ある話しを…」と何かを話そうとするが、胸を抑えて苦しそうな顔に。そして胸から何かが飛び出し、倒れてしまう。


ーつづくー


すごく面白かったー。
グロイところもいっぱいあったけど、私は平気でした…。でも、ダメな人も多そうヾ(・ω・`;)ノ

とにかく謎がいっぱい!!
バービーが埋めた人を殺してしまったんだよね、たぶん。
なぜ殺してしまったんだろう?しかも、その奥さんがジュリアだったなんて!!

こんな状況で監禁されたアンジーはどうなってしまうのー!?
そしてアンジーも心配だけと、ジョーもまだ子供っぽいし1人で大丈夫か心配。

そのジョーとノリーが同じことを倒れた時に口走っていたことも気になる。
何かこのあたり怖いけど…。

署長の胸から飛び出したのはペースメーカーかも。たぶんそうかな?とは思うけど、ハッキリとしない事は書きたくなかったので…。
署長もどうなってしまうの!?署長が話そうとしたことも気になるのにー。でも、それをレニーは知っているということなのかな?プロパンガスについても気になる。

レニーはしきりたがりやさんみたい…。
署長がこんなことになっちゃったから、ますます自分がリーダーぶっていろいろ行動しそう…。
この父子って…(o´д`o)=３
もし息子がアンジーを監禁していると知っても、レニーは隠そうとしそう。

とにかく続きがすごく楽しみ!
早く見たいです～。



個人的なことだけど、すごく久しぶりにあらすじを書いたような気がする…(;´д｀)ノ



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