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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第40話 あらすじ

2019年07月26日 18時31分37秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女



天帝の座を盤石なものにするために悪者になることもいとわず邪魔者を排除してきた、徳は積めませんでしたが陛下への災いも除いてきた、と天帝に話す皇后。天帝は旭鳳に帝位を譲ることを約束する。天后は「即刻、勅旨を。穂禾と旭鳳が夫婦となれば、鳥族は全力で天界を支えます」と言う。
「私たちは夫婦だ。そなたの面子は私が守る。死なせたりせぬ」と言って天帝はその場を後にする。


璇璣宮。潤玉は母の位牌の前で跪き、喪が明ける前に婚姻することを詫びる。復讐が果たせたら、龍魚族の掟どおり再び喪に服すと。
しばらくすると彦佑が来る。彦佑は「最近の鳥族は不穏らしい。隠雀長老が魔界に出入りしている。隠雀長老は鳥族を率い、天界を裏切る気かも」と話す。鄺露が「鳥族の首領は穂禾公主では?」と尋ねる。「穂禾は長らく天界にいて疎遠なうえ、能力や経歴、人望に至るまで隠雀に及ばぬ。天后が失脚して隠雀は穂禾の座を脅かす種に。天后の入れ知恵で穂禾が隠雀を間者に仕立て上げたと流布するのもよい」と言う潤玉。

彦佑が「本当に天界を裏切れば?」と聞く。潤玉は「そうなれば隠雀は梟雄と言えよう。この数千年、翼渺州は天帝の私物と化していた。鳥族の恨みは募り、天后の失脚後、不満が噴出している。今、何か起これば誰も弾圧できぬ。つまり隠雀と魔界の往来は族内の声に応えたもの。そして権力の再構成をする際に魔界を他山の石として天帝に圧力を与えるためなのだ」と話す。

「つまり鳥族は旧友により罰を免じてくれた天帝を裏切り、天界に圧力をかけているというのですか?」と言う鄺露。潤玉は「どれほどの脅威となるかは隠雀の腕次第だ。鳥族は天界との権力の均衡を図りつつ、力を増している魔界を懐柔したいのだ。鳥族が本当に寝返ったら、天界は大きな打撃を受ける」と言う。
「殿下は人が変わったようだな」と鄺露に言う彦佑。出て行こうとしていた潤玉はそれが聞こえ、立ち止まると「用意周到にしておけば、いつでも戦える」と話す。


旭鳳は天帝に「母上は私のために罪を重ねました。私も罪の半分を背負います」と言う。「それは違う。そなたに帝位を譲ろうと思っている。穂禾と婚姻すれば鳥族の勢力も落ち着き、潤玉と錦覓が婚姻すれば水族も取り込め天界は盤石となり四海は安定する」と話す天帝。旭鳳が「私は穂禾には…」と言いかけると、天帝が「気持ちは知っておる。天帝は多くの選択を迫られる。錦覓のこともそうだ」とさえぎる。

「何があっても錦覓を選びます」と言う旭鳳。天帝は怒り「私と水神との約束を違える気か。安心して帝位を渡せぬ」と言う。旭鳳は「私には帝位より錦覓が大事です」と言い返す。天帝が「無礼者が」と怒鳴ったところに「お怒りなきよう」と言いながら潤玉が歩いて来る。

潤玉は「父上と水神殿が誓いを立てる前に、私と錦覓は懇意となっていた。なぜ父上を苦しめるのだ」と旭鳳に言う。「懇意だと?自分を欺いているのでは?」と聞く旭鳳。潤玉は「私の将来の妻だぞ。お前は人間界での些細な出来事に執着し、錦覓に付きまとい、私を困らせている」と言う。「私を手助けするべきなのに、兄弟でもめてどうするのだ」と止める天帝。

天帝は「潤玉の婚姻の時期を早めるゆえ、すぐに準備を整えろ」と言う。旭鳳は天帝に跪き、2人の婚姻を解消するよう頼む。激怒した天帝は「兄の妻を奪おうなど天界最大の恥である」と言い、兵権と赤霄剣の返上と謹慎を命じる。


