【出演】
亀山風呼 役…リーン・ユウ
新保大也 役…ケルビン(飛輪海)
新保壱 役…アーロン(飛輪海)
伊織恵 役…パティ・ホウ
藤秋桜 役…シンシア・ワン
磯辺智 役…東城衛
"だるまさんがころんだ"で子供達と遊ぶ風呼。いつの間にか大也が加わってます。そんな風呼と大也の前に突然大也のお母さんが現れました。
初めて見る大也母。風呼はすごくカッコいいと感じます。そして2人でふざけ合ってる姿を見て面白い親子だと思いました。
大也母は「この子はお友達?」と風呼の事を大也に聞いてきます。風呼はうなづいたけど、大也は「違うよ。俺の彼女なんだ」と言いました。いつも"世界中の女の子は俺の彼女だ"って大也は言ってたみたいだけど「彼女は本物の恋人だ」ときちんと紹介。風呼も下の階に住んでいると挨拶をします。
大也母は風呼の母と姉にも挨拶を。風呼母が「娘と仲良くしていただいて」と言うと、お姉さんが「大也くんは恋人だしね」と言ってしまって…。。初耳の風呼母。固まっちゃいます。
大也母は風呼を食事に誘いました。とても陽気で気さくな感じのお母さんに"私達のこと、認めてくれてるみたい"と風呼は内心ほっとします。
大也の部屋に入ってしばらくすると、壱が自分の母親と古都を連れて帰ってきました。壱のお母さんは、とても上品そうな人。古都も久しぶりに風呼と会って嬉しそう。でも、大也母が「風呼ちゃんは大也の彼女なのよ」と言ったら古都は「どうして?いつの間に?」と言い出して…。風呼は慌てて古都を少し離れた所に連れて行き「これにはワケがあって…」と言います。
大也母は、将来大也が新保グループを継げば、風呼は社長夫人だと言い始めます。まだ付き合い始めたばかりの風呼。驚いて「付き合ってはいますが、そこまで好きでは…」と言ってしまいました。大也も顔色を変えるし、風呼も"まずいこと言っちゃった"ってしまったという顔になるけど、もう遅くて。
大也母は怖い顔になって「つまり、大也のことを好きでもないのに付き合ってるの?相手が大也では不満かしら?それとも男なら誰でも良かったの?」と詰め寄られてしまいます…。
"好きでもないのに付き合ってる"そう改めて言われ、風呼は自分がものすごくひどい女のように感じました。そして何も言えなくなってしまった風呼。大也と壱は同時に「それは…」と言います。壱が譲り、大也が「俺が望んだんだ。一緒にいたいって…」と言いました。そんな大也に古都が「男らしいじゃないの」と言います。
大也母が不機嫌なまま食事に行くことに。「人数が増えたからバイキングでいいわ」と言う大也母に、自分が余計だと思われてると感じた風呼は「すみません」と言って帰ろうとします。すると今度は「一緒に食事したくないの?」と言われてしまって…。大也は風呼のことを思い、行かなくていい、と言ってくれました。そして俺も行かないと。
大也とお母さんの雰囲気も悪くなってしまい、風呼もやっぱり食事に行くことにします。
食事に行くと、隣の席に座るよう風呼に言う大也。でも、大也母がすっと現れ、隣に座ってしまいます。だから風呼は大也母の隣に座るしかなくて。
大也母は古都に油っこいものを食べない方がいいと注意。直接は言われてないけど、脂っこいものを持ってきていた風呼はちくちくきちゃいます。だから別のモノを取りに行きました。
"耐えてみせる"と思った風呼。自分に「ファイト」と言います。そこに「バカだな」と壱が。すぐに古都を連れた大也も来ました。大也は「ちくちくと嫌味を言われると反撃しずらいよな」と言ってくれます。そして母親のことを"いびりの天才"だと言う大也は「ごめんよ」と言いました。
