グァンジュンの初出勤の日。フーは、信義区のE22の土地について「オレには土地を開発する能力はない。盛大と共同開発する方がいいか?」とグァンジュンに聞く。「うちの利益を守れるよう、最良の策を考える」と答えるグァンジュン。
グァンジュンは30%の株式を受け取る気はないとフーに話す。仕事の成果への報酬だけでいいと。カネに動じないグァンジュンをフーはますます気に入る。
取締役会でテリーが誓った1か月の期限は2日後だった。落ち着かないダーホァは「どうするんです?」とテリーに聞く。テリーは「フーによると彼の会社の新社長を寄こすそうだ。うちの提携案を受け入れる気かも」と話す。“土地の所有権はフーが握ってる。兄さんは今日、社長に就任したはずよ。もし土地を買収できなければテリーは大変なことになる”と思うダーホァ。
崙庄不動産の社長としてグァンジュンが来る。驚くテリー。
「土地を買収するのに、いくら出す気だ?」とグァンジュンが聞くと、テリーは「落札価格に5000万元上乗せしよう」と答える。うちに売れば、すぐ77億元を入手できる、と。しかしグァンジュンは「うちの希望は100億元だ」と言う。
社長室を出たグァンジュンと階段で話すダーホァ。ダーホァは「なぜ、あんな金額を?私のことで腹を立てて、彼を困らせる気なの?」と聞く。「何でそう思うんだ?」とグァンジュンが言うと、ダーホァは「落札額は76億5000万元なのに、100億なんて金額が大きすぎる」と答える。「土地の価格は需給により変動するんだぞ」と返すグァンジュン。あの土地一帯はそれほど高騰していると。それでも納得できず、ダーホァは「フーに金もうけさせてうれしい?」と言う。しかしグァンジュンは「俺は崙庄不動産の社長だ。会社をもうけさせるのが俺の役目だろ?あいつ意外の人間から同額を稼げば、お前は喜んだはずだ」と返す。
そうは言っても彼は恩人、私の立場を思ってテリーを助けてほしいとダーホァは頼む。グァンジュンは、社長としての責任がある、同情して安値で売るのは職責に反する、と言う。社長の座を狙ってるジョンソンのことを考え、困ってしまうダーホァ。
家。ダーホァはテリーに「100億元のこと、腹が立ったでしょう?ごめんなさい」と謝る。「君とは何の関係もないのに、なぜ謝るんだ?」と優しく言うテリー。ダーホァは「兄さんという人は、本当は人情の分かる人なんです。今日は社長の立場として話をしただけです」と言う。テリーは「だろうな。社長なら、そうあるべきだよ」と返す。もし僕が彼の立場なら、もっと高値をつけるだろうと。「本当に?」と聞くダーホァ。テリーは「ビジネスとは自分の利益を追求する戦場だ。損するなら僕も話に乗る気はない」と言う。
「だけど、もうすぐ1か月の期限ですよ。買収しないなら、つまり社長を辞任すると?」とダーホァが聞く。テリーは「大丈夫だ。僕は強いから、立ち向かう覚悟はある」と言う。それでも不安に感じるダーホァに「以前、君が酒を飲んで酔った時、社長の立場はつらいかって僕に聞いたよな?覚えてる?」と言うテリー。ダーホァが、なんとなく、と返すと、テリーは「今、答えよう。つらいよ。とても。それに今は愛娘をくれたドゥさん(リャンエン父)のことを裏切ってる。その罪悪感に押し潰されそうだ。これは神の意思だ。恐らく終わる時が来たんだ」と言う。「ドゥさんに何もかも話す気ですか?」と言うダーホァ。テリーは「そうかもね」と言う。
テリーは「休んで」とダーホァを部屋から出すと、リャンエンと一緒に撮った写真が入っているフレームを手に取る。“とうとう、この日が来た。自分で始めたことは、自分でけじめをつける”と思い、引き出しの中に入れるテリー。これでやっと楽になれると。
ドゥさんが事実を知れば、テリーはどうなる?これ以上関わるなと兄さんは言うけど、テリーのことを放っておくなんて私にはできない、と思うダーホァ。
同じ頃、そうなればダーホァも去って行く、とテリーはつぶやく。
崙庄市場の管理委員長になったダーホァ母は、会議のため昼にでかけて夜になって帰ってくる。皆の団結力も強まり、グァンジュンに皆が感謝していると嬉しそうに話すダーホァ母。
ダーホァ母はグァンジュンの会社と盛大グループで土地取り引きをすることも知っていた。「何があってもダーホァを困らせないでね」とダーホァ母から頼まれ、グァンジュンはダーホァが「テリーは私の恩人なの。私の立場を思って兄さんも彼を助けてほしい」と言っていたことを思い出す。
