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秋のコンチェルト(33話)

2011年01月21日 16時52分07秒 | ドラマ置き場
~かいつまんだあらすじ(ネタバレ?)~

いよいよトゥオイエの初公判が始まる。裁判官に罪を認めるか聞かれたトゥオイエは、傍聴席に座る母に目を向けたあと、ためらいながらも「認めます」と答える。弁護人のクァンシーは、「起訴状に何か異論は?」と問われ、被告人は罪を認めているが、凶器には彼の指紋はなく、加害者と断定できない、と言う。だから証拠としては無効だという事と、動機も正当防衛だと言う。

検察側の証人は、ファンの手下のヤンだった。検察官はヤンに、以前トゥオイエがファンの左目を失明させファンは被告人の左手を刺傷したと話したあと「今回、ファンは被告人の妹チーシンに風俗嬢をさせ、怒った被告人が報復に来たわけですね」と聞き、ヤンはそれを認める。検察官は、被告人の友人ピンがサイレン音を使って現場からヤン達を引き離した行為で、被告人の犯行動機がファンへの報復だと断定できると言う。計画的犯行だったと。
今度はクァンシーがヤンに、当日被告人がチーシン救出のため100万元を持参してきた時、ボディチェックをして凶器を持っていたかを聞く。ヤンは、いいえ、と答える。そして、ファンが百万元の受領後もチーシンを解放せず、人質にして被告人を脅したのではないかと聞くと、ヤンはそれも渋々認める。クァンシーは裁判官に被告人は現場に武器を一切携帯していなかったため報復の意図はなかったと言う。しかし、検察官は異議あり、と言い、事件の一週間前交渉のために現場を訪れた時、現場で燭台を目にし、それで殺人が可能なのを知っていた計画的犯行だと言う。

弁護側の証人として、ムーチェンが立つ。どうして被告人の逮捕時現場にいたのかクァンシーに聞かれ、ムーチェンはピンが慌てて電話をしてきて、トゥオイエが殺人を犯し自首すると聞いて、力になれないかと駆けつけたと言う。本人の証言とは違うが、被告人には逃亡の意思もなかったと。そして、トゥオイエはまっすぐで善良、悪いことをするはずがない、と訴える。そんなムーチェンも検察官はトゥオイエが元婚約者で、弁護士が夫であるムーチェンに対し、3者の関係は少々特別で、彼女の証言は偏っていて信用できないと言う。

クァンシーから頼まれた精神科のチェン先生は、怯えて震えるチーシンから何とか真実を聞き出そうとしていた。思い出せず苦しむチーシンが持っているお守りが、記憶を取り戻すカギになると思ったチェン先生は、お守りを「貸して」と言って取ろうとする。しかし、1度目は失敗。記憶のかけらはちらつくものの、チーシンはそれ以上は思い出せない。もう一度、チェン先生はお守りを取ろうと試みる。1度目より強く取ろうとしたため、テーブルに置かれていたステンレス製のマグが床に落ちてしまう。それを見たチーシンは、忘れていた記憶がよみがえり始めるのだった。

クァンシーは現場にいたファン、トゥオイエ、チーシン、ヤンの4人が容疑者だと言う。ファンは良心がとがめて自殺を図ったかもしれないし、ヤンが親分を殺し、取って代わろうとした、あるいはチーシンが恐怖からファンを刺した…と揺さぶりをかけると、チーシンの名前が出た途端、トゥオイエはムキになり、チーシンは無関係だと言う。それを聞いたクァンシーは「妙ですね。ファンやヤンについては無関係だと言わずに、なぜチーシンだけを?君が罪を認めたのは、真相を隠し、彼女を守るためでは?」と言う。トゥオイエはさらにデタラメだとそれを否定。刺したのは俺だと。そこにドアが開き「デタラメじゃない」とチーシンが入ってくる。ファンを刺したのは私だと話しだしたチーシンをかばおうとするトゥオイエに「うそはやめて」とチーシンは言うのだった。

