「消えないしこり」
「変態でも好きなの」とウェイウェイが言い「凡人には分からない恋愛観だな」と言うレオ。ウェイウェイは「負けないわよ。チェン・イードゥと、とことん戦う」と言う。おば様を味方にしたのよ、彼も万事休すね、と。その時、さっそくイードゥ母から電話がかかってくる。
歩きながら久しぶりの家族との食事が楽しみだとイードゥに話すモー・ファン。そんな2人の頭上から落下物が。気づいたイードゥがモー・ファンを突き飛ばし、落下物がイードゥにあたる。モー・ファンが「大丈夫か」とイードゥの元に駆け寄る。イードゥが「ああ、大した傷じゃない」と返すと、血がにじんでるだろ、とモー・ファンはハンカチを取り出す。「大げさだな。何ともないんだし、お袋には言わないでくれ」と言うイードゥ。モー・ファンは「お前のおかげで命拾いしたよ。でも無茶はよせ」と言う。しかしイードゥは「兄貴が無事なら、手も命も惜しくない」と話す。
イードゥがモー・ファンを連れて自宅へ戻ってくると、ティファニーが料理を作り、母は椅子で居眠りをしていた。イードゥが母を起こし、目覚めた母にモー・ファンが「お袋さん」と声をかける。「あなたは?」と母が聞き「息子のモー・ファンだ」とイードゥが答える。「私に2人も息子がいたかしら」と言う母。
母はイードゥの手を取り、少し離れた場所へ連れて行くと「それより、お見合い相手の何が不満だったの?」と聞く。「兄貴が来てるのに、そんな話はよせよ」と言うイードゥ。少しも楽しくないと。
イードゥは料理が並べられたテーブルへ母を連れて行く。ティファニーの料理を一口食べた母は「おいしいわ。メイドを昇給してあげて」とイードゥに言う。複雑な気持ちになるティファニー。
部屋を見回していたモー・ファンは、フレームに入ったイードゥ父の写真を見て笑みが消える。両親が亡くなった交通事故を思い出すモー・ファン。
帰るモー・ファンを見送るために、イードゥも一緒に外へ出る。「お袋には参ったよ。見合いをさせられたんだが、相手は誰だったと思う?リー・ウェイウェイさ」とイードゥが話す。彼女だと分かって、すぐに退散したよ、おかげでお袋に愚痴られてる、と。モー・ファンは「お袋さんは過去のことも随分と忘れてしまったが、リー・ウェイウェイに対する好意は心の奥に残ってるんだな」と言う。「だが俺の心の奥底には恐怖心がある。彼女がまた、お袋を傷つけやしないかと不安なんだ」と言うイードゥ。モー・ファンも「あの時、お袋さんは深く傷つけられたからな」と言う。イードゥは「だから彼女を想うほど、お袋に申し訳なく感じる。しこりは消えないのかも」と話す。
夜。ベッドに座りながら、イードゥは出て行こうとするウェイウェイを母が必死で止めていた時のことを思い返す。「イードゥも本心じゃないの」と母が言うと「放っておけ」と言ったイードゥ。「ダメよ、引き止めて」と母が言い「私に構わないで」とウェイウェイが振り払う。母はその勢いで階段から落ち、意識を失う。立ち尽くすウェイウェイを母に駆け寄ったイードゥが睨みつける。
ツァオ・チョンをデートに行かせ、ティファニーは週末もイードゥの家に来る。会議のあるイードゥは「午後に戻る。お袋を頼むよ」とティファーに言う。
イードゥ母がベランダで歌を歌っていると、ウェイウェイが来る。こっそり「待ってて、今、行くわ」とイードゥ母は言うが、ティファニーがつきまとい、1人で外出ができない。
ティファニーが洗濯物を干すためベランダに出てきくる。見えない場所にすぐに隠れるウェイウェイとレオ。
びしょぬれのままティフアニーは洗濯物を干し、ベランダの隙間から、その水がポタポタ下へ落ちていく。それを見たレオがあることを思いつく。
レオは老人に化け、ティファニーに文句を言いにいく。わしの頭に水滴がしたたり落ちてきた、冷たい水に当たって病気になったぞ、と。ティファニーとレオが玄関先で言い争っている間に、イードゥ母はこっそり家を出て行く。
