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中国ドラマ「招揺(ショウヨウ)」#31 あらすじ

2020年06月30日 19時15分37秒 | 招揺(中)

路招揺(ろしょうよう) 役…バイ・ルー
厲塵瀾/墨青 (れいじんらん/ぼくせい) 役…シュー・カイ
琴芷嫣(きんしえん) 役…シアオ・イエン
琴千弦(きんせんげん) 役…リー・ズーフォン
柳蘇若(りゅうそじゃく) 役…ミー・ルー
姜武(きょうぶ) 役…ダイ・シュー
洛明軒(らくめいけん) 役…リウ・ユーチアオ



「過去を映す鏡」


招揺には洛明軒の剣先が刺さるが、洛明軒には招揺の剣が深く刺さる。もう逃げられないわよ、今日こそここをお前の墓場にしてやる、と言う招揺。厲塵瀾が招揺を連れその場を離れ、柳蘇若が洛明軒へ駆けて行く。爆発が起き、洛明軒に寄り添いながら柳蘇若も一緒に倒れる。あなたは私の夫よ、と言う柳蘇若。うなずいた洛明軒も、我が妻よ、と言う。


招揺が厲塵瀾に支えられながら座り込む。世の中はままならないわ、あなたと違ってね、と言い厲塵瀾に口付けする招揺。招揺は、もう時間がないの、泣いちゃ駄目よ、と泣きながら言うと花火となって消えてしまう。そこに琴芷嫣たちが駆けつける。

路招揺は?と琴芷嫣に聞く厲塵瀾。琴芷嫣は、私には…分かりません、と答える。泣きながら、1人でどこへ、と言う厲塵瀾に、それは…万路門かも、と話す琴芷嫣。厲塵瀾は力なくその場を後にする。
琴芷嫣は阿大に滄嶺と柳巍の手当を頼み、自分はもう少し捜すことにする。何を捜すのか、前門主の話をしていたのはどういう訳かは後で話すと。


素山。割れた氷を手に持った姜武は、ここに来たことがあると感じる。目をつぶり過去を見る姜武。姜武は氷に閉じ込められていた招揺を前に瞑想を終えた琴千弦が心魔を握りつぶし、路招揺、君ゆえに生じた心魔を消し去ることができた、と言って去っていった光景を見る。
ハッとして目を開けた姜武は、路招揺ゆえに俺は生まれたのか、と言う。


万路門に戻ってきた琴芷嫣は、招揺が戻っていないと知る。滄嶺は顧晗光が治療をしていたが、柳巍よりも重症だった。そんな話を阿大から琴芷嫣が聞いていると厲塵瀾が戻ってくる。
塵稷山にはいない、いなくなるなんてそんなはずはない、とまた捜しに行こうとする厲塵瀾。しかし倒れてしまう。


招揺は栖止地の空空丸を売っていた空空店で目を覚ます。延長した時間分の額を払えと言う店主。空空丸は買った物よ、超過料金なんて払わない、薬のせいで私は花火になった、何かあったらどう償う気?と招揺は言い返す。招揺は店を出て行こうとするが、善行で稼げる額は減り物の値段も割り増しになると脅され、代金を払った周氏の付けにしてもらう。

招揺が外に出ると、周氏と曹寧が駆けてくる。どういうつもり?と言う周氏。招揺は、薬代をおばさんの付けにした話?後で必ず返すわ、たかが1万3000銭でしょ?、と言う。しかし周氏の言ってるのは薬代の話ではなく、招揺の過去の話だった。招揺は不満があるなら離縁して…と言いかけるが、曹寧は絶対に駄目だと責める母を止める。周氏が、長年、探しに探したあげく、どうしてこんな嘘つきで不貞な女子にだまされたの、と言う。

中傷された招揺が、口の聞き方には注意しなさい、と返すと、周氏にどう注意しろと?と言われ過去を見られる鏡を差し出される。路招揺がいつどこで誰と何をしていたかをご覧と。その鏡を招揺が見ると、辛丑年10月3日の万路門が映し出される。私だわ、ちょっと墨青に何をする気?、と思う招揺。招揺は、何なのこれ、一体どういう意味?、待ってよ、やめて何をしているの、大胆すぎるわ、私と墨青が?、ばかを言わないで、と信じられない。

鏡を粉々に招揺がしようとしたところに鏡の持ち主が現れる。自分の過去を盗み見したな?10万銭だ、と言う持ち主。しかし招揺には払える銭はなく、周氏と曹寧と一緒に牢獄に入れられてしまう。