全ての記憶を取り戻したチーシンは、証言台に立ち、自分が刺した事を告白する。兄が刺されそうになって怖かった時、側にあった燭台に気付き、とっさに刺してしまったと。そして、トゥオイエ兄ちゃんはかばって自分がやったと言っていたと言う。
チェン先生はチーシンの精神鑑定書を提出し、おそらくチーシンに殺意はなかった、ファンによるPTSDの発症と薬物中毒の影響で判断力を失っていたはずだと話す。泣きながらトゥオイエに謝るチーシンを見て、泣き崩れていたトゥオイエがクァンシーに怒りをぶつける。チーシンはあんな恐怖を忘れた方が幸せなのに、と。しかしクァンシーは「君が服役してチーシンは幸せか?」と問う。そしてチーシンも「レン先生の言うとおり。お兄ちゃんが罪をかぶったと知って、どんなに心がとがめてつらかったか」と言う。

検察官は、被告人トゥオイエに重大な罪がないため、起訴を取り消す。それにより、トゥオイエは釈放に。そのかわりに連れて行かれるチーシンに「怖がるな。俺がついてる」とトゥオイエは言うのだった。

クァンシーにタオ検事は「アメリカでの司法研究会に君も出席するとか。共に切磋琢磨しよう。法廷での再会も楽しみだ」と言い、2人は握手をして別れる。

トゥオイエはチーシンを助けてくれ、とクァンシーに言う。クァンシーはお前もチーシンも村へ早く返してやる、と答え行こうとする。それをトゥオイエが止めると「ありがとう」と言って手を差し出してくる。クァンシーも自分の手を出し、二人は固く握手をする。
「6年前学内法廷でムーチェンを助け、今日俺を助けた。ムーチェンたちを守れるのはお前だ」と言うトゥオイエに、弁護士としてお前を二人の元へ帰したら役目が終わると話すクァンシー。あとは今までどおり面倒を見てくれ、と。昔彼女が言った通り彼女の人生を託せるのはお前だよ、と言うクァンシーの言葉に、トゥオイエは6年前、ムーチェンが去った真実を話す。クァンシーの母親に身を引けと言われ、陽子線治療でクァンシーを救うためにウソをついた事を。それを聞き、動揺したクァンシーは、身勝手に決めて俺を残して去り、独りで俺が幸せだと?と怒ったように言い返すが、トゥオイエは「でも生きてるだろ。それが一番だ」と言う。そして、もしお前が彼女の立場だったらきっと同じ選択をしたはずだと。しかし、真実を知ってもクァンシーは、別れると決めた、彼女も受け入れてる、と言うのだった。

事務所のデスクを片付けていると、クァンシーはバングルを見つける。そこにゲリーが入って来て、調査結果を渡してくる。それはクァンシーの父親の件だった。
そこにはクァンシーの知らなかった、両親の離婚原因である父の浮気の事が書かれていた。父が浮気をしていたのが自殺した年だと知り、クァンシーは驚く。

クァンシーは母親のダーロンに会いに行く。そして聖徳堂がなぜ大切なのか思い出せないから、もう聖徳堂は壊そうと言う。
父親との思い出の場所を忘れるわけがないと言うダーロンに「その記憶は真実?」とクァンシーは聞く。覚えているのは離婚、夫婦ゲンカ、父さんの自殺、でも知らなかった、原因を作ったのは父さんの方だったとは、と。



【出演者】
クァンシー/ヴァネス・ウー
ムーチェン/アン・アン
シャオラー/シャオシャオビン
トゥオイエ/クリス・ウー



~感想~

辛い事だけどチーシンが本当の事を思い出してくれて良かった
クァンシーとチーシンが言ってたけど
そのままトゥオイエが服役していたら
もっともっとチーシンは傷ついていたと思う

そしてクァンシーはムーチェンが去った
本当の理由を知りました……
自分のためだと聞いても
すぐには納得できないよね
去られて死ぬほど辛くて苦しんだんだもん
その気持ちも分かる
でも自分がムーチェンと同じ立場だったらと
それをじっくり考えたら
自分も同じ選択をやっぱりしていたと
理解してくれると思う
そして恨まれる事も辛くて苦しい事だと
きっと気づいてくれるはず…

次回はクァンシーのお母さんが
お父さんの事を隠していた理由なども
明らかになりますね

今回もクリス・ウーの演技が良かった
ドラマの回を重ねるごとに
格好良くなってきて

秋のコンチェルトもあと1話のみ
すごくドキドキします~




32 34(最終話)




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