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中国ドラマ「宮廷の諍い女」 第47話

2013年08月24日 14時09分07秒 | 宮廷の諍い女(中)

柱に隠れ座り込んだ甄嬛。祈祷する小主の中に沈眉荘がいることが分かり、甄嬛は気づかれないように覗き込む。そんな甄嬛に気づいた祺嬪は、そっと近付き甄嬛の手を履物で踏みつける。痛さで悲鳴をあげ、柱の陰から甄嬛は飛び出してしまう。「何を隠れているの」と言う祺嬪。

皇后と小主たちに挨拶をした甄嬛は、"莫愁"と名乗る。「莫愁の手を踏むなんて祺嬪も不注意よ」と安陵容が言うと「手くらい平気です。苦役ばかりやらせてますからね」と言う静白。掃除洗濯、芝刈りもやると。我慢できなくなった沈眉荘は甄嬛に近付き「床は寒いわ。立って」と言う。しかし「恵貴人(沈眉荘)。あなたと莫愁の立場は違うのよ」と言う皇后。甄嬛は早く戻るように言うが、沈眉荘は「皇宮を離れれば辱めを与えてよいのですか?」と言い返す。今日のあなたは仏に参るにはふさわしくないと言い、皇后はここでひざまずき、反省するように命じる。

甄嬛の隣でひざまずく沈眉荘。皇后と小主たちが大殿から出て行くと、沈眉荘と甄嬛は手を取り合う。


皇后は甄嬛の今の姿を見て安堵していた。あれほど虐げられていれば彼女の負けん気を削ぎ落とすには十分だと安陵容と祺嬪に話す。「静白法師には命じておきました。甄嬛を今後も追い込んでいけと」と言う祺嬪。


莫愁は朧月公主の生母、どうか守ってやってください、と皇太后に頼む沈眉荘。それほど大切なの?と問われ、「はい。無二の友です」と答える。生母に会えないだけでも公主は不憫なのに、生母が甘露寺で苦難を強いられてはもっと気の毒だと沈眉荘が話すと、皇后は納得し「こなたも誰かを遣わせておく」と言う。お礼を言った沈眉荘は、もう1つ、碎玉軒に住まわせてほしいと頼み、皇太后は「好きにしなさい」と返す。


果郡王と会う日。甄嬛が浣碧を連れ約束の場所へ向かうと、果郡王はすでに来ていた。「心がはやってしまってね」と言う果郡王。甄嬛は朧月の服を手渡す。


甄嬛が甘露寺での住まいに戻ってくると、芳若が来ていた。温実初の処方した産後の薬や敬妃から頼まれた衣装を持ってきてくれた芳若。沈眉荘や朧月が元気か甄嬛が聞くと、芳若は陛下のことは気になりませんか?」と言う。「不幸があれば、天下の者は自ずと知りましょう」と甄嬛は答える。

芳若が「修行の身でしたら皇太后のために写経をして下さい。私めが毎月それを取りに来ます」と言い、甄嬛は感謝し「精一杯写経します」と返す。

温宜公主に比べ、朧月公主のほうがずっと陛下に愛されていると芳若が言う。公主の一生は父親父親の愛に左右されると思った甄嬛は、純元皇后が好きだった首飾りに似せた物を作り、朧月の誕生日に着けさせるように頼む。


静白たちのことをなぜ芳若や住職に訴えないのか聞く浣碧。甄嬛は、住職は優しすぎて静白には口を出せない、私を追いつめたい人たちは手を緩めない、ならば、少々、苦労しておけば向こうも安心する「朧月の危険も減るわ」と言う。皇太后が写経をさせるのも、娘子(甄嬛)が虐げられぬためかと、と言う崔槿汐。


甄嬛は長相思を落としそうになる。本体は大丈夫だったが、そのせいで弦が切れてしまう。「弦が切れれば恋しさも途切れる」と静かに言う甄嬛。


朧月の誕生日。朧月を抱いた雍正帝は、朧月の玉輪に気づく。玉輪がないため、内務府に作らせたと話す敬妃。見覚えがあると言う雍正帝に端妃は「純元皇后も似た物をお持ちでしたが、敬妃は知らなかったかと」と話す。内務府の作る品も悪くないが、純元皇后の品には及ばないと思った雍正帝は、朧月に純元皇后の玉輪を与える。


