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中国武侠ドラマ「四大名捕~都に舞う侠の花~」第20話 あらすじ

2017年10月01日 13時59分37秒 | 四大名捕(中)

「決死の脱出劇」


意識を取り戻した冷血が体を起こす。そんな冷血に気づき、傍らで寝ていた離陌も目を覚ます。「寝ていたのか」と冷血から言われ「丸1日よ」と答える離陌。「ずっとそばに?」と冷血が聞く。うん、とうなずいた離陌は「具合は?」と言う。しばらく目を閉じ「楽になった」と言う冷血。離陌は安心したように「温さんの薬のおかげね」と言う。

離陌は温冰児にお礼を言う。冷血が「こちらは?」と聞き「温冰児さんよ。薬を作ってくれたの」と話す離陌。冷血も感謝すると「お礼なら楚さんに」と温冰児は言う。閻羅掌の毒がとても強烈だった、素紗蝉衣を着ていなければ薬を飲んでも激しい副作用のせいで死んでいたかも、と。そして「楚さんの毒は残ってる。今夜も薬を飲んでね」と言う温冰児。

冷血は温冰児に「その足はなぜ…」と尋ねる。離陌は「温如玉の仕業よ。ここから逃がさなきゃ」と話す。「今、逃げても、また叔父に捕まってしまう。まず叔父を倒してから迎えにきて」と頼む温如玉。冷血と離陌は顔を見合わせ、うなずき合う。


夜。座っていた冷血は、素紗蝉衣を握りながら、極寒の地で離陌を抱き寄せ、口づけしたことを思い返していた。そこに「おなかがすいたでしょ、これを食べて」と言いながら離陌が来る。離陌が卓の上に置いた実を見て「君は?」と冷血が聞く。離陌は「もう食べた」と答える。冷血は実を1つ離陌の前に置くと「また食べろ」と言う。「お腹いっぱいよ」と離陌が戻すと、今度は全部の実を離陌の前に置き「食べてないのに嘘をつくな」と言う冷血。それから蝉衣の礼は言うが、やはり君が着ろ、と素紗蝉衣も卓の上へ置く。

「着ててよ、体に障る」と言う離陌と「君が着てろ」と言う冷血はどちらも引かず、2人とも椅子から立ち上がる。そんな2人の顔が近づき、互いに口づけした時のことを思い出す。
離陌から顔をそらしながらも「君の身が心配だ」と言い、冷血は行ってしまう。その言葉が嬉しい離陌。


温如玉は「時間だ、始めろ」と依依に命じる。配下のフリをしてその場にいた追命は“今、依依を助けたら正体がバレてしまう。もし失敗すれば紫羅公主も助け出せない”と思いながら見つめていた。
依依は自分の手を切るように見せかけ、短刀を温如玉めがけて投げつける。温如玉がよけ、依依は温如玉に向かっていく。

依依の掌を温如玉も掌で受け止める。そして飛ばされてしまう依依。温如玉は「師匠を殺そうとするとは」と言う。依依は「違います。毒掌を試そうと思って」と言い返す。「真意はどうであれ、お前の腕はもらう。言い忘れていた、お前に渡した秘伝書は写しにすぎん。原本は私の懐に。写しで修行を始めたら、毎日、蛇やサソリの毒を取り込む必要が」と話す温如玉。毒を断てば死ぬか禁断症状に苦しみ廃人に成り果てる、全身から血を流し体が腐っていくのだと。

猿不邪が依依の腕を斬ろうとした時「吉祥の刻限です。祝言を」と知らせが。温如玉は猿不邪に無常を連れてくるよう命じる。「師匠、吉を逃がさぬよう、私が無常の代理で新郎に」と言う猿不邪。しかし温如玉は「お前の出る幕などない」と言う。そして「いっそのこと、わしが2人を娶ろう」と言い出す温如玉。
温如玉は依依に「祝言を済ませてから腕をもらう」と告げる。


鉄手は公主と瑶花を連れ逃げる。
追命たちの作った石の落ちる罠で、向かってきた敵を倒す鉄手。


温如玉に公主と姫瑶花が鉄手にさらわれたと報告が入る。「許せん、逃がすな」と温如玉が言うと、追命は仕掛けてあった酒甕を爆発させる。そんな追命が依依の縄を解いていることに気づき、短剣を投げる猿不邪。その短剣を冷血が剣ではじく。「生きていたか」と言う温如玉。
追命は「無情は奴に目をやられた」と冷血に話す。冷血は「温如玉、毒蛇たちは片付けた。あとは、お前だけだ」と言う。

