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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第54話 あらすじ

2019年08月15日 20時34分37秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女



錦覓の目には鮮やかな鳳凰花が咲いたように見える。涙を流し、喜ぶ錦覓。

 
いつもの洞窟で暮辞にもたれながら、火神殿下が生き返ったうえ魔尊にもなり「もう心配いらないわ」と言う鎏英。暮辞は「将来は殿下と一緒になっては?」と言う。私の命は長くない、殿下のような方が君の面倒を見てくれたら安心だ、と。鎏英は私が愛しているのはあなただけだと言い返す。暮辞は「分かっている。だが…」と言って、こめかみを押さえる。鎏英が心配すると、何でもないと平気なふりをする暮辞。

暮辞は私がいなくても、しっかり生きていくと約束してくれと言う。「頼む」と言われ、鎏英は頷く。鎏英は「あなたも約束して、何があっても私のそばを離れないと。残された日々があと10年、1年、ひと月だとしてもね。たとえ1日でも一緒にいて」と言う。約束する暮辞。
鎏英が「婚儀を挙げましょう」と話す。

しばらく自分を見つめ、答えない暮辞に「6月6日がいいわ。この場所で天地に夫婦だと認めてもらうの」と言う鎏英。それでも暮辞が何も言わず「嫌なの?」と鎏英が聞く。暮辞は「そうじゃない。ただ…」と言うと、再びこめかみを押さえ倒れてしまう。


寝台に寝かされた暮辞の脈を卞城王が診る。屍解天蚕を除いてから霊力が徐々に失われ、暮辞は人間と変わらなくなっていた。「体が弱くなったせいで高熱が出たのだ。心配いらぬ。薬を飲めば回復するであろう」と鎏英に言うと卞城王は部屋を出ていく。
暮辞の手を握り「大丈夫よ、私がそばにいる」と言う鎏英。


璇璣宮を抜け出し魔界へ行った錦覓は、窓の外から旭鳳と穂禾を見る。
旭鳳が「明日は君の誕生日だろ」と言うと「ご記憶で?」と言う穂禾。旭鳳は「酔ってもいないのに忘れるわけがない」と返す。
「明日の十六夜に満月となりそうだ。この禺疆宮で君の誕生日を祝いたい」と言う旭鳳。穂禾は笑顔で頷く。


目を覚ました暮辞が体を起こす。そんな自分の手を強く握りながら、傍で鎏英が寝ていた。鎏英も目覚め暮辞の熱が下がっていることを確かめる。私に何が?と暮辞が聞き、鎏英は「霊力が弱まったせいで風邪を引いたの」と話す。納得した暮辞に「私への返事は?」と鎏英が聞く。「何のことだ」という暮辞。鎏英は二度も言わせる気?と言い、暮辞は「公主のほうが詳しいはず。近い将来私は霊力を失い人間と同様に命も尽きる。それでも私に嫁ぎたいと?」と聞く。

「体調は?」と言う鎏英。暮辞が「今は回復を」と答え、鎏英は「なら心配無用よ。私は嫁ぎたい」と言って口づけをする。「婚儀はいつに?」と鎏英が言う。「6月6日」と言う暮辞。鎏英が「どこで?」と言う。暮辞は「あの場所で」と返す。鎏英は口づけしながら暮辞を寝台に押し倒す。


七政殿。「水神殿(錦覓)がその…」と鄺露が言いにくそうに潤玉に言う。潤玉が「また魔界へ?」と聞く。鄺露が「頻繁に出入りすれば魔界の者に捕らえられ、陛下の脅威となる可能性も」と心配する。「錦覓の傷は癒え霊力も回復しているゆえ、魔物に傷つけられはしまい。好きにさせてやれ。そのうち諦めるだろう」と言う潤玉。


潤玉は夜になって璇璣宮に戻ってきた錦覓を見る。“戻ってくれたのか。錦覓、私は一体どうすれば?自由にさせたら君は出歩き、閉じ込めたら君の心は離れる。いつまで私を苦しめるのだ。旭鳳が死ねば君は完全に私のものに?”と潤玉は思う。