ウェイウェイに見合いで息子が失礼な態度をとったと謝るイードゥ母。ウェイウェイは「いつものことだし、気にしてません」と返す。
イードゥ母が、息子をモノにする方法を教えてあげる、息子の好物を買いに行くわよ、息子の好物を知れば成功間違いなし、と言い、2人は買い物へ行くことに。ウェイウェイは変装をすれば監視の目を逃れられると、イードゥ母にウィッグとサングラスを渡す。その様子を陰からカン・シンが見ていた。
イードゥ母がイードゥの好物の店を見つけられず、ウェイウェイはイードゥ母を座らせ、1人で捜しに行く。その隙にカン・シンはイードゥ母に近づき「社長が心配します、帰りましょ」と言いくるめる。ウェイウェイには社長が連絡を、と。
イードゥ母と歩いていたカン・シンは、気づかれないようにイードゥ母から離れる。置き去りにされたイードゥ母はウェイウェイを捜し、似ている服装の人を追いかけ転んでしまう。
救急車で運ばれるイードゥ母。
その頃、イードゥ母がいなくなり、ウェイウェイは警察に「老いた義母が行方不明なんです」と電話をかけていた。
カン・シンは「計画通り、母親を置き去りにしました。病院に運ばれた頃かと」とモー・ファンに報告する。「負傷したのか?」と聞くモー・ファン。カン・シンは「転倒して骨折しただけです」と答える。。モー・ファンは「チェン・イードゥは彼女を絶対に許さないだろう」と話す。そして、つぶやくように「俺の大切な人を奪ったんだ。愛を受けられないつらさを味わえ」と言う。
母が病院に運ばれたと知り、イードゥが駆けつける。病院にはウェイウェイがいたが、何も言わず、母の病室へ入って行くイードゥ。
医師はイードゥに「お母様は右手を骨折していたのでギプスで固定を。ショックを受けたことにより情緒も不安定だったので、安定剤を打って休ませています。もっと注意を払ってください、一時帰宅して間もないのに。看病できないなら入院させておいては?」と言う。
ティファニーとレオも病院に来る。ウェイウェイを階段近くまで連れてくると「あなたって、どれだけ図々しいの。イードゥに近づくために母親を利用するなんて最低よ」と言うティファニー。「利用なんて…」とウェイウェイは言いかけるが、ティファニーは「今日こそ懲らしめてやるわ」と頬を叩きそうに。そんなウェイウェイをかばい、自分が頬を叩かれてしまうレオ。
ウェイウェイとティファニーがもみ合いになり、ウェイウェイが階段から落ちそうになる。そんなウェイウェイの手を引き、助けたのはイードゥだった。
レオはティファニーを連れて行く。
「なぜ、こんなことを?お袋に近づくなと言ったはずだ」とイードゥが言う。「知らなかったの、病気だなんて…」とウェイウェイが言いかけると「ごまかす気か。リー・ウェイウェイ、君が過去を忘れても、俺は忘れられない」とイードゥがさえぎる。そして謝るウェイウェイを突き放し「謝ってお袋が治るのか?水には流せないし、俺は君を受け入れられない」と怒鳴るイードゥ。君のやったことは滅茶苦茶だ、覚えておけ、俺は一生、君を愛さない、と。
イードゥが背を向け歩き出し、追いかけようとするウェイウェイ。しかし突き放されたときに足を痛め、追いかけることができない。ウェイウェイは涙が溢れてくる。
レオはもう一度ティファニーからビンタをされ、近くにあった植木鉢から虫を探すと、その虫をティファニーの服の中へ入れてしまう。
ウェイウェイにキャンディーを渡すシャオ。痛めたウェイウェイの足を、シャオは優しくマッサージする。キャンディーを見ながら、ウェイウェイは子供の頃を思い出す。その時も足を痛めたウェイウェイにキャンディーをくれ、足を揉んでくれたシャオ。
ウェイウェイは「子供の頃から楽しい時も、悲しい時も、孤独な時も、失望した時もそばにいてくれる」と言う。シャオは「俺の苦労が分かった?今日のいきさつは聞いたよ。君の責任じゃない、自分を責めるな」と慰める。
