兵に囲まれて歩く韓信の元に、腹を立てている盧綰が来る。お前は謀反を起こす気なのか、と怒る盧綰。曹参が「あの時、軍営を出ていたら挟み撃ちにあっていた」とかばうと、王様(劉邦)より大将軍(韓信)の方が大事なのかと盧綰は言い、2人は剣を抜き合う。そこに「やめんか」と簫何が来て止める。
正殿で劉邦と2人きりで会った韓信は、ひざまずき「王様、どうかお許しください」と頭を下げる。「何をだ」と劉邦が聞くと「事態が切迫し、王様が何度も呼ばれたのに応じませんでした。そのことをお詫びいたします」と答える韓信。劉邦の文を受け取ってもすぐに来なかったのは、もしもうかつに動けば王様に危険が及ぶ、それだけは避けたかった、兵を分ければ防御が弱まり、そこを范増につけこまれ襲われる恐れがあったからだと言う。しかし集めた兵も十分訓練し糧秣も蓄える事ができたため気持ちを話すため参上したと。
正殿の前では臣下や仲間たちが成り行きを見守っていた。そんな中、劉邦と韓信が正殿から出て来る。
これから楚と戦う時、俺は側にいてやれない、これを持っていけと劉邦は皆の前で韓信に剣を渡す。兵権はお前に委ねると。
劉邦が自ら皇帝と称すことを知り、バカバカしいと思う項羽。しかし范増は、軽く見てはいけない、皇帝と称することで、項羽と雌雄を決する覚悟であると人々に示すつもりでいると言う。項羽が劉邦の目を覚ますため、自分の方から兵を率いて行くと話していると、鍾離昧が斉国の抵抗を受け危険な状態だと虞子期が伝えに来る。項羽は先に斉を平定してから劉邦を退治する事を決める。
劉邦は共に楚と戦い天下を分かち合う諸侯以外はすべて我々の敵、1人1人消していかなければならないと言う。しかし韓信は1人ずつ消していけば項羽が黙っていない、意図を見抜かれたら動けなくなると話す。そして劉邦が榮陽で項羽を引きつけている間に、自分が諸侯を討つと言う韓信。張良は危険だと反対するが、劉邦は榮陽に危険が迫った時は助けに来ることを約束させ認める。
魏王は我々に歯向かい、彭城が陥落した時も魏の兵は楚軍と戦っていない、まずは魏王を抑えるべきだと話す酈食其。酈食其は説得するため自分を魏へ行かせてほしいと言う。失敗したらすぐに逃げるように言い、劉邦は行かせることに。劉邦は韓信に酈食其たちの後をついて行き、不穏な動きがあれば魏王を殺すように命じる。
占い師から「あなたのお子様は将来、天子になられます」と言われる薄姫。占い師の話を信じた魏王は、天子の父である自分は天だと喜ぶ。そこに漢の使者、酈食其が到着したという知らせが。
項羽の方が優勢だと思っている魏王は、酈食其に会うと"討ちたければいつでも来い"と劉邦に伝えるように言い、追い返してしまう。
張良は随何に英布を連れて来るように言う。必ず使命を全うすると言い、随何は英布の元へ。
韓信は魏王の討伐に向かったが、大きな河に阻まれる。壊れた船はあるが船頭は魏王が連れ去っていた。韓信は筏を作らせ、漢軍の兵は密かに河を渡って戦に勝利。魏の地を手に入れる。
自害する勇気もない魏豹(魏王)は、薄姫と一緒に漢軍に捕らえられ、劉邦の前へ連れて行かれる。ひざまずき許しを請う魏豹。劉邦は「お前は生きたいか死にたいか」と魏豹に聞く。
ーつづくー
韓信は兵もちゃんと訓練してから来ていたんですね…。
と、いうことは、あれからも何度か催促があったのかな?
来いという。
とにかく劉邦が理解してくれて良かった(*´ー`*)
魏豹は薄姫がいなかったらとっくに死んでいたかも…( ̄▼ ̄|||)
薄姫の方がよっぽど男らしい!!
これから劉邦と薄姫がどうなるかも気になります…。
占い師の言葉も。
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剣もとりあげて、周りの将軍の態度をみても兵権とりあげて監禁されそうな雰囲気でしたから、、でも劉邦は表面だけのような気がします。酈食其はずっと劉邦に対しての臣下の態度と立場と説いて独立をすすめていたのにね。。。
魏豹はあちこち主人を変えて生き延びてきましたがとうとうですね。薄姫が主人のようで、冷静な人ですが、劉邦の目つきが気になります、、。まさか、、嫌な予感です。うささん、これからの劉邦と薄姫が気になりますって、本当にまさかですよね、、、。
劉邦は人を上手く動かしていきますよね。
上に立つ者としての度量を感じた回でした。
それに比べ、魏王は・・・
英布のところにも使者が発ちました。
劉邦が皇帝と名乗ったこと、それへの項羽の反応は
それぞれのキャラらしいですが、
新たな展開が始まってきたように思えました。