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中国時代劇「蘭陵王」第34話 あらすじ

2014年03月25日 22時52分51秒 | 蘭陵王(中)

今や皇后となられた、民の幸せも災いも皇后の一言に左右される、くれぐれも言行を慎んでもらいたいと鄭児に話す蘭陵王。鄭児は笑いながら「私にさような力が?そうね、私が望むものをあなたが差し出せば、皇后として民を愛してあげてもよいわ」と言う。「望むものとは」と蘭陵王が聞くと、鄭児は何も言わずに離れた場所にいる雪舞を指差す。蘭陵王は「戯言はやめよ。雪舞は我妻。私が守り抜く」と強く言う。

「楊雪舞はこの私の手に落ちる。そう遠くない日にね。よいわよ、少しくらい付き合ってあげても。囚人遊びと同じく、最後に笑うのは他ならぬ私だけれど」と言う鄭児。蘭陵王は「皇后様。私はかつて女媧廟で誓いました。雪舞を支え、守り抜くと。我が命捨てる事になろうと、指一本たりとも妻に触れさせはせぬ」と言い返し、背を向けて行ってしまう。"楊雪舞のためなら命さえ捨てるですって。待っていなさい。私が別れの苦しみを味あわせてあげるわ。あなたたちが私にしたことへの報いよ"と鄭児は思う。


壺口関。
兵糧が底をつき、兵たちは飢えていた。届かない兵糧に、これでは戦ができないとイラだつ兵たち。楊士深は一喝し、我々には蘭陵王がついている、鳩で苦境を伝えた、殿下が朝廷を動かして下さると話す。


蘭陵王は壺口関への兵糧が途絶えていると朝廷で高緯に話す。高緯は壺口関へ向かい、朕に代わって蘭陵王が戒めるよう告げる。兵糧も兵どもが騒ぐたびに補給すれば民に示しがつかない、大量の兵糧などたやすく用意できないと、通常の半分しか高緯は渡さない。高延宗は「財政難の折に何ゆえ仙都苑を造られるのです」と訴えるが、高緯から「口を挟むでない」と言われてしまう。

琵琶を弾く鄭児の元へ来た高緯は「目論みどおり蘭陵王は壺口関へ赴く」と言う。「これで蘭陵王と天女・楊雪舞を引き裂く事ができます。心の拠り所である天女を失えば民は離れていきましょう」と言う鄭児。高緯はすぐに雪舞を始末しようと話すが、鄭児は簡単に始末するのは手ぬるい、私と同じ目に遭わせる一計があると言う。そこに祖珽が来たと四喜が知らせに来る。「私が祖珽を呼びました。天文を読ませ暦法を調べさせたところ分かったことがございます」と鄭児は高緯に言う。天災を利用すれば天女を捕らえ殺められると。


蘭陵王は自分の留守に何か起きたら延宗を頼るように雪舞に話す。私のことや屋敷のことは何も心配いらないと返した雪舞は、少し曇った顔で1つだけ聞きたいと「陛下は即位して最初こそ政に熱心に思えたけれど、ここしばらくは仙都苑の造営や残虐な囚人遊びに夢中だわ。あげくに兵の食べるものまで惜しむ。陛下を支える意味がはたしてあるのかしら」と言う。蘭陵王は「これもすべて斉の民のためだ」と答え「確かにそうね」と雪舞は自分を納得させる。

雪舞は一緒に作った人形の一体を蘭陵王に持たせようとするが、落として割れてしまう。不安な気持ちになる雪舞。蘭陵王に後ろから抱きついた雪舞は「無事に戻ってきて」と言う。雪舞の手をぽんぽんと軽くたたき「心配いらぬ」と言う蘭陵王。

鄭児は城門が出て行く蘭陵王を見ながら「殿下、お気をつけて。戻ってきても、もう二度と愛しい楊雪舞には会えないけれど」とつぶやく。


陛下の命だという密使を督水使に授ける鄭児。戻ったの後に開き、詔に従うようにと。そして「私も陛下もとても気掛かりなの。そなたの家族が使命のため置き去りになるのではないかと。陛下のご慈悲で、そなたの家族を宮中に住まわせる。使命を果たしたら家族の団らんを楽しめばよい。失敗した折には、家族の誰かが欠けたとしても不思議はない」と鄭児は脅す。鄭児は民の格好をさせた衛兵をつけさせ、督水使を水門へ向かわせる。

督水使が行った後「誠すばらしい」と笑う祖珽。鄭児が「暦法をよく知る祖珽殿のおかげよ。長い間雨が降らず、鄴の都は干ばつに襲われる」と言うと「十年に一度くる干ばつを予期するは実に容易きこと。皇后様の策略は奥が深すぎて誰も分かりませぬ」と祖珽は返す。


