「お見合い大作戦」
社長室。シャオがパリで撮られたイードゥとリュシアンの写真を見ていると、女装をしたオウ・イエが来る。その姿に目を見開くシャオ。「これは戦略ですよ」と話したオウ・イエは「あのシャオ・チョンがリュシアンでした。つまり火災と事故はチェン・イードゥの仕業です」と言う。シャオは「リュシアンって名前は多い。断言できるのか?」と聞く。「でも偶然すぎます」と言うオウ・イエ。シャオは「とにかくツァオ・チョンは糸口だ。必ずチェン・イードゥまでたどり着け」と言う。
1人佇んでいたイードゥは“忘れてないよな、母親の事故を”とシャオから言われたことを思い返す。そこにウェイウェイから電話が。
「こちらは債務督促センターです。今日、返済しないと、彼女に体を差し押さえられますよ」と言うウェイウェイ。イードゥは「会議中だ。ツァオ・チョンに連絡させる」と言うと電話を切ってしまう。そのすぐ後にモー・ファンが来る。
「リー・ウェイウェイへの疑念は晴れたが、またも新たな障害が出現したわけか」と言うモー・ファン。イードゥは「この数年、口では彼女を忘れたと言い、憎いと吐き捨てたりもしたが、全部ウソだ。ただウソも長引くと真実だと思い込む」と話す。モー・ファンは「今頃、そんなことに気づいたのか?」と言う。おとなしく彼女に降参して捕虜になるがいい、と。「だからといって過去をすべて忘れられるわけじゃない」と言うイードゥ。モー・ファンは「あまり深く考えすぎるな。愛は人を一喜一憂させ苦しめる」と言う。
イードゥに電話を切られたウェイウェイは「ユーモアが全然、わかってない。お仕置きしちゃうわよ」と言いながら変な笑い方をする。そばにいたレオが「熱があるというより、発情してるね」と言う。それでも笑い続けるウェイウェイに「その状態で外出するなよ。特に僕を弟だとは言うな、僕が恥をかく」と言うレオ。
「だってチェン・イードゥにハマったんだもの」と言いながら携帯を胸に抱くウェイウェイ。レオは「でもフォ・シャオも姉さんにハマってるね。どうするの?」と聞く。困ったような顔になり「折を見て話すしかないわ。愛って相手ありきよ、一方的に執着されても困る」とウェイウェイは言う。「きっと彼、絶望のどん底に突き落とされるな」と言うレオ。ウェイウェイは「だからダメージが最小限になるようにしなきゃ」と言う。
病院。看護師に「息子はハンサムで背も高く、女性にとって憧れの“ツンデレ社長”なのよ」と自慢するイードゥ母。看護師が「流行の“男神”ですね」と言う。イードゥ母が「写真を見せてあげる」と言って取り出したのは、子供の時の写真だった。
楽しそうに看護師たちと話す母を、遠くから見つめるイードゥ。
イードゥは医者から「最近、お母様の病状も安定しています。ご本人の希望ですし、外泊は問題ないと判断しました。明日、迎えにきてください」と話される。その後、順調なら長期間の外泊を許可します、と。イードゥは感謝する。
病室に入ってきたイードゥとツァオ・チョンを見て、ツァオ・チョンを息子だと勘違いするイードゥ母。看護師が「こちらが息子さんですよ」とイードゥを教える。イードゥ母は「大きくなって分からなかったわ」と言い「やっと迎えに来てくれたのね」とイードゥを抱きしめる。つらい気持ちになり、イードゥは母を強く抱きしめ返す。
ツァオ・チョンがイードゥ母を車に乗せる。医者はイードゥに「現時点で治療法がない以上は、悪化しないよう気をつけるしかありません。日常生活では支障をきたすでしょうが、できるだけそばにいて、刺激を与えないでください」と話す。
家に着き、ソファに座った母は、さっそく結婚相手を見つけるために新聞や雑誌に自分の写真を載せていた女性たちの切り抜きをイードゥに見せる。お前の花嫁候補だと。
イードゥ母の世話をしていたツァオ・チョンに、ティファニーから電話がかかってくる。「今、社長の家で“尊母様”に付き添ってる。花嫁選びの最中さ」と言うツァオ・チョン。
