食事中、同時に菜箸を取ろうとする鍾少曦(ジョン・シャオシー)と顔力正(イェン・リージェン)。少曦も力正も手を下げ、少曦父が「2人ともどうかしたのか?」と聞く。どちらも答えず「ケンカ?」と言う少曦母。今度は2人同時に「違う」と返事をする。
おかずを取っている少曦の手首に、赤い糸がないことに少曦母が気づく。少曦母は月娥先生が「お嬢さんの赤い糸は特に太いから切れないわ。恋愛成就を焦って自分で切らない限りはね。悪い虫がつかないよう、見張っておきなさい」と言っていたことを思い出す。
お風呂に入りにきた少曦を呼び止め、母は「赤い糸を切っちゃったの?焦って切ったらダメだと言われてたのに」と言う。「誤解よ。手首がかぶれて…かゆかったから切ったの」と言う少曦。母は「そう…、隠れてつきあってない?」と聞く。少曦は「まさか。変なこと言わないで。父さんに聞かれたら大事になるわ」と答える。そんな2人の会話を、本当に父が聞いていた。「男ができたのか、許さん」とつぶやく父。
翌朝。少曦を見たとたん逃げようとする金宇彬(ジン・ユービン)。そんな宇彬を捕まえ、少曦は「おはよう。ダーリン、どこへ行くの」とわざと大きな声で言う。そして宇彬にだけ聞こえる声で「あと4日、彼氏のフリよ」と。宇彬が「鍾兄貴、もう勘弁してよ。君の恋人になってから、どこへ行っても絡まれる。君は恨みを買いすぎだよ。命がいくつあっても足りない」と周りに聞こえる声で言い、少曦はまた大声で「分かったから、そう言わずに機嫌を直して」と言ってごまかす。
尾行していた少曦父は、宇彬にベタベタする少曦を見て「娘をたぶらかしやがって。覚悟しろよ」と激怒する。
教室まで押し掛けてきた少曦父が「俺の娘に手を出しやがって」と宇彬に言い出す。もう嫌だと思った宇彬は「兄貴との交際は芝居だ。僕の好きな人は他にいる。本当に好きなのは如蘋。君が好きだ」と他の生徒たちの前で言ってしまう。そして如蘋に「ずっと君だけを想い続けてた。大好きだよ。だから…つきあって」と告白する宇彬。しかし如蘋から「ごめんなさい。クールで男らしい人がいいの」と断られてしまう。
力正は、少曦ってバカだよな、宇彬とつきあうフリをして力正を好きだという噂をもみ消そうとした、と大毛が仲間に話しているのを聞いてしまう。結局、宇彬にバラされてやんの、調子に乗ってるから罰が当たったんだな、日記を読んだのは幕開けさ、復讐の本番はこれからだ。と。仲間が「どうやって?」と聞くと、大毛は「ケンカが強いつもりなら、人気のない所へおびき出し袋だたきに」と答える。
仲間とバスケをしていた大毛に「勝負しよう」と言う力正。そのことを知った如蘋が「力正と大毛がバスケで勝負してる」と少曦に知らせに行く。2人は急いで2人が勝負をしている体育館へ向かう。
力正と大毛は勝負をしている最中だった。
ハラハラしながら少曦が見ていると、力正が大毛を突き飛ばしてゴールを決める。カッとする大毛。しかし「すまない。今のはノーカウントだ」と力正が手を差し出し、大毛はその手を握って怒りを抑え込む。そして大毛は力正にペットボトルの水まで渡す。それを見た少曦は、体育館を後にする。
歩きながら如蘋が「どういうつもり?よりによって大毛と仲良くなるなんて」と少曦に言う。あなたの気持ちを考えるべきでしょ、と。少曦は「そんな必要ないわ。友達は好きに作ればいい」と言う。「本当なの?力正を好きなんでしょ?」と言う如蘋。少曦は「私のことは弟なんだって」と話す。そして強がって明るく「私の唯一の長所は、諦めがいいことよ。もう気にしない。きっぱり全部、忘れるわ」と少曦は言う。
力正とPCでゲームをしていた大毛は「テストでも、お前と組めたらな」と言う。「来週だろ、勉強してるのか?」と聞く力正。大毛は「するわけないだろ。今回も赤点だと、留年決定になっちまう」と返す。「解答があればな」と言う力正。大毛が「保管場所は知ってる」と言う。試験問題と解答は試験の2週間前になると許先生が保管してる、金庫に入ってるから見ることなんて不可能だけど、と。「だったら簡単だ」と力正が言う。大毛が「どうして?」と聞くと、力正が「先生が金庫を開ける時、居合わせたから」と話す。
少曦が両親と食事をしていると、力正が帰ってくる。「カバンを置いて食べなさい」と少曦母が言い、力正は席に着くが、急いで掻き込んだ少曦は「ごちそうさま」と言うと自分の部屋へ行ってしまう。
ベッドに横になりながら「気にしない、平気よ」と言った少曦は、体を起こしてタブレットでゲームを始める。
その頃、ゲームをしていた友達に自分の腕前を見せた王晋礼(ワン・ジンリー)が「俺はかの有名な“南港金城武(なんがんかねしろたけし)”だ」と打ち明けていた。
“南港金城武”は攻略サイトで“一刀寝城(いっとうしんじょう)”に盲点を指摘していた。“一刀寝城”が“南港金城武”へ「ご指導に感謝」とレスをしていると友達から聞いた晋礼は「“一刀寝城”か、面白い」と言う。
