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中国時代劇「蘭陵王」第35話 あらすじ

2014年03月26日 20時48分07秒 | 蘭陵王(中)

高緯の隣に座る雪舞。民たちからは考え直してほしい、命を取り下げてほしいという声が上がる。鄭児は立ち上がると民に向かい「陛下が天女を妃に迎える意を固められたのは、干ばつに苦しむ民を救うためである」と言うが、天女様と干ばつは関係ないと民は受け入れない。さらに雪舞は天女ではなく、魔物の生まれ変われりだと告げたため「お前こそいまわしい妖術使いであろう」と民から言われ、石を投げられてしまう鄭児。

雪舞は混乱する中、火樹銀花を袂から取り出す。"殿下、先立つ私を許して。極悪非道で愚かな君主と皇后を道連れにするわ。生かしておいたって罪もない民を苦しめるだけよ。殿下、私がいなくなっても強く生きてね。さようなら"と思う雪舞。そこに「やめよ」と言いながら、蘭陵王が戻ってくる。民から「蘭陵王、蘭陵王」という声が。

「陛下、そして斉の民よ。こたびの干ばつは天災ではない。あきらかに人災です」と言う蘭陵王。督水使が水門を開き、水を放出したせいだと。そして「私の妻は魔物ではありません。陛下、誠の罪人を明らかにしてください」と言う。
蘭陵王がもう一つ上奏したいことがあると言い、高緯も話があると、二人は宮殿に行くことに。

雪舞は蘭陵王の姿に涙を流し、火樹銀花を袂に戻す。蘭陵王が雪舞の元へ向かう途中、天から雨が降ってくる。民を虐げる皇帝と皇后に天も涙した、第四皇子(蘭陵王)こそ誠の君主、と喜ぶ民たち。
蘭陵王は雪舞を抱き締め「君がおらねば生きていたところで何の意味もないのだ」と言う。「陛下がお待ちであられます」と宦官に言われるが「待たせておけ」と言い返す蘭陵王。そんな蘭陵王を高緯が見つめる。


宮殿で待っていた高緯に、蘭陵王は「政に専念し、民を大切にしてください。督水使の不始末は不問とします」と話す。「朕もよき君主になりたいと思うておる。なれども常に不安にかられて専念できぬのだ」と言う高緯。蘭陵王は「何をお悩みですか。私がお力になりましょう」と言う。そんな蘭陵王に「朕はそなたに命を絶ってほしい」と言う高緯。民の心をつかみ、兵たちに慕われる、そなたが目障りでならない、そなたが死ねば朕は名君となれ民を敵に回すこともないと。

高緯は蘭陵王の前まで歩いてくると「ひとつ聞きたいことがある。朕が泰平の世を築くと約束したら命を捨てることができるか」と聞く。まっすぐ高緯を見つめる蘭陵王。


蘭陵王と別れ、鄭児のもとへ行った高緯。「蘭陵王は応じましたか?」と鄭児が聞くと「蘭陵王の言葉には朕もいたく驚いた。よもや自ら死を望むとは」と高緯は答える。朕は道を誤り、国の蓄えを浪費した、兵糧を与えず兵を飢えさせ、妻を奪おうとしたにも関わらず、名君になるのなら己が命を差し出すと言ったと。高緯は「誠にこれでよいのか」と言う。

「皇后、どう思う?」と高緯に聞かれ、鄭児は高緯の胸に顔を埋め、流した涙を隠し「ならば死なせてやりましょう」と言う。驚く高緯。
兄と弟も同然に育った蘭陵王への決断に迷う高緯だが、鄭児の言葉に心が動く。


夜。蘭陵王が屋敷に戻ってくる。すぐに駆け寄り、蘭陵王を抱き締めると「帰ってきてくれたのね。すごく心配だった」と言う雪舞。蘭陵王は話をしただけで陛下も非を認めた、案ずる事はないと言うが、皇位に就いてから民を苦しめてばかりいる高緯が非など認めるわけがないと雪舞は信じられない。

先帝が急に身罷られ、おそらく狼狽なさったのだ、民の暮らしをよくする術もご存知なかった、ゆえに干ばつが起こったのは天女のせいだというでたらめを信じてしまったようだと言う蘭陵王。そして陛下は過ちを認め、頭を下げてくださった、今一度信じてもいいだろうと言う。

「陛下が名君になる、誠にそう思っているの?」と雪舞が聞くと、蘭陵王は高緯が幼い頃、矢を射る事が不得手だったことを話す。蘭陵王がこっそり教えに行ったが、教わりたくない、技を得た所で人や獣の命を奪うだけだと言われたと言う。そして今日、陛下の瞳の中にかつての慈悲深さを見たと言う蘭陵王。蘭陵王が誠にいい人だと思った雪舞は「その気遣いが殿下に伝わればよいけど」と言う。


蘭陵王が部屋を出ると、参内したことを知った高延宗が会いに来ていた。何を陛下に言われたのか高延宗は聞くが、後からそっと出て来た雪舞が隠れて聞いていることに気づき「心配しすぎだ。何でもない」と蘭陵王は返す。高延宗も雪舞に気づき話しを会わせる。

