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中国ドラマ「花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~」第12話 あらすじ

2020年02月04日 18時01分17秒 | 花散る宮廷の女たち~愛と裏切りの生涯~(中)

年姝媛(ねんしゅえん)…李莎旻子(レオ・リ)
皇太子・胤礽(いんじょう)…廖彦龍(リャオ・イェンロン)
胤禛(いんしん)…鄭暁東(チェン・シャオドン)
康熙帝(こうきてい)…趙濱(チャオ・ビン)



「迷いの皇太子」


第四皇子・胤禛は「鑲黄旗と正白旗より騎兵5千を西北の軍営に派遣しては?」と康熙帝に提案する。動向を見張り、万一に備えるため「よかろう」と言う康熙帝。

折り入って父上に相談があると胤禛が言い、年羹堯や太監が下がる。
胤禛はウルグンと温憲公主の2人に互いをよく知る機会を設ければ情が生まれるかもしれないと「皇子数名を交えて狩りを催してはどうかと」と話す。面白いと思った康熙帝は「明日、ウルグンと胤礽、胤禔、胤祉、胤禩、温憲公主とともに巻狩りを行うのだ」と命を下す。


翌日の巻狩り前。皆に「最も多く仕留めた者には褒美があろう。香が燃え尽きるまでを限りとし、獲物の大きさは問わぬ。最も数の多い者が勝者だ」と話す胤禛。
試合が開始され、皇子たちが狩りに向かう。皇太子・胤礽を止め「腕比べを」と言うウルグン。胤礽は「ほえ面を書くなよ」と返す。

胤礽も狩りへ行き、ウルグンが栄憲がここにいない理由を温憲公主に聞く。温憲が、知らないわ、と答え、ウルグンは「皇宮で年羹堯とよろしくやっているからだ」と言う。確かめるため皇宮に戻ることにする温憲公主。サンリダが送っていく。


狩りの最中も胤礽とウルグンはいがみ合う。
再び別れて狩りを始めるが、ウルグンが矢に射られてしまう。


皇宮。矢は抜かれるが、ウルグンは傷が深く目覚めない。侍医は意識が戻るのは運次第、今夜が峠だと淑慧とサンリダに話す。
抜かれた矢が胤礽のものだと分かり、淑慧たちは太皇太后に会いに行く。


ウルグンが射られたとうわさで聞いた年姝媛は、殿下たちへ累が及ぶと考える。負傷したことで呼ばれた胤礽と偶然会い、嫌な予感がする年姝媛は一緒に行くことに。


淑慧は「ウルグンが狩りの最中に射られました。何者かが故意に狙ったのかと。どうかお調べください」と太皇太后に訴える。話の途中で来た康熙帝が、サンリダの持っていた矢を手に取る。「兄を射た矢です」と話すサンリダ 。康熙帝が矢を見ている時、皇子たちと一緒に胤礽や年姝媛が来る。

康熙帝が矢を見せながら「これに見覚えは?」と胤礽に聞く。「なぜ私の矢じりが」と言う胤礽。康熙帝はひざまずかせ「思い出したら真実を話せ」と言って矢じりを胤礽の近くに投げる。矢じりを取り、これは陰謀です、と胤礽が言う。
淑慧は端午節の宴でウルグンが非礼を犯したため、胤礽が仕返ししたと考えていた。

康熙帝が担当の宦官・李国安を呼ぶ。ウルグンが射られた時、李国安はその場にはいなかった。しかし「試合が始まった時、殿下は世子をひどく屈辱し争ってそのまま別れました。そのままお二人を見失い、次に見た時には世子は倒れ、殿下の影もなく…」と証言する。最後に見かけたのは、お二人が林に入る姿だったと。胤礽は誰かの差し金だと思い、李国安に「黒幕の名を教えろ」と言うが、康熙帝は下がらせてしまう。

ウルグンと別れた後、銀ぎつねを見かけ1人で追っていた胤礽の行動は誰も知らない。第一皇子・胤禔は「よく思い出せ。ウルグンの傷と無関係だとの証拠はないか?もしなければ父上に過ちを認め、大伯母上に謝るのだ」と胤礽の肩に手を置く。その手を払い「違う、私ではない」と声を荒げる胤礽。胤禔は「父上の御前だぞ。不遜なまねはよせ」と言う。

胤礽は「皇太子としての生は誰よりも苦しい。だが、お前たちは私の気も知らずに、私の失態を笑い父上に処罰させる。私は毎日、君子の道を懸命に学び、兄弟との仲を保つべく努めている。なのに、お前たちときたら私を信じようともしない」と話す。陥れられた私を助けぬどころか私の仕業だと決めつけている、と。座っていた康熙帝が腰を浮かせ、みんながひざまずく。

「父上、信じてください。これは陰謀です」と言う胤礽。胤禔が「誰かの陰謀だと言うが、心当たりでも?」と言う。胤礽は「あるとも、お前だ。姝媛欲しさに私を陥れたな」と言い返す。「女子の名を出して私を陥れようとするとは、やましい証拠です」と言う胤禔。
淑慧が皇太子に厳罰を与えるよう求める。しかし太皇太后は事情が明らかになるまでは決められぬと言う。そして康熙帝に「ひとまず皇太子を監禁し、調査を行っては?」と話す太皇太后。