帰りのタクシーでも、大也と風呼の真ん中に座る大也母。「3人だと窮屈ね」とまたチクリ。家に帰って来ても「やっと親子水入らずね」と2階へ上がりながらボソリと言います。
どっと疲れた風呼。ベッドに倒れ込むと「姑にいびられる嫁の気持ちがわかった気がする」とつぶやきます。そして、これっていわゆる"嫁姑戦争"ね、と心の中で思いました。
風呼は体を起こすと、まだ明日がある、めげちゃダメ、と気合いを入れます。
翌日。大也母と壱母は息子たちの大学へ。大学に来るのは卒業以来だと話す大也母。青春時代がよみがえると楽しそう。でも、そこに風呼が来ると一変。「今日も来たのね」とちくちくの始まりです。
風呼の態度に「大也のストライクゾーンも広くなったわ」と言う大也母。
いつまでも続くちくちくに、大也も限界。「いい加減にしろ」と言いました。そして風呼を連れて行っちゃいます。その後に壱と古都も。
残された大也母に「鬼姑ね」と壱母が言いました。あなたが悪いと。
4人でふざけ合う姿を見た大也母は「まだまだ子供ね。大学生のくせに」と言います。壱母は「私達が入れない世界ができてるのかもね」と言いました。
謝る大也に、風呼は「お母さんとうまくやれない私が悪いの」と言います。聞いていた壱母は、ほほえましそうに笑いました。
大也母は風呼のほっぺを、軽くつねります。そして「謝らないわよ」と言います。風呼も笑顔で「私も謝りません」と言いました。陰で心配していた壱も笑顔を見せます。
皆の後ろを歩く大也と風呼。大也は風呼に「ストライクゾーンは広くなってない。俺のストライクゾーンは…」と言うと、風呼を囲むように手で輪を作りました。そして「ここだけ」と言います。
大也母の機嫌も直り、風呼は"進んでる方向は正しいはず。きっと大也を好きになれるわ"と思いました。
壱が生徒会長に立候補することに。クラスでPRポスターを作る事になったけど、みんなに挨拶する壱ったら「よろしく」しか言わなくて。クラス中からもっと何か言えって言われちゃいます。
みんながポスターを作っている間、壱は床に座りながら選挙活動の開始時間を調べていました。近づいた風呼が「やっぱり策略家ね」としゃがみながら言うと、褒める時に使う言葉じゃないと言う壱。カチンときた風呼は「別に褒めるつもりはないもん。賢くても当選するとは限らないわ」と言って立とうとしました。でも、たまたま風呼が立ち上がろうと手を置いたところに紙が置いてあって、手を滑らせた風呼は転びそうに。それを壱が支えたけど、壱と風呼の唇が重なってしまって…。
動転した風呼は「ちょっとトイレ」と言って教室を後に。偶然目撃してしまった親友2人も風呼の後を追いかけます。
帰り。大也と風呼は「あの…」お互いに言います。先に大也から話す事になり、大也はガソリンスタンドでバイトを始めると言いました。頑張ってデート代を稼ぐと。風呼は言えなくなり、バレンタインに何が欲しい?と聞きました。大也は「一番欲しいものは…ここにあるよ」と風呼の肩を抱いて歩き始めます。
風呼は秋桜に教えてもらい、編み物を始めます。でも、友達はうかない顔。手編みの物は欲しくないプレゼントの第1位になってたよって。
風呼は罪滅ぼしのつもりでニット帽を編んでいるみたい…。
落ちた毛糸を壱が拾います。壱は「大也が気の毒だな。こんな物をかぶるハメになるとは」と言いました。壱に話しかけられて、変に意識してしまう風呼。気まずいとか恥ずかしいというより"不安"という文字が頭に浮かんできます。
大也はバイトに慣れるまで毎日出勤することに。しばらく一緒に帰れないと謝ってくれます。「怒ってない?」と聞かれ、大丈夫、バイト頑張って、と大也に言う風呼。風呼は大也の優しさに触れるたび、罪悪感が増していきます。
