「その前に感謝を述べたいと思います。パーティーを開けたのはこの方のおかげです。ドゥ主任、社員の皆さんへご挨拶をいただけますか?」と言うカイロー。社員たちからも拍手され、逃げられないダーホァは「お誕生日の皆さんにお祝いを。毎年、いいお誕生日になりますように。それからくじ運も!」と言う。社員たちは顔を見合わせざわつくが、チョンホンがすかさず「くじに当たって、お金持ちになれますように」とフォローし何とかごまかすことができる。しかしイベントが進むと、またもカイローが「皆さんはきっと主任のピアノ演奏を期待していますわ」と言い出す。テリーは、しばらく弾いていないから腕が落ちている…とやめさせようとするが、カイローは「主任のピアノの腕はプロ並みです。練習していなくても、十分、お上手なはずですわ」と言う。それとも何か不都合があるのかと。
仕方なくピアノの前に座るダーホァ。成り行きを見ていたグァンジュンは「弾けないのにどうするつもりなんだ」とつぶやくが、バレればもう芝居の必要はなくなるとも思う。
ダーホァが弾こうとした時「待て」とテリーが止める。彼女のピアノでは特別なお祝いにならない、今日は僕がピアノの腕前を披露するよ、リャンエンは歌を担当してもらい僕たちからの祝福としたい、と言うテリー。
テリーの演奏でダーホァが歌い、その場を乗り切る事ができる。
パーティーが終ったあと、テリーとダーホァを家まで送ったグァンジュン。グァンジュンは帰ろうとした時、ダーホァが車内に携帯を忘れていることに気づく。
「ピアノが弾けるなんて意外でした」とテリーに言うダーホァ。子供の頃、隣の子が習っていたが、月謝が高くて習えなかった、それに私にピアノは似合わないと。リャンエンよりヘタだが、よければ教えてあげるよ、と言うテリー。このダーホァがピアノを習える、とダーホァは喜ぶ。そんな2人の会話をグァンジュンが聞いてしまう。英語もテリーが教えてくれることになり、ダーホァは私の望みを何でもかなえてくれる「魔法使いみたい」とさらに喜ぶ。楽しそうなダーホァに声をかけることができず、去って行くグァンジュン。
テリーが笑い「ずっと笑ってほしいと思ってました。今みたいにね。期限がきたら一緒にいてあげられなくなります。私は兄さんの所へ帰るから」とダーホァは話す。「本当に彼を好きなんだな」と言うテリー。ダーホァは「それは変わりません。だって兄さんは告白してくれたんです」とダーホァは嬉しそうに言う。複雑な気持ちになるテリー。
ダーホァ母が声をかけても返事をせず、お酒を飲んでばかりいるグァンジュン。ダーリーが「明日も出勤なのに、飲んで大丈夫?」と心配する。そんな話をしている最中、シャオフェイが来る。
グァンジュンが「俺が嫌ってるのに、よく懲りずに来るな」と言うと「ひどいこと言うわね。パパに内緒で知らせに来たの」と返すシャオフェイ。シャオフェイは「盛大グループと土地のことで争ってるみたい。あんたが邪魔だって…。だからシャオダオがくる前に知らせに。パパが“今回はデカいから見過ごせない”と」言う。
グァンジュンは「それを言いに?あんたに冷たい俺に、なぜだ?」とシャオフェイに聞く。「理由なんてないわよ。すまないと思うなら優しくしてよ」とシャオフェイは答える。会う度に嫌な顔する人なんて初めてだと。「好きになるのに理由はないし、優しくしたくなるってわけか」と言うグァンジュン。
「ある男があんたに優しくてカネもあったら好きになる?」とグァンジュンはシャオフェイに言う。シャオフェイは「それが何になるの?好きな人でなければ無駄だわ」と返す。シャオフェイは質問の意図が分からず「でも好きな人から毎回ひどいことされてイジメられたらどうかしら?やっぱり優しい人の方がいいかも」とわざと言う。“そうだな。優しくしてやって、俺が200万を返済していれば?ダーホァを止めていたら?奴が付け入る隙はなかった”とグァンジュンは思う。
