熱血商売人 (3話)

オンボロのポニーを持って来たハ・リュに
ユ会長は目を輝かせて
エンジンをかけてみてもいいか?
と言います
ユ会長はエンジンをかけたあと
車から下り

当時の友人はみんな死んじまったけど
こいつは頑張ってたんだな

とすごく嬉しそう
販売王のチェ・ゴドンも
ブラボー
と言っててを叩きます
やった～
と思ったら
社長のカン・スンジュがさっと来て

我が社の第2の切り札でした

と言い出して
結局手柄を横取り
ブーブー
それでも自分の努力が認められて
ハ・リュも嬉しそうです
キム・ジェヒも
体力だけじゃなく
頭もなかなかだと認めてくれます
だけどハ・リュは胸を叩いて
頭じゃなくて心だって
そして
その事を教えてくれたキム・ジェヒに
感謝します
社内でもハ・リュの活躍のことで大騒ぎ
ハ・リュは仲間達と祝杯をあげます
が
その頃ハ・リュが売った車が
事故を起こします
その車は保険会社の
ミン・ダへが言っていた欠陥車で
しかも
事故車は別の車にぶつかったのですが
ぶつけられた車に乗っていたのは
ハ・リュのお父さんでした…
病院に駆けつけたハ・リュは
自分の売った車が事故を起こした事に
衝撃を受けます
そして
運転していた学生は亡くなってしまいました
保険会社から病院にきたミン・ダへは
病院でハ・リュを見つけると
会社から来たと勘違いして
ハ・リュに酷い言葉をあびせます
後にしてくれとハ・リュは言うけど
ハ・リュのお父さんが
事故にあっていると知らないから
ミン・ダへは止まりません
一度ひどい目に遭えばいいわ
とか
天罰を受けるわよ
とか…
そのすぐあと
ミン・ダへはハ・リュのお父さんも
事故に巻き込まれていた事を知り
謝ります
そんなやり取りを聞いていた
ハ・リュのお母さんは
帰ろうとしているミン・ダへを追いかけ
息子が売った車で事故が起きたのか聞きます
亡くなってしまった学生の火葬場へ
お母さんは謝罪をしたいと思い行きました
そのことを知ったハ・リュが急いで火葬場へ行くと
お母さんは親類の人たちに
もみくちゃにされてて…
急いで
売ったのは自分だと
お母さんをかばったハ・リュだけど
そんなハ・リュが今度はもみくちゃに…
ハ・リュはミン・ダへに
車の欠陥を調べて
協力してほしいと頼みます
しかし
その事はカン・スンジュに筒抜けで…
先手を打たれて
証拠をつかむことができません
どうしよう…と考えていると
ハ・リュはカン・スンジュを脅していた
ビョンギを思い出します
その事も知ったカン・スンジュは
ハ・リュよりも先に
ビョンギを見つけ出そうとしますが
今度はハ・リュの方が
先に見つける事に成功
ビョンギから事故を起こしている
水没車の話を聞いたハ・リュは
カン・スンジュの前にビョンギを突き出し
カン・スンジュを殴りつけます
みんな警察へ行こうと言うハ・リュに
カン・スンジュは土下座をし
数日待ってほしいと言い出します
死んだ学生や
ハ・リュの父の補償や
他の車の事故も防がなくてはいけないと
必死で訴えてくるカン・スンジュに
初めは耳を貸さなかったハ・リュだけど
警察に行ったらハ・リュも
逮捕されるかもしれなくて
そうなったら母親はどうするんだと
言われたハ・リュは
必ず責任をとり自首をして
全て白状すると言うカン・スンジュの
言葉を信じてしまいます
キム・ジェヒは事件を追ってる記者の名刺を
ハ・リュに渡します
元恋人の行動をよく知っているキム・ジェヒは
自首をする気などないということを
よーく分かってて…
カン・スンジュは埠頭でビョンギに金を渡し
刑務所で1年ほど
のんびりしてこい
と言います
お金を受け取って行くか
ここで死ぬか
と脅されたビョンギ
翌日の新聞には
水没社を流通した
ブーローカーが自首
とだけ書かれていました
カン・スンジュの名前はどこにも
載ってません…
そして
とうとうお父さんも亡くなってしまいます
深い悲しみの中
カン・スンジュに会いに行ったハ・リュは
新聞をテーブルに叩き付けます
責任は?
と聞くハ・リュに

責任はとったさ
我が社の売った車は
問題ないと載ってるだろ
安心しろ
俺たちは無罪だ

とカン・スンジュは悪びれもせず言います
そして笑みを浮かべながら

分かるよ
父親への謝罪の意識だろう?
ブローカーに押し付けろ
俺に押し付けてもいいぞ
悪いのは俺で
自分は被害者だと思え

と…
真実はどうなるかハ・リュは聞きます
カン・スンジュはハナで笑い
真実とか良心とか
そんなものは必要ない
俺たちは金と成功を求める商売人だ
誰もお前に
車を売れと強要してない
お前も俺も
金が欲しくて売ったんだ
と言い
カン・スンジュは用意してあった
スーツケースをテーブルに置くと
3億ある
ポニーを探し当てた
ボーナスだ
これで少し休んで
戻ってこい
と言うのでした
ハ・リュは怒りに震えながら
そのスーツケースを手に持ち
社長室から出て行きます
そのまま
展示してある車のところへ行くと
いきなり車を壊し始めます
そして
スーツケースを開いて
お金をばらまき

この車は俺が買った
誰も触れるな

と再び車を壊し始めるのでした





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