コンビニで買い物をして、差し入れを大也にしようと風呼は家を出ました。だけど、大也にいい顔しても過ちは消せないのに"ずるい"と思い立ち止まります。そこに壱が自転車で帰ってきました。
話を聞いた壱は「子供だな」と言います。試験で悪い点をとった時、答案を隠しただろ、と言う壱。しかられる前に親の機嫌をとったりしてさ、と。
お前の悩みは一体何なんだ?と壱は聞きました。自分が嫌なのか、それともあのことが嫌なのか。「どっちもよ」と風呼は答えます。「壱だって嫌でしょ」と風呼が聞くと「なんでだよ」と言う壱。だって…と風呼が言おうとすると「キスと言えない」と壱はさえぎります。あんなのキスじゃないって。
笑い出した風呼は「私は壱とのキスが嫌だと言ったのに、壱は"キスとは言えない"って…お互い失礼ね」と言います。でも、それでスッキリしたみたい。風呼は明日大也に言うことを決心しました。
家に帰ってきた壱は"あのキスが、そんなに嫌なのか"と辛い気持ちに…。
そして大事に持っていた風呼の絵を壱は取り出して見ます。
翌朝。迎えにきた大也と歩きながら、風呼はどう切り出そうと悩みます。だけど、その後も言うタイミングがつかめなくて…。
家に帰ってきた大也は「ふーちゃんに聞いたぞ」と壱に言ってきます。「言えばいいのに」と。壱は風呼が"事故"の話しをしたと思って「気にするなよ」と大也に言います。すると「気にするに決まってるだろ」と大也は返してきました。「だったら殴ってもいいぞ」と言う壱。「なんでだよ。応援するよ」と大也が言って…。お互いに「?」と思った2人。何の話?ということに。「何でもない」と壱はごまかしたけど…。
立候補した壱の宣伝活動をする風呼。そんな風呼に「何か(大也から)聞かれたか?」と聞く壱。「別に何も」と返事をする風呼に「たぶんバレた」と壱は言いました。ゆうべ口が滑ったと。はっきりとは言ってないけど、何かあったと思ってるはずだ、と壱に言われ、風呼は"まずいことになってきた"と思います…。
昼食を食べながら「1つ聞いてもいい?」と大也は風呼に言います。「壱と何かあった?」と。
ドキリとした風呼は、真剣なまなざしの大也に「何、まじめな顔してるの。変な空気になっちゃう」と明るく言うと、その勢いで「ちょっとしたアクシデントよ。教室でポスターを描いてる時、壱の方へ転んじゃったの。それで口と口が…当たっちゃった。それだけよ」と内心ドキドキしながら告白。
大也は「そんなことか」と言います。
「ごめんね。どんくさくて」と風呼が謝ると、大也は「いいよ。わざと転んだわけじゃないんだし。仕方ない」と言いました。
でも、大也はなぜすぐに言わなかった?と聞いてきます。風呼は、たとえ不注意でも口と口が触れて言いにくかったと答えました。だけど「相手が壱だから?」と聞く大也。その言い方が風呼は気に入らなくて…。
「過去は取り消せないってわかってるでしょ」と言う風呼。大也に「すぐに言えばさらっと流してくれた?」と聞きます。ああ。と答えた大也に「ウソよ。絶対気にしてたわ」と風呼は言いました。大也も言えなかったのは風呼にとって壱とのキスに意味があったからだと言います。
風呼は「じゃあ消せばいい。気になるなら大也のキスで消して」と目を閉じます。でも、大也は風呼がそえた手を払うと「そうじゃないだろ」と…。
大也に背を向け、風呼は行ってしまいます。
親友の前で涙が溢れてきた風呼は"私の中の壱は何で消えてくれないの"と心の中で思います。幸せに向かって進むことが、こんなに難しいなんて、と…。
ーつづくー
壱が生徒会長に自分から立候補なんて意外。
こういうの大嫌いだと思ってたから、もし生徒会長になるとしても無理矢理っていうイメージが…。
