子供を望んでいないのなら佩芸に説明すべきだと景風に強く言う嘉沅。景風は望んでいないのは子供ではなく佩芸だと言う。愛してもいないのに結婚しても傷つける、一生愛されないなんてつらすぎるだろ?と。嘉沅は愛されなくても佩芸はそばにいたいだけだと言う。
景風は生まれたら子供だけを引き取ると言うが、子供を産み終えた母親は用済みなんて獣以下だと嘉沅は怒る。「私だって佩芸のことを考えてるさ」と返した景風は、佩芸が杭家の嫁になっても母上と景珍とうまくやれるわけがない、君だって耐えられなかっただろ?と言う。
嘉沅は佩芸を杭家に迎えないなら子供だって渡さない、江家の3人で育てていけると言い行きそうに。そんな嘉沅に「徐恨を入れて4人だろ?」と言う景風。振り返った嘉沅は「ええ、きっと快く協力してくれるわ」と言い返すと、景風は奴なら何だってやれるさ、許婚の次は子供まで奪う気だろう、杭家の内情を漏らし桑農家から報酬を得てるんだ、子供の1人くらい養えるさ、と言う。怒った嘉沅は景風の頬を叩き「子供は杭家には渡さないわ。ひと目だって会わせるもんですか」と告げその場を後にする。
食い処に来た明娟は、留守の嘉沅が戻ってくるのを待っていたが、抜け出したことを白常喜にばれたら大変だと思い、会えないまま帰って行く。
蘇州府衙。知県の王殿に徐恨が法を無視していると話す白常喜。「この件は決して手を抜くでないぞ」と白常喜は命じる。
帰ってきた嘉沅は、佩芸に杭家が子供を渡せと言ってきたらどうするか聞く。動揺し「そんなこと絶対にできません。離れられるものですか。親子なのですよ」と言う。佩芸の気持ちを理解し、佩芸の子供は私たちの家族だわ、大人が何人も付いているのよ、育てられないわけがないわ、と言う嘉沅。
嘉沅と明娟は人目を避けて再会する。「主人(白常喜)の命令で徐恨が捕まるわ。謀反を扇動した罪よ」と話す明娟。徐恨に問われているのは陛下に対する反逆罪、2人で逃げるようにと。龍袍を渡した明娟は「お父様が見守ってくださる」と言う。
食い処に戻った嘉沅は、事情を佩芸と江福に話す。嘉沅は2人も一緒に連れて行こうと考えていたが、身重で足手まといになる、それにここにいたいと佩芸は言い、江福もそんな佩芸を1人にすることができない。嘉沅は徐恨と2人で逃げることを決め、1人で食い処を出て行く。
嘉沅を心配する明娟は眠れずにいた。同じように寝付けない白常喜も体を起こす。その時、明娟の靴が汚れていることに気づき、白常喜は明娟が嘉沅と会ったことを悟る。
「龍袍を持て」と明娟に言う白常喜。明娟の顔色が変わる。
「私を裏切るとはどういうつもりだ」と鞭で明娟を叩く白常喜。嘉沅は無関係です、見逃してください、という明娟の言葉がさらに気に入らない白常喜は、逃げ切れないことを分からせてやると言い知県のところへ向かう。
嘉沅の話を聞いた徐恨は、やましいことが何もないのにこっそり逃げるのは卑怯、逃げずに立ち向かえば神が汚名をそそいでくれると言う。そして「待ってろ。すぐに戻ってくる」と言う徐恨。その言葉が父が捕まった時と同じ言葉だったため、嘉沅は不吉だと思う。泣きながら徐恨を抱きしめ「一緒に逃げましょう」と言う嘉沅。これ以上悲しい別れを乗り越えるなんてできないと。
食い処に役人が来る。嘉沅や徐恨がいないため、佩芸と江福が捕われてしまう。
翌朝。景風、景珍、と一緒に朝食を食べていた白玉琴は「昨日の夜、嘉沅の家で捕り物があったそうよ」と話す。「早いわね」と言う景珍。景珍が何か企んだと気付いた景風は席を立つ。
牢に入れられた佩芸は、つわりで苦しんでいた。そこに事情を知った景風が来る。「2人だけなのか?」と聞く景風に「あんたにはお嬢様より心配するべき者がいるのでは?」と江福が言う。子供のためにも佩芸を助けてやってくれ、自分の子供が牢獄の中で生まれてもいいのかと。「子供のことはなんとかする。こんな所にいさせはしない」と言う景風。
木涜で徐恨と会ってきた敬亭が杭邸に戻ってくる。
景珍が白常喜をあおり立てたことを知り激怒する敬亭。事を穏便に済ませたいのは徐恨のためだと思い、景珍は反抗的な態度を取る。さらに怒った敬亭は蓋碗を床に叩き付ける。
敬亭が白常喜に弁解に行く。
泣きながら「父さんは私を娘だと思っていないのよ」と白玉琴に言う景珍。そして敬亭が徐恨ばかりをかばうため「徐恨は父さんの子じゃないの?」と言う。実の子ならとっくの昔に引き取っていたはず、ただ馬が合っただけだと言う白玉琴。
杭邸に戻ってきた敬亭は、今後、桑農家と取り引きを断つ話を蒸し返すことを禁じる。そして明日の朝、徐恨と嘉沅を捜しに行くよう景風に頼む。しかし結婚するために忙しいと断わる景風。突然の結婚話に敬亭たちは驚く。さらに相手が佩芸だと知り、正気を失ったと白玉琴は言う。そんな皆に佩芸が身ごもっていると景風は告げる。