雪舞が屋敷の中へ戻り、改めて高延宗は陛下に何を命じられたのか聞く。なかなか答えなかった蘭陵王は「死ねとおっしゃった」とようやく話す。驚いた高延宗は、雪舞を連れ早く国を出るように言う。しかし逃げるつもりもなく、雪舞も連れて行かないと言う蘭陵王。蘭陵王は「陛下はおっしゃった。これより後、非道な統治は行なわず、民を大事にすると」と言う。

命と引き換えに民が幸せになれるのならそれで本望だと言う蘭陵王。高延宗はもしも高緯が裏切ったらどうする、非道な君主だぞ、と言うが、それが自分のせいかもしれないと蘭陵王は返す。自分さえ消えれば名君にもなれると。
蘭陵王は何よりも雪舞のことが心残りだと話し、高延宗に雪舞のことを頼む。そして最後にもう一度だけ手を貸してほしいと言う。


翌朝。蘭陵王は雪舞の髪をとかす。「聞いた話では夫が妻の髪をすいてあげると、その夫婦はね、末永く円満に添い遂げることができるんですって」と雪舞は言う。そんな雪舞を蘭陵王は後ろから抱き締める。「これからは毎日綺麗にすかねばな。髪をすいているうちに心のわだかまりも解けて、総てがうまくいく。たとえ私が側におらずとも、髪の手入れはおこたるでないぞ」と言う蘭陵王。蘭陵王のほうを向き、目の赤い蘭陵王に「どうしたの?」と言う雪舞。ねぼけまなこで髪をすいたからだと蘭陵王はごまかす。ご苦労様、と言った後、雪舞は口づけをする。


雪舞は、以前、一緒に来た柳の綿が舞っている場所へ蘭陵王を連れて行く。その時、留まるという字も"りゅう"と読むと教えてくれたと話し、あれから柳が好きになったと雪舞は言う。

雪舞は柳の枝を折り、蘭陵王に剣術を教えてほしいと頼む。昨日、あんなことがあったから、自分も剣術を習いたい、危ない目にあっても身を守れる、殿下のことも守ってあげられると。そして陛下をどうしても信じられないと言い、災いは未然に防ぐと雪舞は言う。雪舞を抱き締め「何もかも私のせいだ。君にはつらい思いをさせた。夫婦になったことが悔やまれてならない」と言う蘭陵王。

雪舞は蘭陵王に手を出させると柳で叩き「二度と口にしないで。あなたも私も何も悪くないの。私がそんなことを言ったら、あなたはどうする?」と言う。尻でも叩いてやる、と蘭陵王は答え、雪舞は笑う。蘭陵王は柳を使い、剣術を手ほどきをする。


街へ戻った蘭陵王と雪舞。蘭陵王は雪舞に櫛を買う。肌身離さず持っていて欲しくて買ったと話す蘭陵王。髪をすくためではなく、私のことを思ってほしいと。
蘭陵王は自分たちが見張られていることに気づき、雪舞の手をにぎると「家に帰ろう」と言う。「私の手を握って離さない。今日はずっとそうね」と蘭陵王の態度がおかしいと感じる雪舞。蘭陵王は「君とはぐれたくない」と言う。


小翠は薬を入れられずに迷っていた。「後で奥様に知られたら、私たち恨まれますよ」と高延宗に言う小翠。薬を取ると「例え恨まれようとも、やるしかあるまい。兄上から私への最後の命令だ」と高延宗は言い、自ら酒の中に入れる。そこに蘭陵王と雪舞が帰ってくる。

豪華なご馳走に驚く雪舞。みんなで食べようと雪舞は言うが、二人のために皆で用意したと、韓曉冬や小翠、家令は部屋を出て行く。最後に高延宗が小さな薬をそっと蘭陵王に渡し「飲んでくれ。これで他の薬は効かぬ」と小声で言い、その場を後にする。

部屋を出た高延宗は、皆に「それぞれの役割を演じるしかない。芝居なのだ」と言う。


ーつづくー


高緯、何てことを…。
誰かがいるから名君になれない、なんて言う人が名君になれるわけないのに(o´д`o)=3
そんな高緯にも慈悲深い時があったのね。
なのになのになのに、どうして囚人遊びや兵や民を苦しめる残忍な人に!?ヽ(@ω@;)ノ

蘭陵王が雪舞の髪をとかしたり、柳で剣術を教えるシーンはとてもよくて素敵だった。
でも素敵であればあるほど、切なくて悲しくて。
蘭陵王がどれほどずっと雪舞の側にいたいと願っているか…そう考えるだけでやるせない"(ノ_・、)"

高延宗も大好きな兄の覚悟と決意を知ってつらいよね。
何もできないからこそ、苦しいと思う(;_;)


ぎゃっ(0д0∥)
高緯はあのアイテム持っちゃ駄目!!禁止禁止(*`ω´*)



