李玄(り・げん)…許凱(シュー・カイ)
蘇猶憐(そ・ゆうれん)…呉佳怡(ウー・ジアイー)
雲杉(うんさん)…哈妮克孜(ハーニー・コーズー)
蕭鳳鳴(しょう・ほうめい)…周駿超(ジョウ・ジュンチャオ)
龍皇(りゅうこう)…韓棟(ハン・ドン)
常傅の話を聞いていた蘇猶憐は、昆吾族と人族の戦いを見た時のことを思い返す。
姉の九霊児が氷の繭で龍皇を包んだあと、別の場所で目を覚ました猶憐。猶憐の前には龍皇の剣が。その剣を守る精霊が現れ、氷の封印は一時的なもの、昆吾の聖女ならば聖石で封印を解くことができる、お前は聖石を体内に宿した昆吾族最後の聖女、龍皇を解放する重責はお前が負うことになる、と話した。
猶憐が持っていた聖石は、初代聖女の瞳で絶大な力を秘めていた。その日から剣の精霊が師匠となり、猶憐は龍皇を解放するため学ぶことになる。
極寒の地へ猶憐を連れて行った師匠。そこでは昆吾族がつらく苦しい作業を強いられていた。師匠は龍皇を解放しないかぎり同胞を救うことはできぬと言う。昆吾族の存亡はお前に懸かっていると。
皆が席に戻る。国を守るため勉学に励み、昆吾族を根絶やしにするよう皆に話す常傅。そんな中、居眠りをしていた李玄を常傅が起こす。「授業の内容を言ってみろ」と常傅が言い「昆吾族がどれほど非道か知らないが、人族が昆吾族にしてきた仕打ちは知ってる。極寒の地に追い込み奴隷として働かせた。反論するなら証拠を見せてくれよ」と言う李玄。激怒した常傅は出て行くよう告げる。
次は実技の授業だった。皆は常傅のまねをして鍛錬する。
うまくできない蕭鳳鳴に、書院にふさわしくない、と言う崔翩然。またも寝ていた李玄は、常傅に見つかり腹痛のふりをする。
授業が終わって猶憐が帰ろうとした時、皇太子からの招待状が届く。記されている時間に蓮湖に来るよう言われる猶憐。
猶憐は舟に乗り、皇太子の待つ場所へ行く。
来月、要人が集まる宴で各国の踊りが披露される、天啓国を代表して踊ってほしいと言う皇太子。皇帝である父上を喜ばせることができたら、どんなものでも簡単に手に入ると。うまくいけば令牌をもらえるかもしれないと思った猶憐は引き受けることに。
そんな話をしていると刺客が襲ってくる。
猶憐と皇太子は船着場まで行く。李玄、本気で殺そうとするなんて、と叫ぶ皇太子。猶憐は皇太子を気絶させ翼を出して飛ぶと、一気に刺客を倒してしまう。
屋敷にいた紫極が不穏な動きを感じ取る。さらに、鳳鳴の目もしばらく目が赤くなる。
紫極は厳戒態勢に入らせ、摩雲書院も調べさせることに。
意識が戻った皇太子は、李玄の仕業だと思い摩雲書院へ行こうとしていた。李玄は殿下をいじめるのに人の手は借りない、殿下を殺しても李玄には何の得もない、しかし、あの人なら殿下の死は大きな利となるでしょう、と話す李淑徳。それは第二皇子のことだった。
刺客が全滅したと報告を受ける第二皇子。皇子は刺客の死体を隠すよう命じる。
李玄が入浴していると猶憐が来る。風呂をのぞきに来たんだな、とからかう李玄。猶憐は李玄を見ないようにしながら、なぜ自分と殿下を殺そうとしたのか聞く。さらに目にした復讐計画書を李玄に投げ、何よりの証拠だと言う猶憐。これが何の証拠になるんだ?と李玄が言い、怒った猶憐は剣を出して襲いかかる。そこに常青が。
猶憐を術で飛ばし李玄を助ける常青。2人は戦い始め、猶憐の額に水がかかる。そのせいで額から聖女の印が浮き出てしまう猶憐。しかし背を向けてしゃがんでいたため李玄たちからは見えない。猶憐が焦っていると「警戒しろ。昆吾族の刺客が現れたぞ」と言う声が聞こえてくる。李玄たちがその声に気を取られている間に、猶憐は部屋から逃げ出す。
書院を捜査するため皆が集められる。遅れて来た猶憐は、顔色が悪く額には包帯が巻かれていた。
常傅に言われ、護国師の李玄が虚御鏡を使って皆を調べ始める。耳を見破られると思い、冷や汗がでる猶憐。
猶憐の番になり、翩然は術を使って猶憐の包帯をほどく。そこには大きな傷が。猶憐は短剣で聖女の印をえぐり取っていた。驚いた李玄が「さっき怪我を?」と聞き、猶憐は首を横に振る。
翩然は猶憐が怪しいと騒ぐ。皆がざわめき出し、仕方なく猶憐を鏡で映そうとする李玄。そこに「検査は必要ない」と言う楊公の声が。
皇后陛下の命を受け蘇殿に薬を届けに来た、と常傅に話す楊公。本日、皇太子殿下と蘇殿が蓮湖でお会いした時、潜伏していた刺客に襲われ危機に陥った、だが蘇殿が身を挺してお守りしたおかげで皇太子殿下は難を免れた、この薬は皇后陛下から蘇殿へ感謝の印だと。
常傅がうなずいた後、猶憐が倒れる。李玄は急いで猶憐を抱きかかえ駆けて行く。
猶憐が寝台で目を覚ます。傍にいた李玄が「その傷は…」と手を伸ばすが、猶憐は「触らないで」と止める。「信じてくれなくてもいいが、俺は刺客なんて汚い手は使わない」と言って出て行く李玄。
夜。額の血が止まらない猶憐は、止血に効く薬草があるかもしれないと師匠に聞き、擎天城の東にある山へ行く。
崖を登り薬草を見つけた猶憐だったが、蛇に襲われ崖から落ちてしまう。そして偶然通りかかった馬車の屋根を壊し中へ。
ーつづくー
猶憐が刺客を倒した時、鳳鳴の目が赤くなったのはなぜだろう?
鳳鳴も昆吾族と関係があるのかな…。
猶憐の額の傷を見た時の李玄の表情が良かった(*´艸`*)
驚いて、心配して。
そして軽々しくお姫様抱っこして運んだ姿が最高(⁎˃ᴗ˂⁎)
聖女の印をえぐり取るなんてΣ(・ω・ノ)ノ
なくなってしまったわけではないよね?
傷が癒えれば大丈夫…だよね?
最後に猶憐が落ちた馬車の持ち主は誰!?
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姐姐が書かれているように、馬車に乗っていた人が気になりますよね。それに、あんな落ち方をして怪我とかないのかと心配です(笑)
今回は、猶憐が気の毒でした。
皇太子とともに襲われたり、聖女の印を無理矢理消したり。額の傷が早く治って欲しいですし、聖女に影響がないといいのですが。。。
李玄はなんだかんだと気にかけていますね。猶憐にはどこか誤解されている部分もあるので、誤解が解けるといいですよね。
今回はなんと‼️もう一つありましたね(*≧∀≦*)
李玄のシーン🤤
あ、これはかつてうささんが封印されし禁断の…
触れてはいけなかったか🤭