子ができようと結婚は許さないと白玉琴は怒るが、皆が反対しても、親として責任を取ると景風は言い返す。景風の決意に「子供を認知するなと誰が言った?血を分けた我が子を手放してはならん。さもなくば、一生、後悔することになる」と敬亭は言う。誰に産ませようと杭家の子に変わりはないと。
敬亭は結婚の話は2人を連れ戻してからだと言う。
食い処に来た景風は、釈放された佩芸に「許しを得た」と話す。嬉しくて泣きながら部屋に入ってしまう佩芸。
佩芸と景風は川辺へ行く。ここは若様とお嬢様の場所で夢のようだと佩芸は話す。若様にとってお嬢様は一番大切な方、一生忘れることなく思い続けるでしょう、私も若様が私を受け入れてくださるのはお嬢様のおかげだということを忘れないと言う佩芸。そんな佩芸に「子供のおかげだ」と景風は言う。そして佩芸を抱き締め「君を愛する努力をするよ」と言う景風。
嘉沅と徐恨を捜しに行くため景風が杭邸を出る。佩芸は見送りに来ていた。"平安"と刺繍された青い巾着を渡す佩芸。
敬亭は食い処へ行く。体を心配しながら優しい口調で、今度の刺繍展は景風の腕を見せるいい機会、うまくいくよう専念させてやりたい、景風は嘉沅と婚約を解消したばかり、すぐに君と結婚したら世間に何と言われるか、と話す敬亭。景風を大切に思っている佩芸は、人目につかないよう慎重に行動するようにと敬亭に言われうなずく。
徐恨は嘉沅を連れ、自分の生まれ育った雲南に行こうとしていた。「母さんの墓に参って結婚の報告をし、雲南に落ち着くつもりだが構わないか?」と嘉沅に聞く徐恨。「名物料理は何?」と嘉沅は聞き、冗談だと笑う。
木涜の桑農家まで2人を捜しに行った景風だったが、嘉沅も徐恨も見つからず杭家に戻ってくる。「捜す当てが他にないなら、桑農家で待っていろ」と言う敬亭。白玉琴は納得できない。
木涜で愛用されている絹の枕を佩芸に渡した景風は、父が訪ねてきたことを知る。
ーつづくー
敬亭はどんな風に白常喜を納得させたんだろう…。
あれだけ怒っていたのに白常喜は納得したの?
それにしてもまた明娟が(;_;)
白常喜から自由にさせてあげたい。そんな日がくるかな?来ますように(。-人-。)
景風がちょっと大人になったかな?
景珍に「お前の義姉になるトをバカにしたら容赦しない」と怒ったのも良かった!!(*´ー`*)
佩芸が嫁いできてもかばってほしい。
でも…景風には理解するふりをして、敬亭が何か企んでいそう…。
母子が別れることにならないといいんだけど(;△;)
敬亭が他に捜す当てがないなら桑農家にいろって景風に言ってたけど、刺繍展はどうするのかな?
逃げた嘉沅と徐恨もどうなるかな?
いろいろ気になるのに火曜日までまたまたおあづけ(T^T)
長い~~~(;´д`)ノ
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私も火曜日までが長いよ~
敬亭、又何か企んでるね(*`へ´*)
佩芸大丈夫かな?子供だけ取られるとか?
景風がちょっと男らしく感じましたね~敬亭の魂胆を見破って佩芸を守って欲しいとこです。
江福も佩芸を娘と思ってるね~良い人ですね。
うささんの仰るように、白殿をどのように???
明娟がいつも可哀想で可哀想で(;_;)
嘉沅は知らないから仕方は無いけれど…心配して欲しいな~
徐恨と嘉沅は幸せそう~
うささんありがとうございます。
またあのようなことになって、胸が痛みます。。。
嘉沅と徐根が脱出できたのがほっと。
雲南への道も和やかな時が過ぎているので
このまま二人は周りの目や面倒なことを気にせず
生きれるようになってほしいと願わずにはいらせませんでした。
それも明娟の努力のお陰だと思いますし。
その一方で、敬亭がいろいろな意味で後悔していますね。
でも自分のポジションは決して崩さないので
ずるい印象になってしまいます。。。
自分なりに努力をするのは自由なのでいいですけれど
二人の幸せを壊すようなことにならないよう
そんな視点も持ってほしいものです。。。
景風は嘉沅に対しては甘えるというか随分な言動も途中あったように思いますけど、ここにきて、佩芸を守ろうとする景風の姿を見ることが出来て、ちょっと安心もし、嬉しく思いました。
でもあの両親(と妹)だからなー。本当に結婚できるのかってかなり心配・・・。
景風も少しずつ大人になっていこうとしてるのに、それを押さえつけられることが多いから・・大変ですよね。
でも佩芸は本当に景風だけが頼りだから、守ってあげてほしいな~。
うささんのあらすじや皆さんのコメントと共に楽しませていただいてます。
うささん、あらすじありがとうございます~!