康熙帝は胤礽を幽閉し面会も禁じることに。
年姝媛は私が犯人ならば世子を襲うのに自分の矢は使わない、唯一の証人である李黒闇も殿下が矢を放つところを見たわけではない、この2点だけで断罪されるのは軽率だと訴える。康熙帝は胤禛に調査を任せ、皆に「ここは慈寧宮であり祖母様の住まわれる場だ。今日起きたことは私も祖母様も追求はせぬ。だが、これよりあと、ここで騒いだり他の者に危害を加えた者は死罪に処す。誰であってもだ」と告げる。


幽閉された胤礽に年姝媛が会いに来る。扉越しに無実を訴える胤礽。年姝媛は「信じています。必ず潔白を証明します」と言う。


恵妃が馬忠賢に「事はうまく運んだ?」と聞く。馬忠賢は「関与した者は全て始末しました」と答える。


絵を描き終わった胤禛は、青い空に白い雲、そびえる山々に寒さに耐える松の林、流れる川には一艘の小舟が浮かぶ、小舟の上で漁師がすることといえば魚を待つことだと蘇培盛に話す。描いた絵の深い意味を蘇培盛が分からず、イラつく胤禛。
胤禛が調べについて聞く。

蘇培盛は「あの日、殿下の武具をそろえたのは李国安です」と話す。胤禛が「詳しく話せ」と言うと「少しお待ちを」と返す蘇培盛。胤禛が「何を待つ」と言い、蘇培盛は「“魚”です」と答える。ようやく蘇培盛が意味を分かり、胤禛は喜ぶ。「それで“魚”の様子は?」と言う胤禛。蘇培盛は「訪ねに行くと、すでに姿を消していました」と言う。

胤禛が部屋を出ようとしたところに年姝媛が来る。胤禛と共に調査がしたいと頼む年姝媛。許した胤禛は、矢を用意したのは李国安だと話す。だが行方が知れず、何か裏があると見ていると。
胤禛と年姝媛は、李国安から調べることにする。


李国安は数日前から姿が見えなかった。それだけでなく、共にいた太監も全員が失踪したと分かる。失踪した者たちの資料を見た胤禛は、6人が泗州城の出だと気づく。「泗州城は十数年前に水没したはず」と言う年姝媛。


6人が住んでいた乾西四所の一角へ胤禛と年姝媛は向かう。そこはあちこちに呪符が貼られていた。宦官に話を聞くと、この部屋には幽霊が出るのです、住んでいた者が突然姿を消しました、と言う。
扉を開けて先に胤禛が入る。後から入った年姝媛は、扉の近くに迷香を見つける。「眠ったあと連行されたのかと」と言う年姝媛。胤禛も扉に穴が開いているのを見て、間違いないと思う。
蘇培盛に許可なく皇宮を出た者がいるか調べるよう命じる胤禛。

手がかりを見つけたが、年姝媛は1人で斎宮にいる胤禛のことを思いつらくてたまらない。胤禛は「必ず犯人は見つける」と言う。


斎宮を見つめていた年姝媛が立ち去ろうとすると、胤禔に「入らぬのか」と声をかけられる。「護衛が邪魔ならば人払いを」と言う胤禔。しかし年姝媛は「会えば、より別れがたくなります」と言って会わないことにする。
胤禔が「時折、胤礽が羨ましくなる」と話す。年姝媛が意味を尋ね、胤禔は「監禁されているのが私でも、そんな顔をするか?」と返す。「もし直郡王の身に何かあれば…」と言い始める年姝媛。胤禔は「その言葉だけで満足だ」と途中で止める。


手巾を拾おうとかがんだ瑶君が、掘り返した跡を見つける。怪しいと思い掘ると、5体の宦官の屍が。瑶君を気遣いながら、遺体を前にそのことを第八皇子・胤禩が胤禛と年姝媛に説明する。「どうりで皇宮を出た記録が見つからぬわけだ」と胤禛が言う。
死人に話は聞けず「仕切り直しだな」と言う胤禛。しかし年姝媛は「いいえ、遺体は5体です。1人足りません」と話す。胤禛は「そのとおりだ。その者は生きていて、どこかに隠れている」と言う。

年姝媛は5体の遺体の腕に同じ入れ墨があることに気づく。その入れ墨がある者が6人目だと考えるが、宦官全員を調べればいつまでかかるか分からない。瑶君が「六喜の手を借りてはいかがでしょう」と言い、胤禛は任せることにする。


ーつづくー



胤礽を陥れようとする胤禔の言い方が嫌な感じ(ㆀ˘・з・˘)
それに淑慧も胤礽を責めたり要求ばかりしてるけど(栄憲公主のこと)、ウルグンが端午節の宴で非礼を犯したって分かっているんじゃない!!
それに対しての謝罪とか、ウルグンに言い聞かせるとかはないのね( ̄Δ ̄;)

結局、温憲公主とウルグンを近づけさせる策は失敗だったという事だよね。
まずは犯人を見つけることが大事だけど、その後が心配。

年姝媛がけっこう平気で遺体に触れていたけど…。
知らない人の遺体はあまり触れたくないかも( ̄▼ ̄|||)
でも、それによって入れ墨を発見。
六喜は犯人を見つけられるかな?



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