温如玉は籠に入っていた鳥を放つ。「5羽の鳥が、わが教の象徴。五毒翎教の由来だ。翼と爪に毒を含ませてある。羽で顔をなでるだけで、お前たちは即死だ」と言う温如玉。
温如玉の命令で5羽の鳥たちが、冷血、離陌、追命、依依を襲う。4人は外へ行くことに。


鳥たちだけではなく、温如玉の配下たちも冷血たちに向かってくる。自分目掛けて飛んできた鳥に「鳥さん、やめて」と叫ぶ離陌。鳥が言うことを聞いてくれたことが分かった離陌は、読心術で鳥の家族が温如玉に殺されたことを知る。「どうして仇の手先になるの?味方になるわ。自由になりたければ、力を貸して」と離陌は鳥を説得する。

「鳥さん、5羽で悪人に噛みついて」と離陌が言う。鳥たちは温如玉の配下を倒し始める。
温如玉が役立たずだと配下を毒の煙で殺してしまい、その煙が冷血たち4人の方へ迫ってくる。煙を散らす冷血と追命。
「鳥さん、やっつけて」と離陌が言い、5羽の鳥が温如玉と猿不邪へ飛んで行く。猿不邪は温如玉をかばうふりをし、温如玉を盾にする。鳥に次々と襲われる温如玉。

温如玉は吐血をしながら「裏切り者め、わしを盾に?」と言う。「お前の息子も殺してやったぜ」と言い、猿不邪は温如玉を突き飛ばす。倒れ込んだ温如玉に、駆け寄る冷血たち。猿不邪は逃げていく。
「依依、鳥の毒消しを出せ。持たせてあるだろう?」と言う温如玉。依依は「“何事も徹底しろ”と教わったので、悪人に徹します」と言う。追命は温如玉の懐から秘伝書を取り出す。

「玉璽強奪事件に貴様も関わったな?」と冷血が聞く。「すべて話す、殺さないでくれ」と言った温如玉が「あいつの…」と手を伸ばす。その時、何者かが地下を掘り進んで温如玉に近づき、温如玉は爆発してしまう。「これは鎖骨冥法だ」と言う追命。冷血は「失われた西域の幻術だ。なぜ、ここに?」と言う。そこに鉄手、瑶花、公主が来る。

冷血が生きていたことを喜び、瑶花は駆け出す。しかし、先に公主が冷血に抱きついてしまう。隣にいた離陌は悲しくなり、冷血のそばから離れる。
「ご心配には感謝します。では失礼。仕事なので」と冷血は離陌を気にしながら言い、公主を置いて行ってしまう。冷血が自分の元へ来たと思い瑶花は喜ぶが、素通りして行く冷血に、すぐその思いは打ち砕かれる。
離陌を呼び止め「温さんを迎えに行く約束だ」と冷血は言う。そして「行くぞ」と離陌の手を取り歩き出す。


「叔父は悪事を働いた罰が当たったのです」と言う温冰児。温冰児は迎えにきてくれた冷血たちにお礼を言うが「でも、やはり私は残ります」と話す。猛毒の千香百味を作ったのは父、叔父がそれを利用して罪を重ねた、と。罪の償いをしようとする温冰児に「君には関係ないことだ」と冷血は言う。それでも温冰児は「今の私では2番目の叔父に迷惑をかける」と残ることにする。
離陌が「また会いにくるわね」と言い、温冰児は「いつか縁があれば」と返す。


宿に戻った冷血は、無情に「安心しろ。この毒消しを飲めば目は必ず治る」と言う。自分のことより如煙を心配する無情。冷血は「誰かを守りたいなら、まず目を治せ。何も心配するな。如煙さんも解毒できる」と話す。「毒消しがあるのか?早く解毒を」と無情が言い、離陌は「今、煎じてるから」と落ち着かせる。


瑶花は薬を煎じ、患者たちに飲ませる。依依も煎じた薬を鉄手に渡す。その依依を見て「お前の今の雰囲気、鉄手が喜ぶぞ」と追命が言う。“好み”ってことだと。
依依の様子がおかしく、鉄手は「どうした?」と聞く。依依は「別に、何でもない」と答えて、その場から離れる。
“閻羅掌など修練しなければよかった。確実に毒に侵されてきてる”と思う依依。


冷血と一緒に現れた離陌に「私の冷兄様よ」と言う公主。離陌は「失礼します」とだけ言うと行ってしまう。
公主は冷血に「無情の心配ばかりね。私のことは?」と言う。それには答えず「具合はどうだ?」と冷血は鉄手に言う。「薬を飲んだから大丈夫だ」と答える鉄手。公主はイラだち「少しは私の心配もしてよ」と言う。その時、離陌が落とした器の割れる音がする。

