李皓鑭(りこうらん)…呉謹言(ウー・ジンイエン/声:中村千絵) 名家の娘
呂不韋(りょふい)…聶遠(ニエ・ユエン/声:東地宏樹) 燕の国出身の商人
嬴異人(えいいじん)…茅子俊(マオ・ズージュン/声:平川大輔) 秦の国王の孫
高敏(こうびん)…王琳(ワン・リン/声:幸田直子) 皓鑭の継母
岫玉(しゅうぎょく)…李春嫒(リー・チュンアイ/声:落合るみ) 蛟王子の正室・皓鑭の継妹
蛟(こう)…(洪尭(ホン・ヤオ/声:遊佐浩二) 趙の王子
李赫(りかく)…沈保平(シェン・バオピン/声:高桑満) 皓鑭の父
司徒缺(しとけつ)…鄭竜(ジョン・ロン/声:松本忍) 呂不韋の側近・司徒月の兄
司徒月(しとげつ)…張訳兮(ジャン・イーシー/声:渡辺広子) 呂不韋の側近・王宮の侍女
雅(が)…海鈴(ハイ・リン/声:松井茜) 趙の王女・厲王妃の娘
虞平(ぐへい)…王建国(ワン・ジエングオ/声:丸山壮史) 趙の重臣
趙勝(ちょうしょう)…劉恩尚(リウ・エンシャン/声:玉野井直樹) 趙の丞相・趙丹の叔父
趙丹(ちょうたん)…王志飛(ワン・ジーフェイ/声:内田直哉) 趙の国王
厲(れい)…寧静(ニン・ジン/声:深見梨加) 趙の王妃
公孫乾(こうそんけん)…南伏竜(ナン・フーロン/声:櫻井トオル) 趙の将軍・異人の護衛役
趙の国の都・邯鄲。
李皓鑭(りこうらん)は急いで馬車を走らせていた。抜け出したことを知られる前に屋敷に戻らなくてはいけない皓鑭は、蛟王子との話を手短に終わらせなくてはいけない。
皓鑭は継妹の岫玉(しゅうぎょく)が、姉上を虞平(ぐへい)様に嫁がせると、と知らせに来た時のことを思い返す。
2人の夫人に先立たれ皓鑭を後妻にしようと考えた虞平。父は幾度も断ったが聞いてくれず、しかたなく受けてしまう。父に会いに行こうとする皓鑭を慌てて止め、父上は虞平様に恩があるわ、縁談はどう考えても断れない、蛟王子に文を届けては?、と言う岫玉。趙の国の王子ですもの、きっと策を講じてくださると。
皓鑭は、婚姻の件で大変な事が起きた、今宵、子の刻に湖のほとりでお会いしましょう、と文を書き王子に届けるよう岫玉に頼む。
子の刻。湖のほとりへ行った皓鑭。しかし、そこに待っていたのは蛟王子ではなく継母の高敏(こうびん)だった。こんな夜更けにあいびきなんて人に知られたらわが家の恥、と言う高敏。皓鑭は、虞平様は妻を虐げるとか、夫人も不慮の死を遂げた、虞平様に嫁げば家名に傷が付きます、それに私は蛟王子に嫁ぐ約束を、と話す。今宵、駆け落ちをする気だったという汚名を着せた高敏は、これが動かぬ証拠だと皓鑭の書いた文を投げつける。
男たちに押さえつけられ、侍女の燕雲(えんうん)を刺されてしまう皓鑭。さらに皓鑭自身も縛られて湖に投げ捨てられてしまう。その様子を舟に乗っていた漁師が見ていた。高敏が立ち去った後、漁師のおじさんは湖に飛び込み、皓鑭を助ける。
漁師のおじさんに連れられ、屋敷の前まで来た皓鑭。今日は岫玉の婚礼の日だった。新郎が誰だかわからないまま、皓鑭は客に紛れて潜り込む。
執事が、あの女が逃げないようしっかり見張れと言っただろう!、と使用人を叱っていた。そうは言っても側室ですから手荒なまねは、と言う使用人。それを聞いた皓鑭は母のことだと分かる。
執事に見つかった皓鑭の母・王婉児(おうおんじ)。王婉児は使用人達に連れて行かれそうになるが、隙を突いて逃げようとする。そこに高敏が。
皓鑭がどこにいるか教えてほしいと頼む王婉児を、高敏は井戸の前まで連れて行かせる。
王婉児を見て駆け寄る皓鑭。ようやく皓鑭に会え、王婉児は泣きながら皓鑭を抱きしめる。しかし、すぐに引き離され、王婉児は皓鑭の目の前で使用人によって井戸に落とされてしまう。
泣き叫ぶ皓鑭に、まだ生きてたの、お前が悪いのよ、と言う高敏。皓鑭は父上に全て話すと言うが、父上は黙認してるの、話しても無駄よ、と高敏は返す。そして高敏は次の住みかを探してあげると言う。
使用人たちに連れて行かれながら皓鑭は婚礼を挙げる岫玉を見る。新郎は蛟王子だった。
長官を刺した犯人を追っていた兵士達は妓楼へ。部屋に入ると妓女と一緒に呂不韋(りょふい)が寝台にいた。女将は衛の国の大商人・呂不韋様だと兵士達に話す。兵士達は呂不韋を連行しようとするが、あなたの上役だって私のとりこ、耳元でささやけばあなたなんてすぐにお役御免よ、と妓女が言って追い出してしまう。救ってくれた妓女に銭を渡す呂不韋。