今回ようやく風呼の親友2人の名前がわかりました。
背の小さい親友が小森で、背の高い親友が大林だと判明。ようやくスッキリ。
頭ではわかっていても、壱を好きな風呼を丸ごと受け止めるのはやっぱり難しいよね。
大也母とのことが解決したら、今度は肝心の大也とぎくしゃく。本当にうまくいかないなぁ。
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亀山風呼 役…リーン・ユウ
新保大也 役…ケルビン(飛輪海)
新保壱 役…アーロン(飛輪海)
伊織恵 役…パティ・ホウ
藤秋桜 役…シンシア・ワン
磯辺智 役…東城衛
"だるまさんがころんだ"で子供達と遊ぶ風呼。いつの間にか大也が加わってます。そんな風呼と大也の前に突然大也のお母さんが現れました。
初めて見る大也母。風呼はすごくカッコいいと感じます。そして2人でふざけ合ってる姿を見て面白い親子だと思いました。
大也母は「この子はお友達?」と風呼の事を大也に聞いてきます。風呼はうなづいたけど、大也は「違うよ。俺の彼女なんだ」と言いました。いつも"世界中の女の子は俺の彼女だ"って大也は言ってたみたいだけど「彼女は本物の恋人だ」ときちんと紹介。風呼も下の階に住んでいると挨拶をします。
大也母は風呼の母と姉にも挨拶を。風呼母が「娘と仲良くしていただいて」と言うと、お姉さんが「大也くんは恋人だしね」と言ってしまって…。。初耳の風呼母。固まっちゃいます。
大也母は風呼を食事に誘いました。とても陽気で気さくな感じのお母さんに"私達のこと、認めてくれてるみたい"と風呼は内心ほっとします。
大也の部屋に入ってしばらくすると、壱が自分の母親と古都を連れて帰ってきました。壱のお母さんは、とても上品そうな人。古都も久しぶりに風呼と会って嬉しそう。でも、大也母が「風呼ちゃんは大也の彼女なのよ」と言ったら古都は「どうして?いつの間に?」と言い出して…。風呼は慌てて古都を少し離れた所に連れて行き「これにはワケがあって…」と言います。
大也母は、将来大也が新保グループを継げば、風呼は社長夫人だと言い始めます。まだ付き合い始めたばかりの風呼。驚いて「付き合ってはいますが、そこまで好きでは…」と言ってしまいました。大也も顔色を変えるし、風呼も"まずいこと言っちゃった"ってしまったという顔になるけど、もう遅くて。
大也母は怖い顔になって「つまり、大也のことを好きでもないのに付き合ってるの?相手が大也では不満かしら?それとも男なら誰でも良かったの?」と詰め寄られてしまいます…。
"好きでもないのに付き合ってる"そう改めて言われ、風呼は自分がものすごくひどい女のように感じました。そして何も言えなくなってしまった風呼。大也と壱は同時に「それは…」と言います。壱が譲り、大也が「俺が望んだんだ。一緒にいたいって…」と言いました。そんな大也に古都が「男らしいじゃないの」と言います。
大也母が不機嫌なまま食事に行くことに。「人数が増えたからバイキングでいいわ」と言う大也母に、自分が余計だと思われてると感じた風呼は「すみません」と言って帰ろうとします。すると今度は「一緒に食事したくないの?」と言われてしまって…。大也は風呼のことを思い、行かなくていい、と言ってくれました。そして俺も行かないと。
大也とお母さんの雰囲気も悪くなってしまい、風呼もやっぱり食事に行くことにします。
食事に行くと、隣の席に座るよう風呼に言う大也。でも、大也母がすっと現れ、隣に座ってしまいます。だから風呼は大也母の隣に座るしかなくて。
