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中国ドラマ「ハンシュク〜皇帝の女傅〜」第14話 あらすじ

2016年12月07日 11時13分07秒 | ハンシュク〜皇帝の女傅〜(中)

班淑は見つけてきた荷台を持ってくる。これなら義兄さん(衛英)を楽に連れていける、と班淑は言うが、女の子に引かせるなんてダメだと言う衛英。班淑が乗ってくれないなら泣くと言い出し、衛英は仕方なく乗ることに。


衛英を荷台に乗せて運んでいた班淑は、衛英に何か話をしてほしいと頼む。衛英がどんな話を聞きたいか尋ね、班淑は「霍恒(霍将軍)とは、どうやって知り合ったの?」と言う。「幼なじみだよ。両親を早くに亡くした俺に、霍おじさんが実子のように接してくれた。霍恒と同じ時期に宮中に入り、羽林郎(うりんろう)になった」と答える衛英。

班淑が休むために荷台へ座ると、荷台が傾き2人は転げ落ちてしまう。その場に寝転んだまま、星を見る2人。
班淑はなぜ鄧騭(鄧将軍)が衛英を恨んでいるのか聞くが、衛英は話したがらない。それでも「義兄さんが故意にやったとは、とても信じられない。月錦は本当のところ漠北の間者だったの?」と言う班淑。「違うさ」と衛英は答える。

月錦は本当は故郷に恋人がいて鄧騭のことを好きではなかった。家族が鄧騭から月錦を取り戻そうと衛英を頼り、皇太后も2人の結婚に反対していたことからこの方法を取ったと言う衛英。衛英は「月錦は今頃、元の恋人と仲良く暮らしているさ」と話す。俺が助けなかったら、月錦はいずれ本当に死んでたと。班淑はもう何年も経っているのに、なぜ鄧騭に説明しないのか聞く。衛英は「月錦の件がなくても奴にはうんざりなんだ」と言う。
そんな話をしていると、班淑たちを捜す声が聞こえてくる。


屋敷に戻り、医者に見てもらった衛英。衛英は古傷は大丈夫だったが、くるぶしの骨を折っていた。
見舞った班淑は泣きながら何度も衛英に謝る。「君は悪くない。自分を責めるな。心配で俺が眠れなくなる」と衛英は言う。君が連れ帰ってくれたからこの程度で済んだ、だから君は俺を救ってくれた恩人だと。


後日。班淑は草原で一番に効く傷薬を届けてほしいと阿綾に頼む。私の名は出さず、あなたが入手したことにしてほしいと。「行ってもいいけど、衛少傅への朝鮮人参を霍将軍に託してたわ」と言う阿綾。班淑はそれとは別なの、傷が早く治りそうな物なら何でも届けたいと言う。阿綾はそんなに心配なら自分で届けたら?と言うが、班淑は迷惑をかけるから行けないと話す。


阿綾は班淑が言っていたことを衛英に話してしまう。「食事ものどを通らなくて、すごく痩せてしまったわ。内学堂の門をくぐる時によろけて転びそうになったわ」と言う阿陵。心配をかけた自分が悪いと思った衛英は、話があるから来てくれと班淑に伝えてるよう頼む。


落ち込んでいる班淑が衛英に会いに来る。「俺は死んだわけじゃない。少しけがしただけだ。暗い顔をするな」と言う衛英。責任を感じる必要はない、あの日の乗馬は俺自身が望んだ、霍恒も俺の腕を刺したぞ、でも親しい間柄なら気にする必要はない、と。霍将軍に刺されたと聞いて驚いた班淑に、衛英は「向こうも俺に蹴られて、肋骨を2本折った」と言う。
元気を取り戻した班淑に、衛英は救ってくれた恩人への気持ちとして髪飾りを渡す。「きれいね」と班淑が言うと「大切な人の形見だ」と衛英は言う。

班淑は以前、鄧将軍に追われていた時、馬車でかくまってくれた衛英に何かをして恩返しをすると約束していた。衛英は「今回の俺のけがについて自分を責めるのはやめろ。しっかり講義をし、勉学を続けて女傅に返り咲け」と言う。そして「今回は君のほうが恩人だ。俺にしてほしいことがあれば何でもやるから言え」と言う衛英。