固城王府を使うことになった穂禾が、ある部屋に閉じ込められていた泫狩と熾狩を見つける。2人の失礼な態度に怒る穂禾。穂禾は2人を殺そうとするが、そこに来た旭鳳が2人を連れて行かせ「2人は焱城王の息子だ。固城王が焱城王の配下を操るために2人に薬を飲ませ監禁を。哀れな息子たちだ、殺す必要はない」と止める。錯乱して正しい判断ができぬのだと。

怒りが収まらない穂禾は「焱城王の息子のほうが私より大事なのですね」と言う。旭鳳が何も言わずに出て行こうとし、後ろから抱きついた穂禾は「すべてを尽くしてあなたの命を救えば一番大切な存在になれると。それは私の思い込みだったのですか?」と聞く。穂禾の方を向き「君の恩を忘れたことはない」と言う旭鳳。

穂禾は「あなたにとって私はただの恩人?最近、ずっとあなたの態度にも私は一喜一憂を。優しくされた時は、どんなに喜んだか。でも冷たくされた時は、とてもつらい。あなたの心を手に入れるには、どれだけ努力すればいいのですか。命の恩人としてあなたに報いてほしいわけじゃない。あなたの妻として喜怒哀楽を分かち合いたいのです」と涙を流す。旭鳳は「今、魔界には問題が山積みだ。片づくまで待ってくれ」と言う。

「まだ錦覓に想いが?」と聞く穂禾。旭鳳は「その名を出すな」と言う。穂禾は「忘れてない証拠ですね。裏切られ殺されたのに、まだ忘れられぬとは」と感情的になる。「やめよ」と怒鳴る旭鳳。穂禾は「私は何のために大きな代償を?」と言う。穂禾の肩に手を置き「今日は誕生日だ。そのようなことで気分を損ねるな」と旭鳳はなだめる。穂禾は「あの息子たちの措置は私にお任せを」と言う。
旭鳳が出て行き、穂禾は「旭鳳様。絶対にあなたを私のものにしてみせる」とつぶやく。


忘川を前に佇んでいた旭鳳。そんな旭鳳に「夜は冷えます。お風邪を召しませぬよう」と言って穂禾は外套をかける。旭鳳が礼を言い、穂禾は「あの息子たちのせいで取り乱し、先ほどは失言を」と謝る。
「錦覓を恨んでいるので?」と穂禾が聞く。旭鳳は「自分を殺した者を君なら恨まぬと?」と答える。

「恨むのは、まだ忘れていないからです。お忘れいただかねば魔尊の心に私の入る余地はありません」と言う穂禾。旭鳳は「言ったはずだ。君がしてくれたことは絶対に忘れぬ。今後はあの者の話をするな。興が削がれる」と言う。穂禾は頷く。
穂禾は「忘川の景色も美しいものですね。きっと魔尊と一緒に見ているからです。今後も一緒に見られたら、それだけで幸せです」と話す。「では、これからも度々見に来よう」と言う旭鳳。


穂禾の誕生日の宴。魔界に来た錦覓は“あなたが公主に夢中だとしても、一目会いたい”と思い兎に変身する。
旭鳳は穂禾に幻星色の外套を「夜露に濡れて体を冷やさぬよう」と言いながら自らかけて贈る。「魔尊」と穂禾が言い「随分と他人行儀だな。これからは旭鳳と呼んでくれ」と言う旭鳳。侍女が「お似合いの二人です。魔尊は六界一、立派なお方」と言うと、そばにいた錦覓が変身した兎を抱き上げる。この兎も魔尊に敬慕の念を抱いております、と。

旭鳳が「なぜ、そのようなことが分かる?」と聞く。「ずっと魔尊を見つめておりました」と言う侍女。真っ白な兎できれいだと思った穂禾は「私がもらっても?飼いたいの」と言う。「必ず懐くとは限らない。可愛がってもいつか攻撃されるかもしれぬ」と言う旭鳳。穂禾はおとなしい兎が反撃なんてしないと言う。「本当にそうかな。貸してくれ」と言った旭鳳は、魔界に初めて来た時、兎の真似をした錦覓を思い出す。

