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中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第8話 あらすじ

2019年06月12日 17時27分17秒 | 霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~(中)

【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
鎏英(りゅうえい)…陳钰琪(チェン・ユーチー) 魔界の王女



窮奇捕縛に同行した息子の1人・熾狩は錯乱状態に、もう1人・泫狩は意識を失って戻り。火神(旭鳳)に激怒する焱城王・魔尊。旭鳳は「泫狩世子には昨日500年の霊力を与えた。固元金丹ものんでいるゆえ、三日三晩眠り続ければ回復して目を覚ます」と話す。しかし魔尊は己の責任を逃れようとしたうえ、恩まで着せているとしか思わない。

卞城王は御子を傷つけたのは窮奇、この責を追及するなら密かに窮奇を放った者でしょうと魔尊を宥める。故意に放たれた証拠があるのか聞く魔尊。卞城王は窮奇が脱走した日、鎮魂殿の守兵交代の時間に半刻ほど無人になっていたこと、さらに床には御魂鼎を引きずった痕跡があったことを話す。御魂鼎は古来の霊宝で旭鳳ほどの力を持つ者なら小さくして運べるが、魔族にできる者はいなかった。

「重い御魂鼎を動かすには引きずるしかないのです。窮奇自ら脱走したなら床に残るのは御魂鼎が倒れた衝撃痕で牽引痕ではない」と言う卞城王。以上のことから魔界にいる地位も権力もある者が六界を乱そうとしているのかと、と。


固城王と2人だけで歩いていた魔尊は、突然、固城王を襲い「窮奇はお前が放ったのか?」と言う。吐血し「今の一撃は私の仕業だと確信があってのことでしょう。なぜ尋ねるのです」と言う固城王。魔尊は「魔界が御魂鼎を守っていることは六界すべてが知っている。私を不義の者として陥れる気か」と言う。

固城王は「不義の者は我らではなく、天帝・太微です。六界が創造されて以来、力の均衡を保つため牽制し合ってきました。ですが天界は神魔大戦の後、魔界を制圧する機会を狙っています。それを黙って見過ごせますか?」と返す。今や天界の地位は絶大で六界を統括する勢い、我ら魔界は天界の神々の顔色をうかがい、ちっぽけな花界は天界に立ち向かう、魔界の力は天界に勝るとも劣らず、それなのになぜ我らは耐え忍ばねばならぬのですと。

さらに固城王は、窮奇の封印を解いたのは忘川の戦の敵を討つため、そして天界の虚実を探るため、天界は以前ほどの力はありませぬ、火神・旭鳳の他は突出した力を持つ者は皆無です、火神の能力はずばぬけていますが1人では事を成せぬ、あの者さえ排除すれば天界など恐れるに足りませぬ、と言う。
跪いた固城王が天界を掃討し、六界を統一することを命に懸けて誓い「その件はじっくりと話し合い、策を練る必要がある」と言う魔尊。


固城王府。魔医を送り込み、熾狩の病は治らず、泫狩は二度と目覚めないと報告を受ける固城王。固城王はこの機を借りて天界と魔界を戦わせ、魔尊の子も排除しようと考えていた。


旭鳳のために煎じた薬を持って来た錦覓。しかし苦すぎて旭鳳はいらないと言う。「だったら霊芝を出してきてあげる」と錦覓が行きそうになり、止めた旭鳳は薬を飲み干す。頑張って飲んだご褒美として、錦覓は花を出して渡す。旭鳳は錦覓を近くへ呼び「これからは、きちんと身なりを整えろ」と言って錦覓の髪に受け取った花を挿す。

錦覓から干しぶどうをもらった旭鳳は「君が窮奇捕縛に貢献したと父に報告する」と話す。「ご褒美をくれる?」と聞く錦覓。霊力が欲しいと知っている旭鳳は、戻ったら千年分を与えることを約束する。“見た目は怖いけど、心根は優しいのね”と思った錦覓は、旭鳳に抱きついて喜ぶ。離れた錦覓に「君は今、何をした」と聞く旭鳳。

錦覓は笑顔で「抱恩(おんがえし)ってやつよ。抱きしめて恩を返す」と答える。旭鳳が「叔父上は不真面目だが、理のあることも言う」と話すと、錦覓は何度も抱恩をする。旭鳳はそれが嬉しくてたまらない。


旭鳳が外に出ると鎏英が来る。「明朝、改めて礼に伺うつもりだ」と言う旭鳳。鎏英は「そんな必要ないわ。早く回復させることがお礼よ。全快したら盛大な宴と3千回の手合わせを」と言う。


部屋で肉肉に「あなたの敵は討ったわ」と話しかけていた錦覓。その時、錦覓を呼ぶ肉肉の声が御魂鼎から聞こえてくる。「早く出して」と肉肉から言われ、錦覓は御魂鼎を開いてしまう。
出て来た肉肉は、苦しそうに「九曜真火の封印を解ける?」と言う。肉肉の手を取った錦覓は操られそうになるが、戻って来た旭鳳が2人を引き離し、御魂鼎の中へ再び窮奇を戻す。しかし旭鳳は窮奇の瘟針でケガを負ってしまう。