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7 コメント

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切ないね( ; ; ) (Apple)
2014-03-26 22:58:00
蘭陵王~が切ない!
雪舞の髪をすく姿、涙をこらえる姿、口づけ、凄くいいのに~( ; ; )
あのあの馬鹿馬鹿皇帝( *`ω´)

雪舞は勘のいい子なので、気がついているのでは~
またそれも悲しいな~( ; ; )

もう周に行こうよ~民も連れて~

5爺も苦しいよ~雪舞を頼まれても無理だよ

どうなるのか?予告編もモヤモヤだったし
続き早く見たいな~
返信する
Unknown (まる子)
2014-03-27 02:29:33
ああ~今日は仕事なのでまだみれてません。未練がましく、うささんのあらすじ繰り返し読んでます。

もおお!馬鹿皇帝!性格異常のテイジ!
こんなやつら見捨てて、周に逃げよう。
軍神の蘭陵王や安徳王、ダンショウやコクリツコウ、みーんなで移住だあ。
そうすれば、こんな馬鹿皇帝、自滅する、、、、
って、できないよね蘭陵王。
民が少しでも苦しむの、見てられないよね。
切ない。苦しい。
あー、でも、見てしまいます。
返信する
蘭陵王が、皇帝に素直すぎる~ (Berry)
2014-03-27 11:24:36
蘭陵王は、今日は皇帝に殺意を覚えた、話してくる、と雪舞にいっていたのに、皇帝には何にもいいかえさないの、素直すぎるー。年上のお兄さんなんだから、臣下として仕える姿をみせてこそ民心がついてくるとかなんとかいえばいいのにー
まだ、皇帝の善を信じているんですね。

髪とくシーン、涙を浮かべても雪舞に隠す所で、もらい泣き!しました~
柳の2人も、櫛を買う屋台の、2人の手をつなぐシーンも美して悲しい、、
屋敷で、雪舞の手をまだ離したくない、蘭陵王の手が印象に残ります
安徳王は逃げるよういいますが、宇文ようは助けてくれるだろうし、軍を借りて皇位の簒奪でもしてほしい~でも、蘭陵王は覚悟を決めてるんですね。
返信する
こんにちは (naa)
2014-03-27 11:35:20
高緯にも慈悲深い時があった・・・ふーん、それが!?って感じです( *`ω´)

人々に慕われる臣下の命と引き換えに名君になるなんて、そんなの名君じゃない!!!
どこまで愚かなのか。救いようが無い( *`ω´)

それにしても高緯も高緯だけど蘭陵王も本当に命を絶つつもりなのかな・・・?
乱世の時代で自分でも皇位に就ける立場にあるなら、暗愚な皇帝なら、民を思うなら別の道もあるのでは・・・と思うのは私だけでしょうか?
生真面目なのか優しすぎるのか、なんだか納得いかない(;;)

蘭陵王が自分で無理ならこの際宇文ヨウでもいいよ!
なんとか蘭陵王助けてあげられないかな?

雪舞と残された時を過ごす蘭陵王の表情が辛すぎて(;△;)

雪舞、気づいてないように思いますが蘭陵王の決心を知ったら(;;)

続き、見たいような見たくないような(;;)
返信する
更新ありがとうございます (toria)
2014-03-27 20:59:42
高緯、今日も馬鹿皇帝全開です。゜:(つд⊂):゜。
「命を絶って欲しい(死んで欲しい)」
なんて通常なかなか聞けない言葉です((( ;゜Д゜)))ガクガク
しかも、実行する日が言い渡した日の翌日ってどれだけ猶予がないの?
お別れの挨拶とか心の準備とか何もできない。。

延宗様と蘭陵王の2人で話をしている時に
「何処へ行くのだ?宇文ヨウを頼るのか?」
と蘭陵王から宇文ヨウの言葉が出るなんて
敵だけど信頼しているのだな~と思いました。
でも、男のプライドもあってさすがに頼ることは難しいかな・・

宇文ヨウは前話で「朕は好敵手を失った・・」
なんて蘭陵王を心配していたから
雪舞がいるから微妙だけど
蘭陵王が宇文ヨウを頼っていったら喜ばれたのかも。。
返信する
芝居を演じる (time)
2014-03-28 02:34:39
四爺の劇的な登場女から始まりましたが、
高緯の唖然とするあのセリフで
また谷へ。。。

二人の久々なラブラブシーンも
悲しい展開の序章になりそうで(涙)
あまりにも悲し過ぎます。。。

四爺、どうなるのでしょう・・・
返信する
涙で、、、、 (Unknown)
2014-03-28 22:33:08
涙がでて止まらないです。
雪舞の髪の毛をとかしながら、目を真っ赤にして涙をこらえてるシーン。
武術を教えながら、雪舞を引き寄せるシーン。
櫛をかってあげて、自分の事を思って欲しいというシーン。
駆け出した雪舞に、繋いでいた手がほどけたその指のアップ。
どれをみていても、何度みても涙がでます。
内田夕夜さんの声もピッタリあっているから益々。

中国のドラマがこんなに良いとは思っていませんでした。
返信する

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