離陌の元に急いで行った冷血は、具合の悪そうな離陌に「どうした?」と言う。「分からない」と離陌はか細い声で言うと倒れてしまう。離陌を抱きかかえ、連れて行く冷血。その姿を瑶花が見る。

冷血は離陌を寝台へ寝かせる。大騒ぎをしながらついてきた公主は「私の相手はしないのに、下女の世話なんて」と言う。「お静かに、離陌は病気だ」と言うと「外で話します」と公主の手を引く冷血。しかし冷血は公主だけ外に出し、扉を閉めてしまう。


毒の発作が起きてしまうと思った依依は“このままだと毒女になってしまう、でも毒を断てば体が腐って死んじゃうし…”と葛藤しながらも台所で蛇の毒を取り込む。そこに鉄手が来る。
「五毒翎教は滅びたから私も足を洗う。正しい道を歩むわ」と話す依依。喜んだ鉄手は依依の手を取り「考えを改めてくれて俺も嬉しいよ」と言う。そんな依依が痛がり、鉄手は依依の手にあるあざに気づく。毒掌の修練で依依が中毒者になったことが分かる鉄手。鉄手は秘伝書の中に治療法がないか聞くが、依依は「他の毒とは違うわ。解毒法はないのよ」と答える。


鉄手は依依のことを追命に話す。「温如玉が依依の腕を斬ろうとしたした時、毒掌の修練には、毎日、毒を取り込まねば死ぬと」と伝える追命。


悩んでいる瑶花を心配した蝴蝶と海棠は、戻ったら仕事を休んで治療に専念してくださいと言う。「冷兄さんとは長い付き合いだったのに、来たばかりの離陌に横取りされるなんて」と言う瑶花。蝴蝶は冷統領など忘れては?と言う。しかし瑶花は、初めて愛した冷血を諦められない。


離陌が意識を取り戻す。ちょうど薬を持ってきた冷血は「毒消しを作らせた。飲んでみろ」と離陌に渡す。嬉しそうに受け取り「優しいのね」と言う離陌。冷血は「助けられた、借りは返す」と言う。離陌は「そういうこと?気にしないで、あれは成り行きよ。助ける気は…」とすねる。
行きそうになる冷血に、離陌は無情の具合を聞く。冷血は「如煙の所だ。行ってみろ」と答えて部屋を出て行く。


離陌が行くと、まだ目に包帯をしている無情が、如煙の入っている籠の前に座っていた。あなたが心配で見に来たと言う離陌に「毒消しは手に入ったが。如煙は籠から出られない。意識もなく薬があるのに飲むことができない。なす術がない。苦しくなる」とつらそうに話す無情。離陌は「みんながいい方法を考えてくれる。まず自分の目を治すことを考えて。如煙さんのためにも」と慰める。


患者たちが回復する。
冷血は「皆の毒は消えたが、如煙を助ける手立てがない」と瑶花や依依に話す。「安殿下に助けを求めてはどうですか?」と言う蝴蝶。しかし冷血は、今から都の安王府を訪ねても手遅れになるかもしれん、と言う。


如煙のいる部屋へ突然入ってきた奴奴に「誰?」と聞く離陌。「安殿下の命令で王妃の警護を」と奴奴が答える。奴奴が部屋に入るのを見かけた冷血も部屋に入ってくる。
「この宿は安王府が接収する」と言う奴奴。冷血は「なぜ安世耿の配下に?奴の正体を?道を誤るな」と言う。奴奴は「敵を義父と呼ぶお前こそ道を誤ってる」と言い返す。

冷血は安王妃はなぜ隴西へ行くのか聞く。奴奴は「安殿下が悪霊に悩まされ、王妃が祈祷に行くと答える。「この籠は?」と言う冷血。奴奴は「王妃を危険から守るため」と話す。
離陌が「安王妃は籠の中。せめて無情様を付き添わせてあげて」と頼む。ダメだと言っていた奴奴だったが「追い出すなら俺が相手だ」と冷血が言い、許してくれる。


夜。無情がいない間に部屋に入っていた安世耿が、如煙の意識を戻す。「殿下の薬で体が楽に」と話す如煙。安世耿は「今後もお前を守ってやろう。私の言うことには従うように」と言うと、また如煙の意識をなくす。
安世耿と奴奴が話していると、無情が薬を持ってくる。部屋の隅で姿を消し、様子をうかがう安世耿。奴奴は部屋を出て行く。