大也母は古都に油っこいものを食べない方がいいと注意。直接は言われてないけど、脂っこいものを持ってきていた風呼はちくちくきちゃいます。だから別のモノを取りに行きました。
"耐えてみせる"と思った風呼。自分に「ファイト」と言います。そこに「バカだな」と壱が。すぐに古都を連れた大也も来ました。大也は「ちくちくと嫌味を言われると反撃しずらいよな」と言ってくれます。そして母親のことを"いびりの天才"だと言う大也は「ごめんよ」と言いました。
帰りのタクシーでも、大也と風呼の真ん中に座る大也母。「3人だと窮屈ね」とまたチクリ。家に帰って来ても「やっと親子水入らずね」と2階へ上がりながらボソリと言います。
どっと疲れた風呼。ベッドに倒れ込むと「姑にいびられる嫁の気持ちがわかった気がする」とつぶやきます。そして、これっていわゆる"嫁姑戦争"ね、と心の中で思いました。
風呼は体を起こすと、まだ明日がある、めげちゃダメ、と気合いを入れます。
翌日。大也母と壱母は息子たちの大学へ。大学に来るのは卒業以来だと話す大也母。青春時代がよみがえると楽しそう。でも、そこに風呼が来ると一変。「今日も来たのね」とちくちくの始まりです。
風呼の態度に「大也のストライクゾーンも広くなったわ」と言う大也母。
いつまでも続くちくちくに、大也も限界。「いい加減にしろ」と言いました。そして風呼を連れて行っちゃいます。その後に壱と古都も。
残された大也母に「鬼姑ね」と壱母が言いました。あなたが悪いと。
4人でふざけ合う姿を見た大也母は「まだまだ子供ね。大学生のくせに」と言います。壱母は「私達が入れない世界ができてるのかもね」と言いました。
謝る大也に、風呼は「お母さんとうまくやれない私が悪いの」と言います。聞いていた壱母は、ほほえましそうに笑いました。
大也母は風呼のほっぺを、軽くつねります。そして「謝らないわよ」と言います。風呼も笑顔で「私も謝りません」と言いました。陰で心配していた壱も笑顔を見せます。
皆の後ろを歩く大也と風呼。大也は風呼に「ストライクゾーンは広くなってない。俺のストライクゾーンは…」と言うと、風呼を囲むように手で輪を作りました。そして「ここだけ」と言います。
大也母の機嫌も直り、風呼は"進んでる方向は正しいはず。きっと大也を好きになれるわ"と思いました。
壱が生徒会長に立候補することに。クラスでPRポスターを作る事になったけど、みんなに挨拶する壱ったら「よろしく」しか言わなくて。クラス中からもっと何か言えって言われちゃいます。
みんながポスターを作っている間、壱は床に座りながら選挙活動の開始時間を調べていました。近づいた風呼が「やっぱり策略家ね」としゃがみながら言うと、褒める時に使う言葉じゃないと言う壱。カチンときた風呼は「別に褒めるつもりはないもん。賢くても当選するとは限らないわ」と言って立とうとしました。でも、たまたま風呼が立ち上がろうと手を置いたところに紙が置いてあって、手を滑らせた風呼は転びそうに。それを壱が支えたけど、壱と風呼の唇が重なってしまって…。
動転した風呼は「ちょっとトイレ」と言って教室を後に。偶然目撃してしまった親友2人も風呼の後を追いかけます。
帰り。大也と風呼は「あの…」お互いに言います。先に大也から話す事になり、大也はガソリンスタンドでバイトを始めると言いました。頑張ってデート代を稼ぐと。風呼は言えなくなり、バレンタインに何が欲しい?と聞きました。大也は「一番欲しいものは…ここにあるよ」と風呼の肩を抱いて歩き始めます。
風呼は秋桜に教えてもらい、編み物を始めます。でも、友達はうかない顔。手編みの物は欲しくないプレゼントの第1位になってたよって。
風呼は罪滅ぼしのつもりでニット帽を編んでいるみたい…。