薪を取りに行った甄嬛は"安棲観"へ水をもらうため立ち寄る。そこには沖静という尼がいた。侍女の積雲が"太妃"と呼んだことで、沖静が舒太妃だと分かる甄嬛。太妃も後宮から来て甘露寺で修行をしている甄嬛だと分かる。

甄嬛は太妃の愛用していた長相思を持っていると話す。見せてほしいと言う太妃。「もちろんです」と甄嬛は言うが、弦が切れてしまったことを伝える。「よかったら私が直しておくわ」と太妃は言ってくれ「太妃なら安心です」と甄嬛は頼むことに。


朧月が満一歳になり雍正帝は酒を飲み過ぎる。碎玉軒の門の前に誰かが立っているのに気づいた雍正帝。蘇培盛は第四皇子だと言う。
雍正帝に気づき、拝謁する第四皇子。雍正帝から何をしていたか聞かれ、第四皇子は「以前、莞嬪娘娘に親切にしていただき…」と答える。詩書を教わり、父上に会いたくても邪魔をせず、遠くから見ているように言ってくれたと。

「朕に会いたい?」と聞く雍正帝に「はい」と答える第四皇子。雍正帝は「戻って学問に励め。時間があれば召してやる」と言う。

第四皇子が行き、蘇培盛は碎玉軒に沈眉荘が住むことを話す。雍正帝は碎玉軒の中を見ることにする。

碎玉軒の中は甄嬛が出て行った頃のままだった。一番好きだったかんざしや下賜した履物を見た雍正帝は感慨深げに目をつぶる。


長相思を持ち、浣碧と太妃の元を甄嬛は訪ねる。そこには太妃と一緒に息子の果郡王がいた。浣碧のことも気に入ってくれた太妃に甄嬛は「いい相手を見つけてあげてください」と頼む。太妃はその件を果郡王に任せることに。


帰り。果郡王はこの数ヶ月、陛下に調査を命じられ北方にいたことを甄嬛に話す。そして途中、寧古塔にも寄り、書状を託されたと甄嬛に渡す。それは父・甄遠道からだった。書状には自分と妻は無事だから安心するようにと書かれていた。極寒の地にいる両親を心配する甄嬛。果郡王は確かに寒い所だが、気まま暮らせると話す。甄遠道も安堵していたと。

浣碧の嫁ぐ相手に1人心当たりがあると甄嬛に言い、阿晋を見る果郡王。しかし浣碧は「私めは嫌です」と言う。自分が嫁げば侍女は崔槿汐だけになり、自分だけが幸せになれないと。果郡王は、嫁げば清涼台に住め、様子を見にも来られる、娘子を呼び寄せてもいい、と話す。それを聞いた浣碧は「私めを阿晋に嫁がせるのは、お嬢様(甄嬛)を清涼台へ呼ぶためで?」と言い出す。そして好きでもない相手に嫁がないと言い、浣碧は行ってしまう。


夜。「果郡王にとって私めは侍女なのですね」と甄嬛に言う浣碧。だから嫁ぐ相手も果郡王の家臣になると。甄嬛は「果郡王は私がお前を実妹のように見ているからこそ自分の家臣を勧めたのよ」と言う。

甄嬛には頼れる人が必要だと思ったと話す浣碧は、果郡王は品性や学もあるが「陛下の弟なのですよ」と言う。甄嬛は、そんなことは分かっていると返し「彼に特別な感情など抱いてないわ」と言う。「果郡王もそうだと言い切れます?」と浣碧に言われ「私たちは知己の仲よ」と甄嬛は答える。


沈眉荘は甄嬛のことが心配でたまらない。温実初はなぜ碎玉軒に移ったのかを聞く。移って以来、御前に召されなくなったと。「なぜ移ったと思う?」と聞く沈眉荘。温実初はそれには答えず、毎晩、咳がひどいと聞き、煮た枇杷を食すように言う。しかし「心の病は直せないわ」と言う沈眉荘。


阿晋がちまきを届けに来る。皇太后が縁談を持ちかけ果郡王の気が滅入っていると言う阿晋。「本当?」と驚く浣碧。相手が沛国公の令嬢だと聞き「めでたいですね」と甄嬛は言う。夫人を迎えるべきだと。「娘子なら旦那様の心を分かってくれると思ったのに。ひどいですよ」と言うと阿晋は帰ってしまう。


ーつづくー


祺嬪…手を踏むなんてひどすぎる(;△;)
安陵容の言葉もわざとらしいし!!
甄嬛にはつらい状況になっちゃったけど、沈眉荘と手を取り合うことができたことが救いかな?