安世耿は如煙に話しかける無情を見て、如煙が想い続けた相手が無情だったと分かる。如煙に術をかける安世耿。「無情」と如煙が言い、無情は意識が戻ったと喜ぶ。如煙が「私のことを?」と聞く。無情は「ずっと想っていたよ。胸が締めつけられるほどに」と答える。「知り合った時のこと覚えてる?」と言う如煙。無情は笑顔で「もちろんだ。桃の花の季節だった。街を歩いていて、君と偶然、行き違い、そして同じ書に目を留めた」と言う。あの日から、君の笑顔を忘れたことがない、あの時、君が私の運命の人だと分かったと。

如煙は「それなら私の手を取り、口づけしたことは?」と言う。無情は腰にあった笛を手に取ると「君がこの玉笛をくれた、あの日だった。君の笑顔が愛おしくて、抱きしめたくなった。そして思い切って君の手を取り、自分のほうへ引き寄せた。目を伏せた君から、いい香りがして思わず君の頬に口づけを。今でもあの情景が目に浮かぶ」と話す。そして「あの時、私たちは一生、愛し合い、離れないと語り合った。君も永遠に私だけを愛すると言ってくれたのに」と言う無情。

安世耿はまた術をかけ「やめて、聞きたくない。帰って」と如煙に言わせ、無情は戸惑う。如煙が他人に嫁ぎ、輿の上で自害したと聞いていた無情は、その説明をしてほしいと言うが、もう如煙は何も答えてくれない。


離陌は公主から「お前の部屋で寝る」と言われる。「無情様の看護で、あの部屋に」と言う離陌。公主は「それは建前でしょ?お見通しよ」と言い返す。そこに冷血が。
冷血が「何か?」と言うと「冷兄様の隣の部屋で寝る」と言う公主。「離陌、部屋を明け渡せ」と冷血が言い、公主は笑う。「私は?」と聞く離陌。冷血が「俺の部屋で寝ろ」と言い、公主は悔しがる。

離陌は寝台が1つしかないため、床で寝ようとする。しかし冷血は「寝台へ、俺が床に」と言う。離陌は「私は小間使いよ」と驚くが「まだ毒が抜けてない」と言う冷血。倒れられると迷惑なだけだ、それに世叔(諸葛)から念を押されてる、君の世話と保護を頼むと、と。離陌は冷血に近づき、読心術を使おうとする。冷血はさせまいと離陌を抱き寄せてしまう。「私を抱きしめろとは言われてないでしょ?」と言う離陌。


ーつづくー


安世耿…透明人間にもなれるのねヾ(・ω・`;)ノ
これでは無情が可哀想。
本当に意識を取り戻した如煙と会わせてあげたかった。
まだ目が見えない無情だから、如煙が表情もなくしゃべっていたなんて分からないものね(;△;)

あの離陌と冷血が譲り合っていた実が桃なの?
とにかくツンデレの無情が面白くて可笑しくて(*´艸`*)
無情が素直じゃないから、離陌の反応もまた面白いという。
今後の2人がすごく楽しみ!

無情も、如煙も、依依も心配。
目は薬を飲んでいるので治ると思うけど…つらそうな無情が切ない。
そして如煙は薬があっても意識がないから飲めないし、依依は薬がないし(;△;)


それにしても今回はエピが細かかったような気がする。
あらすじ書くのに、すごく時間がかかった〜〜〜(∩˃o˂∩)
って、ただ私がまとめられないだけなんだけど。




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2 コメント

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Unknown (くるみ)
2017-10-07 09:14:15
皆がいろいろと大変な状況で本当に心配なのですが、離陌と冷血のシーンが楽しい~( *´艸`)
言い合いしていてもどこか甘い雰囲気が(笑)
冷血はあれから変わりましたよね。離陌も嬉しそう。
公主がいつものワガママで離陌の部屋を奪った時、冷血が「俺の部屋で寝ろ」と言ったのも痛快でした。

無情は可愛そうでしたね( ;∀;)
如煙とせっかくしゃべれたのに、あれでは・・。目が見えないので余計に切ないです。
早く無情の目が回復して、如煙を助ける方法が見つかるといいのに。
返信する
戻れてよかったです! (time)
2017-10-08 00:34:39
離陌と冷血は一安心ですね。
ラストのシーンも面白かったです!
思わず、抱き寄せた冷血に
世叔はそんなこと言っていないなんて
離陌が言ったりw
これからのツンデレがますます楽しみですねー

それにしても、如煙に話しかける無情をみていた
安世耿は切なかったです。
自分だってああしたかったと思うので。。。
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