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中国ドラマ「花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~」第16話 あらすじ

2020年02月10日 09時08分37秒 | 花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~(中)

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「公主の決断」


第三皇子・胤祉は皇太子・胤礽に栄憲公主が蒙古に嫁がされると伝える。ジュンガル部とウルグンの結盟を阻止するためだと。「私のせいでこんなことになるとは」と言う胤礽。胤礽はよき仲間である年羹堯を苦しめたくないと思い、胤祉と相談する。


栄憲公主と会い「蒙古へ嫁ぐ姉上のために、特別な贈り物をしたいんだ」と言う胤祉。胤祉は亥刻に神武門に来るように話すと行ってしまう。その話を耳にした温憲公主は「“亥刻に神武門に”って?」と呟く。


神武門。年羹堯、胤礽、胤祉が馬車を用意し、栄憲公主が来るのを待っていた。猪刻になっても現れない栄憲公主に、落ち着かない年羹堯。胤礽は「姉上が来たらすぐ発て。あとは私たちに任せておけばいい」と言う。そんな中、ようやく栄憲公主が来る。
3人が何を考えているのかすぐに分かった栄憲公主は「これが“贈り物”」と聞く。「そうさ。時間がない。年羹堯と逃げてくれ」と言う胤祉。年羹堯も「私と一緒に」と言う。しかし栄憲公主は「私たちが逃げたら皇太子と第三皇子はどうなる?年羹堯、身勝手は許されない」と話す。幸せになれない、後悔の中で生きることになる、と。

「一生、お守りします。心の中にあなたなしで生きてゆけない」と言う年羹堯。栄憲公主は「言ったはずよ。もし私がいなければ圧力を受けることなく楽に生きられる。これから私は清の公主の責務を果たしに行く」と言い、戻り始める。年羹堯は追いかけ跪くと「この私が行かせません」と言う。泣きながら「清の公主の邪魔をする者は許さない」と強く言う栄憲公主。胤礽は「何もかも姉上のためなんだ」と言う。

栄憲公主は「そなたたち朝廷から俸禄をもらい豊かに暮らしながら、世の民の生活や日々の困難や苦しみを考えないの?和親は愛や恋とは何の関わりもない。国の存亡を左右する決定なのよ。もし駆け落ちなどすれば、皇室の体面を汚し民を危険にさらすわ。年羹堯、すぐ立ち去りなさい。さもないと父上にご報告するわよ」と言い放つ。「待っています」と言う年羹堯。もしも、かの地で苦しければ私は待ち続けています、と。栄憲公主は“年羹堯、会うのは最後よ。元気で”と思いながらその場を後にする。

様子を見にきていた温憲公主は“どうして、こんなに心が痛いの”とつらい気持ちになる。


栄憲公主が太皇太后に出発の挨拶をする。道中、必ずしっかり食べるよう話す太皇太后。長い旅路を思い胸を痛める太皇太后に、栄憲公主は「もう薬を煎じて差し上げられないと思うと、この胸は張り裂けそうです。今後はそばでお世話できませんが、不孝をお許しを」と謝る。太皇太后は「お前が決意したことは、この国への大きな孝行なのだ。かつて私も大草原の中で育った無邪気な娘であった。だが12歳の時にこの肩に重い使命を担い、ホンタイジ様に嫁いだ。そして、それ以降、私は清朝と共に歩み、あらゆる内憂外患や困難を味わいつつこれまで生きてきた。ゆえにこの世の誰よりもお前のことが分かる。お前の気持ちが分かるのだ」と言う。

「本当は嫁ぎたくありません」と泣きながら言う栄憲公主。太皇太后も「私は草原から皇宮に嫁ぎ、お前は皇宮から草原へ。これは私たちの運命なのだ。誰よりも孝行な曽孫よ。私は何もしてやれぬが、私の侍女でよく気のつくこの雀児をお前と共に行かせよう」と涙を流す。


出発の刻限になり、康熙帝と母・栄妃に別れの挨拶をする栄憲公主。康熙帝は「朕の子女の中で、お前は最も思いやりがあった。こたび国のため大役を引き受けたことを朕はうれしく思う。これからは夫となるウルグンを敬い、この言葉に従うようにせよ。朕の誇りとなる」と告げる。栄妃は栄憲公主の髪に髪飾りを挿し「困ったことがあれば、文で知らせるのですよ」と言う。

追いかけた温憲公主は「姉上、ごめんなさい」と栄憲公主を抱きしめる。栄憲公主は「何を言うの。皇帝の娘であれば運命に逆らえないの。私が去るからには、あの人を逃しては駄目よ」と話す。私は姉だもの、妹には譲歩しないと、と。

輿に乗った栄憲公主に向かい、遠くから笛を吹く年羹堯。年羹堯は手を振って栄憲公主を見送る。


浴びるように酒を飲む年羹堯を年姝媛が止める。胤礽は「飲ませろ。うっぷんが晴れる。去った者のことを思いつめるより、飲んで忘れるほうがいい」と言う。世の民からすれば皇家の者はぜいたくで幸せだと思うだろう、だが実際には父上の手中の駒にすぎない、明日は我が身なのだ、と。胤祉が誰かに聞かれたら厄介だと止める。しかし「真実ではないか。いくら公主でも好きな男と一緒にもなれない。栄憲姉上は誰よりも優しく親孝行だった。なのに、このざまは何だ」と言う胤礽。