翌朝。出勤するため外に出てきたダーホァ。ダーホァがカバンの中を見ながら歩いていると転びそうに。すぐにテリーが支え「ハイヒールはやめて低い靴に」とダーホァに言う。その様子を迎えに来ていたグァンジュンが見る。
ダーホァがカバンの中を見ていたのは、携帯を探していたからだった。「ドゥ主任。昨夜、車にありました」とグァンジュンは携帯を差し出す。よかった、とダーホァが受け取ろうとした時、先にテリーが携帯を取り、ダーホァに渡す。「僕からも礼を言うよ」とテリーに言われ、拳をにぎるグァンジュン。
テリーとダーホァが手を繋ぎながら会社へ入ろうとした時、グァンジュンが「話があります」とテリーに言う。
2人できりになれる場所へ行き「話というのは何だ」とグァンジュンに聞くテリー。グァンジュンは「今の主任はダーホァでは?」と言う。ダーホァは外国なんかじゃない、今のドゥ主任は事故の時とは別の人間です、200万与えてダーホァを婚約者そっくりにさせた、なぜそんなことを?と。テリーはデタラメだとごまかそうとするが「そう思いたい。そう願ってますよ。このブレスレットはダーホァがくれた物です。主任も同じのをしてる。最初は勘違いだと思ったが、偶然の一致が多すぎます。本物はどこです?」とグァンジュンは言う。
テリーは「君には関係ない」と言う。しかし、ダーホァのことなら知る権利があるとグァンジュンは返す。テリーが行こうとすると、胸ぐらをつかみ「変な気を起こさないでください」とグァンジュンは止める。「恋人のつもりか?君はジン家の養子だ。彼女を横取りされたように聞こえるが」と言うテリー。グァンジュンは「余計なお世話です」とテリーを離す。
代用品にしないでください、と言うグァンジュンに「ジンさんを好きだから怒るのか?では聞くが、整形していなければそれほど気にするか?今までずっと気にかけず、大事にもしなかった。キレイになったら失いたくないか。外見なんだろう?」とテリーは言う。
「違います。自分の気持ちに気づかなかっただけ。俺にとっては特別です。外見がどうであろうと、一番可愛いと思ってます」と言う。「傷つけていない」とテリーが言うと「じゃあ、なぜ?親からもらったものを整形で変えるなんて。この鬼が!」とまたグァンジュンはテリーをつかむ。テリーはそんなグァンジュンの腕をにぎりながら「確かに残忍な鬼かもな。だが僕が彼女に強要したんじゃない。それに最終的には鬼である僕が君たち一家を救った」と言い返す。根本的な原因を考えてみろ、父親が賭けで200万も負けたからであり、君に借金を返す能力がなかったからだろう、彼女を追い込んだのは君たちだと。
グァンジュンは会社を辞めることにし、200万は何とかして俺が返す、そしてダーホァは返してもらうと言うと、その場を後にする。
テリーが社長室へ行くと、グァンジュンの話が気になったダーホァが待っていた。
グァンジュンが辞めることと、彼が見抜いていたことを話すテリー。「ブレスレットを外せと言っただろう」と。ダーホァはテリーに謝り、グァンジュンと話をしようと行きそうになる。ダーホァの腕をつかんで止めたテリーは「彼と実家に帰るのか?」と聞く。ダーホァは「帰る機会は前にもありました。でも1年、頑張ると約束しましたよね。信じてください」と答える。テリーはダーホァを離し、ダーホァは急いで出ていく。
会社から去ろうとするグァンジュンを「兄さん」と呼び止めたダーホァ。ダーホァがグァンジュンの前まで歩いていくと、グァンジュンはダーホァの頬に自分の手を持って行く。涙を流したダーホァは、その手を握り「来て」と駆け出す。
ひと気のないところまで来ると、ダーホァを抱き締めるグァンジュン。グァンジュンは「ダーホァ、バカだな。なぜ俺に相談しなかった」と言う。