萱草の世話が終わった後、嬉しそうに髪飾りを見ていた班淑。そこに来た阿綾が「あら、これは何?」と言って取ると駆けていく。慌てて「ダメよ」と班淑は追いかける。
取り返し、壊れていないか確かめる班淑に「黄金製ね。こんな貴重な物を師匠にくれたのは…衛少傅なの?」と言う阿綾。恥ずかしそうに班淑はうなずく。

阿綾は大切な人の物だったと聞き「お母様よ。衛少傅は師匠のことをお嫁さんにしたいんだわ」と言う。班淑が「ただの釵よ。なんで、そんな話になるの」と焦ると「中原では釵は特別な人にしか贈らない。男性が女性に贈ったら求婚してるわ」と言う阿綾。衛少傅のお母様の物なら、求婚に決まってると。


班淑は未完の「西域記」の書物を何巻か持って訪ねてきた姚女傅に「男性に釵をもらったと阿繍が言ってたの。阿繍のことが好きという意味?」と聞く。姚女傅は「もちろんよ。男性からの釵には求婚の意味がある」と答える。そういう場合は女性はどうしたらいいの?と言う班淑。姚女傅は受け入れるなら何か贈り物を返すと話す。刺繍、書画、剣の房飾り、贈るものは何でもいいと。


刺繍も書画も剣の房飾りも用意するのは無理だと思った班淑は、阿誠へ何を返したのか阿繍に聞く。「あの時は蘭草の鉢にしたの。“秋蘭を佩となす”腰飾りの代わりよ」と言う阿繍。阿綾は返す贈り物は山椒がいいと班淑に言う。張家のお姉さんも婚約の時に贈ったと。山椒は食べ物なのに草花と見なすなんて漢人は変だと班淑は思う。


班淑から山椒が衛英に届く。衛英は、霍将軍に「班淑に何か誤解をさせた気がする」と言う。どんな誤解か霍将軍が聞くと「“詩経”の“東門之枌”と“椒聊”を覚えてるか?」と返す衛英。霍将軍は「“彼のその この子 碩大にして朋なし なんじを視るに荍のごとし 我に握椒を貽る”。“私に山椒を贈った”?山椒は子孫繁栄の意味だ。“あなたのために、たくさん子を産みます”か?」と意味が分かり笑う。

いつからそんな仲になったとからかう霍将軍に、衛英は親しみは感じるが班淑は劉萱の師妹で従妹でもあると話す。霍将軍は班淑が都に来てお前の陰気な顔の日が減った、以前は笑わなかったお前が班淑を見れば笑顔になると言う。それでも妹しか思っていないと衛英は言い張る。


内学堂に新しい学徒が入るが、衛英からの返事がないためぼんやりとしてしまう班淑。姚女傅はそんな班淑に教師は模範となるべき、初日からこれでは学徒に信頼されないと言って叱る。


講義を終えた班淑に、ようやく衛英から“大事な話があるから、外で食事しよう”という手紙が届く。喜ぶ班淑の姿に「もしや釵を贈られたのは、阿繍ではなくあなたなの?」と聞く姚女傅。「ええ、私は山椒を贈った」と班淑は答える。


班淑が店に行くと、衛英は医者から禁止されていたお酒を飲んでいた。控えめに飲む、と言い、班淑にも酒を飲ませる衛英。
衛英は話しておきたいことが1つある、俺が贈った物は持ってるか?と言う。班淑が取り出して渡すと「阿淑は中原の女性の装飾品に詳しくないかもしれないが、種類がとても多いんだ。釵、華勝、鈿、全て髪飾りだが、一番多く見かけるのは簪と釵だ。この2つはよく似ている。挿す所が1本だと簪で二股だと釵だ」と衛英は話す。それぞれ意味も違っている、例えば釵は男から女への愛の証しになる、簪は成年式の時に目上の人から髪に挿してもらう、君に贈った簪は劉萱が成年式の時、曹大家に挿してもらった物、元は実母の形見だった、と。