胤祉が「父上の苦しみが分からないのか。皇家の人間は時には国のため己の情も犠牲にするものだ」と言い返す。胤礽は年姝媛に「私だけは誓う。私は命がけで愛する者が決して傷つかぬように守る」と言う。「私の望みは殿下が決して誰にも傷つけられないことだけです」と言う年姝媛。


雷雨の中、ため息をついた康熙帝は「栄憲が蒙古へ行ってしばらく経つが、そなたは今も苦しんでいる。朕とて同じだ。まるで、この降りやまぬ雨のようだ。朕を恨むか?」と栄妃に聞く。「恨みません」と言う栄妃。康熙帝は「ウルグンから知らせが。われらの栄憲は蒙古で楽しく過ごしているとか。そう聞くと少しは心慰められる気もする」と話す。栄妃は「世の母は誰でもわが子が幸せであってほしいと願っています。栄憲が蒙古で幸せなのであれば私も安心ですわ。ですので私のことはご心配なきよう。この雨のごとく、いずれは降りやむでしょう」と気遣う。
席を立った栄妃は、舞を踊る。


毓慶宮。年姝媛の誕生日が近く、この世で最高の品を送りたいと考える胤礽。そこに凌普が今月の俸禄を持って来る。凌普は胤礽に「何かお悩みでもおありですか?」と尋ねる。胤礽は珍宝を入手するのが得意な凌普に「実は世に2つとない品を入手したい。ある女子のためにな」と話す。「私にお任せを」と言う凌普。胤礽がいくら必要か聞くが、凌普は「私の忠義心をご理解くださるだけで満足です」と言う。


毓慶宮を出ると、一緒に来ていた阿穆彰が「どのような品をご用意なさるので?」と凌普に聞く。凌普は「公主の婚礼に際して香木に金をはめた腕輪一対をウルグンが進貢したが、1つ抜き取っておいた。それを渡せばよい」と答える。「凌様、それは許されぬことです。進貢の品に手を出すとは」と言う阿穆彰。しかし凌普は「進貢の品は数えきれぬほどあるのだ。1つ抜き取ったとて、誰も気づかない。そなたと私が黙っていれば、話が漏れることはない」と言う。


第一皇子・胤禔が茶を飲んでいると恵妃が来る。間もなく年姝媛の誕生日、この品を贈り物にすればいい、と康熙帝からもらった東珠の髪飾りを渡す恵妃。母上の大切な品を他人にはやれないと胤禔は返そうとするが、恵妃は「言うことを聞いて」と言う。「しかし年姝媛は私に親しみを示しません。皇太子もあの者を手に入れようと必死です」と言う胤禔。

恵妃は「皇太子はあのとおり乱暴者ゆえ年姝媛が好いているようには見えない。好むのは、きっと落ち着きのある男よ。兄の年羹堯のようにね。年羹堯とお前は気性が似ているわ。よく覚えておいて。年姝媛を得る者が天下を得る」と話す。胤禔は「心に刻みます」と言う。


凌普が腕輪を胤礽に渡す。「材料の伽羅は今は南国でさえわずか数本を残すのみ。しかも樹齢100年以上の木のみ、この香気を放ちます」と話す凌普。昔、西域の商人から買い取ったものだと。
凌普が下がり、胤礽は腕輪に年姝媛の名を彫る。


慌てた様子で駆けてきた杜鵑が「大変なんです。年羹堯様が…」と年姝媛に話す。さらに筒子河で何かあったようだと言う杜鵑。年姝媛は急いで向かう。


年姝媛が筒子河へ行くと隠れていた胤礽が出て来る。「私の兄は?」と胤礽に尋ねる年姝媛。


ーつづくー


もう嫁ぐことは決まったこと。
栄憲公主が言うように、駆け落ちすれば胤礽も胤祉も民も大変なことにヾ(・ω・`;)ノ
皇太子の胤礽はもっと考えてほしかった。
誰よりも分かっていなくてはいけないのに。

康熙帝もつらそうで。
蒙古になんて嫁がせたくなかったよね。
でも、一番グッときたのは温憲公主との別れだった(;д;)

今まで何も意識せずに見ていたけど、太皇太后の話で「宮廷の泪・山河の恋」を思い出したり。
草原から皇宮に嫁ぐのも、皇宮から草原へ嫁ぐのも大変(;´д`)ノ
いや、その前にウルグンが夫だなんて…もごもごもご。
栄憲が蒙古で楽しく暮らしているわけないじゃない!!
ウルグンの嘘に違いない( ̄^ ̄)

そして、胤礽が年姝媛に渡そうとしている腕輪。
大丈夫かな?
凌普が抜き取った品だと言っていたけど( ̄▼ ̄|||)



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