競り市で人魚の涙が売り出される。呂不韋はそれを買うが、珠はいらず美しい箱だけ頂くと言う。そんな呂不韋は丞相に呼ばれる。
何故、世にも珍しい珠ではなく、美しい箱だけを求めたのだ?と聞く丞相。呂不韋は、美しいだけの珠に伝説が加わると貴重な宝物となります、私が見る限りこれは至って平凡な珠、箱の素材は香り高い黄花梨です、黄花梨の木は伐採の難しい崖に生えます、大変貴重で高値が付くのです、と話す。それに、わがが心にかなう物はいくら出しても必ず手に入れると。
珠はいらないと言っていた呂不韋だったが、司徒缺(しとけつ)から持ち帰って明かり代わりにしては?と言われ持ち帰って展示することに。
小箱に大枚を叩けば話題になり、屋敷で珠を展示すれば客が押しかけ噂が広まる、呂不韋が切れ者だと思った丞相は、後日、屋敷に来るように言って帰っていく。
珠の次に売り出されたのは娘たちだった。呂不韋はその中にいた皓鑭を200金で買う。皓鑭の顔には馬車から落ちた時に付いたという傷があった。
呂不韋は100金を上乗せし、売っていた男に口止めをする。
馬車に乗せた皓鑭に、私は一世一代の大芝居を打った、小箱を買って珠を返したが本当の狙いは天下にわが名を売ること、と話す呂不韋。司徒缺は大芝居のおかげで丞相と繋がりができ、珠の展示で人脈も広がるでしょう、まさに一挙両得だと言う。しかし司徒缺はなぜ醜い者に200金も使ったのか分からない。呂不韋は皓鑭の顔に付に付いた偽りの傷を拭い取り、人の目を欺き醜いふりをしていたのは買われたくないからだな?、私から逃れようとしても無駄だ、と笑う。
呂不韋の屋敷。司徒月(しとげつ)が皓鑭の着替えをさせるため連れて行く。呂不韋は司徒缺に皓鑭の素性を調べるよう告げる。司徒缺はあまり目立つと長官が襲われた件で疑いがかかってしまうのでは?と心配する。あの老いぼれは宝物のために盗みや殺人を犯す、それをまねただけ、でなければ手に入れられるはずがない、という呂不韋。司徒缺は確かに後ろめたいのか珠を盗んだ者を捕らえろとは命じてないと納得する。
司徒缺が皓鑭について調べた情報を渡す。そこに皓鑭が病だと司徒月が呂不韋に知らせに来る。医者を呼びましたが重い病のようだと。
目の前にある料理を何も食べない皓鑭。呂不韋は簡単に死なれては困ると、皓鑭の口に無理やり食べ物を押し込む。李皓鑭、一体何が気に食わない!と言う呂不韋。皓鑭は自分の名を知っていることに驚く。
素性を調べたことを話した呂不韋は、食を絶ち死ぬくらいなら私に何もかも打ち明けろ、と告げる。
何もかも話したら…苦しみから救ってくれるの?、と皓鑭が聞く。呂不韋は、私は商人、タダでは動かん、見返りはあるのか?、と言う。願いをかなえてくれるなら、どんな条件でものむと言う皓鑭。よし、と呂不韋が言い、皓鑭は食べ始める。
蛟王子は岫玉と店へ買い物に行く。岫玉が番頭と奥の部屋へ行き、残った蛟王子の前に皓鑭が現れる。
蛟王子に連れられ外に出た皓鑭は、高敏に文を渡したか尋ねる。しかし蛟王子は岫玉が届けたはずの文すら受け取っていなかった。岫玉と高敏によって濡れ衣を着せられた皓鑭は、屋敷を追い出されたうえ母も殺された、力を貸してほしいと話す。だが蛟王子は助けられないと言う。そこに王子を捜す岫玉の声がする。
皓鑭を突き飛ばし、駆け落ちしただけでなく母と妹をおとしめるとは!なんという恥知らずなおなごだ!、と言う蛟王子。そなたを案じた岫玉に頼まれ私は都中を捜した、だがそなたは妹を悪く言うばかりで気遣うことすらしないと。そばに来た岫玉も、あんな過ちを犯すなんて、と皓鑭に言う。
岫玉と去ろうとする蛟王子に、全てを承知で岫玉をめとった、私だけを妻にすると言った誓いを忘れたの、と言う皓鑭。蛟王子は食客の言葉を思い返す。
王子と皓鑭は相思相愛の仲、しかし皓鑭の母親は身分が低く何の役にも立たない、岫玉の母親・高敏は名家の出、王子の大きな助けになります、と言う食客。皓鑭と共に落ちぶれるつもりですか?、志はどうなさるのです、国とおなごのどちらが大切か分かりませんか?、と。