“一刀寝城:ご指導に感謝”とレスをした少曦は「“南港金城武”に挑発と受け取られたら嫌だな。相手の指摘を認めるような言葉を付け足そう」とつぶやく。その時、新着メールが届いていることに気づく。メールには“一刀寝城さん、お薦めのモンスターは?”と書かれていた。相手が初心者の女性プレイヤーだと分かり、手伝おうかな?と思った少曦は“初めてこのゲームで遊ぶの?友達に追加するね”と返信する。
“一刀傾城さん、これからも、よろしくね”と返事を書いた晋礼は「“寝城”じゃなくて“傾城”だろ」とつぶやくと、友達に「きっと生意気盛りの中学生だな。しかもスケベ野郎」と話す。友達が「どうして?」と聞くと「即、友達に追加」と答える晋礼。女でアカウントを作った、IDは…“甘く見ないで”だと。
部屋のドアがノックされ、少曦が開ける。「何の用?」と少曦が聞くと「君に」と参考書を差し出す力正。少曦は何も言わずに受け取る。
力正が自室に戻っていき、少曦は参考書を開いてみる。参考書には付箋が貼られていた。少曦は「なあ、賭けをしないか。期末試験で100位に入ったら映画をおごる」と言った力正を思い出す。
ゲームをやめ、勉強を始める少曦。
学校。勉強をしている少曦に驚く如蘋。「勉強する理由は…」と言いかけて少曦は「テスト前だからよ」とごまかそうとする。しかし如蘋は信じない。そんな如蘋を連れて少曦は購買部へ行くことに。その途中で力正と出くわすが、力正は後から来た大毛に話があると言われ行ってしまう。力正を見続ける少曦に「勉強してたのは、力正が理由だったの?」と如蘋が聞き、急いで少曦は如蘋の口で手で塞ぐ。
ひと気のない場所で理由を聞いた如蘋は「ウソ。そんなたわいもない会話が動機なわけ?」と聞く。何も言わない少曦に「でも肝心なことを忘れてない?賭けの約束をした時は、好きだと知られてなかったのよ」と言う如蘋。少曦は「分かってる。でも約束は約束よ。向こうが忘れてても、私は頑張る。しかも参考書には、テストに出そうな所に印が…。まるで私に知らせてるような気がしたの“約束を忘れるな”って」と話す。彼だって私との仲をはっきりさせたいと思ってるのかもしれない、彼にフラれて以前の関係に戻れなくても、今みたいに何も話さないよりはずっといいと。
許先生を力正が誘い出し、その間に力正の言うとおりに金庫を開ける大毛。大毛は金庫の中にあったテストの試験解答を携帯で撮る。
テストが終わり、成績の順位が貼り出される。力正はまた1位だった。そして少曦は87位に。一緒に見ていた如蘋は喜ぶ。
先生に呼び出された大毛は「不正行為をしたのか?」と問い詰められる。「何の話か分かりません」と大毛が言うと、許先生が「数学の問題は2種類あるの。1つは今回の問題。もう1つは金庫に入れたまま使わなかった問題。どういうことか分かる?」と聞く。大毛が首を横に振り「試験前に金庫が開けられた形跡があった。だから、念のために試験問題をすべて作り直したの。試験の答案を見て、その犯人が分かった」と話す許先生。大毛は「そんなの偶然ですよ」と言うが、英語や国語の答案も同じ結果だった。さらに許先生が「金庫に回答を戻す時、1番上に置かなかったわね。違う?」と言うと、大毛は「そんなはずは…」と口走ってしまう。
念入りオシャレをした少曦は机に置いてあったチケットを手に取る。チケットには“約束どおり映画へ。明日、1時半に”というメモがついていた。
力正が待ち合わせの場所で待っていると、背後から肩を叩かれる。力正が振り返ると、そこには大毛が立っていた。
ーつづくー
違うといえば違うけど、またゲームネタが!!(オンライン中のことね)
少曦は現実の世界だけじゃなく、ゲームの世界でも強いのね(≧▽≦)
映画の約束をちゃんと力正も守ってくれたのはよかったけど…。
力正は「人を傷つける奴らには、罰が必要だろ?」って前回言ってたので、大毛に金庫を開けさせたのも、そのことと関係してるよね。
最後、気になるところで続くヾ(・ω・`;)ノ
映画はどうなってしまうの!?
まだ7話を見てないので早く見なくちゃー。
以前、別のドラマでもあったけど、このドラマも最後と次回のつながりが難しい(*´Д`*)
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金庫からそんな簡単に試験問題が盗まれるはずがない。
先生の方(力正も)が一枚上手でした。
でも、大毛は力正も共犯だと言わなかったのかな?
力正なら実力で一位になるから先生も信じないか。
なんだかんだあって、やっと映画デートにこぎつけたのに、大事なときにまさかの大毛が!どうなるの?
遠慮しつつ・・の力正の優しさがいいっ。好きなシーンです(参考書渡すところ)
大毛が嫌~なタイプで、嫌い!なので、できるだけ登場しないでほしい(おい)
そんな大毛が大事なデートの待ち合わせ場所に現れてどうなる!?のラスト。ドキドキ・・|д゚)
前回のセリフもですが、ダークな面があるのかと気になります、、。
ゲーム!オンラインゲームが人気なんですね。IDの名前で、お話ができるのですね、、こちらも楽しみです。