台湾ドラマ「ショコラ」第10話 あらすじ

「複雑な想い」


サンドバッグに秦是吾への怒りをぶつけていた辰巳千恵。千恵は"もう送り迎えもしなくていい"と是吾に伝えるよう阿栗たちに言うと行ってしまう。千恵が何に怒っているのか分からず見守っていた麦松奇は、阿栗に「明日はお前が送ってやれ」と言う。


謝沢は稲重会の会長へ会いに行く。しかし来客中で会長には会えなかった。
帰ろうとした謝沢は、会長の元へ行く楚椎名を見かける。


雨の中、傘をさしながら千恵は迎えを待っていたが誰も来ない。「来るなって言ったら本当に来ないんだから」と怒っているところに車に乗った椎名が。「送ろうか」と言われ、迷った千恵は「お願い」と言う。


椎名とカフェに入った千恵は「私、あなたのこと嫌いだから」とハッキリ言う。車に乗ったのは、あなたがどういうつもりなのか知りたかったからだと。椎名はこれまで自分が生きてこれたのは是吾のおかげ、申し訳ないと思ってると話す。千恵は「だったら、あいつに先生を返してあげて」と頼むが、椎名はそうしたいが奈奈はそれを望んでいない、是吾が出所するまで支えるだけのつもりだったが、でも彼女から"是吾の元には戻らない"と言われたと言う。さらに俺は是吾から奈奈を奪った最低の男なのに、是吾から"祝福する"と言われたと落ち込む椎名。阿栗たちが言うほど悪い人ではないと感じた千恵は「味方になってくれるか?」と椎名に言われ、戸惑いながらもうなずく。


作ったケーキを店に運んできた松奇は、ある男を捜し出してくれと阿栗と修造に頼む。中南米で顔が利く男で、椎名の最近の商売について調べてもらうと。
是吾には黙っておくように言う松奇。


千恵は昨日、椎名に会ったことを是吾に話す。思ったほど悪い人ではないが、あんたの彼女を奪ったのは事実、あんたがかわいそうだと思うと言う千恵。是吾は「かわいそうなのは奈奈の方だ。皆に悪者扱いされてるだろ」と言う。どうしたらそんな考えになるのか分からず千恵はあきれてしまう。しかし是吾の手助けをする自分も人のことは言えない、頭がおかしいのは私の方だと思い、千恵はその場を後にする。


椎名が奈奈を連れて家に訪ねて来る。阿栗たちに歓迎されない雰囲気の中、椎名は奈奈との結婚式を手伝ってほしいと皆に頼む。その言葉に奈奈自身も驚く。是吾は無理やり笑顔を作り「手伝おう」と皆に言う。さらに親友の松奇には介添人をやってほしいと言う椎名。是吾のことを思い、我慢できなくなった千恵はオモチャの銃を向けながら「引き受けるつもりなら、この銃で頭をブチ抜いてやる」と松奇に言い放つ。


奈奈を家まで送った椎名は「悪かったよ。君の気持ちも聞かないうちに皆の前であんなことを言って」と謝る。そして「ニューヨークでプロポーズした時、断わらなかったね」と言う椎名。「受けてもいないはずよ」と奈奈は返す。奈奈の手を取り、今度こそ受けてくれと椎名は言う。複雑な顔をしながら「結婚したら町を去り、二度と戻らないと約束して」と言う奈奈。椎名は「約束する」とうなずく。
椎名は奈奈の頬にキスをしようとするが、奈奈は顔をよけ「疲れてるから、もう休みたい」と言う。


夕食。是吾は松奇に仲人を頼みたいと話す。阿栗は本当に自分を犠牲にしていいのかと聞くが、椎名の幸せは俺の幸せ、皆が何を言おうと俺は式を手伝うと是吾の気持ちは変わらない。


松奇と2人きりで酒を飲んだ是吾は、おやじ(松奇)は椎名に偏見を持ってるが、本人に悪気があるわけじゃなく誤解されやすいだけだと言う。しかし「とどめを刺すまで決して手を緩めない性分も誤解されてるだけだと?是吾、ワシを信じろ。椎名のことはお前より分かってる」と話す松奇。お前が止めなければ、ワシが奴を始末してたと。


奈奈との思い出の品を探し出した是吾。マッチ箱に書いた奈奈への愛のメッセージを読みながら「クサいな」と是吾はつぶやく。そんな是吾をそっと見ていた千恵は"大切な思い出なんでしょ。あなたのことは私、よく分かってるんだから"と思う。


大学で奈奈を呼び止めた千恵は、思い切って「椎名を愛してるから結婚するんですか」と聞く。どういう意味か聞き返す奈奈に「愛してないなら結婚なんてしちゃダメ」と言う千恵。奈奈がごまかそうとし、千恵はまだ奈奈が是吾を愛してると感じる。
「答えてくれないなら、彼を愛してると思うことにします」と千恵が言い、今度は奈奈が「あなたが彼を心配するのは愛してるから?」と聞く。