蛟王子は岫玉を想っていたと皓鑭に話す。思いやるふりをする岫玉に、私の過ちは信じてはいけない人を信じてしまったことよ、と言う皓鑭。
3人のやり取りを呂不韋は全て見ていた。
川で死のうとする皓鑭に、願いがかなったら私は用なしか?そんな勝手なまねは許さん!、と呂不韋は広大な土地を見下ろせる山へ連れて行く。この負け犬め、と言う呂不韋。皓鑭は努力したと言うが、呂不韋は努力が足りなかったと返す。そして呂不韋は、生きているのがつらいなら止めはしない、だが私ならあんなやつらのためには死なない、この天下は私のものだ、いずれ征服する、所詮、奴らは添え物だ、虫けらのくせに私をもてあそぼうとする、いつの日かこの足で全員踏み潰してやる!、と言う。
嘆くばかりの皓鑭に、ここから飛び降りろ、死ねば終わる、だがお前には借金がある、現世で返せないなら来世で牛や馬となって私に返せ、と言うと呂不韋は皓鑭を置いて司徒缺と行ってしまう。
下山途中、呂不韋たちは男2人とすれ違う。すぐに男2人が何しに来たか分かるが、あいつは死にたがってる、どうなろうとかまわん、と司徒缺に言う呂不韋。
岫玉は母・高敏に、皓鑭が王子に会いに来たことを話す。そして甘えた声で不安の目は摘んでおきたいと言う岫玉。
男たち2人は皓鑭を崖から落とそうとする。皓鑭が抵抗してると、司徒缺が助けに来る。司徒缺が男たちを追い払い、皓鑭を起こした呂不韋が、もう大丈夫だ、と言う。皓鑭は呂不韋を突き飛ばし、ほっといて、と言うと行こうとする。私は命の恩人だ、と言う呂不韋。振り返った皓鑭は、感謝しているがお説教を聞く気はない、と言う。
冷たくした埋め合わせをしたい、それに私は刺客からお前を救ってやった、と呂不韋が言うと、山を下りる道は1本だけ、すれ違ったときに刺客だと気づいたはずよ、なのに殺される寸前に来た、そんなことをしたのは感謝させるため、あなたには計算と利益しかない、と言う皓鑭。見抜かれていたと分かり呂不韋は笑う。
お前を助けられるのは私だけだ、もう認めろ、と言う呂不韋。しかし皓鑭は、お金はいずれ返す、魂まであなたに売るつもりはない、とその場を後にする。
町。わらじを売っていた燕雲の母が押し倒されたところを見た皓鑭。燕雲の母は目が見えなかった。駆け寄った皓鑭は落ちていたわらじを籠に入れる。
以前、燕雲の母が病になった時、皓鑭は医者に診せてあげたことがあった。一生、お嬢様にお仕えします、と言った燕雲。
皓鑭はかんざしと腕輪を高く売る。
燕雲の母の世話をする皓鑭。皓鑭の居場所を調べた司徒缺が伝え、呂不韋が見に行く。皓鑭は燕雲の母のことを母上と呼んでいた。燕雲の母は恐れ多いと言うが、燕雲は私の命の恩人、これからは私の母上よ、と皓鑭は話し薬をのませる。
友人たちと茶店の2階で話をしていた岫玉。岫玉の父が側室の子である皓鑭を大切にしすぎ、その皓鑭が過ちを犯した、許したらダメだと言う友人。そこにわらじを売る皓鑭が。気づいた友人が茶器を投げ、それが皓鑭の頭にあたる。倒れる皓鑭を見て笑う友人たち。
岫玉たちは皓鑭の元へ行く。
わらじを売っている皓鑭を見下す友人たち。岫玉は、こんな卑しい者、放っておきなさい、と友人たちに言う。
友人たちを席に戻らせたあと、皓鑭の頭から流れていた血を拭こうとする岫玉。皓鑭は振り払ってその場を離れる。それを虞平の息子・虞浩(ぐこう)が手下たちと見ていた。
皓鑭を追いかけて来た虞浩は自分が虞平の息子だと名乗り、さすがに父上も今更受け入れはしないだろう、いっそ私の側室になってはどうだ?、と言う。抱きついて来た虞浩を短剣で切りつけて離し、邯鄲の貴族は誰もが皆、玉をあしらった刀を持っているものよ、でもあなたは丸腰だわ、幾度も過ちを犯し帯刀を禁じられた、また人を殺めれば明日には国じゅうで噂になる、と言う皓鑭。さらに皓鑭は、横暴なお父上は敵が多い、どら息子を野放しにした罪に問われる、でも高官だから罰せられない、拷問を受けることもない、ただ自害を命じられるでしょうね、と言う。大勢の人々が見ている中で脅された虞浩は逃げて行く。
ほっとしている皓鑭の元に岫玉が来る。すぐに皓鑭は行こうとするが、母上の墓がどこにあるか知りたくない?、と岫玉に言われ立ち止まる。