旭鳳に触られそうになり“ダメよ、バレちゃう”と思った錦覓は、旭鳳の手にかみつく。「魔尊をかむとは」と怒った穂禾は兎を殺すと言う。「ただ殺すだけ?それでは生ぬるい。私ならば毛を抜いて皮を剥ぎ、筋を切り裂いて火あぶりにしてやる」と言う旭鳳。旭鳳が命じ、侍女たちが準備をする。


火あぶりにする兎を見るため、外に出てきた旭鳳と穂禾。穂禾は疲れたと言って、見ずに休むことに。穂禾がいなくなると、旭鳳は気づかないよう術を使って侍女たちの手から兎を逃す。


禺疆宮に忍び込んだ錦覓は、旭鳳の寝ている寝台に座り見つめる。「私を恨んでいるのね。そうだとしても、あなたが恋しい。忘れられないの。毎日あなたを想ってる」と言う錦覓。錦覓は自分のかんだ旭鳳の手に触れ謝る。眠りながら旭鳳が「水を」と言い、錦覓が取りに行こうとする。そんな錦覓の腕をつかみ、寝台に倒すと口づけをする旭鳳。旭鳳が「穂禾」と言い、再び口づけをしてくる。錦覓は旭鳳を突き放し、駆けて部屋を出て行く。


“2人は親密に?想像できたことよ。それなのに、なぜ来てしまったの?”とつらい気持ちになる錦覓。錦覓は助けてほしくて彦佑を呼ぶ。しかし錦覓に召喚された彦佑は深手を負い、意識もなかった。錦覓は急いで花界へ連れて行く。


彦佑の手には琉璃浄火によってできた傷が。琉璃浄火を使えるのは天后と旭鳳だけだった。天后はもういないため、旭鳳に疑いの目を向ける老胡。しかし錦覓は「火神ではなく、別の誰かよ。その者が父を殺め、旭鳳に罪を着せた」と言う。撲哧君(彦佑)が目覚めれば真相が明らかに、と。


穂禾は裏切った雀霊を泫狩と熾狩の元へ連れて行かせる。


撲哧君を救う方法がないか、錦覓は老胡に相談する。老胡は「古代獣の九嬰について聞いたことは?伝説によると水を噴き火を吐く怪物で、水と火の両方の属性を持っている。その内丹は優れており、水系と火系のどちらの法力で受けた傷でも簡単に治してしまうらしい」と話す。千年ほど前、先帝と魔界が手を組み九嬰を倒そうとしたが内丹の威力が強大だったせいで形は滅びても元神は残った、今は魔界の地下宮殿に封じてあるそうだ、と。


暮辞は婚儀の日に鎏英に贈る品の準備をしていた。鎏英に見られそうになり、慌てて暮辞は隠す。
鎏英は婚儀の日を6月6日にしたのは、あなたと初めて口づけした日だからだと暮辞に言う。


命の恩人である彦佑を救いたい錦覓は、協力してほしいと老胡に頼む。反対する老胡に「観塵鏡は?」と言う錦覓。


ーつづくー


泫狩と熾狩がすごいことになってる(✽ ゚д゚ ✽)
でも意識がなかったのに目覚めたのね。
そして穂禾が残酷すぎる(;´д`)ノ

旭鳳は兎が錦覓だって気づいていたのかな?
だから兎を逃したの?
それとも、初めから兎は殺すつもりなかった?
泫狩と熾狩に対してかばった旭鳳は、以前の旭鳳の性格だったけど…。
あの口づけした時も錦覓だと気づいていたような?
穂禾の名前出すなんてありえないし(´Д` )

彦佑も意識がなくて心配。
早く犯人が分かってほしい(;д;)


それにしても、白いうさちゃんが可愛かったー(⁎˃ᴗ˂⁎)
ふわふわで♪



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