千恵は「そうよ、私は彼が好き」とはっきりと答え「あなたは?」と言う。それでも奈奈が答えようとしないため、涙を流しながら「あの人は誰よりもあなたを愛してるのに笑顔で他人に渡そうとしてるんです。なのに、あなたが相手を愛してないなんて、私まで頭がおかしくなりそう」と言う千恵。奈奈は「あなたの言葉、受け取ったわ」と言い行ってしまう。そんな2人のやり取りを陰で椎名が聞いていた。


千恵は是吾が話ていた聖書の言葉を、阿栗や修造に聞くが2人は知らないと言う。それを聞いていた阿門だけは覚えていた。
聖書で調べ"愛は死のように強く、嫉妬は黄泉のように残酷だ。愛は洪水でも押し流せない"と何度も言う千恵や阿栗たち。


介添人を引き受けた千恵も、是吾と一緒に奈奈たちと写真撮影をすることに。ウェディングドレスを着た奈奈に見とれる是吾。介添人のドレスを着た千恵は、強がっている是吾に我慢できず「あなたも先生も大ウソつきよ。もう、うんざり。"愛は死のように強く、愛は洪水でも押し流せない"神様のお告げよ、分かってるの?」と是吾に言うと帰ってしまう。


阿栗と修造は、松奇に頼まれていた男に会う。男は「あいつはヤバイぞ」と言い、中米の仲間からの情報を2人に見せる。それを見た阿栗と修造は驚く。


家に帰ってきた阿栗と修造は、椎名のボスが中南米のヤクのルートを仕切っていると松奇に報告する。椎名はヤクで稼いでいたと。「分かった」と言うだけの松奇。その時"愛は洪水でも押し流せない"と大声で言う千恵の言葉が聞こえて来る。

3人が向かうと千恵はドレス姿のままサンドバッグを殴っていた。しばらくして戻ってきた是吾が「一体、どういうつもりだ」と千恵に言う。「このまま黙って先生を結婚させたら本当に怒るからね。先生があの人と結婚しちゃったら、あんたはもうおしまいなんだから」と言うと千恵は行ってしまう。


厨房で本当にあの2人が結婚してもいいのか是吾に聞く松奇。「分かんねえよ、椎名の何が悪い?なぜ皆、嫌うんだ」と是吾は言う。「もう、いい」と松奇が言い、厨房から出て行く是吾。
松奇は左腕に残っている傷を見ながら、自分が撃たれた時のことを思い返す。撃たれた松奇は、朦朧とする意識の中で、椎名が自分の足を撃ち「おやじが大変だ。撃たれた」と是吾に電話しているのを見ていた。


奈奈と車に乗ろうとしていた椎名は、数人の男たちに襲われ殴られてしまう。

家にいた是吾に椎名が襲われたと奈奈から電話がかかってくる。是吾は誰の仕業か調べるよう阿栗たちに頼み家を出て行く。急いで追いかけた千恵は、是吾の乗った車の助手席へ。是吾が降りろと言っても千恵は動かない。

仕方なく千恵と椎名のいる病院へ向かった是吾。
是吾は「任せとけ。俺がカタをつける」と椎名に言う。椎名がレントゲンを撮りに行き「何て身勝手なんだろうって自分でも思う。私より組を選んだからあなたと別れたのに、今さら守ってもらおうだなんて」と是吾に謝る奈奈。是吾は「後は俺が何とかする」と返す。


是吾と車に戻った千恵は、仕返しをするつもりの是吾を止めようとする。是吾は車から降りようとしない千恵の両肩をつかみ「降りないとキスする。しまくるぞ」と言う。是吾を突き放し、車から降りる千恵。そのとたん、車が走り出す。


ーつづくー


千恵と椎名が入ったカフェ。
流星花園(たしか)でも見たような?
面白いカフェですよね(*´ー｀*)

ケーキが今回は見れましたー。
どのケーキも美味しそうなのにぃ。
あと店にパンも置いてあったかな?
松奇だけであれもこれも作るのは大変そうヾ(・ω・`;)ノ
それから棚にはカルピスも!?

さてさて椎名。
何か怪しいよね!?
あの襲われたのも、千恵と奈奈の話を聞いたからのような気がする。
止めようとした奈奈はあの男たちに殴られたりしなかったし。
仮釈放中の是吾に問題を起こさせるための罠なの?
奈奈と椎名がつき合っていたことより、是吾が傷つきそうで心配(；△；)

「降りないとキスする。しまくるぞ」と言った是吾。
真剣なシーンなのにおかしくて、思わず吹いちゃった(≧∇≦)ノ彡



今日ね、ふと思ったの。
松奇って…コアラに似てない!?| ω`)



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