皓鑭をひと気のない場所へ連れて行った岫玉はひざまずくように言う。母がどこに葬られているか知りたい皓鑭は、言われたとおりひざまずいて頭を下げる。
皓鑭が首からかけていた玉佩を見ながら、おばあ様の玉佩ね、父上はあなたに与えた、同じ家に生まれた姉妹なのに父上が大切にしたのはあなた、琴を習ったときも師匠はあなたにだけ全て授けた、蛟王子もそう、あの方が愛したのはあなただった、何故なの!?、と言う岫玉。岫玉は李家の霊園に行くよう告げる。
雨の降る中、皓鑭は李家の霊園へ行く。一族が反対したため王婉児の墓は無縁墓地にあった。
無縁墓地へ行くと李赫が王婉児に謝っていた。
皓鑭と再会した李赫は、無事で何よりだ、と抱きしめる。
墓前に座った皓鑭は、駆け落ちのことは聞かないのね、と李赫に言う。それは皓鑭が潔白だという事も王婉児が溺死した事も知っていたということだった。
お前の失踪を虞平様に釈明せねばならなかった、さもなくば私の評判が地に落ちるだけでなく家族も辱めを受ける、と言う李赫。李赫は必ずお前の汚名をそそぎ家に戻れるようにすると言うが、それで母上の死を償うつもり!?、と皓鑭は言い返す。
18年前、李赫は楚の国で賊に襲われ皓鑭の祖父に救われていた。そして娘である王婉児をめとり趙へ連れ帰る。しかし、あとから高敏が李赫を見初め、王婉児から正室の座を奪い側室にしてしまった。
父上には逆らえず致し方なかったと言う李赫。だからこそ罪滅ぼしをせねばと目をかけていたと。その深い愛情が高敏の嫉妬心に火をつけ裏で母にひどい仕打ちを繰り返していた、それでも添い遂げるという誓いを信じていたのよ、と言う皓鑭。皓鑭に責められ、李赫は怒って立ち去ろうとする。そんな父に、私が犯したという過ちは自分で正すわ、と皓鑭は言う。
皓鑭は燕雲の母の病を治すため、おばあ様の玉佩を売って高価な薬を買う。その帰り、虐げられる物乞いの兄弟を見る皓鑭。皓鑭は余ったお金を渡そうとするが、その前に嬴異人(えいいじん)が兄弟に銭を渡す。それを見て通り過ぎようとした皓鑭だったが、人がぶつかり転んでしまう。嬴異人は傘をさしかけ、慌てる皓鑭と一緒に薬も拾ってくれる。お礼を言い、自分の傘を拾いに行く皓鑭。嬴異人は傘をさしかけながら一緒にその場まで行く。
宴が開かれ、国王と王妃の前で舞が披露される。王は嬴異人に縁談を考えていた。踊り子をすすめられるが、踊り子は人質など話にならないと遠慮する。宴会に招かていた人たちが笑い、嬴異人は、やはり縁遠いようです、と言う。そんな中、王に文が届く。
文は雅を泰王の孫・子傒(しけい)の妻に迎えたいというものだった。この縁談には裏があると思う丞相。しかし断れば戦の口実を与えてしまう。丞相は仮に嫁がれ寵愛を得られれば決して悪いことではないと話す。趙と泰の対立を抑えられ、泰の内部ではかりごとも、と。しかし王様は乗り気でない。
手下と皓鑭を捜すため、燕雲の母の家に来た虞浩。止めようとする燕雲の母を突き飛ばし、倒れたろうそくがわらじの上に落ちて火事に。虞浩は手下と逃げて行く。
薬を持って帰って来た皓鑭は家が火事になっていて驚く。逃げる虞浩に、あなたが火を!?、と聞く皓鑭。虞浩は、わざとじゃないんだ、と言うと皓鑭を振り払って行ってしまう。皓鑭は燕雲の母を助けようとするが、火に包まれた家は崩れ落ちどうすることもできない。
燕雲の母の亡骸を前に座っていた皓鑭。玉佩を売ったと聞いて心配で見に来たが…、と話す呂不韋は、私と帰ろうと言う。皓鑭は、約束はまだ生きてる?、と聞く。
虞平は虞浩を叱ったあと、すでに手は打った、しばらくは部屋でおとなしくしていろ、と告げる。
竹林で琴を弾いていた嬴異人。そこに王女・雅が来る。父上があなたの兄上に嫁げと言うの、泰の子傒に、と話す雅。しかし嬴異人は何も言わず琴を弾き続ける。雅は地面に刺してあった剣を手に取って嬴異人の首元に持って行く。
ーつづくー
始まりましたー!!
ずっと待っていたコウラン伝の放送ヽ(。>▽<。)ノ
1話目からいろんなことがありましたね。
とにかく高敏が酷すぎる(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
そして岫玉もさすがこの人の娘っていう感じ。
李赫もひどいし。
でも一番許せないのは蛟王子!!!