何とか200万を工面し、すぐに連れ出してやると言うグァンジュンに、首を横に振ったダーホァは「1年間、リャンエンさんを演じる契約なの」と話す。期限が来るまで帰るわけにはいかないと。「なぜだ?本人は?」とグァンジュンに聞かれ、ダーホァはリャンエンが亡くなったと打ち明ける。
死んだら替え玉なんていらないだろ、本当に婚約者にされたら?愛されて帰してくれなかったら?と言うグァンジュン。ダーホァは「テリーはそんな人じゃないわ」と言う。それでも目を覚ませと言われ「必要な時は利用して、不要になったら放り出すの?私にはできない。とにかく今はダメ」と言うダーホァ。グァンジュンはテリーと離れたくないのかと聞く。奴を“魔法使いみたいに望みを何でもかなえる”と言ったことも聞いてしまったと。ダーホァは「ずっと兄さんを好きなのは知ってるでしょ」と言うが「今は分からない。外見や習慣は変わっても、心は変わらないと?」と言うグァンジュン。替え玉なのに一緒に住む理由もグァンジュンには分からない。
グァンジュンはダーホァにキスをし「絶対に連れ戻してやるからな」と言うと行ってしまう。
ジュンソンが社長室に来る。土地購入の件は順調に進んでいると話すテリー。ジョンソンは、忙しすぎて残り2週間なのを忘れているかと思ってな、と言う。あの土地をモノにできなければ、会社は大きなダメージを受けると。戻ってきたダーホァは社長室の前で2人の会話を聞き、ジョンソンに腹を立てる。
ジョンソンが出て行くのを見てから、ダーホァは社長室に入る。グァンジュンが何と言ったか聞くテリー。ダーホァは「別に何も」と答える。今度はダーホァが土地の方は大丈夫か聞く。テリーは僕が解決する。心配はいらないよ」と言う。そこにチョンホンが来る。
「信義区の地主が土地争奪のプレッシャーから公開入札に踏み切ったと」とテリーに報告するチョンホン。今回は絶対失敗できないテリーは、チョンホンにライバルの資料と入札の底値を調べるように頼む。
グァンジュンが仕事を辞めたと知り、ダーホァ母は理由を聞く。しかしグァンジュンは「考えがあるんだ」としか言わず、放っておいてくれと言うと行ってしまう。
定職もなく担保になるものがないグァンジュンは、銀行にお金を借りに行くが、規定により貸しつけはできないと断わられてしまう。そのあとテリーを助けた場所を通りかかったグァンジュン。ひどい奴だと知っていれば助けなかったものを、と思ったグァンジュンは、シャオダオたちとテリーの間に何があるのか考える。
夜中。ダーホァが眠れずに起きてくると、テリーがリャンエンのする設計図の仕事をしていた。「すみません、私が担当の仕事を」と謝るダーホァ。ダーホァが夜食を作ると言い、テリーは「うん。ありがとう」と頬笑む。
ダーホァは持っていたグァンジュンから貰ったクマのぬいぐるみを椅子に置くと「兄さん、いい子にしていてね」と言いキッチンへ向かう。そのぬいぐるみを設計図で隠してしまうテリー。
ーつづくー
カイローが危険危険ヾ(・ω・`;)ノ
今回は何とかできたけど、また何か仕掛けてくると思う(o´д`o)=3
グァンジュンが怒る気持ちも分かる。
自分に怒っているけど、テリーをそのはけ口にしているのかなぁ…とも思う。
でもテリーの言ってることは正しいよね。
整形させたことが正しいかは置いといて、あの時、ダーホァの家で200万が必要だったのも、その200万を家族の誰もが返済できなかったのも事実。
何よりテリーは提案しただけで、選択したのはダーホァだから…。
テリーはダーホァを好きになりかけている気がするけど…。
本人もまだ気づいていない感じかな?
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