台湾ドラマ「ショコラ」第11話 あらすじ

「隠された秘密」


「何かあったら、すぐ知らせろ」と阿泉に言いながら店から出て来た秦是吾。そこに謝沢が現れる。「少し歩こう」と是吾に言う謝沢。


謝沢は、昔、この稼業で楚椎名が何をしてきたかお前も俺も知っている、人は罪を犯した分だけ代償を払うことになる、だが奴にはまだ運が味方してる、運とはお前だ、と是吾に話す。「その運てやつに免じて、目をつぶってくれ」と言う是吾。うなずいた謝沢は、お前のような極道は少なくなった、と言いながら、稲重会の会長に会いに来ていた椎名を思い返す。「椎名に肩入れする代償は承知の上か?」と聞く謝沢。是吾はふっと笑い「俺は構わねえ」と答える。謝沢はやっぱり秦是吾だと思う。


早朝。5時になろうとしている時、是吾が家に帰ってくる。千恵も含め誰もが寝ずに是吾の帰りを待っていた。「どこにいた」と聞く麦松奇。言わなきゃいけないのか?と言う是吾に、ケーキ店の店長と従業員の会話だ、聞かれて困ることが?と松奇は返す。是吾は、阿泉に会い、椎名を襲ったのは誰か調べさせている、見つけたらカタをつける、それだけだと言う。怒った松奇は「いいだろう。カタをつけたきゃ今すぐ行け。二度と戻るな」と言い放つ。
阿栗たちに緊張が走る中、松奇は「結婚式を片付けろ。それ以外には関わるな」と言うと行ってしまう。


椎名をカフェに呼び出した松奇は、撃たれたあの日、すべてを見たと話す。そして裏で稲重会と組みワシの命を狙ったと知れば、お前を組に入れた是吾は死んで償う、是吾がいなければお前は死んでたと言う松奇。椎名はクスリと笑い「是吾は俺の守り神だ。ガキの頃からね」と返す。

「なら一線を超えるな。結婚して町を去り、二度と戻るな」と松奇は言う。椎名は「俺があんたを恐れると?」と笑う。あんたが棺おけまでこの秘密を持っていくと知っている、松奇の間抜け野郎を守りたがってる、ところが奴の守りたいのは俺、奴にとって俺は一番大事な兄弟、俺を罰したら傷つくのはあいつだと。松奇は立ち上がると椎名の首をつかむ。「遠慮はいらない、やれよ」と苦しそうに言う椎名。そのまま椎名を持ち上げた松奇は「身を慎め。次は許さん」と言うと手を離し、その場から去って行く。


大学。授業が終わった後、千恵を残す奈奈。奈奈は、挙式後アメリカに戻る、よく考えたがやっぱり手紙は返すべき、渡してくれる?と是吾からの手紙が入った紙袋を千恵に差し出す。
戸惑いながら手紙を受け取った千恵は、迎えに来てくれた是吾に手紙のことが言えない。


家に帰った千恵は、是吾の手紙を読み、こんな愛し方つらすぎると涙が止らなくなる。
夕食になっても涙は止らず、とうとう千恵は話があると是吾を部屋へ連れて行く。

千恵は紙袋から手紙を出し「やっぱり返すと」と話す。是吾を気遣い、飲みに行くなら付き合うと。是吾は強がり「別にいいさ。元々、勝手に書いた手紙だ。要らなきゃ返して当然」と言って部屋を出て行こうとする。そんな是吾に後ろからしがみつき「かわいそうだよ」と涙を流す千恵。是吾は千恵の手を離し「大丈夫だ。面倒をかけたな」言う。千恵は「本当に飲まなくて平気?」と聞くが「酒はやめた」と言う是吾。


是吾は1人で手紙を燃やしながら「今度こそ、さよならだ」とつぶやく。


結婚式当日。まだ誰も来ていない教会へ是吾が行くと「阿泉さんがあんたにかけろと」と男の声で電話が。さらに椎名は俺たちがシメた、血鷹組だ、ボスが会いたいと言っていると言う男。ムリなら式場へ行くと言われ、是吾は指定された場所へ向かう。


介添人のドレスを着ながら、ひと目のない外の階段に座っていた千恵。そこに腕にギブスをした牧師が「手を貸してもらえますか?」と声をかけてくる。運びたいものがあると言われ、千恵は渋々ついていくことに。
千恵に気づかれないよう、そっと注射器を取り出す牧師。


是吾が向かった廃墟には、血鷹組の名をかたっただけの柏三兄弟とその手下が待っていた。
三兄弟の手下を次々と倒す是吾。

一方、三兄弟の三男に捕まった千恵は、口にガムテープを貼られ、椅子に縛られてしまう。千恵の両肩に肉を置く三男。そして目の前に鎖で繋がった犬が現れる。


三男は兄たちと合流し、是吾に「お前の女は押さえたぞ」と言う。そして似無刀を持っていない是吾になら勝てると思った三兄弟の攻撃が始まる。


式場。「済んだか?」と電話の相手に確認する椎名。
電話を切った椎名は外へ行くと、控えていた奈奈に、是吾から電話が来た、参列しないそうだ、君にわびをと頼まれた、"分かってくれ"と、と話す。「おやじに話すよ」と椎名が行った後、涙を流す奈奈。