一番信じていた人が裏切るなんて…(;д;)
野心家の呂不韋。
だけど何だかんだで皓鑭を気にかけ助けてくれてる。
側近の司徒缺もいい人。
嬴異人は呂不韋に比べて登場シーンは少なかったけど印象的な場面ばかり。
特に初めて皓鑭と出会った時がよかった。
優しくて、素敵だったー(*´艸`*)
見応えあって面白かったです。
続きが楽しみ(⁎˃ᴗ˂⁎)
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呂不韋(りょふい)…聶遠(ニエ・ユエン/声:東地宏樹) 燕の国出身の商人
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岫玉(しゅうぎょく)…李春嫒(リー・チュンアイ/声:落合るみ) 蛟王子の正室・皓鑭の継妹
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司徒月(しとげつ)…張訳兮(ジャン・イーシー/声:渡辺広子) 呂不韋の側近・王宮の侍女
雅(が)…海鈴(ハイ・リン/声:松井茜) 趙の王女・厲王妃の娘
虞平(ぐへい)…王建国(ワン・ジエングオ/声:丸山壮史) 趙の重臣
趙勝(ちょうしょう)…劉恩尚(リウ・エンシャン/声:玉野井直樹) 趙の丞相・趙丹の叔父
趙丹(ちょうたん)…王志飛(ワン・ジーフェイ/声:内田直哉) 趙の国王
厲(れい)…寧静(ニン・ジン/声:深見梨加) 趙の王妃
公孫乾(こうそんけん)…南伏竜(ナン・フーロン/声:櫻井トオル) 趙の将軍・異人の護衛役
趙の国の都・邯鄲。
李皓鑭(りこうらん)は急いで馬車を走らせていた。抜け出したことを知られる前に屋敷に戻らなくてはいけない皓鑭は、蛟王子との話を手短に終わらせなくてはいけない。
皓鑭は継妹の岫玉(しゅうぎょく)が、姉上を虞平(ぐへい)様に嫁がせると、と知らせに来た時のことを思い返す。
2人の夫人に先立たれ皓鑭を後妻にしようと考えた虞平。父は幾度も断ったが聞いてくれず、しかたなく受けてしまう。父に会いに行こうとする皓鑭を慌てて止め、父上は虞平様に恩があるわ、縁談はどう考えても断れない、蛟王子に文を届けては?、と言う岫玉。趙の国の王子ですもの、きっと策を講じてくださると。
皓鑭は、婚姻の件で大変な事が起きた、今宵、子の刻に湖のほとりでお会いしましょう、と文を書き王子に届けるよう岫玉に頼む。
子の刻。湖のほとりへ行った皓鑭。しかし、そこに待っていたのは蛟王子ではなく継母の高敏(こうびん)だった。こんな夜更けにあいびきなんて人に知られたらわが家の恥、と言う高敏。皓鑭は、虞平様は妻を虐げるとか、夫人も不慮の死を遂げた、虞平様に嫁げば家名に傷が付きます、それに私は蛟王子に嫁ぐ約束を、と話す。今宵、駆け落ちをする気だったという汚名を着せた高敏は、これが動かぬ証拠だと皓鑭の書いた文を投げつける。
男たちに押さえつけられ、侍女の燕雲(えんうん)を刺されてしまう皓鑭。さらに皓鑭自身も縛られて湖に投げ捨てられてしまう。その様子を舟に乗っていた漁師が見ていた。高敏が立ち去った後、漁師のおじさんは湖に飛び込み、皓鑭を助ける。
漁師のおじさんに連れられ、屋敷の前まで来た皓鑭。今日は岫玉の婚礼の日だった。新郎が誰だかわからないまま、皓鑭は客に紛れて潜り込む。
執事が、あの女が逃げないようしっかり見張れと言っただろう!、と使用人を叱っていた。そうは言っても側室ですから手荒なまねは、と言う使用人。それを聞いた皓鑭は母のことだと分かる。
執事に見つかった皓鑭の母・王婉児(おうおんじ)。王婉児は使用人達に連れて行かれそうになるが、隙を突いて逃げようとする。そこに高敏が。
皓鑭がどこにいるか教えてほしいと頼む王婉児を、高敏は井戸の前まで連れて行かせる。
王婉児を見て駆け寄る皓鑭。ようやく皓鑭に会え、王婉児は泣きながら皓鑭を抱きしめる。しかし、すぐに引き離され、王婉児は皓鑭の目の前で使用人によって井戸に落とされてしまう。
泣き叫ぶ皓鑭に、まだ生きてたの、お前が悪いのよ、と言う高敏。皓鑭は父上に全て話すと言うが、父上は黙認してるの、話しても無駄よ、と高敏は返す。そして高敏は次の住みかを探してあげると言う。
使用人たちに連れて行かれながら皓鑭は婚礼を挙げる岫玉を見る。新郎は蛟王子だった。
長官を刺した犯人を追っていた兵士達は妓楼へ。部屋に入ると妓女と一緒に呂不韋(りょふい)が寝台にいた。女将は衛の国の大商人・呂不韋様だと兵士達に話す。兵士達は呂不韋を連行しようとするが、あなたの上役だって私のとりこ、耳元でささやけばあなたなんてすぐにお役御免よ、と妓女が言って追い出してしまう。救ってくれた妓女に銭を渡す呂不韋。
