中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#3 あらすじ

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ･ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー･カイ
招揺の祖父 役…ホン･チェンタオ
洛明軒(らくめいけん) 役…リウ･ユーチアオ
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー･ルー
琴千弦(きんせんげん) 役…リー･ズーフォン



「再会」


蓮の花の教えは常に善に努める心、だが少しでも隙があれば心に魔が忍び込む、弟子の琴千弦(きんせんげん)は転職の素質を持つ者、恐らく金山の後に続き天界に飛翔できるでしょう、俗世の煩悩は妨げになるのです、あの女子と関わらなければこの難を逃れることができるでしょう、と梓丹仙人(したんせんにん)は師につぶやく。


厲塵瀾(れいじんらん)は傷ついた路招揺(ろしょうよう)を背負いながら雪山へ。
木を背もたれにして招揺を座らせた厲塵瀾は、招揺の手に息をかけ果実を食べさせる。


鳳山。数日前の事情を聞いた洛明軒(らくめいけん)は、私のせいだと処刑場にいた門主、閣主、教主たちに詫びる。魔王の子を亡き者にせんと封魔山に入った時、魔王が残した封印のせいで重傷を負った、それゆえ機会を逸したのは誠に遺憾の極みだと。遅天明(ちてんめい)は狡猾な魔王・厲修(れいしゅう)の封印は侮れません、単独で挑まれた勇気に、皆、感服しております、ただ始末できなかったのは確かに…と言う。

宿南門の門主・雄天(ゆうてん)が、あの娘が現れなければ殺せていたと言う。あの娘に魔王の子を連れ去られたのも不意を突かれたせいだと言う南月教の教主・独孤修(どっこしゅう)。遅天明は厲修が消えて邪派は自然消滅しましたが、あんな小娘が現れたとなると復活も考えられると話す。

清音閣の閣主・唐韻(とういん)が、路招揺という名は初耳です、と言う。私が封魔山でけがをした際に路招揺に介抱された、魔王の子の正体を知らず人助けをしたつもりだろう、と言う洛明軒。長玉聖主の柳蘇若(りゅうそじゃく)が、路招揺は山の守り人ですね、だとしたら魔王の子の恐ろしさを知らないはずがありません、意図があって救い出したのです、と言う。魔王の子以上に危険な存在になるやも、と。洛明軒は、急ぐべきは魔王の子を殺すこと、路招揺が邪魔をするなら捕らえる、まず私が詮議する、と言う。


厲塵瀾は再び招揺を背負い、前にいた町へ行く。以前、痛めつけられた物乞いから文句を言われるが、意識を失った招揺を見て厲塵瀾が殺したと勘違いした物乞いたち。持っていた食べ物を投げ逃げていき、厲塵瀾はそれを受け止めて招揺に食べさせる。


洛明軒の部屋へ行った柳蘇若は、山で招揺に助けられたことをなぜ黙っていたのか聞く。ささいなこと、と洛明軒は言うが、柳蘇若はかばっているように思う。毎日、世話をしてくれた招揺に恩は感じていると言う洛明軒。柳蘇若は、招揺に魔王の子を奪われ、門徒も傷つけられた、恩に免じて許すつもり?、と言う。招揺が純粋で悪人とは思えなかった洛明軒は、殺したくはない、と言う。だが、今後も魔王の子をかばい続けるなら容赦はせぬと。柳蘇若が、招揺が悪を行うようになれば拘束するの?それとも殺す?、と尋ねる。洛明軒は、私が善に導く、と答える。改心しなければ、この手で殺すと。

外に出た柳蘇若は、寒月(かんげつ)と新亭(しんてい)に路招揺を調べるよう命じる。


食事をしていた招揺と厲塵瀾は追っ手に見つかる。厲塵瀾は何もできないが、招揺が全員倒してしまう。


夜。食事をしながら酒を飲む招揺と厲塵瀾。招揺は厲塵瀾に、墨青(ぼくせい)と名をつける。今度いじめられたら黙ってないで戦いなさい、と言う招揺。招揺はやり方を教え練習させようとするが、墨青は、君を攻撃するなんて無理だ、と言う。君が殺そうとしても抵抗しないと。


酔った招揺を宿へ連れて行き、寝床へ運んだ墨青。招揺は、洛明軒、待っててね、と寝言を言う。
墨青は父・厲修に鎖で繋がれた時のことを思い返す。六合島で用を済ませ急いで戻ると言った厲修。父さん、嫌だ、と言ったが厲修は行ってしまう。そして封印により眠ってしまった厲塵瀾。


町へ来た招揺の祖父は、少し前に凄腕の娘が現れてな、宗門の強豪を皆倒した、名門を気取る連中が全くかなわぬとはざまあみろ、という酒を飲んでいた男たちの話を耳にする。厲修が消えてから連中がのさばってきた、あの偉そうな宗門の金仙に目に物見せた娘に乾杯だ、と。