教会の中に戻った椎名は「是吾から参列はしないと電話が」と松奇に言う。千恵ちゃんもと。他の参列者たちは、是吾の顔を立てて来ていた者ばかりだった。不満で騒がしくなり、椎名は「是吾はきっと望んでいます。代わりに親父が仕切ってほしいと」と脅すように松奇に言う。
仕方なく皆に向かい「式を執り行う」と告げる松奇。そして是吾と千恵に連絡をとるよう阿栗と修造にそっと命じ外に出る。


三兄弟の会話から、黒幕が不自由な足の男だと分かった是吾。「俺には情も義もある兄弟がいる」と言った後、是吾はワザと兄弟たちに殴られ、やられたフリをする。「情も義もある兄弟だと?」と言いながら、ICレコーダーに入っている「いくらでも言い値で払う。秦是吾を必ず殺せ」と言う椎名の言葉を聞かせる三兄弟。これが依頼人だと。

愕然とし「なぜなんだ、椎名。なぜだ」と叫び涙を流した是吾。
是吾は立ち上がると黒幕を聞くために殴られたことを三兄弟に話す。そして本物の血鷹組を呼んでいた是吾は「人様の名をかたるのは掟破りだ」と言い、3兄弟を血鷹組に任せ、その場を後にする。


是吾に勝つ日が来たと思い、扉から奈奈が入ってくるのを待っていた椎名。しかし入ってきたのは奈奈ではなく是吾だった。その後から奈奈と松奇も入ってくる。
驚く椎名に「なぜだ」と聞く是吾。是吾が奈奈との結婚を本気で祝福していたと言うと、俺は本気じゃない、と椎名は返す。俺の目的はお前を負かすことだと。椎名の前まで行き「私はあなたの妻に。真剣よ」と言う奈奈。椎名はそんな奈奈の首をつかむ。

「ウソよ。あなたが私たちを傷つけるはず…」と奈奈は声を絞り出すように言う。「そうだよな。片やガキの頃から守ってくれたアニキ。片やガキの頃から憧れ続けた夢の恋人。何もできないさ」と言う椎名。松奇が「今、放せば帰してやる」と言うと「何様のつもりだ。今日のボスは俺だ」と椎名は奈奈を突き放す。そして来るなら来いと言い、椎名は縛られた千恵の動画を皆に見せる。

「俺の切り札さ。どうだ1人勝ちだろ」と皆に言う椎名。
椎名は「本気であってほしかった。でも君は違った。そうだろ?」と奈奈に言い残し式場を出て行く。是吾は「千恵は取り返す」と松奇に告げ、椎名を追いかける。


逃げた椎名は屋上へ。立ち止まった椎名は「いいだろう」と言いながら追いかけてきた是吾に体を向ける。きちんと向き合うべき時だと。今日のことは俺が収めると言い、是吾は千恵がどこにいるか聞く。そんな是吾に自分がおやじ(松奇)暗殺を手引きした、かばえるのかと椎名は話す。驚きながらも、それでも千恵さえ渡せば何もさせないと言う是吾。椎名は笑みを浮かべながら「まただ。何をする気だ、また尻拭いか?」と言う。

お前も松奇も独りよがり、そこが嫌なんだよ、俺が頼んだか?と叫ぶ椎名。何でも勝手に救おうとして泥をかぶるなと。千恵は関係ない、千恵を放し恨みは俺にぶつけろ、言う通りにすると言う是吾。椎名は「そうか。俺はお前とケンカがしたい．死ぬまでだ」と言う。兄弟は殴れないと是吾は言うが、昔から兄弟じゃないと椎名は返す。
椎名は子供のころから憧れていた奈奈と特別な関係だった是吾を恨んでいた。


教会に残った松奇は、ひと目も気にせずひざまずくと"瑪亜が信じた神よ。どうか天でワシらを守ってくれ。すべての罪業の報いは、全部この麦松奇の上に"と祈る。


椎名はナイフを取り出し是吾を襲う。ナイフの刃を素手でつかんだ是吾に「お前が消えれば、俺は生きられる、1人の人間として」と言う椎名。是吾はなぜ椎名がそう思うのか分からない。そんな是吾に椎名は「なぜ知りたい。一生お前の陰に隠れた者の気持ちを」と言う。

是吾の腕を蹴り、刃から手を離させると再びナイフで攻撃してくる椎名。是吾は椎名の頬を殴り、椎名の手からナイフが離れる。それを拾い「分かった。俺の命で千恵が戻るなら…」と是吾はナイフを自分の首に近づけていく。


ーつづくー


とうとう椎名が本性を!!
椎名が自分を殺そうとしたことを是吾に言えなかった松奇。
是吾が傷つくだけではなく、是吾が命で償うと分かってて言うことは出来ないよね(；_；)
椎名ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁヾ(`Д´*)ノ

柏三兄弟とその手下と闘ってる時より、是吾と椎名の1対1の時の方が迫力がありましたー。
椎名はずっと是吾に劣等感を感じていたのね…。
奈奈がいなくて2人だけだったら、兄弟になれたのかな?(；△；)
ずっと椎名をかばってきた是吾が可哀想。

是吾はどうなっちゃうの!?
千恵は!?
というところで続くですーΣ(Ｔ▽Ｔ;)
でも、金曜じゃなくてよかった。
こんな気になるところで月曜までおあづけは嫌だよねヾ(・ω・`;)ノ



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