落ちた毛糸を壱が拾います。壱は「大也が気の毒だな。こんな物をかぶるハメになるとは」と言いました。壱に話しかけられて、変に意識してしまう風呼。気まずいとか恥ずかしいというより"不安"という文字が頭に浮かんできます。
大也はバイトに慣れるまで毎日出勤することに。しばらく一緒に帰れないと謝ってくれます。「怒ってない?」と聞かれ、大丈夫、バイト頑張って、と大也に言う風呼。風呼は大也の優しさに触れるたび、罪悪感が増していきます。
コンビニで買い物をして、差し入れを大也にしようと風呼は家を出ました。だけど、大也にいい顔しても過ちは消せないのに"ずるい"と思い立ち止まります。そこに壱が自転車で帰ってきました。
話を聞いた壱は「子供だな」と言います。試験で悪い点をとった時、答案を隠しただろ、と言う壱。しかられる前に親の機嫌をとったりしてさ、と。
お前の悩みは一体何なんだ?と壱は聞きました。自分が嫌なのか、それともあのことが嫌なのか。「どっちもよ」と風呼は答えます。「壱だって嫌でしょ」と風呼が聞くと「なんでだよ」と言う壱。だって…と風呼が言おうとすると「キスと言えない」と壱はさえぎります。あんなのキスじゃないって。
笑い出した風呼は「私は壱とのキスが嫌だと言ったのに、壱は"キスとは言えない"って…お互い失礼ね」と言います。でも、それでスッキリしたみたい。風呼は明日大也に言うことを決心しました。
家に帰ってきた壱は"あのキスが、そんなに嫌なのか"と辛い気持ちに…。
そして大事に持っていた風呼の絵を壱は取り出して見ます。
翌朝。迎えにきた大也と歩きながら、風呼はどう切り出そうと悩みます。だけど、その後も言うタイミングがつかめなくて…。
家に帰ってきた大也は「ふーちゃんに聞いたぞ」と壱に言ってきます。「言えばいいのに」と。壱は風呼が"事故"の話しをしたと思って「気にするなよ」と大也に言います。すると「気にするに決まってるだろ」と大也は返してきました。「だったら殴ってもいいぞ」と言う壱。「なんでだよ。応援するよ」と大也が言って…。お互いに「?」と思った2人。何の話?ということに。「何でもない」と壱はごまかしたけど…。
立候補した壱の宣伝活動をする風呼。そんな風呼に「何か(大也から)聞かれたか?」と聞く壱。「別に何も」と返事をする風呼に「たぶんバレた」と壱は言いました。ゆうべ口が滑ったと。はっきりとは言ってないけど、何かあったと思ってるはずだ、と壱に言われ、風呼は"まずいことになってきた"と思います…。
昼食を食べながら「1つ聞いてもいい?」と大也は風呼に言います。「壱と何かあった?」と。
ドキリとした風呼は、真剣なまなざしの大也に「何、まじめな顔してるの。変な空気になっちゃう」と明るく言うと、その勢いで「ちょっとしたアクシデントよ。教室でポスターを描いてる時、壱の方へ転んじゃったの。それで口と口が…当たっちゃった。それだけよ」と内心ドキドキしながら告白。
大也は「そんなことか」と言います。
「ごめんね。どんくさくて」と風呼が謝ると、大也は「いいよ。わざと転んだわけじゃないんだし。仕方ない」と言いました。
でも、大也はなぜすぐに言わなかった?と聞いてきます。風呼は、たとえ不注意でも口と口が触れて言いにくかったと答えました。だけど「相手が壱だから?」と聞く大也。その言い方が風呼は気に入らなくて…。
「過去は取り消せないってわかってるでしょ」と言う風呼。大也に「すぐに言えばさらっと流してくれた?」と聞きます。ああ。と答えた大也に「ウソよ。絶対気にしてたわ」と風呼は言いました。大也も言えなかったのは風呼にとって壱とのキスに意味があったからだと言います。