督水使が密使を開くと"水門を開け、水を流せ"と書かれていた。水門を開ければ半年あまりかけて蓄えた水が流れ、田畑だけでなく飲み水もなくなってしまう。陛下にお会いしないと、と督水使は言うが、衛兵たちに剣を向けられ命に従うしかない。


壺口関に向かっていた蘭陵王は、水の音に気づき水門が開けられたことを知る。驚いた蘭陵王は調べに行くことに。

歩いている督水使と衛兵を見つけた蘭陵王。事情を聞こうとするが、民の格好をした衛兵たちが襲いかかってくる。その者たちを捕らえ、蘭陵王が督水使を問い詰めると、督水使は陛下からの命で水門を開けたことを話す。


囚人遊びを高緯と鄭児が楽しんでいると祖珽が来る。祖珽は蓄えていた水がすべて放出されたことを報告するが、督水使も衛兵も戻ってこないと言う。


周。
宇文邕は斉の都一帯が大干ばつとなり、民は飲む水もなく苦しんでいると宇文神挙からの報告を受ける。大きな溜め池の水が流れでてしまったと。何か裏があると感じる宇文邕。密偵に命じ、明らかにするよう命じる。

宇文邕は蘭陵王も気にかける。宇文神挙は斉の皇帝が兵糧を減らし、庭園の造営に財を回していることを話す。そして蘭陵王が皇帝を諌めようやく兵糧を得て壺口関に向かっていると言う。暗愚な君主の元では志も果たせまいと惜しむ宇文邕。「高緯の即位で朕は好敵手を失ってしまったのだ」と言う。


壺口関へ着いた蘭陵王にしばらく逗留するよう楊士深は言うが、蘭陵王は水門を開けた督水使を押送しなくてはいけないと返す。


干ばつに見舞われた各地で、陛下が天女を娶るように書かれた菩薩像が掘り起こされる。天女が陛下に嫁がなかったから干ばつになったと噂に。

高延宗は急いで土の中から出て来た菩薩像のことを雪舞に知らせる。驚いた雪舞が「誰かの謀だわ。あまりにもおかしいもの」と話すと「まさか馮小燐が!?」と言う高延宗。はっとした雪舞は、陛下がどうでるかを見ようと言う。


気丈に振る舞っていた雪舞だったが、一人になると「もしも陛下が私を無理やり娶ろうとしたら、殿下のために私は死ぬことを選ぶ」と震える声でつぶやく。


高緯の前に各地で掘り出された菩薩像が運ばれてくる。国と民のため、天女を妃にお迎えください、と言う祖珽。高延宗は「無礼を申すな。天女は兄上の妃である。それにおぬしの申したことは、兄上と陛下の間を裂くに等しい言葉」と怒る。高緯は再びこの沙汰を申せば、朕と蘭陵王の不和を招くものとして許さないと祖珽を叱責する。そして高延宗に晋陽へ行き、水を調達するよう命じる。


高延宗が晋陽へ向かうため、城門を出たと四喜が高緯に伝えに来る。高延宗がいなくなり蘭陵王も戻るまでには六日ほどかかると思った高緯は「明日、朕は天女を娶る」と言う。天女を娶れば民心を得られ、間違いなく蘭陵王の士気もくじけると。「陛下。新しいおなごに夢中になって、私のことをお忘れになったりしないでしょうね」と言う鄭児。高緯は「天女は娶り次第どこかへ幽閉する。二人を存分に苦しめてやろう」と言う。


天子が天女を迎えるという一行が街を通り、それを見た韓曉冬が慌てて蘭陵王符に戻る。皇帝の使いがくる、早く逃げろと雪舞に話す韓曉冬。周到に用意されていたことだと悟った雪舞は、今から逃げても手遅れだと感じる。韓曉冬が命がけで守ると言うが、雪舞は陛下の使いがきても絶対に歯向かっては駄目だと皆に言う。
しばらくして祖珽が兵を連れて蘭陵王府に来る。


雪舞は小翠に手伝ってもらい、花嫁衣装に着替える。火樹銀花を袂に入れた雪舞は、小翠に"雪舞は殿下と斉の民に暗君のいない未来を捧げます。殿下にはさような世で強く生きてほしい。されどそこには天女・楊雪舞の姿はありません。どうか許してください、殿下の側にいられぬことを"と蘭陵王に伝えてほしいと言う。

雪舞は一人で蘭陵王府を出ると、振り返り"殿下。この晴着は私達の婚儀で纏ったものよ。あなたは綺麗だと言ってくれた。されどまさかこれが私の死に装束になるなんて。殿下、さようなら"と思う。