意識が朦朧としてきた旭鳳に救う方法を聞く錦覓。旭鳳は「もしも夜…」と言いかけた旭鳳はそれ以上話すことができない。そして錦覓は夜を葉(よう)と聞き間違えてしまう。
旭鳳は「やはり錦覓を想っているだろ」と月下仙人から言われた時のことを思い出す。否定した旭鳳だったが「お前はあの者に気がある。何かと理由をつけわざと虐げているからな。強がっても無駄だ。いつの日か彼女と離れられず、何でもしてやりたいと気づく。命をなげうってもな」と言った月下仙人。
「叔父上の言うとおりでした」と言って、旭鳳は倒れてしまう。


潤玉が岐黄仙官を連れてくる。旭鳳を診た岐黄仙官は「明日になれば毒は血管に入ります。日ごとに骨髄や肺にも回るでしょう。3日以内に解毒できねば命はありませぬ」と言う。錦覓は「倒れる前に何か言ってたの。“葉”って聞こえたけど、よく分からなかった」と話す。それを聞いた潤玉が「“葉”?、“夜”か?、夜幽藤?」と思いつく。夜幽藤は解毒作用があるが、花界の洗泉で1万年に1株しか咲かない。花界と天界の積怨も深く、夜幽藤をもらうことも簡単ではなかった。
見たことがない夜幽藤を錦覓も出すことはできず、仕方なく鎏英と一緒に花界へ行くことにする。


老胡は錦覓が花界へ戻ってきたと思い喜ぶ。しかし夜幽藤を盗もうとしていると分かり、止める老胡。

儲盈閣で夜幽藤を探していた錦覓は、長芳主に見つかってしまう。
錦覓は自分の犠牲となって窮奇の瘟針で怪我を負った鳳凰を助けたいと訴える。しかし長芳主は夜幽藤をくれず、錦覓は水鏡で老胡に監視されることになる。鎏英も長芳主によって結界の外へ。


錦覓は善良であれとの教えに反していると長芳主に言う。長芳主は甘やかしすぎたと、錦覓をひと月監禁すると告げる。


夜。書物を見ながら夜幽藤を自分で作ることにした錦覓。しかし浄水池の水を使い、赤い糸を使って夜幽藤を咲かせようとするが、何度やってもうまく作れない。そんな中、イラついた錦覓は手を怪我してしまう。

朝になり、最後の日となる。錦覓は今までと同じように赤い糸で夜幽藤を作ろうとするが、その時、糸に錦覓の血がつく。そして、ようやく夜幽藤を作ることに成功する錦覓。

錦覓だけでは結界から出ることができない。老胡は本当の姿に化けさせ、自分の袖に入れて錦覓を結界の外へ連れて行く。


結界の外で待っていた潤玉や鎏英に夜幽藤を持って行く錦覓。
錦覓が夜幽藤を旭鳳に飲ませ、旭鳳の意識が戻る。すぐに錦覓の手を握る旭鳳。強く手を握りあう2人を見て、潤玉と鎏英は複雑な気持ちになる。そこに長芳主が。

「救命に感謝を」と言う旭鳳に「勘違いしないで。私は救ってないわ」と返す長芳主。「老胡と連翹は無関係です。罰なら私だけに」と錦覓は長芳主に頼む。旭鳳は立つと「錦覓を責めないでください。罪はありません。私が花界へ迷い込んだ時に、偶然、世話をしてくれ私が連れ出したのです。そのせいで、こんな災いが。すべて私の責任です」と話す。

長芳主が「花界は外部の介入は受けない。発言にご留意ください。花界にいる精霊の管理は私の仕事。殿下の魅力で精霊を惑わさぬよう」と言う。「責めを受けるような発言はしておらず、惑わせてもおりませぬ。錦覓は私の想い人なのです」と言う旭鳳。


ーつづくー


あれだけ魔尊は息子2人のことで旭鳳に怒っていたのに、固城王に言いくるめられちゃった感じ。
これで2人が回復しなかったら、やっぱり旭鳳のせいにするのかな?(ㅎωㅎ*)

今回のツボは、抱恩(*´艸`*)
自分も抱き返そうとしたら、錦覓がすぐに離れてしまって。
あのガッカリ顔と行き場のなくなった手ったら(≧∇≦)ノ彡
そして抱きつかれるたびに嬉しそうな旭鳳。
こんな笑顔を見せられたらやばいじゃなーい。(何が?)

自分の気持ちに気づいた旭鳳。
それは瘟針で意識が朦朧としていたから?とも思ったのだけど。
最後の最後で「錦覓は私の想い人なのです」って(✽ ゚д゚ ✽)
きゃあ(〃艸〃)と言いたいところだけど、告げた相手が長芳主じゃそうも言ってられない。
そして何やら潤玉は錦覓を、鎏英は旭鳳を好きな様子…。
不安がいっぱい。
やーーーーん(;´д`)ノ




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