風呼は「じゃあ消せばいい。気になるなら大也のキスで消して」と目を閉じます。でも、大也は風呼がそえた手を払うと「そうじゃないだろ」と…。
大也に背を向け、風呼は行ってしまいます。
親友の前で涙が溢れてきた風呼は"私の中の壱は何で消えてくれないの"と心の中で思います。幸せに向かって進むことが、こんなに難しいなんて、と…。
ーつづくー
壱が生徒会長に自分から立候補なんて意外。
こういうの大嫌いだと思ってたから、もし生徒会長になるとしても無理矢理っていうイメージが…。
今回ようやく風呼の親友2人の名前がわかりました。
背の小さい親友が小森で、背の高い親友が大林だと判明。ようやくスッキリ。
頭ではわかっていても、壱を好きな風呼を丸ごと受け止めるのはやっぱり難しいよね。
大也母とのことが解決したら、今度は肝心の大也とぎくしゃく。本当にうまくいかないなぁ。
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今回も色々ありましたが、壱応援派の私としては、キスを嫌と言われて部屋で切なく風呼の絵を見る壱のシーンが心に響きました
胸がぎゅっと痛む、みたいなショックだったのかなぁ?
壱がどれだけ風呼を好きか、が台詞もないけどひしひしと伝わってきます
丁寧に書かれていて、わかりやすいです。
アクシデント発生!ですね。
ドキドキしちゃう(>.<)
壱…切なすぎる~
壱は風呼には、「あんなのキスじゃない」
って言ったけど、
自分の中では違ったのね。
あー、もう少し早く伊織との事、
決別できて風呼のもとに行ってたら…
あー、風呼が大也に返事するのが
もう少し遅かったら…
大也も本気で誰かを好きになって、
しかも風呼がまだ引きずっているって
わかっているから、苦しいんだね…
初めの軽い大也ではなくなっている!?
大也の一生懸命なところもステキ(^o^)
二人のイケメンに想われる風呼、
うらやましい!
ブログ、いつもありがとうございます!
ささやかな私の楽しみです!
途中で切れてしまいました。
壱は風呼に、「あんなのキスじゃない」
って言ったけど、
壱自身がちゃんと意味を持っているじゃん。
あー、もう少し早く伊織との事、
決別できていたら…
あー、風呼が大也に返事するのが
もう少し遅かったなら…
大也も本当の「好き」をわかったみたいで…。
風呼がまだ引きずっているのがわかるから、
苦しいんだね…。
しかも、相手は壱…
初めの軽い大也ではなくなっている!?
どちらもかっこいい~!
風呼、うらやましい!
いつもブログ、ありがとうございます!
毎日の私の楽しみです!
大也も本気の好きがわかって苦しいですよね
そして風呼の悩む気持ち
恋ってはっきり白黒つけられる事ばかりじゃない、だからフィクションとしてもドラマティックなテーマになりうるのかも
果たして三角関係の行方は?
毎日気になってます
ロムさんのコメントも楽しみにしてます
ショックですよね
壱の切ない気持ちが伝わってくるシーンで
私も切なくなってしまいました
「キスと言えない」と風呼に言った壱
自分の本当の思いを隠して言った言葉も
悲しかったですよね
やっぱり彼氏には言いにくいですよね。
たとえアクシデントだとしても
相手が引きずってる壱だし。
そうそう。大也は"軽い男"を卒業したのかも?
本気の好きがわかってからは
明るいだけの大也ではなくなってきてますよね。
本当にどちらも格好いいです♪
どちらも一途なところがいい!
コメント有り難うございました。
途中で切れてしまっても全然大丈夫です。
それから、わかりやすいと書いて下さって嬉しかったです。
こちらも有り難うございました。