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中国ドラマ「花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~」第8話 あらすじ

2020年01月29日 18時04分37秒 | 花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~(中)

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「納蘭性徳の想い」


船に乗っていた康熙帝は、皇太子・胤礽に湖上まで来るように言う。舟を操れない胤礽は、太監の梁九功に「送ってくれないか」と頼む。しかし梁九功から「皇太子殿下がお一人で来るようにと仰せでした」と言われてしまう。

仕方なく一人で舟に乗り、苦労して康熙帝の船にたどり着いた胤礽。胤礽は舟がこげないから疲れたと思ってたが、湖水の流れに逆らえば当然ながら骨が折れる、だが流れに乗ればわずかな力で効果を生む、岸から朕のいる場所までは湖面を見る限り流れは穏やかなようだが水面下では違う、この船と湖水が人を湖の中心へと連れてきてくれる、お前よりずっと楽に朕は水の流れる力を借りここへきた、と康熙帝は話す。

胤礽が話の真意を訪ねる。康熙帝は「是非や善悪を問うのが国政ではない。臣下の能力を把握して力関係の均衡を保ち、国を治めて己を助ける。よき流れにせねばならぬ」と言う。「ですが父上に逆らう者はいません」と言う胤礽。康熙帝は「お前と納蘭明珠が対立すれば、いずれ朕の船は方向を誤るであろう」と言う。胤礽は「私が愚かでした」と謝る。「将来、この国はお前のものになる。ただし、そうなった時には、もう朕はいない」と言う康熙帝。


写経をしながら胤礽がぼやいていると、小林子が食事を運んで来る。謹慎させられている胤礽は、小林子と衣を交換し外出する。


宮中で手当てを受けている納蘭性徳に会いに行った年姝媛。年姝媛が来たことを女官が伝えに行くが納蘭性徳は会ってくれなかった。薬湯だけ渡し、年姝媛はその場を後にする。その様子を胤礽が見ていた。


胤礽は納蘭性徳と会う。「そなたと話したくて呼んだが、このような事態になり私としても非常に遺憾だ。今、そなたのために捜査が進んでいる」と話す胤礽。納蘭性徳は「体も回復しましたので、ご心配なく。殿下は卑怯な行いはしないと信じております」と言う。納蘭性徳が「今日、ここへ来られたのは、そんな話をするためですか?」と訪ねる。胤礽はなぜ姝媛を避けるのか聞く。

「合わす顔がないので。私と姝媛は共に遊んだ幼なじみです。お互い添い遂げる相手だと思ってきました。しかし、私が背いたのです」と話す納蘭性徳。姝媛が宮中へ入った時に私たちは縁がないと悟りました、しかも私たちの父は対立しています、乗り越えることはできません、父は命を盾に嫁取りを迫っています、私には逆らえません、姝媛が早く私を忘れてくれるよう願います、と。

納蘭性徳が詩を詠み、胤礽が「詩が好きだな」と言う。「私の詩は全て姝媛に捧げたものです」と言う納蘭性徳。胤礽は「それほど愛しているなら、なぜ立ち向かわない。詩など書こうと何の役にも立たん」と言う。納蘭性徳が「愛とは何ですか?」と訪ねる。「そなたは何だと思う」と返す胤礽。納蘭性徳は「それは音もなくやって来て、去る時は心を粉々にする。愛は意のままにならず、誰かの愛は己の一生をも左右する」と答える。

胤礽は「美しい未来を女に期待させながらも裏切り、そして捨てる。その悲しみを詩にして世の者を感動させる。だが愛した女は守れない。守れないのに詩で愛を語るのか?」と言う。女を最も傷つけるのはそなただと。「あなたと違い、私の父は皇帝ではない」と言う納蘭性徳。胤礽は「だから何だ。愛する女のためなら私は何でもする。全てを捨ててもいい」と言い返す。

納蘭性徳は「あなたは皇太子です。お言葉にご注意を。もしもあなたが将来、今あるもの全てを失えば分かるはずです。人には自分の思うままにならぬことがある」と言う。胤礽は私と一緒ならもっと幸せになれると「身を退いてくて姝媛に代わり感謝する」と告げる。「私から何も言うことはありません。ただ姝媛を大切にしてほしいだけです」と言う納蘭性徳。胤礽は「言われなくても守る」と言って、年姝媛の持って来た薬湯を飲むと部屋を出て行く。納蘭性徳は器を手に取り、残っていた薬湯を捨てる。