目を覚ました厲塵瀾は、招揺の居場所を見つけようとするが分からない。起きて捜しに行こうとする厲塵瀾を気絶させる顧晗光。顧晗光は琴芷嫣に一晩は眠るはずだと話す。厲塵瀾はうなされながら招揺の名を呼び続ける。
琴芷嫣が滄嶺も重症だとか?と尋ねる。顧晗光は、そうだ、どいつもこいつも私の手を焼かせる、と答える。柳巍の息子が心配なら手当についてこいと言われ、琴芷嫣は顧晗光と一緒に行くことにする。


周氏たちと別の牢に入れられた招揺は、辛丑年10月3日のことを考えていた。10日前の9月23日は最初に洛明軒を倒した日で、魂を封印した招揺は意識を失い万路門に運ばれる。死の淵に立たされていた招揺だったが、顧晗光が7日かけて救ってくれた。
敵を討って最高の気分だった招揺は、顧晗光の言葉を無視し万路門で3日3晩続く宴を開く。その後、半月の間意識がなかった。宴の最後の夜、自分が手をつけられないほど酔って大暴れしたと聞いた招揺。まさか…あの晩、墨青と?と招揺はつぶやく。


塵稷山。治療される滄嶺の近くにいた琴芷嫣。沈千錦は、南山主に任せれば助かるわ、と琴芷嫣を励ます。鍼を、と顧晗光が言い、沈千錦が渡す。その時、沈千錦は以前にも治療をする顧晗光に鍼を渡したことがあると思い出す。私が病になたら診てくれますか?と聞く沈千錦に、全力で治療する、と答えた顧晗光。沈千錦は胸が苦しくなる。


鳳鳴殿。招揺たちに負けたと認めたくない遅天明は、雄天と金仙を捜しに行く。しかし焼けた後を見た雄天は、やはり金仙は亡くなったのだ、と言う。2人がその場からいなくなった後、地面から手が出てくる。


栖止地。牢にいた招揺は、ひとまず銭を借りるわ、出たら離縁して、借りた銭は必ず返す、と周氏たちに話を持ちかける。離縁するのは銭を返してもらってからよ、婚姻書があれば逃げられない、と言う周氏。招揺が承諾し、3人は牢から出る。

招揺を追いかけてきた曹寧が、銭のことなら無理に返さずとも構いません、だから離縁する必要も…、と言う。しかし、駄目よ、借りは全部返すから離縁して、別の人に嫁ぐの、と話す招揺。招揺はその前にもう一度銭を貸してほしいと頼む。


厲塵瀾の意識が戻る。側には司馬容がいた。体を起こしてまた招揺を捜してみる厲塵瀾だが、やはり見つからない。厲塵瀾は栖止地を知っているか尋ねる。秘境だと聞く、銭や力があろうと縁がなければ入れぬと、噂は多いがどれも人から聞いた話ばかりで尾ひれが付いている、自分が行ったという話は耳にせぬ、と話す司馬容。招揺が栖止地にいると思った厲塵瀾は、栖止地で無事ならよいが、さもなければ天の果て、地の底にいようと必ず捜し出して連れ戻す、と言う。

司馬容が九天術を使うと?と言う。そして今の状態で気を著しく消耗する九天術を使えば命が危険だと司馬容は反対する。お前なら私の気持ちが分かるはずだ、と言う厲塵瀾。心配をかけたくない厲塵瀾だったが、これだけは絶対に譲れない、と言う。


招揺は曹寧の銭を借りて、過去の見える鏡をもう一度使わせてもらうことに。
鏡には墨青を助けた出会いの時や、傷ついた自分を世話してくれた墨青、墨青と名付けた時など次々と映し出される。まさか、あの頃から墨青は私を?、と言う招揺。


ーつづくー


空空丸、あのまま消えていなくなったら悲しかったのに…。
まさか花火になるなんて(≧▽≦)
でも、そのあとの厲塵瀾はやっぱり切なかった。
栖止地って縁がなければ入れないみたいだけど、招揺はここに何か縁があったのかな?

まだ洛明軒と柳蘇若のどちらかは生きているということだよね!?
男の人の手にも見えたけど…どっちぃ!?ヾ(・ω・`;)ノ
どっちも復讐しかもう頭にないと思うから怖い。

厲塵瀾の気持ちを招揺が分かって報われた気持ち。
一時は門主を厲塵瀾が奪ったと思っていたものね(。>ㅿ<。)
ただ、尽くしてくれた優しい曹寧はちょっとかわいそう。
別の人に嫁ぐとはっきり言われちゃったし(;д;)
曹寧にも大切にしてくれる人が見つかるといいんだけど。



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