「これは釵ではなく、簪なのね」と班淑が言うと「これを送って君を励ましたかった。劉萱のように慎重で実行力のある曹大家の自慢の弟子になるように。それを書いて袋の中に入れておいたが、気付かなかったかい?」と話す衛英。動揺しながら「ええ、私は不注意だから」と言って班淑はその文を取り出して読む。
誤解させて悪かったが、君のことは妹だと思っている、劉萱が死んだ時に決めたんだ、俺は一生独りでいる、と衛英に言われ、平気なふりをして「分かってるわ。だから“義兄さん”と呼んでる」と取り繕うと、班淑は手を洗ってくると席を立つ。

衛英から見えないところまで来ると、涙をこらえきれなくなる班淑。班淑は給仕に急用で先に帰ったと衛英に伝えてもらうことにし、店を出て行く。


目を赤くし、屋敷に入っていく班淑を見届ける衛英。
自分屋敷へ戻る馬車の中で衛英は“これは釵ではなく、簪なのね”と言った時の班淑を思い出し「違う、絶対にあり得ない。そうさ、涙を見せられたから同情しただけだ。妹でしかない」とつぶやく。


衛英と劉萱は幼なじみでお似合いだった。皇室の一員だったために先帝が劉萱を和親のための公主に選んだ。劉萱はそれを承服できず、衛英を護衛の将軍にしてもらった。そして国境を越えた後、2人は駆け落ちを決めた。しかし、その直後、異民族の強盗に襲われ、衛英は重傷を負い劉萱は捕まってしまう。衛英は歩き回りはやっと班勇の率いる漢の偵察部隊と会う。班勇はすぐに兵を出したが、漠北の者だった強盗は烏孫へ嫁ぐ公主だと知って劉萱をはりつけにし、東営関を差し出せと脅してきた。公主として漢の不利益に加担できないと班勇に要求を拒否するように言った劉萱は、衛英にはしっかりと生きて必ず私の敵を討ってほしいと告げる。劉萱から苦しまずに死なせてほしいと頼まれ、班勇は自ら矢を放ち、矢は劉萱に刺さったと姚女傅は班淑に話す。

「劉萱師姐は私の兄・班勇の手で殺されたのね」と言う班淑。班淑は班勇の妹だから衛英が自分を避けたのも同然だと思う。
班勇に気絶させられた衛英は目覚めた後で遺体を捜したが、焼き尽くされて遺骨がなかったことや、その時、衛英が手も体も灰で真っ黒になったこと、その時から人に直接触れられなくなったことも話す姚女傅。班淑が「駆け落ちを企てたから朝廷は敵討ちをせず放置した」と言い、姚女傅は「そうよ。先帝が病で皇后1人では手が回らなかったこともある」と返す。


ーつづくー


月錦は恋人がいたのね(0д0‖)
あんなに月錦のことを想いつづけている鄧将軍に、真実を教えてあげたほうがいいような気もするけど…どうなんだろう?(@_@;)

衛英のケガを心配して泣いた班淑は可愛かったのに。
誤解をしてしまった班淑は可哀想だった(;д;)
あんなに喜んでいたということは、班淑は衛英が好きっていうことだよね。
そして衛英も自分で否定していたけど、まだ気付いていないだけで班淑のことを好きだよね。

衛英と劉萱に何が起こったのかも分かって。
自分の兄が衛英の好きな人を殺したと知って、これも班淑はショックだよね(;-;)
これから衛英と今まで通り接することができるかな…。



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1 コメント

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いろいろな関係が見えてきて。。。 (time)
2016-12-17 22:30:25
班家と衛英の関係も見えてきました。
きっと、班淑ならうまく乗り越えてほしいですね。

ただ、班淑が衛英の気持ちに素直になって
とった行動で、衛英とすれ違ってしまって。。。
流石の班淑もつらいですよね。。。
衛英の気持ちの変化も含め、周りも二人の気持ちが見えてきていたのですが、
ちょっと早かったのが、裏目に出てしまって。。。
この状況を寇女博はちょっと難しいかもしれませんが、
班淑はどうにか乗り切ってほしいです(祈)
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