競り市で人魚の涙が売り出される。呂不韋はそれを買うが、珠はいらず美しい箱だけ頂くと言う。そんな呂不韋は丞相に呼ばれる。
何故、世にも珍しい珠ではなく、美しい箱だけを求めたのだ?と聞く丞相。呂不韋は、美しいだけの珠に伝説が加わると貴重な宝物となります、私が見る限りこれは至って平凡な珠、箱の素材は香り高い黄花梨です、黄花梨の木は伐採の難しい崖に生えます、大変貴重で高値が付くのです、と話す。それに、わがが心にかなう物はいくら出しても必ず手に入れると。
珠はいらないと言っていた呂不韋だったが、司徒缺(しとけつ)から持ち帰って明かり代わりにしては?と言われ持ち帰って展示することに。
小箱に大枚を叩けば話題になり、屋敷で珠を展示すれば客が押しかけ噂が広まる、呂不韋が切れ者だと思った丞相は、後日、屋敷に来るように言って帰っていく。
珠の次に売り出されたのは娘たちだった。呂不韋はその中にいた皓鑭を200金で買う。皓鑭の顔には馬車から落ちた時に付いたという傷があった。
呂不韋は100金を上乗せし、売っていた男に口止めをする。
馬車に乗せた皓鑭に、私は一世一代の大芝居を打った、小箱を買って珠を返したが本当の狙いは天下にわが名を売ること、と話す呂不韋。司徒缺は大芝居のおかげで丞相と繋がりができ、珠の展示で人脈も広がるでしょう、まさに一挙両得だと言う。しかし司徒缺はなぜ醜い者に200金も使ったのか分からない。呂不韋は皓鑭の顔に付に付いた偽りの傷を拭い取り、人の目を欺き醜いふりをしていたのは買われたくないからだな?、私から逃れようとしても無駄だ、と笑う。
呂不韋の屋敷。司徒月(しとげつ)が皓鑭の着替えをさせるため連れて行く。呂不韋は司徒缺に皓鑭の素性を調べるよう告げる。司徒缺はあまり目立つと長官が襲われた件で疑いがかかってしまうのでは?と心配する。あの老いぼれは宝物のために盗みや殺人を犯す、それをまねただけ、でなければ手に入れられるはずがない、という呂不韋。司徒缺は確かに後ろめたいのか珠を盗んだ者を捕らえろとは命じてないと納得する。
司徒缺が皓鑭について調べた情報を渡す。そこに皓鑭が病だと司徒月が呂不韋に知らせに来る。医者を呼びましたが重い病のようだと。
目の前にある料理を何も食べない皓鑭。呂不韋は簡単に死なれては困ると、皓鑭の口に無理やり食べ物を押し込む。李皓鑭、一体何が気に食わない!と言う呂不韋。皓鑭は自分の名を知っていることに驚く。
素性を調べたことを話した呂不韋は、食を絶ち死ぬくらいなら私に何もかも打ち明けろ、と告げる。
何もかも話したら…苦しみから救ってくれるの?、と皓鑭が聞く。呂不韋は、私は商人、タダでは動かん、見返りはあるのか?、と言う。願いをかなえてくれるなら、どんな条件でものむと言う皓鑭。よし、と呂不韋が言い、皓鑭は食べ始める。
蛟王子は岫玉と店へ買い物に行く。岫玉が番頭と奥の部屋へ行き、残った蛟王子の前に皓鑭が現れる。
蛟王子に連れられ外に出た皓鑭は、高敏に文を渡したか尋ねる。しかし蛟王子は岫玉が届けたはずの文すら受け取っていなかった。岫玉と高敏によって濡れ衣を着せられた皓鑭は、屋敷を追い出されたうえ母も殺された、力を貸してほしいと話す。だが蛟王子は助けられないと言う。そこに王子を捜す岫玉の声がする。
皓鑭を突き飛ばし、駆け落ちしただけでなく母と妹をおとしめるとは!なんという恥知らずなおなごだ!、と言う蛟王子。そなたを案じた岫玉に頼まれ私は都中を捜した、だがそなたは妹を悪く言うばかりで気遣うことすらしないと。そばに来た岫玉も、あんな過ちを犯すなんて、と皓鑭に言う。
岫玉と去ろうとする蛟王子に、全てを承知で岫玉をめとった、私だけを妻にすると言った誓いを忘れたの、と言う皓鑭。蛟王子は食客の言葉を思い返す。
王子と皓鑭は相思相愛の仲、しかし皓鑭の母親は身分が低く何の役にも立たない、岫玉の母親・高敏は名家の出、王子の大きな助けになります、と言う食客。皓鑭と共に落ちぶれるつもりですか?、志はどうなさるのです、国とおなごのどちらが大切か分かりませんか?、と。
蛟王子は岫玉を想っていたと皓鑭に話す。思いやるふりをする岫玉に、私の過ちは信じてはいけない人を信じてしまったことよ、と言う皓鑭。
3人のやり取りを呂不韋は全て見ていた。
川で死のうとする皓鑭に、願いがかなったら私は用なしか?そんな勝手なまねは許さん!、と呂不韋は広大な土地を見下ろせる山へ連れて行く。この負け犬め、と言う呂不韋。皓鑭は努力したと言うが、呂不韋は努力が足りなかったと返す。そして呂不韋は、生きているのがつらいなら止めはしない、だが私ならあんなやつらのためには死なない、この天下は私のものだ、いずれ征服する、所詮、奴らは添え物だ、虫けらのくせに私をもてあそぼうとする、いつの日かこの足で全員踏み潰してやる!、と言う。