魔界。暮辞が“達者で。心配は無用だ”という置き手紙を残し姿を消す。父・卞城王に置き手紙を見せ、捜しに行く鎏英。


鎏英は真鍮を見つめながら「約束したでしょ。私は諦めないわよ」と言う。六界の隅々まであなたを捜すわ、たとえどれほど年を取ろうとね、と。


ずっと捜し回り、影すら見えないと鎏英は涙を流す。そこに卞城王が来る。「一緒に戻れ」と言う卞城王の腕を振り払う鎏英。その時、燎原君から預かった令牌が落ちる。
感情的になる鎏英を「暮辞は戻る」となだめる卞城王。2人で戻ろうとした時、卞城王が令牌を踏む。

令牌を手に取った卞城王は「大長老・撃城王の私印では?」と驚く。この六十数年間、大長老は姿をくらまし行方知れずだ、私印はどこで?と。魔界一の博識である大長老の物だったと知り「もし見つけ出せば暮辞を救えるかも」と鎏英が言う。しかし「期待するな。お出まし願うのもひと苦労だ。それに屍解天蚕は天界で火術を習得した者にしか解けぬのだ」と言う卞城王。


省経閣に潤玉がいると、天帝と穂禾が入って来る。
「隠雀の魔界への往来は私の落ち度です。隠雀は私を軽んじています」と天帝に話す穂禾。おば様が君臨していた頃は天界に忠義を誓っていました、ですがおば様が失脚し鳥族の諸仙はこぞって謀反を、と。鳥族の首領だが統一することができない穂禾は「功績を立てるため、火神殿下に出兵をお命じに。翼渺州の反乱を阻止できます」と頼む。

陰で話を聞いていた潤玉は「出兵させるべきです」と言いながら2人の前に出て来る。「抑止力となります」と言う潤玉。
潤玉が「書物を探していたのですが、お邪魔を」と話すと、天帝が「構わぬ。せっかくだ、そなたも考えてくれ。続けろ」と言う。

潤玉は「鳥族は天界に忠義を誓う善良な者たちですが、天后失脚により不安なのかと。まず天界が仁恕の道を示す。次に天界と鳥族を離間しようとする者の排除を。特使を遣わせるべきです。天兵と共に翼渺州へ行き、隠雀長老を探り、黒幕を罰しましょう」と話す。提言に異論がない天帝は、即刻、勅旨をしたため皆に宣言させることに。
潤玉が仲間を落ち着かせるため翼渺州へ戻るように言い、穂禾は出て行く。

天帝は潤玉の元まで歩いて来ると、天界の史書や兵法も読んでおくよう話す。ふっと潤玉が笑い、天帝が理由を尋ねる。「幼少の頃、世話になった師匠を思い出したのです」と言う潤玉。それは天帝のことだった。「覚えていたか」と言う天帝。潤玉は「父上のおかげで墜落せずに済みました。父上からの恩は一生かけても報えないほどです」と言う。

天帝は「そなたの生母にすまぬことをした」と謝る。仕方なかったのだ、当時、魔界は大軍で挙兵し、東南の水系兵士は強かったが様子を見守っていた、仕方なく私は策を講じた、そなたの生母のおかげで太湖の兵を得て戦の危険を解いた、ずっと私の心にはそなたの生母がいた、罪悪感と共にな、と。「そなたと生母に償いたいと思っていた」と言う天帝。潤玉は当時の真相を話してくれたことに感謝する。

天帝は「旭鳳は5つの天将府を掌握し、天界を束ねる大役がある。だが頑ななうえに道に背いた。心配でならぬ。兵権はそなたに託す」と言う。


潤玉が省経閣を出て来ると、外で穂禾が待っていた。「陛下に感謝を」と言う穂禾。潤玉は「物事には因果がある。天后と公主の過ちに巻き込まれる鳥族を見過ごすことはできぬ。大したことでない。お気になさらず」と言うと行ってしまう。


潤玉と碁を打った洛霖は、この三月(みつき)で潤玉の心境に変化があったと感じる。「錦覓と私の将来のために、死を覚悟して天后と戦う覚悟でいるのです」と話す潤玉。そこに旭鳳が来る。
洛霖から「今日は何用でここへ?」と尋ねられ「錦覓に会うためと母上に代わり水神と錦覓に謝罪を」と言う旭鳳。「錦覓は誰にも会わぬ。天后は罰を受けているゆえ、悪いが戻ってくれ」と洛霖は言う。