慈寧宮。祖母である太皇太后に呼ばれた康熙帝。ひと月も閉じ込めている胤礽を気にかけ、太皇太后は「胤礽はまだ若い。思慮が足らず、見極める力も乏しく、物事を判断するのも困難ゆえ大目に見てやるべきだ」と話す。そして「早く妃を娶らせてはどうであろう。昔の人は言った。“家を成したのち業を成す”と。皇太子妃がいつもそばにいれば胤礽も落ち着きが出ると思う」と言う太皇太后。

太皇太后は胤礽が心を寄せている年姝媛がふさわしいと考えていたが、康熙帝は生まれつき強情で今後が危ぶまれる胤礽には、凝秀がよいかと思うと話す。費揚古大将軍は兵を掌握している、皇太子がその娘を娶れば今後執政の場で圧力を受けることがないと。


納蘭性徳のことでつらい気持ちの年姝媛。そこに胤礽が会いに来る。年姝媛はすぐに居所から出て行こうとする。胤礽は年姝媛を止め「性徳の傷は私とは無関係だ」と言う。年姝媛は「皇太子ならどんな面倒を起こしても、陛下を後ろ盾に何とでも言えます」と言い返す。「今日、性徳に会った」と言う胤礽。そなたを大事にしてくれと言われ承諾したと。さらに胤礽は「実に優秀な男だが、そなたのことを手放した。だが私は何があってもそなたを手放さない。贈った物は返されても受け取らん。それが心でも、指輪でもだ」と話すと、無理に年姝媛の指に指輪をはめ「これをつければ、そなたは一生、私から逃げられない」と告げる。


第一皇子・胤禔と年羹堯が戻って来る。「胤禔。反乱の平定によく尽くした。お前を直郡王に封じ、黄金千両を与える」と言う康熙帝。年羹堯も川陝総督に封じられ、黄金千両が与えられる。


年羹堯を待ち伏せしていた温憲公主は「そなたの答えは?」と尋ねる。匂い袋に紙が入っていたはずだと。口ごもってしまう年羹堯。温憲公主は「それで…駙馬になる気は?」と聞く。年羹堯が「なりたいです」と答え、温憲公主は喜んで行ってしまう。その後で「栄憲公主様はお望みでしょうか」と年羹堯が言うが、その言葉を温憲公主は聞かなかった。


永寿宮。胤禔が戻り、母・恵妃は涙を流す。「陛下は年羹堯を高く買っておられる。よい関係を保ち、お前の味方にするのよ。そして妹の年姝媛は聡明で気立てもよく平凡な娘ではないわ。もし、あの娘をお前の正室にできたら、きっと大きな力になる。いいわね?あらゆる手段を使って心をつかむのよ」と言う恵妃。恵妃が「お前が皇位を継ぐには、年家の者たちが何よりも大きな鍵になる」と言い、胤禔は頷く。


会いにきた徳妃に拝謁する年姝媛。徳妃は絹布と金糸で作った衣を年姝媛に贈る。そして「初めて見た時から、そなたを気に入っていた」と言う徳妃。そんな徳妃の話を賀蘭が聞いてしまう。
賀蘭は「なぜ誰もが姝媛を好きになるの。私のどこが劣っている?」と悔しがる。


居所に戻った年姝媛は、胤礽から受け取った指輪がないことに気づく。杜鵑からいない間に賀蘭が来たと聞き、年姝媛は賀蘭の元へ行く。

指輪を知らないか賀蘭に聞く年姝媛。賀蘭が「どんな指輪よ」と言い、年姝媛は「私の記憶違いかも。もう一度、捜すわ」と出て行こうとする。そんな年姝媛に「指輪が心配なの?それとも送り主のことが心配?」と言う賀蘭。殿下を奪い取る気?と。年姝媛は「やめて、ありえないわ。とにかく指輪を返して。話はそれからよ」と言う。「私が盗んだと疑うの?」と言って、賀蘭が横を向く。ため息をつき「賀蘭は嘘をつく時、無意識に横を向くわ」と年姝媛が言う。そこに「何の騒ぎだ」と言いながら胤礽が来る。

「姝媛がなくした指輪を捜しに来たのです。ここにあるはずがないのに。お疑いならどうぞお捜しください」と言う賀蘭。年姝媛は皇后様の遺品を失ったと詫びる。胤礽が宗人府で調べさせると賀蘭を責め「私が盗みました」と言う絲竹。絲竹の部屋から指輪が見つかり、胤礽は「この者を連れ出し、棒で打て」と命じる。