嘆くばかりの皓鑭に、ここから飛び降りろ、死ねば終わる、だがお前には借金がある、現世で返せないなら来世で牛や馬となって私に返せ、と言うと呂不韋は皓鑭を置いて司徒缺と行ってしまう。
下山途中、呂不韋たちは男2人とすれ違う。すぐに男2人が何しに来たか分かるが、あいつは死にたがってる、どうなろうとかまわん、と司徒缺に言う呂不韋。
岫玉は母・高敏に、皓鑭が王子に会いに来たことを話す。そして甘えた声で不安の目は摘んでおきたいと言う岫玉。
男たち2人は皓鑭を崖から落とそうとする。皓鑭が抵抗してると、司徒缺が助けに来る。司徒缺が男たちを追い払い、皓鑭を起こした呂不韋が、もう大丈夫だ、と言う。皓鑭は呂不韋を突き飛ばし、ほっといて、と言うと行こうとする。私は命の恩人だ、と言う呂不韋。振り返った皓鑭は、感謝しているがお説教を聞く気はない、と言う。
冷たくした埋め合わせをしたい、それに私は刺客からお前を救ってやった、と呂不韋が言うと、山を下りる道は1本だけ、すれ違ったときに刺客だと気づいたはずよ、なのに殺される寸前に来た、そんなことをしたのは感謝させるため、あなたには計算と利益しかない、と言う皓鑭。見抜かれていたと分かり呂不韋は笑う。
お前を助けられるのは私だけだ、もう認めろ、と言う呂不韋。しかし皓鑭は、お金はいずれ返す、魂まであなたに売るつもりはない、とその場を後にする。
町。わらじを売っていた燕雲の母が押し倒されたところを見た皓鑭。燕雲の母は目が見えなかった。駆け寄った皓鑭は落ちていたわらじを籠に入れる。
以前、燕雲の母が病になった時、皓鑭は医者に診せてあげたことがあった。一生、お嬢様にお仕えします、と言った燕雲。
皓鑭はかんざしと腕輪を高く売る。
燕雲の母の世話をする皓鑭。皓鑭の居場所を調べた司徒缺が伝え、呂不韋が見に行く。皓鑭は燕雲の母のことを母上と呼んでいた。燕雲の母は恐れ多いと言うが、燕雲は私の命の恩人、これからは私の母上よ、と皓鑭は話し薬をのませる。
友人たちと茶店の2階で話をしていた岫玉。岫玉の父が側室の子である皓鑭を大切にしすぎ、その皓鑭が過ちを犯した、許したらダメだと言う友人。そこにわらじを売る皓鑭が。気づいた友人が茶器を投げ、それが皓鑭の頭にあたる。倒れる皓鑭を見て笑う友人たち。
岫玉たちは皓鑭の元へ行く。
わらじを売っている皓鑭を見下す友人たち。岫玉は、こんな卑しい者、放っておきなさい、と友人たちに言う。
友人たちを席に戻らせたあと、皓鑭の頭から流れていた血を拭こうとする岫玉。皓鑭は振り払ってその場を離れる。それを虞平の息子・虞浩(ぐこう)が手下たちと見ていた。
皓鑭を追いかけて来た虞浩は自分が虞平の息子だと名乗り、さすがに父上も今更受け入れはしないだろう、いっそ私の側室になってはどうだ?、と言う。抱きついて来た虞浩を短剣で切りつけて離し、邯鄲の貴族は誰もが皆、玉をあしらった刀を持っているものよ、でもあなたは丸腰だわ、幾度も過ちを犯し帯刀を禁じられた、また人を殺めれば明日には国じゅうで噂になる、と言う皓鑭。さらに皓鑭は、横暴なお父上は敵が多い、どら息子を野放しにした罪に問われる、でも高官だから罰せられない、拷問を受けることもない、ただ自害を命じられるでしょうね、と言う。大勢の人々が見ている中で脅された虞浩は逃げて行く。
ほっとしている皓鑭の元に岫玉が来る。すぐに皓鑭は行こうとするが、母上の墓がどこにあるか知りたくない?、と岫玉に言われ立ち止まる。
皓鑭をひと気のない場所へ連れて行った岫玉はひざまずくように言う。母がどこに葬られているか知りたい皓鑭は、言われたとおりひざまずいて頭を下げる。
皓鑭が首からかけていた玉佩を見ながら、おばあ様の玉佩ね、父上はあなたに与えた、同じ家に生まれた姉妹なのに父上が大切にしたのはあなた、琴を習ったときも師匠はあなたにだけ全て授けた、蛟王子もそう、あの方が愛したのはあなただった、何故なの!?、と言う岫玉。岫玉は李家の霊園に行くよう告げる。
雨の降る中、皓鑭は李家の霊園へ行く。一族が反対したため王婉児の墓は無縁墓地にあった。
無縁墓地へ行くと李赫が王婉児に謝っていた。
皓鑭と再会した李赫は、無事で何よりだ、と抱きしめる。
墓前に座った皓鑭は、駆け落ちのことは聞かないのね、と李赫に言う。それは皓鑭が潔白だという事も王婉児が溺死した事も知っていたということだった。
お前の失踪を虞平様に釈明せねばならなかった、さもなくば私の評判が地に落ちるだけでなく家族も辱めを受ける、と言う李赫。李赫は必ずお前の汚名をそそぎ家に戻れるようにすると言うが、それで母上の死を償うつもり!?、と皓鑭は言い返す。
18年前、李赫は楚の国で賊に襲われ皓鑭の祖父に救われていた。そして娘である王婉児をめとり趙へ連れ帰る。しかし、あとから高敏が李赫を見初め、王婉児から正室の座を奪い側室にしてしまった。