「おば様がケガをしたのは、私のせいなのよ。コッソリ連れ出した私が悪いの、彼が怒って当然だわ」と言うウェイウェイ。シャオは「それは奴が…」と言いかけるが、それ以上は言わない。ウェイウェイはシャオを座らせ、言いかけたことを聞く。「奴は君の敵だ。だから容赦しないんだよ。もう君を誰にも傷つけさせない。だから今日のことは割り切るんだ。二度と奴に関わるな」と言うシャオ。ウェイウェイは「それとこれとは別問題よ。ケガをさせたのに、無関心でいられる?」とウェイウェイは言う。無関心でいたら、それこそ私は最低だと。
イードゥはベッドで寝ている母を見つめながら、母が階段から落ちた時のことを思い返す。その時、医師から「脳神経の損傷によりアルツハイマー病に。徐々にですが、認知症を引き起こすでしょう」と告げられたイードゥ。
イードゥは母の手を握ると「母さん、すまない。何度も傷つけて。これからは何があろうと守ってみせる」とつぶやく。
目覚めた母は、失踪して警察が出動した騒ぎを覚えていなかった。「ウェイウェイと散歩を…」と母は言いかけるが、食事を食べさせていたイードゥが「彼女の話はするな」と止める。それでも母が「私は彼女が大好きなの」と言い、イードゥは「俺には恋人がいる」と嘘をついてしまう。
困ったイードゥは見舞いにきたティファニーを恋人に見せかけることに。
イードゥは恋人としてティファニーを母に紹介する。気に入らない母はティファニーに素っ気ない態度を取る。
町内会が主催している、優良娘婿の年間大賞を取ったワン。そのワンから義母に気に入られるために最も重要なのは、親身になること、自分の母親だと思うことだとウェイウェイは聞く。一理あると思ったウェイウェイが出かけようとすると、そこにシャオが来る。どこへいくのか聞かれ、言いにくそうに「買い物をしてから、病院へ行ってくる」と答えるウェイウェイ。「奴の母親か」とシャオが尋ね、ウェイウェイは「私のせいでケガしたんだし、申し訳なくて」と言う。「分かったよ。敵の母親にも優しいとは、さすが俺のフィアンセだ」とシャオは送ることにする。
イードゥ母は、イードゥに見合いをさせるため、また雑誌などから切り抜きを始める。それを見て「私はイードゥの恋人です。私の前で花嫁候補を探すなんて」と言うティファニー。イードゥ母は「どうして?」と聞く。
ーつづくー
イードゥがウェイウェイを許せないのは、お母さんの病気と関係があったからなのね(;д;)
でも、なぜイードゥとウェイウェイが別れることになったのかは、まだ分からない。
何があったんだろう?
モー・ファンがひどすぎる!!
何が起きるか分からないのに、イードゥ母を置き去りにするなんて。
いくら恨みがあるにしても、病気になる前のイードゥ母には優しくしてもらったはず。
イードゥもこんなに慕っているのに…(;_;)
イードゥ母ははじめからティファニーを好きそうじゃなかったけど…。
恋人だということも信じてない???(*≧ω≦*)
諦めないウェイウェイも、楽しみー(*´∇`*)
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ウェイウェイに記憶がないことが分かって誤解が解けてこれからは・・と思ったけど、そんな簡単じゃなかったですね。
しかもお母さんの病気がある限り、二人の間の溝は深そうな・・
シャオはやっぱり優しいですね。ウェイウェイに対して恋愛感情を出すよりも兄のような接し方?をしているところが、シャオの気遣いなのかもって思えます。
亦度イードゥママの病気と薇薇ウェイウェイに
こんなつながりがあったのですね。。。
亦度が薇薇と距離を置き始めたのも已む得ないですが、
それを利用するのはちょっと引っ掛かります。。。
なぜ、薇薇は出ていこうとしたのでしょうか?
その理由も気になりました。
驍シャオは薇薇に本当に優しいですね。
気遣いも時間もお金もすべてを捧げているのですが、
薇薇にいい意味でインパクトが残る形になるといいのですけれど。。。
それにしても、ティファニーが偽彼女と見破る
亦度ママが流石ですね☆☆☆