シャオに話しかけられ、複雑な気持ちになるウェイウェイ。「新しいフランス料理の店が評判なんだ。今夜、行かないか?」とシャオが誘たところに「悪いけど予定がある」と言いながらレオが来る。今日は姉弟が出会って5周年の記念日さ、と。
シャオと別れ「衣装合わせにきたんだけど、ナイスタイミングだった」と話すレオ。「チェン・イードゥの反応は?」と聞くレオに、ウェイウェイは首を横に振る。それでも「彼が受け身なら、私が攻め込むまでよ」と強気のウェイウェイ。
ティファニーは食材を持ってイードゥ宅へ。「あなたは誰なの?息子とどういう関係?」とイードゥ母が尋ねると「イードゥの恋人です」と答えるティファニー。しかし「これでも私は母親よ。息子があなたみたいな子を選ぶわけないわ」とイードゥ母が言い、ティファニーは「冗談を言ってみただけです」と話す。
イードゥ母は「料理をよろしくね」とティファニーに言って、ツァオ・チョンと出かけてしまう。
ツァオ・チョンと歩いていたイードゥ母は、屋台の臭豆腐が欲しいと言い出す。仕方なく「動いちゃダメですよ」と言い、列へ並びに行くツァオ・チョン。待っている間、女装をしたオウ・イエを見たイードゥ母は「あの若い人、紛らわしい格好をしてるわね。男なの?女なの?」とつぶやく。そんな中、さっそうと歩くウェイウェイを見かけるイードゥ母。「なんて美しいお嬢さん」と思い、イードゥ母はすぐにウェイウェイに話しかける。
「あなたこそ、幸運の女神ね。輝くような美しさだわ。うちの息子とぴったりだわ」と言うイードゥ母。息子は大企業の社長で、仕事ができて優しく、強運の持ち主で…と。ウェイウェイは「悪いですが、私、恋人がいるんです。息子さんの女神にはなれません」と断る。それでも「恋人なら、まだ結婚してないのよね」とイードゥ母はあきらめない。そこにツァオ・チョンが戻ってきて「リー・ウェイウェイ?」と言う。
今まで話していた相手がイードゥの母だと知り、ウェイウェイは態度をガラリと変える。
ウェイウェイが息子と知り合いだったと分かったイードゥ母。ウェイウェイはイードゥ母の力を借りて、明日、イードゥとサプライズで会わせてもらうことに。
イードゥ母がティファニーの作った料理を食べている間、ツァオ・チョンは尊母様がリーウェイウェイを嫁にすると言ったことをティファニーに話す。
ツァオ・チョンがティファニーと一緒にイードゥ宅から出てくる。ティファニーと別れ、誰かと電話で話すツァオ・チョン。それを見張っていたオウ・イエが見る。すぐにシャオに電話をかけるオウ・イエ。
仕事から帰ってきたイードゥに、母は「明日、お見合いをセッティングしたわ」と話す。「お節介はやめてくれ。今、その気はない」と言うイードゥ。ほっといてくれと。しかし母が「早く結婚して孫を抱かせてほしいだけよ。そんな些細な望みも許されないの?」と泣き出し、イードゥは「分かったよ、行けばいいんだろ?」と仕方なく言う。その途端、ケロリと「明日は私も同行するわよ」と言う母。
ツァオ・チョンをつけていたシャオとオウ・イエは、すぐツァオ・チョンに気づかれる。
「なぜ尾行する」と問われ「ツァオ・チョン、あんたが犯人ね」とオウ・イエが言う。ツァオ・チョンは言いがかりだと言うが、オウ・イエはツァオ・チョンの持っていたデート相手へのプレゼントに何か隠されていると思い、ボロボロにしてしまう。そして「調べはついてるのよ。あんたはリュシアン、パリで会場に放火したリュシアンよね」と口を滑らせるオウ・イエ。ツァオ・チョンは「リュシアンと名乗ると犯罪者なのか?しかも数日前につけた名前だぞ」と言い返す。
「すまない、何かの誤解だ」と謝り、その場を後にするシャオ。
車内。シャオはツァオ・チョンを別の方法で調査することにする。オウ・イエは「1つ確かな情報ですが、チェン・イードゥの母親が、明日、総監と会うとか」と話す。
翌日。イードゥと会うためにウェイウェイが支度をしていると、シャオが来てしまう。