翌日。車内で悩みが顔に出ているテリーに「その表情を社員が見たら、ますます不安になります。悩みは顔に出さないで。心の中を人に見せてはダメ」と言うダーホァ。テリーは「正直言うと土地の買収の件はまだ悩んでる。だから笑えない」と返す。「でも立ち向かわないと。暗い顔より、笑顔で戦うべきだと思います」とダーホァは言う。笑顔になり「そうだな」と言うテリー。
テリーはチョンホンにUターンをさせ、崙庄不動産へ向かう。
グァンジュンと会ったテリーは「正直に言えば君が申し入れた100億元はうちの予算を超えている。そこで2億元上乗せでどうだ?」と話す。グァンジュンは「その金額では売れない」と言うが、正式に提携し、E22の共同開発をしたいと提案する。買収額を半分ずつ負担し、持ち株は50%ずつ、販売までの費用も御社の負担、将来の利益はうちと折半とすると。テリーは「いい提案だ」と喜ぶ。
リャンエン父が退院する。迎えに行ったダーホァとテリーに「私もすっかり元気になったし、2人には近いうちに結婚式を挙げてもらおうか」と言うリャンエン父。困ったダーホァは「最近、2人共仕事が忙しいの。だから、その…」と言う。リャンエン父は「お前はわざと結婚式を避けているように見える。テリーもそうだ。2人の間にトラブルでもあったのか?」と聞く。テリーが返答できずにいると、カイローが「ドゥ様、風が冷たいので車の中へどうぞ。結婚式のことは、また後で」と言う。おかしいと思いながらもリャンエン父は車に乗る。
グァンジュンと会ったダーホァは、テリーとの契約が終わったら毎日家族と暮らせると嬉しそうに話す。「そうなったら俺はもっと頑張れるし、ダーリーもそうだ。お前は店で働き、ずっと家族と一緒だ」と言うグァンジュン。
グァンジュンは「今回のことは俺自身のためでもある。恩返しをしないと俺も気が済まない」と言う。これからは、あいつと友達になれそうだと。その言葉が嬉しいダーホァ。
グァンジュンとダーホァはE22の土地を見に行く。
ダーホァの理想の家の話に盛り上がる2人。2人はおままごとのようなことを始める。
退院の日、リャンエンとテリー、そしてカイローの態度が奇妙だと感じたリャンエン父は、カイローを呼び出す。車に乗りながらカイローに「本当のことを言ってくれ」と言うリャンエン父。みんなが何か隠しているようだと。カイローはドゥ様のお身体をみんなが気遣っただけで、誤解だと話す。それでも不吉な予感がするとリャンエン父は言う。そんな中、リャンエン父はダーホァが楽しそうにグァンジュンと話しているのを目にする。
車を止めさせたリャンエン父は、2人のもとへ行き「リャンエン」と声をかける。驚いて「パパ」と言うダーホァ。この男は?とリャンエン父に聞かれ、気まづいダーホァは「崙庄不動産の社長さんよ」と話す。リャンエン父に名刺を渡すグァンジュン。
ダーホァが「パートナー企業として、一緒に土地の視察を」と説明すると、リャンエン父は「テリーはどうしたんだ」と聞く。ダーホァは「彼は仕事で忙しいから、私が代わりに来たの」と答える。
テリーの家にリャンエン父が訪ねてくる。突然の訪問に「お義父さん、何かご用でも?」とテリーが言う。
ソファに座ったリャンエン父は、真剣な顔で「娘に何があった」と言う。「特に何もありませんよ」とテリーが答えると「男と一緒にいるのを見た。あれは何だ?なぜリャンエン1人だけで崙庄不動産の社長に会わせる?」と聞くリャンエン父。テリーは「彼は僕らの同業者であり、仕事仲間です。友達としての付き合いですよ」と話す。しかしリャンエン父は「2人の会話を聞いたが、友達とは思えない。正直に言え。私に隠さんでくれ」と言う。リャンエンに男がいるんだな、と。
テリーはリャンエン父から目をそらし「実はお義父さんが見たリャンエンは別人なんです」と話す。
ーつづくー
カイローは…どういう立場なんだろう?
以前はテリーが好きでダーホァが偽物だと分かったら何かしそうな気がしていたけど、今回かばっているようにも見えたし???
とうとうテリーは本当のことを話すのかなヾ(・ω・`;)ノ
社長の座はどうなってしまうの!?
ようやく土地の問題が解決できたと思ったのに…。
次回がすごく気になるぅぅぅ。
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