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中国時代劇「傾城の雪」第44話 あらすじ

2014年12月05日 12時57分37秒 | 傾城の雪(中)

天羽は競技会の準備をしている嘉沅の元へ苗玉鳳を連れて行く。「嘉沅」と天羽が声をかけるが、刺繍をしていた嘉沅は顔も上げずに「手が離せないの」と言う。会わせたい人が来てるんだ、という天羽の言葉でようやく顔を上げる嘉沅。嘉沅は目の前に"佩芸"が立っていて驚く。天羽は佩芸の姉だと紹介し、苗玉鳳は妹の存在を知ったのは最近だと話す。
苗玉鳳は佩芸についてはいずれ聞く、今日は徐恨のことで来たと言う。私は徐恨の妻になったわ、と。

嘉沅と苗玉鳳は2人きりになれる場所へ。徐恨とは偽の夫婦だと話た苗玉鳳は、本物の夫婦にはなれないと徐恨が拒んだ、彼の心はあなただけ、と言う。しかし嘉沅はすべては天の定め、私と徐恨の縁は切たと返す。それに間もなく天羽へ嫁ぐと。苗玉鳳は、まだ間に合う、徐恨は妻子を思ってる、彼の心は蘇州にあったと説得するが「なのに私に会いに来る勇気なったってことね」と嘉沅は言う。

もし、あなたなら?逃亡の末に自分の伯父まで殺したのよ、冷静でいられる?、実父があなたの父親でないと分かった時、本当に喜んでた、と言う苗玉鳳。そして、あなたがいなければ彼は私のもの、ねたましい、でも心までは得られないと苗玉鳳は言う。「彼を私に返す気?」と嘉沅が聞くと「返す?私のものでもないのに。徐恨はあなたを愛してる。それでも拒むなら私は大歓迎よ。必ず私を愛させてみせる。その時は後悔しないでね」と苗玉鳳は言うと行ってしまう。


嘉沅が繍荘に戻ってくるのを天羽は待っていた。「決断したら教えてくれ」と言う天羽。嘉沅は「徐恨とのことはもう過去なの。誰が現れようと私の決意は変わらない」と言う。


学敏は橋の上で尹剣飛と会う。寧王は?と聞く学敏に「蘇州中を捜した。だが見つからない」と答える尹剣飛。明日の競技会にさえ間に合えばいいと言う尹剣飛に「寧王が行方不明なのに競技会の心配?」と学敏は怒る。あなたが罪に問われるかもしれないと。尹剣飛は「私の落ち度だ。斬首でも辺境送りでも甘んじて受けよう」と言う。「あなたはよくても妻子が困ります」と言う学敏。その言葉に「妻子とは何のことだ?」と尹剣飛は言う。

学敏は尹剣飛が隠していると思い、太監が奥様からの手紙を持っていたと話す。慌てて尹剣飛は妻ではなく兄嫁からの手紙だ、兄が死んで私が兄嫁と甥の面倒を、と言う。なぜ太監はあなたの奥様だと?と学敏が聞くと、きっと字が読めないのだ、女文字の手紙を見て勘違いしたのだろうと言う尹剣飛。
「まさか誤解して私を避けていたのか」と尹剣飛が言い、2人は照れくさそうに笑う。


競技会前なのに手の震えが止らない景風は酒を飲む。そこに景珍と白玉琴が部屋に入ってくる。白玉琴は「やめて」と酒を取り上げようとするが、その酒を渡していたのは景珍だった。
白玉琴に、緊張をほぐすために私がお酒を渡したの、手が震えていては競技会は無理よ、あのままじゃ勝ち目がないと言う景珍。酒を飲んだ景風は「杭家のために必ず勝ってみせる」と白玉琴に言う。そこに敬亭が。

「競技会を見に行くぞ。景風の晴れの姿を見たいのだ」と言う敬亭。敬亭に競技会のことを話たのは景風だった。さらに景風は薬も飲ませていないと言う。
競技会に行かれては困る景珍は、敬亭を巻き物で叩き気絶させる。白玉琴は「お前は実の娘でしょう?」と責めるが、他に方法がない、徐恨に会ったら大ごとよ、皆の前で隠し子と対面させるつもり?困るのなら私を責めないでくれる?と景珍は言い返す。そして、私たちは競技会で必ず勝ってくるわ、父さんに見せるの誰が一番かを、と白玉琴に言い、景珍は行ってしまう。その後に続いて部屋を出て行く景風。


刺繍競技会の会場。参加者は全員来ていたが、寧王が現れないため、なかなか始めることができない。
その頃、寧王はまだ明娟の妓楼にいた。今日が競技会が行なわれる日だと、すっかり忘れていた寧王は、客が少ないのは刺繍の競技会があるからだと明娟から聞き、慌てて会場へ向かう。


ようやく寧王が現れ、競技会が始る。
事前に用意した作品を寧王が審査し、嘉沅、徐恨、景風の3人が残る。3人に"感動"という題目を与え、どんな図案であれ私の心を動かした者が勝ちだ、と言う寧王。