ウェイウェイは出かけたと言い、シャオがウェイウェイと観ようとしていた“永久に続く愛”の映画チケットを「僕好みの作品だ」と言ってもらってしまうレオ。レオは「1人で観るのは寂しいよ」と言い、シャオを誘う。男2人で映画は…とシャオはためらうが、ダメって法律がある?僕は唯一の家族だ、ウェイウェイも僕の話には耳を貸す、僕を喜ばせてくれたら絶対悪いようにはしない、とレオは言いくるめる。
ティファニーは再びイードゥ母に食事を作りに来るが、イードゥ母は夕食と洗濯を頼むと、イードゥと出かけてしまう。
イードゥが来るのが見え、急いでマスクをつけるウェイウェイ。イードゥも大きな葉で顔を隠す。
レストランの個室で2人きりになるウェイウェイとイードゥ。ウェイウェイが情熱的な妄想をして笑うと、戸惑ったイードゥが「悪いが、見合いに興味はない。母に頼まれて来ただけだ、期待しないでくれ」と言う。「私が誰だか知ってから断るのね」とウェイウェイがマスクを外す。
驚いたイードゥは出て行こうとするが「ロクに見合いもせず、帰るつもり?」とドアの前でウェイウェイが立ちはだかる。イードゥは「それより、どこでお袋を?」と聞く。「街で出会ったの」と答えるウェイウェイ。イードゥはウェイウェイがわざと近づいたと思い「とにかくお袋には近づくな」と言うと、ドアに自分のネクタイでウェイウェイの手を縛り、出て行ってしまう。
受付にいた母に「帰ろう」と言うイードゥ。母が「早すぎるでしょ」と引き止めていると、ネクタイをほどいたウェイウェイが来る。イードゥが「どんな手を使ったか知らないが、もう、お袋には近づくな」と言う。「近づきたい人は、あなたよ」と返すウェイウェイ。それでも「二度は言わない、よく覚えておけ」と言うと、イードゥは母を連れて行ってしまう。
レオはシャオのお金で買い物をしまくって帰ってくる。そんなレオに進展がなかったことを話すウェイウェイ。
彼をモノにするまで、家には帰らないとレオに言っていたウェイウェイは、突っ込まれてしまう。ウェイウェイは「チェン・イードゥの悪い病気よ。優しかったのに、突然、凶暴になるなんて」と話す。“突発性ド変態”ってことよ、と。「じゃ…」とレオが言いかけると、ウェイウェイは「悪口はやめて。変態でも好きなの」と止める。
ーつづくー
イードゥ母は陽気でとてもいい人。
でも病気なんだよね…息子の顔も分からなかったし、忘れてしまう病気なのかな?
シャオが事故のことを話していたから、後遺症なのかな…(´・_・`)
いつもティファニーのピアスがすごいと思うんだけど、今日は靴まですごかった!!!
蝶…だよね?(✽ ゚д゚ ✽)
ウェイウェイとイードゥ、これでラブラブが見れるぅぅぅぅぅと思ったら、あれ?
イードゥどうしちゃったの?
やっぱり母と関係ある?
それにしてもシャオが何だか可哀想…。
ウェイウェイをずっと想い続けて、守ってきたのに、レオにいっぱい買い物をさせられて。
シャオがすごく嫌な奴だったらよかったのに(;д;)
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その姿に目を見開いて驚くシャオがまたおかしくて(≧▽≦)
シャオは誰にでも優しくていい人だなぁ~
レオに振り回されても、何だかんだいって世話を焼いてあげるところに人柄が表れてる( *´艸`)
シャオって、ああいうワガママタイプ?の人にとことん弱そうですね~
だから自由奔放なウェイウェイと合いそうに思えるんだけどなぁ。なかなか上手くはいかないものですね。
ウェイウェイはウエイウェイで、イードゥにハマってやたらと楽しそう。
イードゥがもっと色々と素直に受け取ってくれたらいいのにね。
亦度ママともすっかり仲良しになりましたねー
お見合いの席まで設けてもらって。
あの仮面、素敵でしたね。
本当に気づいていなったのでしょうか、亦度。
あの葉っぱで防御する亦度に壁ドンする薇薇が
葉っぱを真っ二つに切り裂いて
ずるすると下がる亦度に、大笑いでした。
このあたりまではよかったのですけれど、
前回のラストの驍シャオ一言は重かったのですね。
亦度は心を開かないようにするばかり。
恋する乙女、薇薇はどうなるのでしょうか???