舒太妃はとっても優しい人でした(*´ー`*)
さすが果郡王のお母さんだけあります。
そして果郡王。今回も甄嬛に嬉しい書状を持ってきてくれました(*´ー`*人)

雍正帝は何でしょう…。
甄嬛が純元皇后の衣装を着ただけであんなに怒ったのに、けっこう簡単に朧月に玉輪をあげたような…。
純元皇后の品は誰にもやらないと思ってたよ~~~(;´д`)ノ

浣碧は純粋に甄嬛と果郡王との関係を心配して「陛下の弟なのですよ」と話したわけではなさそうですね(^ー^;)
甄嬛も気づいたような気がします。




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3 コメント

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こんばんは(o^^o) (Apple)
2013-08-24 21:11:03
うんうん!祺嬪( *`ω´) 手を踏むんだもん!あの履物で~痛そうだよね!甄嬛が可哀想( ; ; )
そうなの!安陵容の白々しい事( *`ω´) 大嫌い~
皇后も凄く嫌な顔だったな~ドラマが始まった頃は皇后が一番可哀想だな…って思っていたのに( ; ; )
裏切られたって感じ~

でも、今回は果郡王のお母さんが出てきましたね(o^^o)とっても優しそうな人!
甄嬛の味方になってくれそう!相談に乗ってくれそう!

4皇子も出てきましたね(o^^o)凄く髪が長くなかった?果郡王みたい!
雍正帝に会えて、声をかけられて嬉しそうでしたね(o^^o)良かった~

朧月は可愛がられている感じですね(o^^o)良かった~
雍正帝、甄嬛に似ている朧月が可愛いのかな?

浣碧の本当の気持ちってどうなのかな?
甄嬛を置いていけないって言う気持も本当だと思うし…
果郡王が好き?って気持もあるんだよね?
果郡王~結婚するのかな~~~

果郡王って本当に、気遣いの出来る人ですよね!甄嬛のお父さんの手紙を持って来てくれて~
お父さん無事で良かったな~両親の事を考えると…
やはり、甄嬛の復活を私は望みたい!!でも、果郡王のお母さんのように静かに暮らせたらいいとも思うのですが~

これからの展開が凄く気になりますね~
うさ娘娘、ありがとうございます。
返信する
舒太妃 (time)
2013-08-26 00:45:38
やっぱりステキな方でしたね。
甄huanとどのように絡んでいくのか楽しみです。

果郡王ご本人も。
甄huanご両親がお元気そうで本当によかったです。
あの便りはナイス配慮ですよね。
そんな感じの中で、
ラストの阿晋のあのセリフ。
果郡王がんばれ!と応援したくなりました~

今回も、沈眉庄の優しさが光っていました。
対照的なのは、祺嬪。過ぎたるは。。。ですよね。

朧月公主の首飾り=純元皇后と同じなのに
雍正帝の反応の違いは何か意味があるのでしょうか???
なぞですね。

返信する
こんにちは (naa)
2013-08-26 13:46:39
思ったよりは大人しかった皇后、それに比べて祺嬪、手を踏んだり静白に余計なことを・・・( *`ω´)

それに比べて、沈眉荘が変わらず気に掛けてくれて心強いですね(*^^*)

そして久しぶりの四皇子でしたが利発そうでいい感じ。出番が増えるといいな(*´ー`*)

雍正帝の朧月への扱いや、碎玉軒を訪れた時の様子とか、甄ケイへの未練があるような・・・

やっと登場された舒太妃、果郡王の母親らしく優しい方でよかった(*^^*)
果郡王ともども力になってくれそうですね。

う~ん、浣碧は・・・果郡王のこと好きだと思います。そして、甄ケイの異母妹なのだから、釣り合わないこともない・・・と思っているのでは?だから家臣の阿晋では不服・・・!?
う~ん、甄ケイを思っての気持ちも本当だとは思うんですけどねぇ(TT)
阿晋は浣碧を悪くは思っていないようだし、果郡王、甄ケイとあわせて四角関係!?
複雑ですねぇ・・・どうなるかなぁ(^^;)
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