父上には逆らえず致し方なかったと言う李赫。だからこそ罪滅ぼしをせねばと目をかけていたと。その深い愛情が高敏の嫉妬心に火をつけ裏で母にひどい仕打ちを繰り返していた、それでも添い遂げるという誓いを信じていたのよ、と言う皓鑭。皓鑭に責められ、李赫は怒って立ち去ろうとする。そんな父に、私が犯したという過ちは自分で正すわ、と皓鑭は言う。
皓鑭は燕雲の母の病を治すため、おばあ様の玉佩を売って高価な薬を買う。その帰り、虐げられる物乞いの兄弟を見る皓鑭。皓鑭は余ったお金を渡そうとするが、その前に嬴異人(えいいじん)が兄弟に銭を渡す。それを見て通り過ぎようとした皓鑭だったが、人がぶつかり転んでしまう。嬴異人は傘をさしかけ、慌てる皓鑭と一緒に薬も拾ってくれる。お礼を言い、自分の傘を拾いに行く皓鑭。嬴異人は傘をさしかけながら一緒にその場まで行く。
宴が開かれ、国王と王妃の前で舞が披露される。王は嬴異人に縁談を考えていた。踊り子をすすめられるが、踊り子は人質など話にならないと遠慮する。宴会に招かていた人たちが笑い、嬴異人は、やはり縁遠いようです、と言う。そんな中、王に文が届く。
文は雅を泰王の孫・子傒(しけい)の妻に迎えたいというものだった。この縁談には裏があると思う丞相。しかし断れば戦の口実を与えてしまう。丞相は仮に嫁がれ寵愛を得られれば決して悪いことではないと話す。趙と泰の対立を抑えられ、泰の内部ではかりごとも、と。しかし王様は乗り気でない。
手下と皓鑭を捜すため、燕雲の母の家に来た虞浩。止めようとする燕雲の母を突き飛ばし、倒れたろうそくがわらじの上に落ちて火事に。虞浩は手下と逃げて行く。
薬を持って帰って来た皓鑭は家が火事になっていて驚く。逃げる虞浩に、あなたが火を!?、と聞く皓鑭。虞浩は、わざとじゃないんだ、と言うと皓鑭を振り払って行ってしまう。皓鑭は燕雲の母を助けようとするが、火に包まれた家は崩れ落ちどうすることもできない。
燕雲の母の亡骸を前に座っていた皓鑭。玉佩を売ったと聞いて心配で見に来たが…、と話す呂不韋は、私と帰ろうと言う。皓鑭は、約束はまだ生きてる?、と聞く。
虞平は虞浩を叱ったあと、すでに手は打った、しばらくは部屋でおとなしくしていろ、と告げる。
竹林で琴を弾いていた嬴異人。そこに王女・雅が来る。父上があなたの兄上に嫁げと言うの、泰の子傒に、と話す雅。しかし嬴異人は何も言わず琴を弾き続ける。雅は地面に刺してあった剣を手に取って嬴異人の首元に持って行く。
ーつづくー
始まりましたー!!
ずっと待っていたコウラン伝の放送ヽ(。>▽<。)ノ
1話目からいろんなことがありましたね。
とにかく高敏が酷すぎる(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
そして岫玉もさすがこの人の娘っていう感じ。
李赫もひどいし。
でも一番許せないのは蛟王子!!!
一番信じていた人が裏切るなんて…(;д;)
野心家の呂不韋。
だけど何だかんだで皓鑭を気にかけ助けてくれてる。
側近の司徒缺もいい人。
嬴異人は呂不韋に比べて登場シーンは少なかったけど印象的な場面ばかり。
特に初めて皓鑭と出会った時がよかった。
優しくて、素敵だったー(*´艸`*)
見応えあって面白かったです。
続きが楽しみ(⁎˃ᴗ˂⁎)
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うささん、第2弾のあらすじ、ありがとうございます。
CMなしの1時間はたっぷり見応えあり
瓔珞のキャストの多くが被っているので
とても楽しみにしていました。
傅恒がいないのは寂しいですが
嬴異人が代わりになりそうな感じですね🎶
日曜日9時がロスにならずにすみそうです(笑)
延喜攻略の纓絡エイラクが主人公だし、呂不韋の聶遠は、かっこいい役だし、嬴異人もきりりとしてるし!
そのほか、よく見てる俳優さんたちがキラキラとみえます。
それにしても、お母様同志の対決は正妻なのに怖すぎです!その娘も!命を狙うところまでいくのですね!
次回も楽しみです。
1話からどんどん出演されていて、本当に上がりました!
放送が待ち遠しくて待ち遠しかったコウラン伝だったので、
期待をたっぷりしながら、その通りで、とても楽しめました。
副音声で、聶遠のお声も聞けて♡
各シーンも迫力があったり、美しかったり、
衣装も、自然も含めたセットも本当に素敵です。
ラストの気になる、異人と雅公主の、
竹林で、この世に一つの力強くかつクールな琴を弾くシーンも素敵でした☆
お茶会でも皆さんとお話したように、
エイラクなどほかのドラマで出演された方も多いので、
その時の役柄と合わせて、楽しめますよね~
ねこさん仰るように、日9ロスは無しですね。
第2話も楽しみです!