塵稷山。住処にした場所で、今や宗門があなた以上に狙うのは私、だから私と一緒にいると危ないわ、私はここを出るから自分で身を守るのよ、と墨青に話す招揺。墨青はここで君を待つと言うが招揺は、無駄よ、私には行く所があるの、と話す。


龍招揺は傲慢で改心しそうもない招揺は殺すべきだと洛明軒に言う。だが魔王の子の行方を聞き出したい、と言う洛明軒。


招揺のために一生懸命、果物を採って来た墨青。しかし出て行くと決めてる招揺は肉を焼きながら、また果物?今日で肉も食べ納めよ、と言う。出て行くの?と聞く墨青。招揺は、そうよ、ここを出て人に会いに行くの、と答える。墨青が、洛明軒に会うんだろ、と言う。君が寝言で呼んだと。招揺は、洛明軒は私が会った中で最高の人なの、“世のために生きろ”と私に教えてくれた、洛明軒にあなたを救ったことを話してもっと多くの人を救う、そして門派を開いて弟子に善を解き自給自足の生活をするわ、と言う。俺も弟子になると墨青が言い、招揺は大歓迎よ、と返す。


翌朝。目を覚ました墨青は招揺がいないことに気づく。急いで駆け出し、招揺を追いかけた墨青。遠くから招揺を見つけた墨青は名を呼ぶ。振り返った招揺は、さようなら、私を待たないで、と言うと行ってしまう。


鳳山まで来た招揺は入り口にいた門徒に、約束どおり来たと洛明軒に伝えて、と言う。急いで洛明軒の元へ行った門徒は、路招揺という者が金仙に会わせろと、と話す。その場には遅天明、柳巍(りゅうぎ)、独孤修、唐韻、雄天たちもいた。柳蘇若は捕らえるように言うが、洛明軒はここへ通せと告げる。


ようやく洛明軒に会え、駆け寄ろうとする招揺。しかし、無礼者、と遅天明に止められてしまう。すぐに自分が倒した相手だと分かった招揺は、この連中から私が人を助けたのよ、と洛明軒に話す。あの少年が何者か知っているか?と言う遅天明。招揺は、ただの子供だわ、と返す。招揺の前まで歩いて来た洛明軒が、魔王の子は今どこにいる?、と尋ねる。笑顔の消えた招揺が、殺す気?何もしてないでしょ?、と言う。

柳蘇若が、今はね、まだその力がないからよ、でもいずれ天下に害を及ぼす、責任が取れるの?と話す。あなたも同じ意見?あの子を捕らえて殺す気なの?と招揺が洛明軒に聞く。もちろん、殺す、と答える洛明軒。封魔山で、善人ならば世の平和に尽くさねば、と言っていた洛明軒の言葉とは思えず、以前のあなたとは別人よ、と言い招揺は出て行こうとする。しかし魔王の子の居場所を言うまでは帰さぬ、と洛明軒は光る縄で縛った招揺を捕らえさせる。


牢に来た柳蘇若は鎖を巻かれた招揺に、魔王の子を連れ去ったお前が悪いのよ、と言う。連れ去る?私は勝負で勝ったの、と言い返す招揺。柳蘇若は鼻で笑うと、明軒は邪派を憎むわ、魔王の子の居場所を明かす方が利口よ、命は助けてあげられるかも、と言う。招揺が、助ける?そんな権利があるの?、と聞く。あるわ、私は明軒の許嫁だもの、私は明軒に寄り添う者、お前は捕らわれの罪人でしかない、と言う柳蘇若。
柳蘇若は、言わない気なら自分たちで捜し出して殺すまでのこと、と言いながら牢を出て行く。
招揺は、あの洛明軒が…、嘘よ、とつぶやく。


素山・千塵閣。宗門から路招揺を捕らえたという連絡が。しかし琴千弦は閣主と話し中でいなかった。


ずっと修行を続けて来た梓丹仙人(したんせんにん)は、目指していた至高の境地の精髄を会得することなく逝くことが心残りだった。そなたに託して行こう、と琴千弦に話す師匠。琴千弦は、必ずご期待に応えます、と言う。師匠は、至高の境地に赴くため、日々、己の心を修めよ、修行に終わりはない、決して事を急いではならぬぞ、と話す。琴千弦は涙ぐみながら、お言葉を肝に銘じます、と言う。


ーつづくー


洞窟の中にいた厲塵瀾は、封印によって眠らされていたってことなのかな…。
だから何も食べなくても生きていられた?

物乞いたちが投げた食べ物、山査子の飴がけだったね(⁎˃ᴗ˂⁎)
墨青ナイスキャッチ!!
でも、ここでも墨青はあまり食べず、招揺にいっぱい食べさせてた。

何もしていないのに殺すと言ってる洛明軒。
善人になるように教えていた人なのに…って招揺からしたら信じられないよねヾ(･ω･`;)ﾉ
しかも自分も捕らわれてしまったし。
招揺、どうなるのかな?

ずっと招揺を待ち続ける墨青が仔犬みたいで(*´艸`*)
一生懸命果物を採ってくる姿も可愛いかったー!!!



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