「水神殿」とそれでも旭鳳が頼もうとすると「錦覓は鬼門から出たばかりで水神殿もお怒りだ。火に油を注ぐな」と言う潤玉。錦覓を思うなら帰れと。「随分、仲を深めたのだな。璇璣宮のごとく、ここに出入りをしている」と言う旭鳳。潤玉は「錦覓は私の許婚だ。傷つけば私が支えて当然だろう」と言い返す。旭鳳は「それは錦覓のためなのか?」と聞く。

洛霖は「2人が錦覓を危機から救ってくれて感謝している。錦覓には休息が必要だ」と話す。そして「錦覓を失いそうになり思ったのだ。錦覓が健康で幸せでいれば他は何も望まぬと」と言う洛霖。

洛湘府から出てきた旭鳳と潤玉。潤玉は何も言わずに帰って行く。数歩、歩いた旭鳳は洛湘府を振り返って見る。錦覓が覗いているのに気づき駆けて戻る旭鳳。
互いに体の心配をしたあと、錦覓が「もう来ないで」と言う。旭鳳は「こっちへ」と言って錦覓の手を引いて連れ出す。


穂禾は密かに天后に会いに行く。天后は穂禾に自分の力を授ける。琉璃浄火を用いて鳥族を復興させよ、旭鳳を帝位につけるのだ、と。穂禾は「承知しました」と言う。


池まで錦覓を連れてきた旭鳳。旭鳳が「私の母が君の母上を傷つけ申し訳ない。あの夜はなんだったんだ」と言う。「あなたと穂禾公主、私と魚さん、みんなが望む組み合わせだわ」と言う錦覓。「皆が望むだと?どう言う意味だ」と言った旭鳳は、自分が病床の時、穂禾が来ていたと分かる。了聴と飛絮を呼び、部外者を栖梧宮に入れるなと叱る旭鳳。

了聴たちを下がらせた旭鳳は「嫉妬したのか」と錦覓に聞く。「違うわよ」と言って錦覓が去ろうとし、旭鳳が追いかけて止める。
「兵権を奪われ、母上は投獄され、父上は穂禾と婚姻を。また君の心が離れたら私は耐えられぬ」と言う旭鳳。錦覓は「母上とあなたは別の人よ。恨まないわ。ただ…私たちは一緒にはなれない」と言う。

「私の母は君の母上を殺した。君に婚姻を求める資格は私にはない。母の代わりに罪を償う。教えてくれ。本当に決めたのか?兄上に嫁ぐと」と旭鳳が聞く。錦覓は「父上と魚さんが喜んでくれたら、それで満足よ」と答える。旭鳳は「君が幸せなら2人を祝福する。だが君は愛してない者に嫁ぐんだ。心配でならぬ」と言う。

「あなたとは無理なの。一緒になったら父上も魚さんも傷つける。一緒にならなければ私は…」と言いながら錦覓は胸が痛くなる。心配して手を伸ばす旭鳳に「触らないで」と言う錦覓。錦覓は泣きながら「不思議なのよ。あなたのそばに行くと心がすごく痛む。あなたが近づくと悲しくなるの。理由は分からない。仕方がないの、私に近づかないで。二度とね」と言うと駆けて行ってしまう。


璇璣宮。酒を飲んでいた潤玉は、手に持った杯を粉々にする。それを涙を流しながら陰から鄺露が見ていた。


ーつづくー


あの令牌、大長老・撃城王の私印だったんだw(*゚o゚*)w
撃城王を呼ぶことができて、暮辞が治るといいんだけど。
せっかく相思相愛の2人。
幸せになってもらいたい(இωஇ )

錦覓が皆の幸せのことだけを考えてて(;д;)
切ない。
胸が痛くなる原因も錦覓には分からないんだものね…。(ノ_・。)

やっぱり天后は企んでた。
あのまま終わる人じゃないよね(;´д`)ノ
それにしても、まさか力を渡すことができるなんて!!
穂禾も急に強くなると思うので心配。

最後の鄺露も切なかった(;_;)



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1 コメント

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Unknown (ミミ)
2020-04-04 17:47:35
詳しい内容、本当にありがとうございました!偶然、初めて中国ドラマを見て素敵だけど、全然中国語の字幕を見ても意味不明で、こちらのまとめて下さった内容でお話しがよく理解できました。外出できない分、中国語にも興味が出て、朝晩内容を読んでから、ドラマ見直しています。毎日が、楽しみが増えました!
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