中国ドラマ「花散る宮廷の女たち～愛と裏切りの生涯～」第3話 あらすじ

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「忍び寄る影」


罰を受けていた瑶君(ようくん)は、父や母が元気ならどんなことにも耐えられると涙を流す。そこに女官の姿に変装した六喜(りくき)が。六喜は瑶君の身代わりとして瑶君を休ませることにする。しかし、まだ体力が戻っていない六喜は、瑶君が陰でしゃがみこんで寝ている間に倒れてしまう。


年姝媛(ねんしゅえん)は厩舎長の家へ行くため宮中を出ようとするが、許可書がないため太傅に止められる。そんな中、皇太子・胤礽(いんじょう)が来る。自分を待っていたと勘違いする胤礽に話を合わせた年姝媛。年姝媛は胤礽の馬車に乗り、宮中を出ることができる。


しばらく胤礽と馬車に乗っていた年姝媛だったが「待っていたのではなく、ただ外に出たかったのです」と正直に話す。胤礽は怒り、馬車を止めて年姝媛を降ろすと行ってしまう。


年姝媛が厩舎長の家の前まで来ると、中から「命は助けて」と言う叫び声が聞こえて来る。とっさに隠れた年姝媛は、黒服の男たちが去っていくのを目にする。家に入ると一家は殺されていた。


夜。年姝媛は兄・年羹堯(ねんこうぎょう)に会いに行き、皇太子が落馬したのは愛馬の蹄鉄が外れていたから、蹄鉄を打った厩舎長の家に行ったら黒服の男に皆殺しにされていた、と話す。皇太子の地位を狙って誰かが動き始めたのかもしれないと考える年羹堯。年羹堯は「お前は関わらないほうがいい」と年姝媛に言う。

納蘭性徳(のうらんせいとく)に会いたい年姝媛は早く家に帰りたかった。しかし手紙を何度も言づけしたが返事は一度もない。年姝媛の気持ちを分かっている年羹堯だったが、納蘭家の父親と年家とでは支持している皇子が違うと話す。納蘭家が皇位を継がせたいのは第一皇子(胤禔/いんし)、父上は派閥に属さず陛下に忠誠を誓っている、と。さらに陛下の妃たちも重臣の誰かとつながっていると言う年羹堯。

「私の望みは宮中から出ていくことよ」と年姝媛が言ったところに胤礽が来る。「年羹堯、そなたの妹はひどい。許可もなく宮中から出た上に私の馬車で無礼だった」と怒る胤礽。年羹堯は「病身の母を心配し、妹は何も考えず飛び出したのです」と嘘をつく。胤礽は怒りを鎮め、年姝媛を気遣う。今日の外出で妹は疲れていると年姝媛を居所に帰すことにする年羹堯。

年姝媛は「近頃、宮中でいろいろありました。今後もどうかご用心を」と胤礽に忠告する。しかし胤礽は皇太子の私に誰も手出しはできないと聞く耳を持たない。あきれながら出ていく年姝媛。
年羹堯は落馬の件で年姝媛が蹄鉄の小細工に気づいたこと、本日訪ねた厩舎長の家で黒服の者が一家を皆殺しにしたことなどを話し「何者かが殿下を狙っているかと」と胤礽に報告する。だが胤礽は命を狙われていることより、年姝媛が自分のために行ったことのほうが嬉しくてたまらない。


毓慶宮。胤礽と年羹堯が錦鯉を見ながら“孫氏の兵法”について話していると、温憲(おんけい)公主が慌てて入って来る。薬草摘みのため青唐山へ行った栄憲(えいけん )姉上が、昨日の晩、お付きの女官とはぐれ見つからないと話す温憲公主。胤礽は栄憲公主の付き添いを口実に胤祉(いんし)と胤禩(いんし)も外出したため、父・康熙帝に報告すれば嘘が露見し下僕たちの首が飛んでしまうと考える。
栄憲公主を心配する年羹堯。温憲公主は「はぐれたのが私だったら心配してくれる?」と年羹堯に聞く。年羹堯は「当然です」と答える。


胤禛(いんしん)は父に正直に知らせてしまうと思い、年羹堯、胤祉、胤禩と青唐山へ栄憲公主を捜しに行った胤礽。そんな4人の前に山賊たちが現れ、胤礽と年羹堯が捕まってしまう。その様子を栄憲公主が見る。


捕まった2人を助けるため、栄憲公主は山賊の家へ向かう。
頭目と会った栄憲公主は、私は都では有名な名医、2人は護衛だと話す。信じない頭目の左耳が聞こえないことを当て、耳を治したら2人を許すよう約束させる栄憲公主。

栄憲公主が治療し、頭目の耳は聞こえるようになる。頭目は胤礽たちを解放するが、栄憲公主にはここで頭目夫人になれと言い出す。
解放されたが、公主を守るために残ることにする年羹堯。


戻った胤礽、胤祉、胤禩の報告で康熙帝は栄憲公主が山賊に捕まったことを知る。近衛軍を率いて救出に向かうよう石文炳に伝えさせる康熙帝。


官兵たちと共に栄憲公主と年羹堯を助けた胤礽と胤祉、胤禩。しかし年羹堯が腕に怪我を負ってしまう。


康熙帝の前に跪く栄憲公主や胤礽たち。反省する3人とは違い、胤礽は許可なく外出しましたが栄憲姉上を救うためで無実だと言う。公主の失踪を知らせず勝手に動いた胤礽、胤祉、胤禩に激怒する康熙帝。康熙帝は「罰として太廟でひと月謹慎せよ」と告げる。


一人、廟で跪いている年羹堯の元へ行った栄憲公主。そんな栄憲公主を温憲公主が見かける。
栄憲公主は薬草を啓寿に届けておいたと年羹堯に伝える。感謝する年羹堯。「どうしてあの時、戻ったの?」と栄憲公主が尋ねると、年羹堯は「公主を置いては行けません」と答える。栄憲公主は「温憲公主でも戻った?」と聞く。年羹堯は「いいえ」と言う。義務感でなく栄憲公主のためなら私は死ねると。

栄憲公主が廟から出て来ると、温憲公主が待っていた。「姉上も年羹堯のことが好きなの?」と言う温憲公主。栄憲公主は「私のせいでケガをしたから薬を届けただけよ」と返す。温憲公主が「危機に陥ったのが私でも助けたかと尋ねてたわね。答えは何と?」と聞く。栄憲公主が「“助ける”よ」と言うと、温憲公主は笑顔になり行ってしまう。栄憲公主は廟を見てからその場を後にする。


ーつづくー


倒れた六喜が心配ヾ(･ω･`;)ﾉ
体のこともだけど、意地悪な女官に身代わりをしたことがバレないかな?
瑶君の目が覚めて気づいてくれたらいいけど(；д；)

自分の命が狙われているということより、年姝媛が自分のために厩舎長の家に行ったことが嬉しい胤礽。
面白すぎる(≧▽≦)
年姝媛のあきれた顔がツボだった(๑´ლ`๑)ﾌ°ﾌ

栄憲公主は年羹堯のことがきっと好きだよね…。
年羹堯とは両想いだと思うけど、栄憲公主は温憲公主が年羹堯を好きだと知ってるから(;´д｀)ﾉ



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