棒で打たれている絲竹の許しを請う賀蘭。年姝媛も「指輪もあったことですし、お許しください」と言うが聞き入れてもらえない。そんな中、凝秀と一緒に第四皇子・胤禛が来る。
胤禛が「指輪は戻ったし、殺すほどの罪でもないだろう」と話す。「胤禛がそう言うのなら、ここまでだ」とようやく許す胤礽。年姝媛は跪いていた賀蘭に手を貸して立たせるが、賀蘭はその手を振り払って絲竹の元へ行ってしまう。
指輪を年姝媛に渡し「大切にせよ。二度となくすな」と胤礽が言う。


年姝媛は「なぜ急にこうなったのか…。信じてくれる?皇太子殿下を奪い合う気はないわ」と凝秀に話す。頷くと「あなたは悪くないわ。男女のことには誰も答えが出せない」と言う凝秀。年姝媛は「だけど…どうすればいいか分からない」と言う。凝秀は「己を責めないで。いずれ賀蘭が気づけば解決するわ」と慰める。

「宮中へ来たくなかった。でも来たからには静かに数年を過ごしたのち、自由になりたいと思っていた。だから皇子たちとは一切、関わりを持ちたくなかった」と言う年姝媛。凝秀は「この世で最もままならないのは男女の情よ。逃げたくても逃げられない。それなら受け入れればいい。逃げようとすれば、ややこしくなるだけよ」と年姝媛の手を握る。


康熙帝は胤禔と弓の勝負をし負ける。ますます腕をあげた胤禔に「朕は年のせいでうまくゆかぬ」と話す康熙帝。胤禔は「まだまだ私の腕前では父上にかないません」と言う。そこに胤礽が来る。
「父上はも私のため、妃選びを催されるとか。ですが私には思う者がいるゆえ、自分で決めます」と言う胤礽。康熙帝は「皇家の皇子であれば、お前の婚姻は国運を左右するのだ。それに朕の言葉は重い。たやすくは変えられぬ」と言う。


ーつづくー


外出したい胤礽が、小林子に服を脱がせる時のやりとりがおかしくて(≧▽≦)
さすがに小林子を手ごめになんてしないよね。
それにしても康熙帝に注意を受けたばかりなのに、胤礽はあまり反省していない感じ。

恵妃は年姝媛を正室にしろって言ってたけど、年姝媛と胤禔て接点がないような?( ̄▼ ̄|||)
一緒に行った年羹堯に頼むのか、それとも偶然を装って知り合うのか?
でも年姝媛が胤禔を好きになるような気が全くしない(;´д`)ノ
そして徳妃も年姝媛を狙ってる(✽ ゚д゚ ✽)

賀蘭は身から出た錆なのに、絲竹が罰を受けたことで年姝媛を恨みそうヾ(・ω・`;)ノ
こんなことばかりしていると、胤礽に嫌われるだけだと思うんだけど…。



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2 コメント

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流石!康熙帝 (time)
2020-01-30 00:27:39
胤礽を水の流れの法則を例に諭す康煕帝、
胤礽の妃選び関連での康熙帝、
やっぱり康煕帝ですよね。
ただのバナナ好きではなかったです(笑)
康熙帝もいくつか肖像画がありますが、
その一つに重なるようになってきました。

胤礽が国を動かす時、康熙帝パパはこの世にいない・・・
尻ぬぐいしてくれるパパはいないのだから、
本当に成長してほしいです。。。

もう一人心配なのは、年羹堯。
せっかく、戦績をあげたのに、
温憲公主が勘違いしているのに気づかず
駙馬の夢は現実になるのか、本当に気になります。

年家の兄妹はそれぞれ、大丈夫なのでしょうか???
返信する
time妹妹へ (うさ)
2020-02-06 16:44:10
康熙帝は深い話をしているのに、肝心の胤礽が
口先だけの反省しかしてくれなくて(o´д`o)=3
ドラマの康熙帝と重なる肖像画、またお茶会で
ぜひ見せてください!!

そして康熙帝には再びバナナを食べてもらいたいです(≧▽≦)

年羹堯には栄憲公主しか見えていないのかも
しれないけど、勘違いされたことは気づいてほし
かったですよねヾ(・ω・`;)ノ
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