景風の作品は"鯉の滝登り"だった。父母に報いるため刺繍を学んだ私にとって、鯉の滝登りこそ理想の境地だと景風は寧王に話す。
徐恨は女媧を縫い、私は愛し合った妻と引き裂かれた、しかし思い至った、女媧は石をこねて天地を繕った、だからこそ天も地も長らえた、天地が繕えるなら…失った愛も元に戻せると寧王に説明しながら嘉沅を見る。
月下美人のつぼみを縫った嘉沅は、月下美人の盛りは一瞬、感動も一瞬で過ぎる、見逃してしまえばそれで終わり、一方、つぼみは待つことを表す、まだ見ぬ未来に思いを巡らす、これこそが待つ喜び、そして慈しむ心だと寧王に言う。愛とは天地を裂くようなものでなく、ただ、そばにいることだと。

寧王は景風の作品は蘇繍の模範で一級品だが、しきたりにとらわれ平凡でつまらない、だから心を打つ事もないし、すぐ忘れられる、と言う。そして徐恨の作品は壮大で迫力に満ち、女媧の図は心を打ったが見ていて疲れると告げる。長く見るにはふさわしくないと。
最後に嘉沅の技は拙いが、興味を持ったのは技よりもその考え、このような斬新な刺繍は初めて見たと話し、寧王は"天下一"の称号を嘉沅に与える。


沈んだ顔で屋敷に帰ってきた景風と景珍。天下一の称号を得たのが嘉沅だと聞くと、敬亭は「江家が勝ったのか。江学文よ…結局、お前には勝てぬのか」とつぶやくように言いながら行ってしまう。それでも息子を思いやる白玉琴に「まだ息子が大事?負けたのが私なら、きっと、たたかれていたわね」と言う景珍。名声を得た嘉沅が方天羽と手を組めば杭家の仕事は全部奪われる、私が出ていたら結果は違ってたと。怒った白玉琴は「お前が出ていたら、方天羽に心を乱され負けていたわ」と言い返す。


嘉沅は学敏や天羽と一緒に両親の墓へ行き、天下一になったことを報告する。天羽は、一生、嘉沅と念粗を守り、江家の繍荘を再興させると誓う。


天下一にはなれなかったが、苗繍の名を広められただけで苗玉鳳は満足だった。しかし徐恨は嘉沅を思い自分の女媧の図を見ながら吐血までしてしまう。「あなたが何をしようが関係ないの。あなたは見限られた。血なんか吐いたところで嘉沅は戻ってこない」と怒る苗玉鳳。そして苗玉鳳は「私がそばにいる。蘇州を忘れて雲南へ戻るの」と説得する。俺は死んだも同じ、別々の道を歩もう、と苗玉鳳を振り払って部屋を出て行こうとする徐恨。その時、苗玉鳳が女媧の図をハサミで裂き始める。慌てて「やめろ」と徐恨は言うが、刺繍台ごとひっくり返した苗玉鳳は「諦め切れないなら取り返すの。あなたが望むなら私が花嫁を奪う」と言う。


寧王は尹剣飛をまいたつもりでまた妓楼へ戻る。しかし尹剣飛は同じ過ちを犯さないよう後をつけていた。
客の前で猿の真似をする寧王に、陰から見ていた尹剣飛は驚く。尹剣飛は無礼だと思い、思わず部屋へ入って行くと客の胸ぐらをつかんでしまう。その場を取り繕い尹剣飛を連れて部屋の外へ出る寧王。そこに明娟が来る。尹剣飛の顔を見て「もしかして尹侍衛?」と聞く明娟。尹剣飛も「あなたは白夫人?」と言う。そして、そっと尹剣飛は、以前、白常喜の夫人だった方だと寧王に教える。驚いた寧王は"白常喜だと?あの太監の?"と思う。


ーつづくー


嘉沅が頑固すぎるヾ(・ω・`;)ノ
縁が切れたと言うけれど、もう一度再会できたのも縁がある証拠だと思ってほしい(;_;)
お腹に子供がいるのに追い出されたから、許せないっていう気持ちもすごく分かる。
だけどまだ徐恨を思っていのに…。

尹剣飛の"奥様"は誤解でした(*´艸`*)
これで学敏と結ばれるのかな?
寧王と一緒に尹剣飛は蘇州から去ってしまうと思うんだけど…学敏もついていく?
学敏の恋もどうなるか楽しみ(*´ー`*人)

嘉沅が天下一の称号を(≧∇≦)ノ彡
でも、ちょっと競技会があっという間だったかも?
私はちょっと寧王が苦手かもしれない…( ̄▼ ̄|||)



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1 コメント

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寧王(≧∇≦) (Apple)
2014-12-05 23:15:41
うささん、寧王が苦手って?顔が?(≧∇≦)

あの競技会、早く終わりましたね~あんなにみんな頑張って来たのに(≧∇≦)
ここに来て展開が早過ぎて、可笑しい(≧∇≦)

尹剣飛の奥様は誤解でしたね~どちらも気になる方だったから結婚出来るよね!!
学敏、幸せになって欲しいです。
誰か幸せになって欲しい~~

嘉沅、素直になって欲しい!天羽も分かってくれそうだもんね~
気持ちが違う人なら結婚はしてはいけないですよね!相手が可哀想
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