熱血商売人 (20話 最終話)

市長は笑うとハ・リュに「負けたよ」と言います。説明会に参加しなさいって。やった～

スンジュは最終候補が2社だったはずでは?と市長を問い詰めます。でも市長は1社増えたところで何も心配することはない、と言います。市長はスンジュの"気持ち"をもらうのが楽しみで仕方ない感じ

副社長の専決で、第2工場の非正規職を最大限カットするとスンジュは言います部下はそれでは稼働が…って言うんだけど、スンジュは管理職の尻をたたけばいいってそして、じき例の口座を使うと言います。

ジェヒはユン理事からの電話で、第2工場の派遣を削減した事を聞きました。給与支払記録はあるのに、とうに解雇されていてスンジュに流れてるみたい

ハ・リュたちが説明会での練習をしていると、ジェヒが来ます。ハ・リュにだけスンジュが怪しい動きをしていると伝えました。今度の入札と関連して何か企んでいるみたいって

いよいよ説明会が始まります。
ジェヒはユン理事を待ってました。でもユン理事、スンジュが手配した男たちに連れて行かれちゃいますあぁぁ。
説明会が終わると、ジェヒからハ・リュに電話が来ます。

ハ・リュが急いでジェヒに会いに来ると、ジェヒはユン理事と連絡が取れない事を話しますスンジュが会社のお金で市長を買収したらしいということも。ハ・リュが公用車ぐらいで市長がそんな危険を冒すかな?と言うと、ジェヒは契約が成立したら、もっと多額のお金が動くはずだって入札の件を調べるのに、ハ・リュを巻き込むようで気が引けるジェヒだけど、さすがのジェヒも1人で調べるのが怖くなっちゃったみたい

ユン理事にジェヒは電話をかけます。その携帯を手にしているのは、スンジュでした悪事はバレてるぞ、と言うユン理事に、ユン理事の持っていた調べ上げた資料を投げつけると、マスコミに流すなり、コピーをばらまくなり好きにしろ、とスンジュは自信ありげに言います。そして、俺が福祉団体を設立したのを知らないのか?だって。だからそれは財団の寄付金用の口座だと。きーっ

入札はやるだけ無駄だとは思うけど、いちお書類だけは出す事に。そして、書類を出すと、受付の人が価格を見て「これでいいのか」って言ってきますハ・リュは値段が高すぎる?と思ってこれ以下は無理ですって言うんだけど、その人がこっそり、少なくとも500万ウォンは上乗せしないと、と言います。テサンの提示額はお宅より上だったって。ハ・リュが驚くと、だから官公庁の入札は人気があるんじゃないか、と言います

新車同然の公用車を入れ替える理由が分かったと、ハリュはゴドンに話します。裏金が動いてって。今使われている車は、公開入札を経ずに中古車市場に流れるだろうな、とゴドンが言うから、その時点でも不正取引が?とハ・リュは言いますだからゴドン「お前は政治家じゃなくて、商売人だろ。商売とは人の欲を売買いすることだぞ。黙って売ればいい」って。たしかに商売人としてはゴドンの言い分が正しいよね。だけど、ハ・リュはそれじゃ嫌なんだ

ハ・リュは以前調べた市長に関する資料をもう一度見直します。その中に"生活安全のための条例案"というものを見つけました
そして、ハ・リュはチョルグとヨングに今まで使ってた公用車を調べさせます。でも、新車同然で異常な所はありません。

最終選定企業の発表の日になりました。市長は購入する車を発表しようとします。その寸前にハ・リュは立ち上がると「私どもはこのたびの入札を放棄します」と言いだしますそれどころか、入れ替え自体に反対だと。現在の公用車を調べてみたけど、ほとんどの車の状態は良く、入れ替えは不必要だって。まだ走れるのに、市民の血税を浪費してまで入れ替えるのは道理に反してると言います。入れ替えの真の理由を知ったからには、入札は放棄せざるを得ないとハ・リュが言うので、不正が絡んでると?という声が上がります。スンジュも必死なので、証拠があるのか?って言い出して…
ハ・リュはカバンから市長が議員になりたての頃の条例案を取り出しました。それには欠食児童の援助や障害者施設などの福祉に重点が置かれて書かれていました。今は市長に対する期待が薄れていると。だから初心に戻ってカジュ市を暮らしやすくして下さいと市長に言います公用車の購入費用を有意義に使ってほしいって

スンジュは市長とお酒をのみながら「撤回なさい」と言います。でも、市民や記者にバレたのに、市長はそんな事するつもりはないですだからスンジュ、お得意の脅しで我々の関係が白日の下にさらされてもいいのかって…。市長はまだお金を受け取っていないと思っていましたが、スンジュはすでに市長の秘密口座に入金していると言います

スンジュはまだ終わってないとユ会長に言います。でも、ユ会長は「もういい。人間が泥に足を取られた時は、じっとしてるに限る」って
ユ会長はスンジュの悪事に関する資料集めをしていたみたいそれをユン理事に流せと命令します。あんなに可愛がっていたスンジュも使い物にならなくなったらポイですあの2人に共食いさせろだって

営業マンが本分を忘れて、入れ替えを断念させるとはなにごとだ、とハ・リュはソン会長に言われちゃいますそれを挽回するために、前に話した欧州市場の件、君に任せるだって。テプンの戦略事業だって。

ハ・リュたちは、市長の良心に訴えた、熱血商売人だと新聞に載りました。会長も嬉しそう

ユン理事が証拠を掴み、検察が動き出します。下請けの業者からの裏金や横領の件がバレてしまったスンジュは、ハ・リュを車で引こうとしますが、できませんでした
ハ・リュがスンジュを車から引きずり出すと、スンジュは俺を追いつめたお前を殺したかったと言います。金と成功のために何でもした俺を苦しめたのは…一握りの良心だったってお前を憎んだ訳はお前を見るたびに、否定した良心が胸の奥でうずくから踏みつけたかったとスンジュは言います。そうか…この男にも良心があったのかでももう終わり、お前の勝ちだと言います。スンジュはその場で検察に逮捕されました

ハ・リュはソン会長に欧州進出をやってみると言いますでも条件があって、ドリームモーターズでやらせて欲しいと。チームワークが必要だからみたい。
マンドゥクに現地に行くようにハ・リュは頼みます。パートナーはジェヒに頼みました。

ー1年後ー
ジェヒは店に来ます。欧州での仕事は順調みたい

そして、スンジュは出所します。誰も来ていないと思っていたスンジュだけど、ジェヒが来てくれてましたスンジュは私と会う前の、商売人のあなたに戻って、と言います。今まであった全ての事を忘れて、私もそうする、と。ジェヒはそれが言いたくて会いに来たみたい。じゃあ、元気でね、と言うと1人で歩きだします。その後ろ姿を見るスンジュは涙を浮かべながら「すまないジェヒ。俺が悪かった」と言いました

スンギルとジオは相変わらず仲が良くて、ジオは子供ができたみたい

ハ・リュもダへに指輪を渡します。ダへ、すごく嬉しそう。
指輪の次は何をくれるのかな、と言うダへにハ・リュはキスをしました

ハ・リュはこれからもお客さまのために頑張ります


おわり



【出演者】
ハ・リュ役/パク・へジン
チェ・ゴドン役/イ・ウォンジュン
キム・ジェヒ役/チェ・ジョンアン
カン・スンジュ役/チェ・チョロ
ミン・ダへ役/チョ・ユニ
ヤン・マンチョル役/イ・ソンミン




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