馬車から降りた雪舞は、高緯の前まで歩い行く。しかし頭は下げない。高緯は雪舞に隣に座るように言う。もう片方の隣には、勝ち誇ったような鄭児が座っていた。雪舞は無表情のまま高緯の隣まで歩いて行く。


ーつづくー


昨日も書いたけど…高緯は一体何がしたいの?
民は国の宝じゃないの?
民がいるから国が成り立って、皇帝という座にいられるのに。
それを蘭陵王のために苦しめて、ほんと、もう(o´д`o)=3

小馬ちゃんが蘭陵王を思う気持ちがすごく素敵だった。
私も悔しいよぉ(ノ_・。)

それにしても…高緯に嫁ぐなんて,嫌、嫌、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁΣ(T▽T;)
考えただけでゾッとしちゃう。
明日はどうなるのかな?
ドキドキしちゃうよぉ(;△;)



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4 コメント

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雪舞の決心が、、痛々しい~ (Berry)
2014-03-26 00:28:23
ブログのページが大好きな青系ななったと読んでPCからの書き込みしようとしたら、かなり長文をまちがえて消してしまいました~よくやるんですが、、
 それで、簡単に、うささん と 同じく私も雪舞 あの高緯にめとられるなんて イヤイヤ~~です!!
 蘭陵王が知ったらどうするかな?
 宇文ようが、かなり情報早いので、都に助け出しに来るのかな?! 宇文ようは、蘭陵王の境遇を聞いて、ライバルとして口惜しいって、本当に彼の偉大さを評価してくれているんだ~とまた評価UPです!
 安徳王も、菩薩像の、天女うんぬんは、企みで鄭児では?と気がついて評価UPです。でも肝心なときに晋陽にいかされてしまって!
 高緯は、やきもち、ネタミの気持ちで蘭陵王が邪魔で、鄭児は雪舞がいなければの逆恨みでここまでするんですね!だけど、ちょっとだけ、雪舞がお妃選びの時に鄭児に頼んだよ~と話していたから、それが引っ掛かってこじれてるんだよね
 雪舞は、火薬を持って高緯とともに自決の決心したんだね。。。それで愚暗な皇帝を排除しようと。。
返信する
おはようございます (Apple)
2014-03-26 07:31:05
もう~どうなっちゃうのーーーーー

雪舞がーーーーーバカ皇帝に嫁ぐなんて( ; ; )
誰も助けてくれない( ; ; )鄭児の手際良さ、段取りが恐ろしい!
雪舞が小翠に頼んだ伝言…雪舞がそばにいなくても~って( ; ; )( ; ; )
自害なのか、バカ皇帝と共になのかな~

バカ皇帝はほんとに、民をどう思ってるのか?何も思って無いよね( *`ω´)
蘭陵王が下手に出てるからって、やりたい放題~
もう、鄭児と隠居すればいいのに!蘭陵王を怒らせる前にね

子馬ちゃん、かっこいい!神挙様もいらっしゃたわ(*^^*)
親友だわ~
子馬ちゃんが雪舞を助けてくれるのかな?

続きがすご~く気になります。
うささん、いつもありがとうございます。
返信する
更新ありがとうございます (toria)
2014-03-26 20:49:13
最近、夜寝る前に胃がシクシク痛んで困っていたのですが
今日、確信しました!ヾ(´▽`*;)ゝ"
それは蘭陵王を夜寝る前に見るからみたいです(キャッホーッ♪d(´▽`)b♪
もしかしてそうかな?と疑っていたのですが
今日、蘭陵王を見る前に胃の痛みを確認できずに視聴を開始し
34話を見終わったあと、既に胃がシクシク痛んでいたので
原因をついに特定することができました!!
(私事で申し訳ないです。゜(゜*´Д⊂
話がどんどんシリアスになってきて、自分の感情がついていけなくなりそうで。。
今日は、天女を娶るために、干ばつを人為的に起こして民を虐げるなんて。。
こんな政治をしていたら滅亡への道まっしぐらのような???
誰にとってもつらいお話でしたが、高緯と鄭児だけは楽しんでいた【T__T】
高緯があんなママゴト遊びのような政治をしているの見るとイラッ!!ときます
ここにきて高緯のおかげでリタイアしそうです。+゜(゜´Д`゜)゜+。
返信する
天女と菩薩像 (time)
2014-03-28 02:29:20
悪知恵がどんどん出てきますね。。。
呆れるばかり。。。

雪舞や四爺たちに防御線を張ってほしいのですけれど、
堀は埋められていくばかり。

あの花嫁衣装がこんなに悲しいものになるなんて。。。
小翠もあんな伝言受け取れないですよね。

久々に小馬ちゃんに会えましたが
好敵手が不利なこの展開。
今後、小馬ちゃんが絡みもどうなるのでしょうか???
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